初心者が英会話を克服する方法

ここではTOEIC高得点者や仕事で英語を使っている方に、英会話が出来るようになるための勉強方法やコツをご紹介してもらっています。是非様々な方のやり方や意見を学んで、自分に合ったものを実践しましょう!

今回のライター様:smilingkiki(TOEIC950点、英検準一級保持者)
仕事:医薬系の翻訳

今回は、日常会話が英語でが話せるようになるにはどうしたらいいか、私が今まで考えて実践してきたことをお伝えしたいと思います。(読み終わるまでの時間:約10分)

英語を流暢に話すためには?

まず、流暢に話すとはどういう事かを考えてみましょう。

ある人たちが、英語で話しているのを聞いたとき。

①自分の知らない単語やフレーズがどんどん出てくる。
②上手に英語を話している。 
③自分は理解できなかったのに、話している人同士はお互い内容を理解して、途中で笑ったりしている。
③自分のついていける速さよりスピードが速い。

こんな時、「ああ、この人たち、英語ペラペラ話してるよ~!」と思いますよね。

上の四つは、こう言い換えることが出来ると思います。

①語彙力
②発音
③リスニング力(理解力)
③テンポ

それでは、順を追って考えていきましょう。 

①語彙力

語彙力1:話す内容は、「知っている表現を組み替える」ことで成り立っている!

会話と言えば、自分のことや相手のこと、どんどんオリジナルの内容で進んでいくものですよね。

でも、どんどん新しい内容=文章で話してはいるのですが、考えてみればどれも、知っている表現を組み替えたもの。
無から文章を作り出しているわけではありません。

例えてみます。

私は音楽が好きで、下手くそながらもジャズを演奏します。
ジャズの演奏の醍醐味は即興演奏ですが、初めから即興ができるわけではありません。フレーズ集があって、それで、いろんなフレーズを覚えたり、また好きなプレーヤーの演奏を聴いて、真似して、リズム感やメロディーの組み立てを学んでいく。

それらを、演奏の中で出来るように何度も練習する。そのうち、知ってるフレーズを少し変えてみたり、あるフレーズを基本のメロディーの中に入れてみたり、少しずつ変化させられるようになってくる。そうしているうちに、自分なりの演奏スタイルができてくる。

英語での会話も同じようなことが言えると思います。

知っている言葉、フレーズ、文章、またそれを使うルールである文法がまず頭に入っていてこそ、それらを組み替えて自分の話したい内容を表現していくことができるのです。

つまり、知っている言葉数をある程度まで増やすことが、まずはとても大切です。

語彙力2:ある程度、とは?

じゃあ、日常会話ができる程度の「ある程度」とはどのくらいなのでしょうか?

それを一口で説明するのはとても難しいのですが、以下にオススメする勉強法をしばらく続けてみて、辞書がなくてもある程度スラスラできる程度を「ある程度」であると呼んでもいいかもしれません。

練習法その1:日記

日記を英語の練習に取り入れている方は多いかもしれません。今日あったことを、簡単な文章でつづっていく。
私は留学を始めた当初から、日記をつけることはかなり有効ではないかと考え、実行していました。そしてすごく役に立ったと感じました。

自分の身に起こったこと、考えていることなど、書こうとすると、思った以上に分からない単語て出てきます。それで、いちいち調べたりしなくてはいけません。初めの方は、ちょっと面倒くさい作業になってしまいます。それでも、結局、それくらい調べないと自分のことを語ることができないくらい単語量が足りない状況なんですよね。
 
がんばってみます。
 
だんだん一カ月くらいしてくると、同じ様なことを繰り返して書いていることに気付きます。少しずつ、辞書を使わなくても書ける文章の量が増えていきます。そうすると、なんだか自信がついてくるわけです。

こうして日記に一度書いておくと、人に会ったときに会話をしやすくなります。一度組み立てた文章なので、口から出てくるのです。
それで、思ったよりもスラスラと文章が出てくる自分に嬉しくなって、続けることができます。
 
