セブ島でTOEIC300点アップの秘密

就職活動を有利に進めるため、また就職してから海外赴任するために目標とされているのが、TOEIC730点。
この点数を取るためにAさんが大学生時代に行った、TOEIC勉強法を今回はお伺いしました。

・やり始めた時期 大学1年生
・性別 女性
・取得している点数 760点
・主に使用したテキスト
TOEIC テストプラスマガジン(リント)
TOEIC TEST 奪取730(2002年、アスク出版)

1、なぜTOEICで高い点数をとろうとおもったのですか?

TOEICで高得点を取ったからといって、すぐに就職先が見つかるというわけではありませんが、就職難な時代に高得点を取得していないよりはましだろうと思い、大学1年生の頃から勉強をスタートしました。

就職準備を始めるにはまだ早いかと思いましたが、書店でTOEICのテキストをパラパラと見たとき、ビジネス英語だけあって自分には馴染みのない単語、表現ばかりで「これで高得点を狙うには、付け焼刃の勉強では無理」と判断し早々に勉強をスタートさせました。

他にも数多くの英語検定がありますが、多くの企業でTOEICのスコアを就職試験や昇進の条件としても採用していたので、TOEICに絞って学習をすることにしました。

そしてもう一つ、TOEICを受験した理由があります。

私は、高校時代の3年間をシンガポールの日本人高校で過ごした経験がありますが、周りの友人からは「帰国子女!?英語ペラペラなんでしょ?」と言われることが多々ありました。

ところが、学校生活、日常生活はすべて日本語だったので、お世辞にもペラペラという状態ではありません。

友人には、「いや、ペラペラじゃないから」と言っても謙遜していると思われるだけで、「すごい!いいな~!」と勝手に盛り上がられ、現実の自分とのギャップがコンプレックスに。

そこでこのコンプレックスを解消するために、周りには内緒でこっそり英会話スクールへ2年間通うことを決断しました。この英会話スクールの成果を測るため、また英語学習の指針としてもTOEICを活用していきました。

2、当初の計画ではいつぐらいまでに、何点ぐらい取る予定でしたか?

大学時代、「将来的に英語を使って仕事ができたら」という漠然とした夢がありました。

当時多くの企業で海外赴任の一つの目安として730点以上を求めていたので、まずはこれを一つの目標として学習を進めました。

学習を始めた大学1年次、最初に受験した時のスコアは、630点(リスニング330点、リーディング300点)。

その後半年に1回のペースで受験していきましたが、1年後の大学2年次にスコアが710点になったので、「就職試験がはじまる大学3年生の秋ぐらいまでに730点取得」を目指しました。

最終的には、目標点をクリアし徐々に点数が上がるにつれ、私の英語コンプレックスも少しずつ和らいでいきました。

3、最もやってて効果があったものを教えてください。またどうやって勉強しましたか?

リーディングは、テストの後半で集中力も途切れやすかったので、まずはテスト前半にあるリスニング対策に重点を置きました。

私の場合、まだ質問内容や会話内容を聞き逃したり、何と言っているのか単語そのものを聞き取れなかったりすることがあったので、まずは「音」そのものを聞き取ることを徹底的に練習しました。

この時使用した教材は、『TOEIC TEST プラスマガジン』(株式会社リント)です。
隔月発行で付属CDがついています。

TOEIC1回分のテストの他に、試験に役立つコンテンツとして複数のネイティブへのインタビューや広告などを使った語彙問題、また英語のクロスワードパズルなども用意されています。

そしてリスニング対策で特に使用した部分は、付属CDに収録されているネイティブへのインタビューです。

最初は、スクリプトを見ずに通学時間を利用して、ひたすら7割以上内容がわかるまで聞いていました。聞き倒して内容が大体把握できたら、テキストを見て自分が聞き取った単語と合致していたのかを確認。

聞き取れなかった単語やフレーズがあった場合、何が原因でそれが聞き取れなかったのかをチェックします。
ただ単純にその単語を知らなかったのか、単語と単語がくっついて聞こえてしまう、いわいる「リンキング」のせいで聞き取れなかったのか、原因をはっきりさせることで次のリスニング問題に活かせるようにしました。

しかし、ここで終わらせてしまっては、効果も半減!

