交換留学生として

私は大学3年生の秋から4年生の夏までの1年間を、イギリスロンドンにあるUniversity College London (UCL)で交換留学生として過ごしました。

大学の友人たちの中には交換留学に興味を持ちながらも、就職活動への影響を懸念し、泣く泣く留学をあきらめた仲間が数多くいます。しかし留学しながらも日本にいるのと同じように、もしくはそれ以上有利に就職活動を進める手法を共有できるのなら、日本からの留学生の数はもっと増えると思うのですが…。

そこでご参考までに、私が実際に行った留学中の就職活動を進める手法をお教えします。

留学中の就職活動で行ったこと

まず就職活動をする上で、忘れてはいけないのは留学前に企業とコンタクトをとっておくことです。

私の場合は外資系金融やコンサルタントに興味があったため、大学2年生の冬から大学3年生の夏にかけてゴールドマンサックス、Merrill Lynchなど約5社のインターンシップに参加しました。

その際、知り合った採用担当者に伝えたのは「就職選考の時期に留学を控えていて、選考が受けられないが興味を持っている」ということでした。「何かいい方法がないか考えて連絡する」との返事をもらいましたが、そこで待っているだけではいけません。

インターンシップの最中に可能な限り活躍をして、企業に「彼/彼女を採用することも考えていいかな…」と思ってもらう努力をするのです。

相手からしたら見込みのある学生を「選考期間中、日本にいない」程度の理由で逃すのはもったいないことなのですから。

その結果、私は特例として留学期間中に電話で選考を受けることになりました。しかし特例までつくってもらった以上、それに足りる受け答えを面接で行わなければいけません。私はそれから面接が行われるまでの間、ノートに様々な考えと知識を書き連ねました。

特に力を入れたのは『情報収集』と『留学特有の意義の発掘』です。

『情報収集』では、留学先のローカルなニュースに加え、日本のニュースもかなり調べました。日本を離れて勉強をしているのですから、今住んでいる国の政治や経済について日本の学生よりも詳しいのは当然です。

ただ留学中とはいえ、これから日本の企業に就職をするのであれば、日本の時事に精通していることは絶対です。

そして『留学特有の意義の発掘』。つまり『留学をして日本で学生をしていた場合と比べて何を得たか』ということです。

実際、電話面接で質問されたのは、一般的な志望動機などに加え、時事についての私見、留学で何を得たか、今何を頑張っているか、といった内容でした。

インターンシップ以外で行う就活

インターンシップを利用する以外にも留学しながら就活をする方法は他にも幾つがあります。

海外で長期留学をしている人たちにとって、最も有名な就活『ボストンキャリアフォーラム!』

外資系金融やコンサルはもちろん、日系の大手も多くブースを出している日英バイリンガルを対象とした世界最大の就職イベントです。

インターンシップの選考はもちろん、本選考の一次面接も行われ、その場で採用の内定をもらった友人も多くいます。

このボストンキャリアフォーラムは海外で学位をとる生徒を主に対象としている為、短期留学の場合にはお勧めできませんが、長く留学する予定の方には見逃せないイベントのひとつです。(実は私自身は選考の途中で起業した為、選考を辞退してしまいました。)

これから留学する就活生には「いろいろな就活の手法はあるし、実力があればいくらでも自分を売り込める!」ということを是非心に留めて、大きく羽ばたいていってもらえればと思います。

今回のポイント

・留学前に企業にコンタクトを取り、企業へのアピールをしておく
・ボストンキャリアフォーラム(東京キャリアフォーラムもある)に参加する事を視野に入れておく


就活に必要な2つの英語力

子供英会話教室で働いていた私にとって、英会話力には少し自信がありました。
ただ教えていたのは子ども向けの内容ばかり。ですから、いつかは総合的な英語力をつけたいと常々思っていたのです。