人と話すことって楽しいことなので、日記を日記として書くのではなくて、「~に会ったらこのこと話そう!」とネタをまとめているつもりで書いたりすると、日記もちょっと楽しくできたりします。
  
もちろん、留学に行く予定のない方も、英会話学校の先生とでも。

すぐに身近に英語で話す環境のない方は、ちょっと忍耐になってしまうかもしれませんが、いつかこれを話すぞ!っと楽しみに思って書いてみて下さい。
  

練習法その2:ひとり言

わざわざ紙に書かなくても、一人であれこれ考えているのを英語にしてみるのもとても効果的です。書かない日記と言う感じ。
 
この場合も、「あれ?これどういうんだろう?」と思ったら、辞書で調べて、文章としてきちんと言えるようにします。
 
また、「えーっと(well…)」とか、「これってどういう風にいったらいいんだろう?(I don’t know how to explain this…)」とかいうあたりも全部英語にします。

これは、ある程度日記に慣れてからやるほうが楽にできますが、もちろん、いつ始めてもいいです。

練習法その3:広告説明法

これは、私の考えた勉強法ではなく、幼馴染のお父さんから昔教わった方法です。
 
電車の中でも、街中でも、一人で歩いている時に目に入った広告を、外国の人に説明するつもりで文章を頭の中で作ってみる。
私は、周りに誰もいなければ、小さい声でブツブツ言っていました。あと、風邪引いてマスクをしている時も、周りに分からないかな、と思ってブツブツ言ってました。(もしかしたら、ちょっと聞こえて変な人に見られていたかも知れませんが。笑)

自分のことではないことを説明すると、また使う単語が色々と増えてきて、日記法や独り言法に慣れ始めていても、結構辞書で調べないと分からないことが多くなります。
 
会話のテーマが街中に転がっている!と思って、ぜひ挑戦してみて下さい。 

語彙力3:語彙を増やすと、ぐっと会話が深まる!

ある程度の単語を知っていれば、会話するには事足りるようになってくるでしょう。けれども、”会話”が活きてくるには、やっぱり知っている単語が多いに越したことはありません。

私は、以前、アメリカ人の友人と話していて、まあまあ不便はないなーというくらいまで会話ができるようになったと感じていました。
(もちろん、とても優しい友達なので、フォローをしてもらっていることもたくさんあります。)

ところが、出産退職後、今後の仕事のことを考え、医薬翻訳の勉強をしばらくしていると、今まで知らなかった「病気に関する単語量」が爆発的に増えました。

「胃潰瘍」、「虫垂炎」、「気管支炎」、「内視鏡検査」等々。。。

「胃潰瘍」なんて単語、あまり覚える機会はありませんよね。(ちなみに、stomach ulcerです。)

でも考えてみれば、「最近仕事のストレスで胃潰瘍になっちゃってさ~」なんて会話、日常でしますよね。専門的な単語のようで、実は身近な言葉がこんなにあったなんて、と驚きました。

そう言えば、今までの会話では、私が、「今の分からなかった!」と聞き直すと、「ちょっと胃の調子悪くて」とさっと言い直していてくれてたのです。

それで、話はスムーズに進んでいっていたので、それほど自分でも分からなかった単語を気にとめていなかったのです。そもそも、知らない単語だったので、あまり耳に入ってこなかったし、それをいちいち聞き直して、つづりを聞いて、辞書で調べて、なんてやって会話のペースを折りすぎてしまうのも、気にしてしまっていました。

でも、そうして分かる単語が増えてみれば、体調不良の会話等、日本語でもよくする話題がきっちり理解できるようになりました。
もはや、聞き返す必要も、言い換えてもらう必要もなくなったのです。 そして、とっさに、「胃には黒豆のお粥がいいって聞いたよ~」なんて情報を伝えてあげることもできました。笑 

仕事のことを考えて医薬翻訳を選んだのですが、それによって、英語を通した世界がぐっと深まったように感じます。

TOEIC、英検など試験対策をしていると、ある一定の単語しか入ってきません。英語で仕事をしている場合にも、その職場で使う単語や表現がある程度決まっているので、それらをマスターすると、それほど新しい言葉が出てくることもありません。(少なくとも私のやっていた国際物流の実務ではそうでした。)

