就職難と言われているこの時代。なんらかの武器となるような資格や経験がないと、ステップアップした転職は難しいと言われています。

ひと昔前までは、『海外生活の経験あり』と一目置かれていた留学やワーキングホリデーも、最近では多くの若者が経験していることと、目的もなく海外で過ごす人が増えているため、採用の際に敬遠されがちです。

英会話学校の講師を目指して取得した資格

海外留学とワーキングホリデー、両方の経験者である私。留学を考え始めた時点から、帰国後の就職先についてのリサーチを始めました。

当時、福祉系の仕事に携わっていた私は、帰国後の仕事も介護系をと考えていたのですが、一方で英語を教える仕事への夢もあきらめきれず、英会話学校の就職情報を集めました。英会話学校により就職に必要な英語スキルのレベルはそれぞれですが、どの学校の応募条件も、英語のレベルを証明できるものが必要とのことでした。

そして留学へ出発。ほとんど英語が話せなかった私は、学校では5つのレベルに分けられたクラスのうち、下から2番目であるエレメンタリークラスになりました。留学の期間はわずか1年。その間に、ある程度のレベルに達しなければ英会話学校に就職することは不可能です。

なので、留学している間に『FCE』というケンブリッジ大学の英語検定に合格することを目標に掲げました。そのためには試験をパスし、約3ヶ月のFCE対策コースに入らなければいけません。留学期間が限られている私の場合、6か月以内にそのクラスに入るための試験に合格しなければ、FCEのテストを受けることすらできません。

まずはその試験にパスできるだけの英語力をつける努力をしようという目標を掲げました。それからは、勉強漬けの毎日が続きます。特にFCEクラスに入るまでが辛く、一時は英語講師の道をあきらめて介護の仕事に戻ろうか、と弱気になったこともあります。

しかし、努力の結果、私はそのクラスに入ることができました。FCEのクラスでの勉強は大変でしたが、様々な国籍のクラスメイトと出会うことができ、私をずいぶん成長させてくれました。

皆、目標に向かって助け合い土日なども集まって勉強をしたり、時には息抜きで夜の街に繰り出したりと、本当に充実した日々を過ごすことができました。

そしてFCEに合格。

FCEは一般人にとっては、まだまだ知名度の低い資格ですが、英語業界ではTOEFL等と同様に認知度のある資格です。ですから、この資格を取得すれば英会話学校などへの就職もよりスムーズになります。

FCE取得のおかげで就職活動も順調

帰国後すぐに始めた就職活動は、英会話教室と塾の二社採用試験を、その両方とも内定を頂くことができました。

教育関係の職に就いたことはありませんでしたが、学生時代に家庭教師のアルバイトをしていたことや留学前に介護関係の仕事に就いていたことも、採用決定のポイントになったようです。

人と接するという意味では教育業界も福祉業界も似ているので、その経験が生かされたのではないでしょうか。面接の際に聞かれた質問の中で印象に残ったものがあります。『なぜ仕事を辞めて留学しようと思ったのか』という問いかけです。

私は正直に「以前から英語に興味があったが、経済的な理由で学生時代には留学することが出来なかった。しかし、どうしても夢をあきらめきれなかったので、仕事をして留学費用を貯める必要があった」ということを伝えました。

わずか1年の留学経験。私自身も、FCEのレベルにまで達することが出来るとは正直思ってもいませんでした。これも、留学前に帰国後の就職先の条件をリサーチして、がむしゃらに努力した結果だと思います。

海外留学をどう過ごすかは、あなた次第。楽しいだけで終わらせることもできますが、帰国後のことを考えるなら、現地で資格取得しておいたほうがよさそうです。


夢のために3年間ガマン 貯めたお金で私が留学した結果

私は高校を卒業し、看護学校へ進学しました。そのうち将来的は海外に行ってボランティア活動をしてみたい、と目標を持つようになりました。

その後国家試験に合格し、看護師として就職。私の配属希望は将来的に海外でボランティアするときに優遇されるであろう、ICUや手術室、そして外科系です。しかし、実際に決まった配属先はNICUという未熟児を扱う集中治療室。希望通りではありませんでしたが、辛くてもここで3年は頑張ろうと思って働き始めたのです。

蓄えたお金で念願のイギリス留学へ出発!

私が看護師として働き始めて3年。経験もある程度積むことが出来ました。しかし、海外で働くためには英語が必要です。そこで私は、英語留学をすることを決意しました。

3年間で貯蓄できた金額で留学できるのは、約半年です。私は仕事の合間を見つけて留学先を探しました。そして、3年間の看護師生活を終えた翌年、イギリスへと出発したのです。

留学先の学校は日本人がほとんどおらず、英語を学ぶには最適な場所でした。学校では、就職カウンセラーが相談にのってくれるのですが、その気がなかった私は、具体的に就職について相談することはありませんでした。

そもそも看護師の国家資格は日本だけで通用するものであり、海外ではその資格を生かして就職することは難しいということもわかっていました。その一方で、せっかくイギリスに来たのですから、語学学校の2ヵ月を終えただけで帰るのは勿体ないとも思い始めていました。

就職カウンセラーから、身体障害者の施設や介護施設ではボランティアを受け入れているとの情報をもらった私は、早速そのボランティアを行うことを決めます。ボランティア活動は、看護や介護に共通するものが多く、私にとって理解しやすい分野でした。さらに、他国の医療事情を知ることができるという点でとても充実した生活を送ることができました。

ボランティア期間を終えたのち、一旦は日本に帰国しましたが、再び海外に行くことを考えていた私は、就職をせずアルバイトを探し始めます。

海外就職の夢へ向かって一歩前進

将来に備えて外科系で働きたいと思っていたところ、タイミング良く手術室のアルバイトが決まりました。そこで経験を積ませてもらいながら、時間を見つけては海外に行くために方法を探ったり、試験を受ける日々が続きます。もちろん履歴書は学んだとおり英語で作成し、準備しました。

その後、私は二つの試験を受け、その内の一つに合格します。帰国から1年後、再び私は日本から海外へ渡航することができるのです。ようやく私の希望が叶い、ここまでやってきてよかったなという思いでいっぱいでした。

自分の夢を叶えるには、努力をすること、そしてあきらめないことが一番大切です。私の場合、その夢が海外で働くことでした。海外に留学をするにはお金もかかりますし、語学を習得するには時間もかかります。しかしそれは、準備段階にすぎません。

また海外で就職を実現するためには、自分にアピールできる技術と資格があることも必要です。日本での社会経験が少なかったら、海外でもどんなことができるか分からないですよね。

そして自分のこだわり、譲れないところ、これだけは実現させたいと思うことも明確にしておくべきです。目標をもてば、海外での就職だって可能にすることができるのです。

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

当サイトに不定期で寄稿しているゲストライターさんの記事です。

様々な職業や経験を持ち合わせた方から寄稿頂いているので、ぜひチェックしてみてください。

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