29歳でオーストラリア・パースに語学留学した私の話

私は29歳の時に、勤めていた英会話スクール(事務)を辞めてオーストラリアのパースに1年間、語学留学をしました。

まだワーキングホリデービザも取れた年でしたが、帰国してからの印象が悪くなると思ったのと、一つの場所で英語をじっくり勉強してみたいと思い学生ビザを取得しました。

どうしてパースに決めたのかというと、たまたま友人の友人がワーホリでパースにいたことと、父の元部下の方がパースに語学留学した経験があり、父も好印象を持っていたこと、他の友人も古い友人がパースの大学院に行っていたというさまざまな繋がりがあったためです。

ですので出国前は、父の元部下の方に会って現地の情報を聞いたり、ワーホリでパースにいる友人の友人に現状や持って行くべき物などの確認をよくしました。

そして自分で少し努力したのは、現地通貨の価値の感覚でした。
私はその時既に500万円くらいの貯金があり、留学はその貯金を使っていく予定でしたので、現地に行ってすぐに無駄遣いをしてしまうことを避けるためです。

実際現地では、ネイティブ並みに英語が話せる子でない限り、ジャパレスと呼ばれる日本料理店や、それに準ずる安い時給のところでしか働けず皆自炊するなどして節約をしながら生活をしています。

私は年的にもう遊んだり適当にバイトをしたりしながら英語力を身に着けずに帰国をして、その後良い職に就けるような年ではなかったので、とにかく必死に勉強して、1年のうちにInter MediateからAdvanceクラスに上がり、途中ケンブリッジのクラスも受講して、帰国するまでにTOEICは860点以上が取れるようになりました。

帰国してからは、まず数社の派遣会社に登録をしに行き、その会社に紹介していただいたお仕事の中で自分が一番興味のあるお仕事(大手製造メーカーの国際業務部の営業事務)の面接に行き、すぐに合格することができましたので、その後結婚して出産するまでそちらでお世話になりました。(正社員のお話も頂きましたが、出産後育児に専念するために辞退させて頂きました。)

本当は、自分の英語がどこまで通用するのかとても怖かったので、とりあえず派遣で働いて通用しなかったら辞めてしまおう…と弱気な気持ちで派遣を選んだのですが、とても居心地がよく長年働いてしまいました。

私は美しく清潔で人々も温かいパースに住んで、オージーの彼も出来て、本当にパースでこのまま生活し続けたいと望み、色々模索した時期があったのですが、オーストラリアはビザの取得がとても難しく、私の英語力ではとても継続して雇ってくれる会社も見つからず、かなりの投資(学校に行き続けてそれなりの資格を取るための)が必要だという事が分かり、断念してしまいました。

現地である程度色々な場所・場面を渡り歩いていけるために、また、もしそのまま現地に住みたい!と思った時のために、海外に興味があってワーホリ・学生ビザで留学される方には、ありきたりですがとにかく出来るだけ英語の勉強をしていくこと!

あと、もし現地に知り合いがいない場合には、海外は日本と違って詐欺なども多いですから、現地ならではの詐欺被害の実例なども調べておいた方が、失敗のない旅になるかと思います。

話のポイント

・TOEICの点数+過去の職歴次第では、派遣社員として雇ってもらえる可能性は高い(ただし、英会話がきちんと出来るように思われる事が前提。今回であれば「1年のうちにInter MediateからAdvanceクラスに上がり、途中ケンブリッジのクラスも受講」が実際の就職活動で利いているはず。)

・海外現地で就職するには、ネイティブ並の英語力が必要とされる。

・詐欺被害の実例を調べておくことで、避けることが出来るトラブルもある。


どうやったら海外での就職をスムーズにできるのか

私は20代でお金を出来るだけ貯めて、29歳までに(ワーキングホリデイに年齢制限があったため)海外に行こうと思い、大学在学中からバイトをかけもちする生活をしていました。

大学中にも海外に姉妹校があったので“交換留学”をすることも出来たのですが、出来ることなら海外で就職できたらなぁと考えていましたので、なにかしら働ける環境のワーキングホリディの方が有利ではないだろうかという考え方からワーキングホリディに絞って動いてきました。

海外に飛び立つ前に住むところと就職先の目途は欲しかったのですが、住むところはまだなんとか探せてもバイト先を見つけるのは至難の業でした。

インターネットでカナダの求人サイトにアクセスして、人事担当の人にメールを出してみるも、わざわざ日本人、しかもまだ現地にさえいない私に興味をもって下さるわけもなく、撃沈してしまいました。

とはいえある程度はお金がたまったし(130万円ほど)、バックパッカー用の激安ホテル(どちらかというと民宿みたいな感じでした。)も何件かあることもわかったので、思いっ切って無計画にカナダのバンクーバーに出発しました。

さて、バックパッカー用のホテルに泊まりながら、なにか私にも出来そうな仕事はないだろうかと探すも面接で“わざわざ自国の人間ではなく言葉も不自由なあなたを雇うメリットを教えてくれ”という質問を逆にされてしまう日々が12日も続いてしまいました。

ならば!と思いバイトする先の方向性を変え、日本人観光客をターゲットとしているツアー会社に現地の案内スタッフか、はたまた日本料理店のホールか、と日本人を歓迎しそうな仕事に焦点を絞ってバイト探しをしました。

日本人観光客相手の現地案内スタッフは(おそらく土地勘がないから)採用されませんでしたが、日本料理店でのウエイトレスに採用が決まりました。

カナダ入りして17日目の事です。更に面接してくれたオーナーが店の他のスタッフに君たしか空き部屋あったよね?と聞いてくれてルームシェアすることが出来ました。

ルームシェアしてくれたのは在加3世のシェイラちゃん、何故か日本語ペラペラ中国人。
一緒に飲みに行ったり、食材を買ってホームパーティーをしたり、時にディスカッションをしたり。楽しい日々が続いたのですが、半年が過ぎ、9カ月が過ぎようとしたところでシェイラからある提案を受けました。

「知り合いがカナダで3店舗構える鉄板焼き屋のオーナーをしているので、そこで正社員になればいい」というものでした。

私は日本の料理を知っているし、魚をさばけるからという事でした。実際、人事の人と面接をしましたが、どうやら面接する前から決まってたような感じでした。

面接の最後で“何故よく知りもしない私を正社員として迎える気になったのですか?”と聞いてみたところ

“他は知らないけどうち(ニュアンス的にカナダはという響きでした。)はどこの大学に行って何をしてきたという過去の栄光より、今あなたは何が出来るかが大事。

君は魚をさばいて刺身を作れる。寿司も作れる(披露したのはおにぎりでしたが)最高じゃないか!あと知り合いの友達というのも大きいね。何も知らない人よりか知り合いの知ってる子の方がいいよ”

と言われました。

海外で就職する方法。それはコネを作ってしまう事と自分に出来ることをしっかりアピールする事かなと私は思いました。

今回の話のポイント

・海外就職ではコネが大事なので、人脈を広げたり掘り下げておくに越したことはない。

・現地就職を考えているなら(アルバイトを含め)、英語が得意でない日本人を「わざわざ雇うメリット」をしっかり伝えること。

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

当サイトに不定期で寄稿しているゲストライターさんの記事です。

様々な職業や経験を持ち合わせた方から寄稿頂いているので、ぜひチェックしてみてください。

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