アウトプットができるだけのインプットを

20年前になりますが、1994年7月~8月にオーストラリアのシドニーで2ヶ月の短期留学へ行きました。
現地の語学学校に入学、滞在はホームステイでした。

当時、大学3回生だった私は元々英語の授業は嫌い、大学は特別推薦で入学をしたため、ほぼ受験のための英語学習も行っていませんでした。学校の一般教養の授業に付いて行くのも必死でした。

ところがその頃、従妹がアメリカ人と国際結婚をしたのをきっかけに、海外に興味を持つようになり、そのためには英語が必須だと気付きました。しかし、ずっと英語に拒否反応を持っていたため、初めて受けたTOEICの結果は420点程度であったと思います。

出発前の3ケ月間ほどは前述の従妹の夫を相手に、英会話のレッスンをマンツーマンで週1時間行いました。

果たして現地に行くと、ホームステイ先の家族は私が初めての受け入れで、子供が3人いたこともあり容赦なしの英語責めでした。

語学学校もほぼ日本人がいない状態でしたので、日本語を話すのは自室に戻っての独り言のみ、という状況。

「自習」としては、学校で出される課題をこなすだけでした。

しかし、授業で分からなかった部分は先生や外国人のクラスメイトに聞き、解決したうえで帰宅するようにしました。これもまた、英会話の練習です。

また、持参した和英・英和の辞書を封印し、購入した英英辞書を使うことで頭の中で英訳・和訳するクセを無くすようにしました。

家で心掛けたのは、子供の話し方の真似をすることです。

たまたま、中学生・小学校高学年・低学年の3人に囲まれていましたので、バリエーションに富み、語学としてのレベルも様々であったことがよかったのではないでしょうか。

そのようにして覚えた言葉を、そのまま学校で使うと、「それは幼児語よ」なんてたしなめられたりもしましたが、元来、発音しやすい幼児語を多用したことは、「発音矯正」に、直接的な言葉であることは「英語的な考え」を得る事に役立ったと思います。

また、学校で習った表現や文法を意識して、実践として使うようにしました。

「英会話」のスキルに関して言えば、ある程度の語彙力さえあれば、座学ではなく他者と会話をすることで、向上すると思います。聞き取れなくても、こちらが言っていることが通じなくても、遠慮をせずにどんどん会話の中に入っていく「厚かましさ」も大切です。

一方、先生に教えられた勉強法で、次のものがありました。「知らない言葉は話せないし聞き取れない。アウトプットができるだけのインプットを持ちなさい」

留学前に、この事に気づいていれば、もっと効果があったのではないかと思います。

帰国後に受けたTOEICの点数は、150点ほどアップしていましたが、スコアよりも、「英語を話すことへの慣れ」や「英語で考える頭の切り替え」が一番の収穫であったと思います。


アメリカ留学中に私の英会話力はこうして伸びた!

私が留学していたのはアメリカのアナハイム市というロサンゼルス近郊でディズニーランドがある街です。

期間は1年ほどで、あるおじいさんとおばあさんの家にホームステイしていました。始めはそこから朝9時から午後2時までの英語学校に週5日通っていましたが、英語力が伸びてきたので、地元の短期大学の聴講生になって、英語で授業を受けるコースに変えました。

まず英語がうまくなるためには、4つのことが上手になる必要があります。

「聞く」、「話す」、「読む」、「書く」ということです。日本の英語教育を受けてきたことと、もともと英語が好きで教科として得意でしたので、「読む」と「書く」は100点満点だとしたら、どちらも留学の時点で80点くらいはいっていたと思います。

ただ「聞く」のと「話す」のは、早口の英語で話されると、何を言っているかわからないし、さらに焦ってしまうので、話すのもたどたどしくなってしまうという悪循環でした。

ただ変化が表れてきたのは3か月目くらいからで、少なくとも「聞く」というのは、先生が喋っている内容をテキストブックを見ながらずっと聞いていると、ふっと何について話しているか解るようになり、これが「耳が慣れる」ということなのだと思いました。

コツは、英語を脳で日本語に変換せずに、英語で理解するということです。

そして会話力の上げ方ですが、なかなか自分でもハードルを上げすぎたと少し後悔した面もありますが、よく意見を言わないといけないようなクラスをとることによって飛躍的に上がりました。

やはり「聞く」能力が、「耳が慣れる」ことによって上達したことを考えると、「話す」も「口が慣れる」という方法をとることが早道のような気がしたのです。

とにかく授業で意見を言ったり、話し合いをしたりしないといけないので、自分で前もってだいたい考えていることを準備していって、練習もして、どんどん積極的に話し合いに参加することにしました。

また授業でネイティブのクラスメートが言っているフレーズや単語などを、「なるほど、こういう時はこういう言い方をするんだ」といったようになるべく覚えて、書き留めて、次の時は自分でもそのフレーズや単語を使ったりしました。

そのうち、確かに「口が慣れ」て、単語の発音の仕方やよく使う単語や熟語も含め、スラスラと口から出てくるようになったのは驚きでした。あとは、本を読むことも会話力を上げるのにとても役立ちました。特に、会話文が多い本です。

積極的に会話をする機会をつくると会話力は飛躍的に伸びることがよくわかりました。

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

当サイトに不定期で寄稿しているゲストライターさんの記事です。

様々な職業や経験を持ち合わせた方から寄稿頂いているので、ぜひチェックしてみてください。

コメント