だから、ビジネスで英語を使うことにも、そこまで構えずにぜひ飛び込んで!とアドバイスしたいのもあります。もちろんテスト対策の内容でも相当の量がありますし、簡単だ、と言っているわけではありません。 

しかし、ちょっと趣向を変えて違うことをすると、今まで出会えなかった言葉に巡り合う事ができ、すごく英語の世界が広がっていくことがある、ということも是非お伝えしたいと思いました。

語彙力4: 自分から滲み出る言葉

留学していた時のことです。

英語を話す時って演技っぽいセリフみたいになっちゃうんだよなー、と言うのが初めからの悩みでした。

例えば挨拶の時。
“How are you?”と聞かれて、”I’m fine, thank you! And you?” と、決まったフレーズばかりしか言っていないからかなあ、と思い。

“I’m fine.” ではなくて、元気いっぱいな時には”I’m super!” とか、まあまあな時には”I’m ok.”とか変えるようにしてみました。

これでなんとなく、頭で覚えてることを、状況に関係なく口にしているだけ、というところから、一歩踏み出した感じがありました。

しかし、まだ足りない。

日本語で、暑い時に、「あっついな~」と、心から言ってしまいますよね。暑いときに、頭の中にも、感覚の中にも、「暑い」という言葉が溶け込んでいるようだ、と私は感じています。

それを目指したい。英語であっても、自分から滲みでる言葉に変えていきたい、と考えました。

どうしたら、そういうことが出来るのか。

「言葉のイメージを自分に植え付ける。」

これが私の出した結論です。

具体的には単語を覚える時に、その意味を頭で覚えるだけでなく、「感情も込めて」覚えるようにしました。

“amnesty”という単語を覚える時には、「恩赦」という意味を覚えるだけでなく、「ああ、ありがたいな~」という感情を自分の中で呼び起こす様にするのです。また、ありがたいなー、という事があった時に見直すリストの中に入れておいて、そういう気分の時にわざわざ目にするようにしました。

良い意味の単語だけでなく、逆もあり得ます。

“complaint” という単語を覚えるなら、「不満」という意味だけでなく、日々不満に思っていることをちょっと思い出したりしながら、合わせて覚えました。

新しい単語だけではありません。例えば”hot”にしても、熱いコーヒーを飲みながら、”It’s sooooo hot!!”と自分の中で繰り返すのです。心の中でも、「暑い」ではなく、”hot!”と考えるようにしました。

また、動作の伴うような単語は、実際部屋で一人の時に、それをしながら覚えました。”pinch” では、単語を大きな声で言いながら、自分の頬をつねってみたり。

できないものでも、なるべくその具体的な状況を「映像として」思い描くようにしました。

覚えた単語を使っていく中で、だんだんその単語が自分に染み込んでいけばいい、という考えもありますが、私にはこの方法がとても合っていて、英語であっても「自分の言葉で」しゃべっている実感を得ることが比較的早くできたので、ご紹介しました。

発音

発音1: 発音について

さて、語彙力の話は終わりにして、発音にうつります。

発音は、やっぱり大事だと思います。

でも、話せなくなるくらいなら、無視して下さい。まずは、「話す」、ということが大切です。

相手がネイティブであっても、一生懸命英語を話している、その心意気を買ってもらえると思います。それに、英語を話す相手は必ずしもネイティブではなく、第二言語としてなまりのある英語を話す人はいっぱいいます。 

でも、もしも、前向きに上手くなりたいと思えるのであれば、努力をぜひオススメしたいところでもあります。

発音とは、何であるか。またまた音楽に例えてみましょう。

発音をきちんとすることは、ピッチ(音の高さ)を合わせることに似ています。音楽は、色んな音の組合せでメロディーができていますが、基本は「ドレミファソラシ」でできています。

