どうする?親子留学の学校選び。失敗しない留学エージェントの見分け方

見きわめのポイントは「お問い合せ時の対応」にあり!

2011年の秋、ようやく行き先をフィリピン・セブ島に決めた私たち。親子留学を検討しはじめてから、すでに半年近くが経っていました。

次は留学する語学学校を決めなければいけないのですが、行き先だけ決めてすっかりひと仕事終えた気分になっていた私は「まァ、学校は……すぐに見つかるでしょ!」と、だいぶ呑気に構えておりました。

なぜなら、学校選びは留学エージェントにお願い(≒丸投げ)すればいいと思っていたからです!

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“Crossroads: Success or Failure” by Chris Potter

留学エージェントとは、海外の学校選びや留学手続きの代行、現地生活サポートなどを行う代理店のこと。フィリピン(セブ島)の語学学校の多くも、こういった留学エージェントと提携しています。

一部の語学学校は、エージェントを通さず自社で集客していますが、そういうところは少数派。やはり複数のエージェントと提携して生徒さんを募集しているケースが一般的です。

中には、募集業務をエージェントに完全委託していて、生徒さんからの直接の申込みを受け付けない学校もあったりします(とくに韓国系の学校に多いです)。

実際のところ、語学留学でゼロから自力で海外の学校の情報を集め、留学手続きをするというのは、相当ハードルが高いです。そんなとき、複数の語学学校の情報を比較検討しながら、ニーズにあった学校を紹介してくれる留学エージェントは、非常にたのもしい存在。

しかも、フィリピン留学を扱うエージェントは、留学手続きの代行やサポート料を「無料」としているところがほとんどなんです。

なぜ「無料」でサポートしてくれるかと言うと、エージェントは生徒さんを1人紹介するたびに学校から紹介料として留学代金の10〜30%程度を受け取る仕組みになっているからなんです(本当に無料でやっていたら、それはもはやボランティアですからね)。

いずれにしても、留学を検討している人にとって、学校選びや留学手続きなどを留学のプロに無料で代行してもらえるというのは、大きなメリットです。

ただし「いい留学エージェントを選べば」という条件付きで!

というのも、それには理由がありまして。私も親子留学に際していろいろなエージェントに問い合わせをしたんですが、そのときの対応にかなり差があったんですね。

クイックレスポンスで留学費用から生活環境まで具体的に説明してくれるところもあれば、返信が異常に遅かったり(例:メールを1ヵ月ぐらい放置される)、見積り金額に不明な点がいくつもあったり、授業内容についてきちんと回答できないところがあったり……。

最終的には親切なエージェントさんが見つかり、いくつか候補を挙げてもらったんですが、予算と条件がどうしても合わずに断念。

結局、私たちは自力で学校を探すことになったのですが、それはまた次の機会にお話することにして、今回は学校選びに欠かせない「留学エージェント」について書いてみたいと思います。

サポートをしてくれない「ダメなエージェント」も存在する!

すでにお伝えしたように、留学エージェントの利用には多大なるメリットがありますが、一方でデメリットもあります。批判覚悟で書いちゃいますけど、デメリットというのは、要するに「ダメなエージェントに当たると悲劇」ということです。

例えば、この数年フィリピンに留学する日本人は急増していますが、そんなブームの波に乗って、フィリピン留学エージェントを名乗る業者も爆増しています。

熱意と誠意を持って仕事をされている方が大半だと思いますが、私の知る限り、そういう業者の中には、フィリピン留学中にエージェントのビジネスモデルを知って軽いノリで「エージェント、はじめちゃいました!」みたいな人も一部におられるわけです。冷やし中華か!

で、そういう「にわかエージェント」さんたちは、留学生としてせいぜい現地に1ヵ月とか2ヵ月しか住んだことないわけですから、当然フィリピンの事情をよく知りません。

美味しいレストラン情報とか、通りいっぺんのセブ情報はわかるかもしれませんが「あの学校は最近、先生の質が落ちた」とか「日本人スタッフが辞めてしまって日本語の通じるスタッフがいない」とか、そういう情報のアップデートもしっかりできないわけです。

さらにフィリピン名物「コロッコロ変わるビザのルール」とかも、把握してないことが多いです。そんな状況で、どうやって留学サポートするんでしょう。ふつうに謎です。

そういう「にわかエージェント」含め、ダメなエージェントは、とにかく紹介料をゲットするため、お客さんの要望とか関係なくコミッション率の高いところにバンバン送ろうとします。

そのくせ、自分は現地にいないので、お客さんを現地に送り出した後はアフターフォローも消極的。とくに親子留学の場合、こういうエージェントに当たっちゃうと、本当に悲惨です。

ただ、私はけっしてエージェントを全否定しているわけではないんです。

実際私の周りには、親身になって生徒さんをサポートし、送り出した生徒さんから信頼&感謝されているエージェントさんもいっぱいいます。そういうエージェントは、むしろ是非利用した方がいいとさえ思ってます。

つまり大事なのは、いいエージェントとダメなエージェントをしっかり見極めることなんです!

良いエージェントは「レスが早い」「回答が具体的」

では、エージェント選びに失敗しないようにするためには、どうしたらいいんでしょうか? 私自身の経験と、親子留学経験者からの声をもとに、見分け方のポイントを挙げてみました。

  • 問い合わせに対するレスポンスが遅い
  • メリットばかり強調してデメリットを言わない
  • 候補として挙げてくる学校が1校だけ
  • 質問に対する回答が具体的じゃない
  • いきなり長期間の留学をすすめてくる
  • 親子留学の受け入れ実績があまりない
  • 現地に着いてからどのようなフォロー体制があるか不明

エージェントにお問い合せしたとき、これらの項目に「Yes」が多ければ多いほど、要注意だと思います。「レスポンスが遅い」とか「メリットしか言わない」というのはもちろんのこと、個人的には「1校しか候補を挙げてこない」というのも不信感MAXポイントです。

だって、ウェブサイト上には5校とか10校とか提携している学校が載っているのに、おすすめがたった1校っておかしいじゃないですか。

もちろん1校だけでもいいんです。でも、もし1校しかないなら「なぜその学校をオススメするのか?」ということを、他校との違いや、きちんとした根拠を示しながら説明してほしい、というのが本音です。

そして、親子留学の場合、エージェントさん自身が親子留学の案件に慣れているかどうかもポイントです。

親子留学は成人が単身で留学するのとは状況がまったく異なるので、現地でのサポート体制も含め、的確なアドバイスやフォローができるところが安心だと思います!

というわけで、親子留学を考えるみなさんが信頼できるエージェントさんと出会えることを祈りつつ、各方面から怒られたらどうしようとビクビクしながら筆を置くことにします。

親子留学の学校選び、まだまだ続きます!

↓より詳しいセブ島親子留学情報はこちら↓

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

親子留学アドバイザー

1974年、横浜市生まれ。
国立音楽大学卒業後、CM音楽制作会社を経て、フリーライターに。アーティストやタレント、ビジネスパーソンのインタビューを中心に、雑誌やWebで執筆。2012年よりセブ島に長期で親子留学。その後、現地の語学学校に勤務。

現在はライター業と並行して、日本とセブ島を行き来しながらより多くの人にセブ島での親子留学を知ってもらうべく活動中。

【親子留学HP】http://oyako-ryugaku.wix.com/cebu
【ブログ】http://bilingual-kids.net/

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