大学を卒業後、総合商社に就職し貿易事務という英語を頻繁に使う仕事に就いた私。大学で英文学を学んでいたこともあり、これから先も英語を使った仕事を一生続けていきたいという思いが強くありました。そして3年間働いて貯めたお金を基にして、オーストラリアへ留学をすることを決意するのです。

外資系企業が求める人材って?

語学留学やホームステイなどと違って、現地の秘書の専門学校などに通えば将来の就職や転職に有利になります。そこで私は、秘書専門学校で学ぶことに決めました。

専門学校のクラスでは、20代の私はすごく若い部類でした。40代の方々もいましたし、出身国も様々です。2年間の秘書の専門学校での勉強はあっという間に終わりました。

現地のオーストラリア企業で働いてみないかと先生から誘いの言葉もありましたが、一度日本に戻りたかった私は、その話をお断りさせていただきました。

日本に帰国して、まず受けてほしいのはTOEICのテストです。私の場合、留学前に670点しかとれなかったTOEICの点数が、2年間のオーストラリアでの留学後は970点にまで上がりました。これにプラスアルファで、英検1級も受験するとなおいいでしょう。

私は秘書の学校の卒業証明書とTOEICの点数、英検1級を武器に外資系企業へ就職活動をはじめました。しかし日本企業でしか働いたことのない私は、外資系企業ではキャリア不足として、なかなか相手にされません。

いくら留学経験があると言っても、外資系企業ではキャリアがなければ書類選考すら通らないのです。

自分の力で切り開く!外資系企業就職への道のり

そこで、私は外資系企業でキャリアを積むために、派遣社員という形で働くことを決意します。人材紹介会社に色々な現状を説明すると、紹介予定派遣というものをすすめられ、アメリカの外資系企業でセクレタリーとしての仕事が決まりました。

すると、私の英語の才能を高く評価してくれたアメリカ人のボスが、オフィス内の仕事だけではなく、本国のアメリカからの来客の際のアテンドを依頼してくれるようになりました。さらに夜はパソコン教室にも通いながらコンピューター系のスキルアップも図る日々。何とか外資系企業でのキャリアを積み重ねていこうと必死な毎日でした。

そんな時に、私の仕事ぶりに大変満足をしてくれたアメリカ人のボスが、正社員にならないかという提案をしてくれたのです。(こういう話は、外資系企業では結構あるそうです。)

私が是非!と即答すると、ボスを介して、すぐにアメリカ本部の人事部と年俸の話などの具体的な交渉が始まりました。その結果、年収600万円のセクレタリーとして外資系企業での正社員になることが出来たのです。

このことは、本当に私の自信になりました。しかし、さらなる私の目標は、本場アメリカ・ニューヨークの大手IT企業で働くことです。外資系企業では、スキルアップのために転職をするのが当たり前になっているので、特別なことではありません。

ただ英語を読んだり話せるだけでは次の仕事につながらない可能性があります。

留学から帰ってきたときのことを考えるのなら、まずは外資系企業でのセクレタリーのポジションなど目指すのもいいかもしれません。

これから留学を考えている方には、自分の飛躍のためにも語学取得だけではなく、将来何をしていきたいのかを念頭に勉強されることをおすすめします。

今回の話のポイント

・秘書の学校の卒業証明書、TOEIC970点、英検1級を取得しても、キャリアがなければ外資系企業では書類選考さえ通らない。

・それでも外資系企業を目指すなら、派遣社員→正社員への道で切り開く事は出来る。


私の場合は29歳!留学するならタイミングを見極めよう!!

私は29歳にして短期留学をしました。年齢的にちょっと遅いかも、と不安だったことを覚えています。10代からの夢であり目標だった留学でしたがなかなかかなわず、就職してからも幾度となくチャンスを伺っていたのです。

こういう機会というのはやはりタイミングがすべてです。お金があっても時間がない、時間があってもお金がない場合があります。

決意するのだって、簡単ではありません。特に就職してしまうと、お金はあっても時間がない場合がほとんどですから。

不安は後回し まずは留学を決行!

