俺のセブ島留学|留学体験記

名前     A.O.さん
年齢     20代後半
職業     専業主婦
通った学校  フィリピン大学 ディリマン校
滞在期間   約10カ月

フィリピン大学への留学を決意した理由

なぜ、その学校を選んだのですか?

フィリピン大学は、私が日本で通っていた大学の協定校のひとつでした。
でも、協定校の中には、アメリカ、イギリス、カナダなどの英語圏の大学もありました。

では、どうして、その中でフィリピン大学を選んだのか、ですが・・・

もちろん、フィリピンの公用語のひとつは英語。
フィリピン大学の授業は英語で行われますし、英語を学ぶ機会を得られることも一因です。

それに加えて、フィリピン大学には私の卒業論文のテーマを学ぶ学科と文化があったからです。

卒業論文には「家族関係」をテーマにする予定で、フィリピンの家族関係と日本の家族関係を比較できたらと思っていました。

フィリピンといえば、家族関係が濃密。

ご存知の通り、日本にも多くのフィリピン人が出稼ぎに来て、祖国の家族の生活費や、親戚の教育費まで工面してあげていることがごく当たり前に受け入れられている文化を持っています。

実際に、フィリピンでは、卒業論文に向けて、学習塾に子どもを通わせている母親を対象にインタビューをするフィールドワークも実施しました。

どの国に留学するかということは、言語習得とともに、文化や気候も一緒に吸収するということです。
留学先の文化に興味を持てるかもひとつのキーポイントではないでしょうか。

また、大学を留年することなく、4年で卒業できるということも学校を選ぶうえで後押ししました。

フィリピンの大学の多くは前期6月~10月、後期11月~3月の二学期制をとっています。ですから、私は大学3年生の5月にフィリピンに入り、3月に帰国し、そのまま4年生に進級することができました。

これが、欧米の大学ですと、新学期は9月スタートで、5月に終了するので、欧米留学者は留年を余儀なくされることが現状なのです。

  • 英語の習得
  • 文化への興味
  • 日本の大学とのカリキュラムの兼ね合い

が、私がフィリピン大学を選んだ理由です。

フィリピン留学前に準備してきたことはありますか。

私は、コンタクトレンズを利用しているので、自分のコンタクトレンズを余分にもっていきました。ケア用品は、2本程度持っていき、その後は現地で調達しました。

また、偏頭痛持ちなので、頭痛薬も持って行きました。

勉強道具は、電子辞書を持って行きましたが、留学期間中に落として壊してしまい、さすがに日本人向けの電子辞書はないので、日本から送ってもらいました。

また、国際寮に住むということもあり、浴衣をもっていきました。寮にいる留学生に着せてあげると、とっても喜んでもらえましたよ。

フィリピン留学してから、何を準備してくればよかったと思いましたか?

電化製品はやはり、日本のほうが安くて品質もいいため、できるだけ使う予定のものは持って行ったほうがいいです。

私は、デジタルカメラのメモリーカードは余分に持っていけばよかったなぁと思いました。

基本的には、私の留学先は大きなショッピングモールへもジープニーというフィリピンの乗合バスで15分ほどで行けましたから、物に困ったことはありません。

フィリピン大学へ語学留学時、宿泊施設はどうでしたか?

大学構内にあるインターナショナルセンターと呼ばれる留学生向けの寮で生活しました。

中国、韓国、タイなどのアジアだけでなく、アメリカ、イラン、ドイツなど、あらゆる国の人たちが同じ施設で過ごしています。また、年齢も10~40代、様々な年齢層の人が住んでいました。

入口にはガードマンが常駐しています。寮を管理する職員の部屋があり、寮費やインターネット料金はそこで直接払いました。

私はインド人とフィリピン人との3人部屋でした。

部屋には、シャワー、トイレ、キッチン(冷蔵庫付き)と個人用のクローゼットがあり、家具は机とベットがありました。

一人ひとりの間仕切りがないため、プライバシーはあまり確保できませんが、私は、ルームメイトと仲良くいろいろと話ができてよかったです。

ただ、シャワーが、温水が出なかったことには、最初慣れるまでは苦労しました。
温かいお昼のうちに入るなどの工夫をして、やり過ごしました。

改めて買ったものは、シーツと炊飯器と調理道具ぐらいです。

部屋はインターネット完備。

洗濯はランドリーウーマンと呼ばれる洗濯をしてくれる人が、週に2回ほど洗濯物を取りに来て洗ってもってきてくれました。
料金は枚数に応じて払います。また、ランドリーウーマンも何人かいて、誰にするかは選ぶことができます。