次は、CDとテキストを使ってひたすらオーバーラッピングの練習をする方法に切り替えます。

『TOEIC TEST プラスマガジン』に収録されていたインタビューは、街頭インタビューのようなもので、雑音が入っていたりするなど決して聞き取りやすいインタビューばかりが収録されているわけではありません。

文章の途中でちょっと合間があったり、逆に突然早口になったり、文末の声がだんだん小さくなったりと、オーバーラッピングするのに必ずしも最適な教材とは言えません。

しかし、これを教材としてオーバーラッピングを繰り返したことで、テスト用に作られた「きれいな」音声が聞き取りやすくなりました。

この方法で、音そのものを聞き取る力や、多少わからない部分があっても焦らず前後の文脈から推測する力がつき、結果的にはリスニングセクションを100点伸ばすことがつながりました。

4、最も効果がなかったものはなんですか?

どんなことでもそうだと思いますが、コンテンツが楽しくなくては学習意欲も下がります。

私の場合、TOEICのリーディング対策をTOEICの参考書を使って勉強することが、とても退屈だと感じていました。

単語帳を使った覚え方などをやっていても頭の片隅で「つまらない」と感じているので、時間をかけた割に目に見える成果は現れませんでした。

そういう意味では、先ほど紹介した『TOEIC TEST プラスマガジン』などのおもしろいと思えるコンテンツや、英字新聞で自分の興味ある記事をじっくり読む方が、効果もあり楽しみながら英語学習を継続することができると思います。

リスニングの教材についても、繰り返し聞いても内容がよく分からないものや、CNNなどの政治、宗教などの話は、個人的に興味が持てなかったのでそういうものは躊躇せず聞くのをやめました。

様々なジャンルの英語を聞くことも大事なのかもしれませんが、やはり理解できない英語は頭の中に入ってきません。

英語を大量に聞けば自然とリスニング力が身につくという類の話は信用せず、自分が気に入ったものを繰り返し聞くようにしていました。

5、TOEICのスコアをとってどう変わりましたか?

TOEICの勉強を大学4年間継続して行ったことで、ビジネス英語への自信がつきました。

それまで知らなかったビジネス関連用語も、TOEIC対策を通して、“全部”とは言えないまでも“一通り”目を通すことができたと思います。

その後私は、実際仕事で貿易事務をすることになるのですが、海外の顧客とメールのやりとりをする際にも臆さず業務に向き合うことができました。

「TOEICの受験者は、主に日本人と韓国人だから世界では通用しない」といった巷の声もありますが、日本のビジネス界では圧倒的な認知度を誇り、昇進・昇格の条件にも使われているところが多いのが現状です。

英語の資格は数えきれないほど種類がありますが、仕事で英語を使いたいと思う方は、TOEICを受験することがまず第一歩と言えるでしょう。

ただ、TOEICはスピーキング力やライティング力を証明するものにはならないので、より英語力をアピールしたいのなら、TOEIC SWテストを併せて受験することをお勧めします。

6、今後は英語をどう活かして行きたいですか?

現在は、Youtube動画の英語のコメントを日本語に訳していくことなどを仕事としていますが、今後も仕事で英語を活かしていけたらと思っています。

現在の仕事を始めた当初は、英語のコメントを読んでもスラングが入っていたり、省略がたくさんあったりするので、そういったものに出会うたびに逐一インターネットなどを使い調べていました。

教科書や参考書で扱われるきっちりとした英語しか見てこなかった私にとっては色々と衝撃的でしたが、新発見も多く英語のサイトへの抵抗感がグッと減りました。

また趣味として、海外のペンパルサイトで知り合った方々と定期的にやり取りをしています。

その中で自分の意見をきちんと伝えられる英語力を養い、楽しく英語を日常生活に取り入れていけたらと思っています。

近い将来オンライン英会話も始め、スピーキング力もきちんと磨いて再就職の際アピールできたらと考えています。

さらに、自分の英語力を再確認するためにもTOEICをもう一度受験し直すつもりです。ただ、今後はTOEIC試験だけに固執するつもりはありません。

英語の資格も種類が違えば出題内容もまったく異なるので、今後は自分の英語の幅を広げるためにも他の英語資格にもチャレンジできたらと思っています。

7、オンライン英会話はやったことありますか?