私が留学を決意したのは、ちょうど仕事が契約満了になる時期です。これを逃したら二度とチャンスはないだろう、と。多少金銭面で不安はあったのですが思い切って行動することにしました。

ただ一番気掛かりだったのは、帰国後の就職です。いったん社会を離れて学生に戻るということを世間はどうみるのか。遊んでいると思われるかもしれない、逃げていると思われているかもしれない、と考え悩みました。

そこで、留学は長期間ではなく短期間集中コースを選択。手早く学んで帰国し、就職する予定を立てたのです。その方が金銭的にも安心でしたし、自分にも気合いが入るような気がしました。

一方で、万が一現地で仕事を見つけることができ、生活の基盤もできるなら留学を延長するのもアリかなと思い始めた私。元々、海外旅行好きで他国に行くのにさほど不安がない性格なので、留学を決断するのにさほど時間はかかりませんでした。

ただ、旅行と現地で生活することは別物です。もちろん不安もありました。最初はホームステイとして過ごしましたが、その間に次の居住地、シェアハウスを見つけなければいけません。留学して間もないのに、つたない英語を使って交渉するのはかなり苦労しました。

ですが周りのみんなも状況は同じ。必死になって新しく住む家を探しています。やるしかない、やらなければ住む場所がないんだ、という必死な思いに駆られ、自然と度胸を身に着けることが出来ました。

学校に通い、生活に慣れるまではわずか1ヶ月弱ほどでした。周りにいる同じ状況の人達とは自然と仲間意識も生まれ、友達だってたくさんできました。

様々な国々から留学している友人達と遊び、勉強する日々は、何にも変えることのできないすばらしい体験です。

多少、勉強はおろそかになりますが、それでも自分の目標に向かっていくためには大事なことです。そして生活していくうちに英語も自然と身に付きます。

現地で就職活動を多少行いましたが、海外生活を経て日本の良さにも気づくことができた私は、予定通り帰国し再就職することを選びました。留学先がヨーロッパだったので、帰国前に一人周遊の旅ができたことはいい思い出です。

留学を無駄にしないために続ける努力

帰国後は数週間後に就職。ただこれはとりあえず英語を忘れないように、英語をいかせる短期間の仕事でした。本格的な就職先はそこで働きながら探すことにします。

4ヶ月後ようやく希望の仕事に就くことが出来た私。短期間の留学で学んだ英語レベルで、英語を使う仕事に就くのは簡単ではありませんが、それをカバーするためにTOEICのスコア取得に力を入れました。

大事なのは就職してからも学び続けることです。留学から3年が経ちましたが、働きながら日常会話程度の英語を学んでいます。今の仕事は英語を使える場所です。日々業務で英語を使用することによって、さらにレベルが上がっているようです。

留学のおかげで、他の人よりもすんなりと英語を理解することができるのは本当にラッキーです。あとはコミュニケーション力。どうしても外国人を目の前にすると戸惑ったりしますが、留学してたくさんの人とコミュニケーションをとっていたおかげで臆することなく話せています。

英語については多少使い方が間違っているかもしれませんが、気にせず積極的に会話しています。たった半年の留学でも、どういうわけか度胸がついたようです。

留学を迷っている人がいたら、タイミングさえ合えば絶対にするべきだと私は声を大にしておすすめします。それほど私には価値のある体験だったのですから。

今回の話のポイント

・留学中は勉強もさることながら、そこで出来る友達と交流することで得られるものも大きい。

・就職後も英語を学び続けること。

・留学中はたくさんの人とコミュニケーションをとり、度胸をつける事がのちのち活きてくる。

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

当サイトに不定期で寄稿しているゲストライターさんの記事です。

様々な職業や経験を持ち合わせた方から寄稿頂いているので、ぜひチェックしてみてください。

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