発音が悪い、というのは、この音自体がずれている感じに似ていると思います。つまり、音程がしっかりしていないおもちゃのピアノのような。。。

それなりに個性があって面白いのですが、ずっと話すとなると、やっぱり聞いている方にも、少なからずストレスになってくるのではと思うのです。

ちゃんと音程の合っているピアノの演奏が、やっぱり聞きたくなるのと同じです。

でも、もちろん、発音って国によって違いますよね。そして、地域によって、個人によっても。参考にすべきなのは、どの言葉なのでしょうか。

この点は、自分の好みで良いと思います。楽器を選ぶ感じに似ているでしょうか。

アメリカか、イギリスか、オーストラリアか。
トランペットか、ピアノか、バイオリンか。

発音2:発音は練習が必要

そして発音には練習も必要。これも楽器の練習と同じです。

これは、発音の練習本を使った方が良いと思います。
細かい”L”や”R”の発音だけでなく、単語がつながっていった際に起こる「リンキング」などをカバーしている本がたくさん出ています。
(「リンキング」については、リスニングの記事をご参照ください。)

聞き流すだけで英語が分かるようにならない理由は、スペイン語に置き換えてみると分かる。

リスニングと同様、「リンキング」をある程度マスターすると、一気にとても英語っぽく話せるようになります。

また、発音は「聞くこと」と非常に深い関係があります。まずは、聞いて、どのような音が正しい音なのかを理解する必要があります。そして、真似してみる。

その真似がうまくいかなかった時には、発音本に書いてある説明を参照して、その音ができるように模索します。「え」と「あ」の中間、などと言う覚え方は、訳がわからなくなって忘れてしまいます。「その音自体の響き」を覚えることがポイントです。

自分の声を録音して、聞くことも、客観的に発音を聞くことができ、また、直すことができ、有効だと思います。 

どうしてもうまく発音できない音も出てきます。舌の使い方や、音の響かせ方が日本語と違う為、コツをつかむのが難しいのです。 

私は、”naturally” 、”healthy”という単語がどうしてもうまくいかず、長いことかけて、模索していました。長いこと、というのは、具体的にいうと数年かかっています。

「ナチュラリー」のrとlの発音がどうも不自然になって、上手く発音できない。「ヘルシー」 のlからthにいく発音がスムーズにいかない。

これができるようになったのは、自分でコツをつかんだからです。

「ナチュラリー」は、「ラ」で一回ちょっとためる様に大げさに発音し、「リー」は、舌を歯と言うよりは歯の内側の歯茎にあまり押し付けないようにしてさらっと発音する。「ヘルシー」は、「ルシー」の発音で、舌を歯茎から歯へ、そして歯と歯の間へと滑らせるように動かしていく。

こういうコツは、自分で気づいていくしかないところもあるので、なかなか難しいですが、発音の本を参照することで、ある程度近道できると思います。

発音3:表面的な、でも劇的な

私が、英語を英語っぽくするにはどうしたらいいか?と常に考えている中で、気付いたポイントがあります。

①大きな声でハッキリと。

日本人は、ぼそぼそと話しがちなので、はっきり話しましょう、という意味もあります。
 
でも、なにより、英語はそもそも、聞き取りにくい言語だと思います。日本語で「ビッグ」と言う時、全ての子音に母音が付いています。アルファベットで表記すると「biggu」のように。

しかし英語では「big」の「g」は子音だけで終わっています。この、母音を伴わない子音が聞き取りづらい。

私は、NHKの日本語のニュースを英語に切り替えると、ボリュームを上げないと聞こえづらいと感じます。 私自身の英語の能力や、録音状況のこともあると思うのですが、上記のようなこともあって、聞こえづらい言語なのではと思ってます。

せっかく話していても、声が小さくて聞こえなかったというのではちょっと切ないです。相手に伝える気持ちをもって、大きく、ハッキリと話すことは是非オススメしたいです。

②日本語を話す時より高い声で。

これに初めて気づいたのは、中学生の時です。

英語の授業に時々来て下さっていたネイティブであるAET(アシスタント・イングリッシュ・ティーチャー)の先生が、国に帰ると言うので、初めてみんなの前で日本語でお別れの挨拶をしてくれました。
その時、いつも聞いていた英語での話し声に比べて、結構びっくりするくらい声が低かったのです。