飲料水は、ルームメイトと交代で1ガロンずつ買って使っていました。

テレビを見たいときには、ロビーにテレビのある小さな部屋があったのでそこで見ることができます。

台風が来たりすると、停電や断水もしばしば起こりました。

そんなときにトイレの水を流せるように、常にバケツに水を汲み置きしてありました。

また、ろうそくも大量に買っておきます。一度、2日近く停電したことがあり、ろうそくを使って一晩越したことがあります。

大学自体がとても、広く、広い構内を移動するのには、ジープニーといった乗合バスを利用します。

学校の教室は、学科によって古いものと新しい建物と差がありますね。とにかく構内はひとつの町のように広いです。映画が上映できるホールや、運動場、寮もいくつもあります。

私たちの国際寮の近くにはショッピングセンターといって、スーパーや美容室、インターネットカフェなどの小さなお店がたくさん入った商店街のようなものも近くにありました。

私は、お昼を食べにいったり、フィリピンで何十ページというテキストは自分で図書室で借りてコピーして使うのが一般的で、そのコピーをたのんで製本までしてくれるお店があり、よく利用していました、

大きな図書館もありますが、科ごとに図書室があり、予習やテスト勉強をするのに利用しました。

授業のカリキュラム内容を教えてください。

授業は、自分の受けたい学部で、自分の受けたい授業を選んで受けました。

テキストを読んで、ディスカッションしたり、フィールドトリップにでかけたり、イベントを企画したりと様々な活動がありました!
他の留学生の中には、英語の授業を受けている学生もいましたし、カメラ、スキューバダイビングなどおもしろそうなものたくさんありましたね。

学校の授業の他に、週に2回英語のチューターに寮に来てもらい、1時間程度マンツーマンで指導を受けました。

  • 雑談
  • 書いてきた日記的なものを見せて添削
  • 雑誌などの記事を使って、発音・リーディングの練習
  • 記事について話し合う

というものでした。

最もためになった授業と、ためにならなかった授業はどんな授業でしたか?

どの授業もそれぞれにためになりました。

内容も興味があるものだったので、とても新鮮でしたね。

例えばフィールドトリップでは、チーム3人で少年院を訪問し、子どもたちにインタビューし、訪問の感想や気付きをレポートにまとめ、クラスで発表しました。
フィリピンの少年院という、特殊な場所を訪問でき勉強にもなりました。

幼稚園児をもつ母親向けに子育てセミナーをクラスで企画したこともあります。
イベントまでには、そこの展示物を作ったり、チラシを作ったり、仲間とコミュニケーションしながらとても楽しくできました。

また、英語力に関して言えば、テキストを予習でたくさん読んでいかなくてはいけない授業では、英語のリーディングの力がついたと思いますし、何かグループで動かなくてはいけないものに関してはコミュニケーション力がついたと思います。

ためにならなかったというか、少し失敗だったのは、、、、

フィリピノゲームというフィリピンの伝承遊びを学ぶ体育の授業。

この授業はタガログ語で行われるということが条件だったそうで、それを知らずに履修した私は、近くのクラスメイトにいちいち訳してもらったり、見よう見まねで参加したり難しかったです。

英語のチューターの指導も、ためになりました。

発音を細かくチェックされ、読むスピードを上げるコツなどを教えてもらいましたよ。
取り扱っている雑誌の中には、ゴシップ記事もあったりしました。

そんな時は、女性のチューターでしたから、英語の勉強ということは自然と忘れて、記事の内容についてただ「女子トーク」しているだけって感じです。

楽しみながら勉強できるって最高ですよね。

どんな先生が自分に合い、どんな先生が自分に合いませんでしたか?

大体の先生が親切で、わかりやすかったです。

ただ、盛り上がってくるとタガログ語を使う先生もいて、そこは苦労しました。
クラスメイトが、その先生の言うことを英語に訳して教えてくれ、助けてくれました。

また、独特の「フィリピノタイム」というゆるーい時間感覚もあります。

遅刻したと思って行っても、先生がさらに遅刻してくるなんてことも。。。。

さらには、休講ってこともありました。(汗)

マンツーマンで英語を教えてくれるチューターの先生も明るく、楽しい先生で楽しく英語のレッスンができてもう少し指導を受けたかったほどです。

食事内容はいかがでしたか?

食事は3食とも自分で用意するようになっています。

部屋にキッチンがついているので自炊することもあれば、近くに食べに行ったり、寮の人たちと持ち寄って食事したりと様々です。

フィリピンの食べ物は、ほとんど私はおいしいと感じました。怖くて試せなかったものもありますが・・・

フィリピンの果物、いわゆるトロピカルフルーツは本場というだけあって、最高においしいです。
特に、マンゴーは、日本では考えられない値段でとってもおいしいです。私は、毎日のように食べていました。

屋台のようなものもよく出ていて、試す価値があるものばかりです。「イサウ」とよばれる日本でいう焼き鳥のような屋台もあれば、アイスクリームの屋台、フィッシュボールというちくわをあげたようなものなどいろいろな屋台があります。