体験で2社のオンラインスカイプ英会話のレッスンを3~4回受講したことがあります。

従来の英会話スクールと比べ、格安でしかもマンツーマンのレッスンということで最初は疑心暗鬼状態でしたが、レッスン開始時刻ピッタリに講師から着信があり驚いたことを覚えています。

思っていた以上に音声がクリアで、こちらのレベルに合わせて授業を進めてくれるので、安心して20分間レッスンを体験することができました。

途中、一度だけ画像は見えるけど音声が消えてしまったトラブルがありましたが、講師がすかさずチャット機能に切り替えてくれ、レッスンの残り時間1~2分でしたが、終了時刻ピッタリに終わりました。

普段英文を打ち慣れていないので、こういったトラブルが起きてもキーボードで英語を打つ練習ととらえると貴重な体験でした。

今後もし英会話スクールを選ぶなら、間違いなく従来の英会話スクールではなく、スカイプ英会話を選択すると思います。

8、オンライン英会話はTOEICにどのぐらい役に立つと思いますか?

毎日講師とマンツーマンレッスンを受けることで、英語を使いなれなかった人でも3カ月もすれば英語に対する過剰な構えはなくなると思います。

試験当日は、恐らくテストであることへの緊張感に加え、母国語でなく英語を聞くということで集中力が必要です。

しかし、レッスンを受け続けることで耳が英語に慣れ、また講師と英語で会話することでいちいち頭の中で日本語に変換してから英語にしていた人も、英語からそのまま英語で考えたり、解答したりする回路が少しずつできあがってくると思います。

また多くのオンライン英会話の講師がフィリピン人であることに発音面で心配されている方も多いかと思いますが、私が受講した講師たちには強いフィリピンなまりもなく、聞き取りにくいということはまったくありませんでした。

さらにリスニングだけではなく、私が体験レッスンを受けた際も、ウェブ上にあるニュースサイトを使って記事の音読をしたり、キーワードや難しい単語を講師が説明してくれたりしてくれるので、オンライン英会話でも十分リーディングスキルを伸ばすことは可能だと思います。

オンライン英会話を継続することで、一定の成果はTOEICのスコアに確実に現れるはず!

9、最後に

英語の勉強は短期間では効果は出ませんよね。。。

細く長く、かつ楽しく続けた人が英語力を伸ばすことができます。人によっては、「とりあえず就職で役立ちそうだから」と勉強を始めたものの、TOEICの勉強が苦痛に感じる方もいると思います。

私も、英語そのものの楽しさや、聞き取れたときの快感がなければ、確実に途中で勉強を放棄していたと思います。

今はインターネットを使えばスカイプ英会話はもちろん、英語のおもしろい動画も見放題、場合によってはスクリプトまで用意されています。これを英語学習に活かさない手はありません。

幸いなことに、世界共通語である英語は、世界中あちこちで多くの人が勉強をしています。ですので、英語レッスンの教材や動画は山ほどインターネット上に転がっています。

Youtubeで「English lesson」のように英語で検索すれば多くの動画が見られます。

英語のページそのものや、英語で検索する際のキーワードがすぐに思い浮かばない方もいらっしゃるかと思いますが、徐々に慣れてきます。

検索したいものと、自分が打ちこんだ検索キーワードにズレがあっても、googleの予測変換や検索結果から、より近いキーワードを見つけることができ、こういった機能も語彙力を増やす上でとても役に立ちます。

例えば「壁紙を貼る」の「貼る」をネットの和英辞典で調べると、「paper」を動詞として使うと書いてありましたが、「how to, wallpaper」で検索すると、実際英語で「paper wallpaper」という表現よりは、「apply」や「hang」などの方が使われていることがわかります。

和英辞典に頼りすぎず、インターネットを活用したTOEIC対策を通して、幅広い英語力を身につけられることを目標とすれば、楽しくリーズナブルに英語学習を継続することができると思います。

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