英語を話している時って、テンションの問題ではなくて、実際その人にとって高めの声で話すのかなあ?と思いました。

その後、今まで日本語と英語どちらも話せるネイティブの人の話し方を色々と聞いてきていますが、ほぼ100パーセント、英語の方が高い声で話します。ほぼ同じ、という人もいますが、日本語の方が高い、という人はあまりいないように思います。
 
日本語を話すよりも、ワントーン上げていくと、結構英語っぽくなるような気がします。 

③鼻腔を使う。

これも、中学の時に気付きました。

ある英語の授業で。当てられたクラスの友人が、英語のテキストを読みました。 もともと英語が得意な子ではありましたが、いつもに比べて英語が英語っぽく聞こえたのです。

どうしてだろう?

授業の後、話しかけに行くと、その子はその日風邪をひいていて、ひどい鼻声でした。ひょっとして、鼻声だと英語っぽくなるのかな?

事実、自分が風邪をひいた時に、英語を読んでみたら、とても格好の良い発音ができることに気付きました。日本語は喉で発音しているような気がします。英語は鼻腔に響かせるように発音すると、それっぽくなります。

その後、風邪をひかなくても、鼻に響かせるように発音することをマスターし、より英語が英語っぽく発音できるようになった気がします。

リスニング対策

リスニング:リスニングは要

英語を上手く話せるようになるには、ネイティブの英語をたくさん聞くことが大切です。
インプットなくして、アウトプットなし。

語彙を増やす意味でも、発音の上達の意味でも、リスニングはとにかく大事です。

また、リスニングに慣れ、相手の会話をしっかり聞き取ることができることで、的確な「応答」ができるようになり、会話が弾む、ということもあります。

日本語で普段話している会話でも、相手が自分の話を聞いて、いい質問を返してくれたり、いい感想が返ってきたりすると、「聞いてもらった!」っていう充実感があったりしますよね。
もっと話したくなってしまう。
それと同じように、相手の話を聞く、ということは会話の中でとても重要です。

なので、スピーキングの為ではなくて、リスニング自体の実力を上げることもまた、会話をスムーズにするカギです。

リスニングについては、別記事に詳しく考え方及び勉強法を書きましたのでご参照ください。

テンポについて

テンポ:ポイントは会話に集中すること

スラスラと速くしゃべれたら格好良い!と、思うかもしれませんが、テンポに関しては、あまり気にせず、その時に自分が持てる力でがんばって会話をすることに集中することがいいと思います。

自分がどんな風に英語をしゃべっているか。なんて客観的に見ている余裕はないと思います。速く話そう、なんて思ったら、焦って言葉が出てこなくなってきてしまうと思います。

会話に慣れていくうちに、自然とテンポは上がってきます。

日本語でもおしゃべりな人は、かなり速くなりますし、もともとおしゃべりではない人は、その人の最大限のテンポになっても、もしかしたらゆっくりかもしれません。
おしゃべりじゃない人が、英語の時だけおしゃべり、なんてことはないわけですから。

本当に相手に耳を傾けて、そして、自分の思いを伝える気持ち。これを大切に、会話に集中することだけ考えることがいいと思います。

私が、すごい集中して話して、ぐっと英語が上達したと思える印象的な会話は、カッコイイものではありません。
「友達とのケンカ」と「空港でのピンチ」です。

友達とのケンカは、留学中のことです。

ちょうどワールドカップをやっている年だったので、中国の留学生と日本の留学生の合同でテレビを見ていました。
すると、一人の中国人の友人が、私の大好きだったプレーヤーをからかい半分にバカにしてきたのです。

もちろん、面白半分、冗談だったので、私も最初は冗談で切り返していました。でも、だんだん繰り返されるうちに、腹が立って、気がついたら、この選手がどれだけ素晴らしいかについて、またそんなこと言うのは止めてくれと、まくし立てていたのです。