日本人にも馴染みのあるファーストフード店も多くありますし、フィリピンならではのチェーン店もあります。知っているファーストフード店でもメニューが全然違って、その違いを見つけるのもおもしろいです。

日本食に恋しくなったら、ちゃんとした日本食レストランもありました。

生活していれば、寮の学生などから自然と情報が入るものだと思います。
日本人の間で、話題になって覚えているのが、砂糖が入っていないアイスティーが飲めるお店です。

フィリピンでは、ペットボトルのお茶にもたっぷり砂糖が入っていてすごく甘いんです。だから、砂糖の入っていないアイスティーが飲めるお店って希少なんですね。

自炊しようと思ったら、大きなスーパーに行けば調味料はほとんど揃います。
ただ、野菜は日本のように質があまりよくなく、肉も日本のようにきれいに部位ごとパックされているものは限られたスーパーでしか手に入らなかったため、食材の調達には少し手間取った覚えがあります。

最後のほうは、誰かと出かけて食べたほうが安くておいしくて楽しいので、ほとんど自炊はしなくなっていたように思います。

インターネットの環境はどうでしたか。

自分で日本から持ってきたノートパソコンのインターネットへの接続・設定は専門のエンジニアの人がやってくれました。

天などが悪かったりすると、度々繋がらなくなることもありましたが、大体は満足できる環境でした。

また、繋がらなくなった時は、すぐにエンジニアの人が見に来てくれたりもして、不便さは感じなかったかな。寮の共用スペースのテラスでも無線LANが使えたので、外へノートパソコンを持ち出して勉強している学生もいましたよ。

フィリピン大学の最大のメリットと最大のデメリットを教えて下さい。

最大のメリットは

自分の好きな科目を選んで履修を組み、自分なりのスケジュールを作ることができることです。

余暇を増やして、学校の授業以外の活動にも参加する時間を作ることも可能です。
また、国際寮に住めば、フィリピンだけでなく、他の国からの留学生とも交流を図ることができます。

首都マニラにあるため、大型ショッピングモールやレストランなどのでかける場所もたくさんありますし、ちょっとした休みに旅行するのにアクセスがいいこともメリットのひとつです。

最大のデメリットは、

日本人の学生との時間が、気をつけないと長くなってしまうことです。

寮の中でも、日本人留学生は大きいコミュニティーのひとつです。その中には、私のような1年弱の短期留学生もいれば、こちらで数年かけて学位をとりにきている人もいます。

もちろん、情報交換をしたり、困ったときに頼りにできる大切な存在です。しかし、ついつい楽なので日本人とばかり行動してしまいがちになってしまうことも。。。。

英語を使ってコミュニケーションをとる努力をしないばかりか、新たにできた発見も逃してしまいかねません。

フィリピン大学での留学を成功させるコツは、どんなところにあると思いますか?

クラスメイト、寮の仲間など、たくさんの人たちと積極的にコミュニケーションをとって、交流の輪を広げていくことではないでしょうか。

例えば、私は、授業の他にも、学生に日本語を教えるボランティアにも参加していました。

他にも、ルームメイトの帰省に一緒に同行させてもらったり、寮の留学生に誘われてグループ旅行にでかけたり、人とのつながりがあったからこそできた経験がたくさんありました。

特に女性は、一人で外出するのは勇気がいると思いますので、こうやって大勢の仲間がいることはとっても心強いです。

留学から帰ってきた今でも、当時の知り合いとは交流がありますし、たくさんの仲間がもてたことは貴重な宝になったと実感しています。

その他学校のエピソード

大きな大学ですから、大学の行事も大いに盛り上がります。

クリスマスにある「ランタンパレード」では、各学部が作った大きなランタンを持って構内を回ります。

それと、びっくりしたのが、大学の象徴となっている裸像「オブレーション」があるのですが、それにちなんで、裸で大学構内を走るっていうユニークな行事がありました。

アーティストがコンサートに来たこともありましたね。また、寮の中でのイベントもたくさんありました。国別対抗のスポーツフェスティバルや、自国の文化を紹介するイベントなど、寮内の親睦が図れました。

目的をしっかり持つことも留学ではとても大切なことだと思います。
しかし、その目的以外にも私は、フィリピン大学の学生たちの間でたくさんの思いがけない経験や期待以上の出会いを得ることができました。

語学だけでなく、文化や出会いもまるごとフィリピンを学んで楽しみたい人には、フィリピン大学への留学はおすすめです。

フィリピン留学カテゴリーのトップはこちら

セブ島にある日本人経営と韓国人経営の語学学校一覧表はこちら

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

当サイトに不定期で寄稿しているゲストライターさんの記事です。

様々な職業や経験を持ち合わせた方から寄稿頂いているので、ぜひチェックしてみてください。

コメント