QQEnglish代表 藤岡光頼
世界4大バカ。フィリピンに一台、フルオーダーのジプニー

「愛のり」のももちゃん、くろちゃん。「テラスハウス」のあやちゃん。空港に迎えに行っているジプニーと共に。

車を一台まるまるワンオフ(一台の為だけに特注)で作った人は少ないと思います。
QQイングリッシュのジプニーはワンオフで好き勝手に作りました。フィリピンでもそんな馬鹿な事をやった人はあまりいません。

6年前英会話学校を作ると決めて一番初めにやったのはジプニー作りなんです。先生の募集よりも、学習机の購入より前と言う事です。

QQイングリッシュのミッションは「本当に英語を話せるようにする」ことです。全く関係ない事をやってしまいました。今では大いに反省しています。

セブの飛行場にはタクシー以外の公共交通機関、即ち路線バスや空港リムジンバスなどはありません。ホテルはもとより英会話学校も空港に生徒を迎えに行かなければならないのです。それでどの学校にもスクールバスが必要でした。

普通に考えるとワンボックスカーかミニバスを準備するのが当たり前です。しかしバイク便の社長は違いました。

「せっかくフィリピン留学するのだからジプニーしかない!」

と考えたのです。

ジプニーとは?

ジプニーとは第二次大戦後アメリカ軍の軍用車であったジープを払い下げてもらい、お客が乗れるよう改造した乗り物です。

市内に走っている乗り合いバスでフィリピンでは重要な庶民の足なのです。一回8ペソ、だいたい日本円で20円位です。特に乗り場は無く、いつでもどこでも乗り降りできる便利な乗り物なのです。

ジプニーの前には行き先を示すアルファベットと数字が組み合わされてプレートが張ってあり自分の目的に合わせて乗り分けられます。

※俺セブに路線図や乗り方が書いてあるので詳しくは読んでください。
セブ島のジプニーの乗り方・降り方・ルート攻略

ここからが重要です。

ほとんどの英会話学校が留学中ジプニーに乗るのをお勧めしていません。外人だと目立つのでスリや強盗に襲われる可能性があるからです。

しかし、お勧めしないと乗ってみたくなるのが人情です。それで専用のジプニーを作って安全に乗ってもらおうと考えたのです。どうせ作るならどこにも負けないジプニーを作ろうと思いました。

負けないと言う形容詞は変ですがバイク便の血が騒いだのです。フィリピンではジプニーは派手なら派手な程人気があります。負けないジプニーとはどこよりも派手で誰も作った事がないジプニーです。

世界4大バカ。フィリピンに一台、フルオーダーのジプニー

街中を走る派手なトラックタイプのジプニー

ジプニーには世代が有って第一世代はジープの面影が残るボンネットがあるタイプです。今では中古のトラックを改造した前が平らなボンネットがないタイプが主流になっています。私が作りたいのはもちろんボンネット付きです。それもオールステンレスでキラキラしたのが作りたかったのです。

実は業者を探すのが大変でした。セブ中を探したのですが第一世代のジプニーを作れる業者がいなかったのです。セブでは既に生産終了でした。

どうしても諦めきれなかったのでマニラまで探しに行ったのです。マニラではまだ生産が続いていたからです。

ジプニーメーカーの探し方って知っていますか?

ははは、、、知っているはずありませんよね。実はジプニーのリアタイヤのフェンダーに書いてあるのがメーカーの名前なんです。かっこいい第一世代のジプニーを作っている会社を片っ端から訪ねました。

私が探しただけでも10以上のジプニーメーカーがマニラ近郊にあったのです。日本には自動車メーカーが7社しかないのですからフィリピンは立派です(笑)

工場に行ってびっくりしました。大きな駐車場のような所で作っていたのです。

自動車工場と言えば自動ロボットが並んで組み立てているのを想像しますよね。しかしフィリピンの自動車工場は溶接機とベンダーマシン(鉄板を曲げる機械)があるだけなんです。全て手作業で一台一台鉄板を切って曲げて作っていたのです。

職人さんがもくもくと作っているのを見て、勝ったと思いました。これならワンオフで好き勝手作れると確信したのです。

普通は色々な色を塗ってカラフルに仕上げるのですが、私の作りたかったジプニーはオールステンレスをバフ掛けした鏡面仕上げです。ようはピカピカしたジプニーを作りたかったのです。