英会話教室とはいえ、元気いっぱいな子ども達は世話が必要で体力勝負の仕事です。若いうちは子ども達と楽しく会話できていたのですが、年齢と共に自分のテンションを常にあげて子ども達と接するのが難しくなりつつありました。

そこで私はアメリカのコミュニティカレッジへの留学を決意します。

帰国後の就活の現実は厳しい

英会話教室に勤務していたおかげで、英語業界の知り合いや友達も多く、日本への帰国後も仕事に困ることは無い、と思っていました。

ただ私には英語講師以外のキャリアはなく、事務仕事の経験さえありません。

事実、全く英語をしやべれない子が1,2年留学して日本に帰ってきても、それだけでは仕事がないことがほとんどです。

帰国しつくづく感じたのは、英語を流暢にしゃべるだけでは仕事の内容は限られてしまうということです。

多くの人は『英語を使った仕事』というと英語をペラペラにしゃべれることだと勘違いしがちです。しかし、それではネイティブの方と同じなので、日本人である必要はありません。

しかも最近は日本語の上手なネイティブの方が増えています。英語ができる上に日本語も日本人と変わらなければ、当然企業はネイティブの方を採用するでしょう。

企業の求める日本人像とは!?

企業が求める日本人にとって必要なのは結局、日本人らしさなのです。

そのためには、留学する前に「日本人としてのアイデインティティ」を確立しておかなければいけません。そしてどこに出ても恥ずかしくない日本語遣いを身に着けておくことです。

その上で、自分が就職を希望する会社へ資料請求したり、可能ならその会社でアルバイトをして人脈を作っておくといいですね。

もちろん、履歴書に書けるような資格は積極的にとっておきましょう!そして、就活の際には留学前後でどれだけ自分のレベルがアップしたかを「アピールする」こともお忘れなく。

それがなければ、ただの留学経験者に過ぎません。

さらに、日本では英語をしゃべる力よりも、書く力、と聞く力が必要とされています。この2つの力を備えれば、選べる職業の幅も増え、収入もぐっと高くなる傾向があるようです。ですから語学留学された方には厳しいようですが、、、、

語学を使った仕事をできなかった場合も考えて就活すれば、時間を無駄にせず次の就活に向けて頑張れると思います。

他に就職にとって大きな問題は地域性です。

東京や大阪などの大都市では比較的仕事を見つけやすいですが、地方はそうとも限りません。その場合に引っ越しをしても、自分の働きたい職場をさがそうと思うか、そうでないかによって就活の成功率は違ってくるはずです。

私は学部留学したおかげで、以前より待遇の良い職場を探すことができました。

前にも語学留学したことはあったのですが、今思えば遊びの要素が強かったと思います。外国の大学では容赦なく単位を落とされるので、日本の大学とは比べものにならないほど学生たちは勉強します。宿題もかなりの量が課されますが、頑張った分自分自身の力となっていきます。

日本の学生は遊びながらの人が多いので、なかなか単位を取れず、卒業するまで、予定の2倍かかる人が多いので、しっかり勉強することと、資金が尽きないように計画することも大切です。

伸びすぎてしまうと就職するときのネックになりかねません。

私は今、高校生や大人に英語を教えながら、少しずつ通訳や翻訳の仕事をこなしています。これからももっと上を目指して頑張りたいと思っています。

これで終わりだと思うとそれでおしまいですから。

留学がゴールではありません。そのあとも学習し続けることが大切です。そうすれば、必ずチャンスがやって来ます!

つらいこともあるかもしれませんが、将来の夢のために頑張ってくださいね。

今回のポイント

・英語を流暢にしゃべるだけでは仕事の内容は限られてしまう
・履歴書に書けるような資格は積極的にとっておく
・就職の確率は地域によっても異なるので事前に把握しておくこと

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

当サイトに不定期で寄稿しているゲストライターさんの記事です。

様々な職業や経験を持ち合わせた方から寄稿頂いているので、ぜひチェックしてみてください。

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