結局、ケンカに発展して、かなり長い時間怒鳴り合って、後でお互いに謝ることになりました。苦笑
ちゃんと仲直りしましたよ笑

この一件自体はアホな話なのですが、後で気付いたことがあります。

それは、言い合っている間、英語だったけれども、英語でどう言おうとか何も考えないで、もうとにかくしゃべりまくっていたんです。
もともとおしゃべり好きな私だったので、日本語で話すペースにかなり近くなりました。

それまで英語を話す時にも日本語を介してしまっていたところから、英語に直接プラグを差し込むことができるようになった瞬間でした。

もう一つの、空港でのピンチ。

以前、当時友人が住んでいた中国ウイグル自治区に旅行をしたことがあります。

「中国は国際空港でも英語あまり通じないよ。」

とは聞いていたのですが、本当になかなか通じなかったのです。

その時の状況。
飛行機を自分達で手配していたのですが、途中、北京での乗り換えがありました。しかし、第一飛行機に遅れが出て、接続便に間に合わなくなってしまったのです。
しかも、第一便と接続便は航空会社が違いました。これでは、きちんと代わりの便に乗せてもらえるか不安です。

成田の時点で飛行機が遅れていたので、これは大変と、第一便の航空会社にレターを出してもらいました。「自分のところの飛行機が遅れたので、この人たちを、次の便に乗せてあげてください。」というようなことを中国語で書いてもらいました。

さて、そのレターを持って、北京空港で次の航空会社のカウンターに行ったのですが、英語で説明しながらレターを出しても、通じない。そして、レターを見てくれない。挙句、あっちへ行け、そっちへ行けと色々なところにたらい回しにあいました。。。

結局、通じる人のところへたどり着き、無事ウルムチに到着することになるのですが。

北京空港にいる間、英語を話せるのが友人の中で私一人だったので、そして誰も中国語を話せなかったので、レターを持ってあれこれ説明しに行くのは私の係でした。

北京で足止めをくってしまっては、どうにもならない!焦りから、必死で色んな人に話して回りました。

あのときは必死だったのですが、後から考えて、あの体験もよかったな、と思うのです。自分達がこれからどうなるかを賭けて、話していたわけですから。コミュニケーション如何によっては、もうどこにも行けない。 

本気で会話に没頭するよい訓練になりました。これらの「会話に集中する」ことが、とてもよい上達のきっかけでした。

このブレイクスル―のような経験があるのか、それとも徐々に上達していくものなのか、人それぞれだとは思いますが、とにかく会話に集中することを第一に、テンポのことは忘れましょう!

終わりに

話す、というのはいつも相手のいる話です。それは、英語であっても同じです。たとえ話すのがスピーチのような、会話でないものでも、やはり、相手がいます。

話せるようになったらカッコイイ、というのはあると思いますが、「人と話したい」「つながりたい」という思いを強く持つことが、一番上達につながる気がします。

私の友人で、日本人の旦那さんを持ち、日本に住むことになった外国の人がいます。
以前彼女が「日本の人も英語を話せる人がもっといたらな。私は日本語がそこまでわからないから、なかなか輪に入れない」と落ち込んでいました。

日本に住むなら、日本語話せばいいじゃん、という意見もあるかもしれません。もちろん少しは話せます。

でも、実は、日本語って英語に比べ、発音はそこまで難しくはないのですが、話し方も読み方も本当に複雑で第二言語として身につけるにはとても難しい言語だと思うのです。

英語はそれに比べ、少し習得するのが簡単ではないかと思うのです。

私は、私の友人のように寂しい、と思っている人と、英語をもっと話せるようになりたい!と思っている人とがつながり合って、みんなが笑顔になる、英語が話せる日本ができればいいなと考えています。

ここに書いたことが少しでも参考になり、英語の勉強法が見えてきた気がする!あるいは、ちょっと上達した、なんてことにつながれば、こんなに嬉しいことはありません。

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