オールステンレスはマニラには存在していません。全てステンレスにしてしまうとまぶしいのから禁止なのです。セブにはそのようなルールがないので持って帰れば使えます。マニラにも無い、セブにも無いオールステンレスのボンネットタイプのジプニーを作ったのです。

ジプニーは庶民の足なのでエアコンはありえません。しかしQQイングリッシュのジプニーには付いています。こだわりはそれだけではありません。屋根を高くして、窓を作り、オーディオを入れて、内装はブルーのファイアーパタンで、屋根にはキャリアーを作って、長さは6.5メートルで16人乗りにして、エンジンはいすゞのディーゼル、グリルは、、、

もっと聞きたいですか?このままだとあと三ページは行ってしまいます。

空港でのお出迎え

想像してください。日本から飛行機で南国セブ島に到着する。

世界4大バカ。フィリピンに一台、フルオーダーのジプニー

空港の税関を通って外に出ると・・・

世界4大バカ。フィリピンに一台、フルオーダーのジプニー

オールステンレスのピカピカのジプニーが迎えに来ているのです!

わくわくしませんか? ははは、、、わかってくれない方も沢山います。

でもあえて大人気だったと書くことにします。

なぜならどの学校の生徒さんもセブに着いた時の一番初めの写真はQQイングリッシュのジプニーだったのです。エアコン付オールステンレス・ボンネットタイプのジプニーは空港でのインパクト抜群の送迎バスでした。

お気づきになりましたか?そう全て過去形です。

今では、もう、迎えに行けません。去年空港のルールが変わってしまったのです。
空港の中には黄色のスクールバスしか入れなくなってしまいました。QQイングリッシュのジプニーも黄色にしなければ入れてもらいないのです。

黄色のジプニーなんて我慢できません。ピカピカのジプニーが黄色に塗られてしまうなんて想像もしたくないのです。

世界4大バカ。フィリピンに一台、フルオーダーのジプニー

今はこちらの黄色いバスで皆様をお迎えしています。

私の思い入れが詰まった自慢のジプニーは留学生のお迎えに行けなくなりました。あんなに留学生に人気だったにも関わらず、あんなに苦労して作ったにも関わらずです。。。

世界3大バカってしっていますか?

苦労の割に役に立たない事を揶揄する言葉ですが、エジプトのピラミッドと中国の万里の長城、そして戦艦大和をさします。QQイングリッシュのジプニーもさんざん苦労した挙句無用の長物になってしまいました。まさに世界4大バカなのです。

自慢のジプニーは毎日ピカピカに磨き上げられています。ITパーク2階の専用駐車場でいつでも出番を待っています。

実は最近、出動命令が来るようになりました。

「玉ねぎと、ジャガイモを10キロずつ。ライスは50キロお願いね」

なんと、、、学校の食堂で使う食材の買い物車として使われているのです。

あんなに苦労して作ったジプニーが軽トラックの代わりです。ピカピカのエアコン付オールステンレス・ボンネットタイプのジプニーが買い物車なのです。

QQイングリッシュのジプニーに乗ってみたい留学生がいたら仰ってください。買い物がなかったらジャガイモの代わりに乗ることができます。

世界4大バカ。フィリピンに一台、フルオーダーのジプニー

エアコン付オールステンレス・ボンネットタイプのジプニーは、QQEnglish IT校の前で皆様から声かかることを今日もお待ちしています。

QQEnglish
代表 藤岡頼光

前回の記事はこちら:No16 実に日本の1000倍!各語学学校が苦労している恐ろしく高いフィリピンのとあるモノ

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らいこう奮闘記でジプニーの事を書いています、詳しい経緯を知りたい方は読んでみてください。
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QQイングリッシュの代表
(QQEnglish)

フィリピン・セブ島に拠点を置く英会話学校「QQイングリッシュ」を経営。
約800人の教師が、年間5000人の語学留学生と1万人を超える世界中 の生徒にオンライン(スカイプ)で授業を提供している。1992年バイク便のキュウ急便設立後、2000年バイクショップのコネク ティング・ロッド設立。

2005年フィリピン・セブ島に留学後、2009年オンライン英会話事業のQQイングリッシュを開始。2010年には留学事業も開始。

「QQイングリッシュ」は現在、東京、セブ、上海、ソウル、サンパウロ、テへランでも展開。2016年現在、フィリピンでNo.1(留学者実績、教師数)の語学学校に成長し、NHK「おはよう日本」、朝日新聞 「フロントランナー」でも取り上げられた(https://qqenglish.jp)。

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