フィリピン留学の魅力

ここではフィリピン留学を韓国系の語学学校で1年間行った方が、フィリピン留学のデメリット・問題点をご紹介してくれています。留学前に確認しておきましょう。(解説が必要なところには、コメントを入れています。)


私は2011年の4月~2012年の3月までのおよそ1年間イングリッシュフェラの第2キャンパス(通称:スパルタコースキャンパス)に留学していました。
スパルタコースをあえて選んだのは、会社を退職して留学したのでせめて将来につなげるために英語をしっかり習得しようという決意の表れでした。コースはESLのコースを受講していました。

また、フィリピンへの語学留学は私にとっては2度目の留学経験になります。はじめての語学留学は大学生の頃にニュージーランドのオークランドで経験しました。ニュージーランドには8か月間留学していました。

2つの国への語学留学の経験を踏まえて言うと、フィリピンの方がカリキュラムやコストパフォーマンスの良さという点で優れているのは間違いありません。

ただ、フィリピンへの留学は他の英語圏の先進国に留学するのとは異なり、インフラ面など様々な設備が整っていない発展途上国への留学になります。そのため、日々の生活をしていく上で先進国で生活する上では感じないような問題が生じてきます。

フィリピン留学5つの問題点

フィリピンに留学して感じたフィリピン留学の問題点は5つあります。
①インフラ面の整備が整っていない事
②衛生面に問題がある事
③治安が悪い事
④語学留学のカリキュラム・食事の事
⑤夜遊びの誘惑が多い事

上記の5つの事柄について下記の文章で詳しく見ていきたいと思います。

1,低速のネット回線をはじめとするインフラの未整備

まず、フィリピンは発展途上国であるため電気・ガス・水道などの様々なインフラの整備が先進国と比較すると遅れています。

フィリピンでの留学で一番ストレスに感じたのはネットの速度が非常に遅いという事です。日本であればyoutubeなどの動画を見ていてもほとんど遅延することなく映像を楽しむ事ができます。

しかし、フィリピンでは夜などのみんながインターネットを集中して使うような時間帯にはかなりネットの速度が遅くなりました。
youtubeなどの動画はもちろんの事、ちょっと画像が多いホームページを開くだけでもかなりの時間を要してしまい、ネットサーフィンが好きな自分にはかなりのストレスでした。

自分もそうでしたがネット依存症の多い人韓国人学生にはさらにストレスだったようで、フィリピン留学を辞める韓国人学生の中には、その理由にネット環境の不備を挙げる人もいました。

それは大げさにしてもかなりネットの速度の遅さではストレスを感じさせられる事は確実です。そして、ネットの速度の遅さもそうですが、ネットが繋がらなくなるという事も頻繁に起こります。

半日ネットが使えないという状態は何度かありました。

数十分単位で復旧する軽いネットの不具合はそれこそ数えられないほどでした。
ネット環境以外でもシャワーのお湯の出が悪いことや、停電がたまに発生する事など先進国と比較してインフラが整ってないんだなと感じさせるような出来事には度々遭遇しました。

ネット環境についての解説(斉藤)
ネット環境についてですが、僕は2012年に初めて留学してから2015年までセブ島の様子を見てきていますが、セブ島のネット環境は2012年に比べるとかなり良くなってきています。しかしながら、それでもネット環境は不安定と言わざるを得ません。

その原因は少ない会社で独占状態にある事が一因。例えば2014年はPocket WiFiで5Mぐらい当たり前に出ていたのに2015年の8月にセブ島に行った際は、どうやらとある会社の回線が故障しているようで、その会社のPocket WiFiスピードは特定の場所でしかほぼ使うことが出来ないような状況になっていました。

複数社あれば競争になるので、いち早くそんな状況を修繕するでしょうが、ほぼ独占状態のため早急な対応をせず、1ヶ月たっても中々スピードが元に戻らない状況が続いていました。また価格競争もあまりないため割高です。

なので全体としては向上しているものの、良くなったり悪くなったり・・・を繰り返しているのが、現在のセブ島のWiFi環境だと思います。

語学学校側はしっかりWiFiに設備投資をしているのに、フィリピンの回線業者の方がずさんな事により使用が厳しいという事例も多いです。小規模の学校はまだしも、中~大規模の語学学校に留学する際はWiFiは使う人数が特定の時間帯で一気に増えるので、あまり期待しない方が良いかもしれません。

なお、特定のホテルやカフェでのWiFi環境は安定して良いです。(マリオットホテル、ウォーターフロントなどなど)

2,施設の不衛生、そしてフィリピン留学で経験する可能性がある食中毒・胃腸炎

フィリピンへ留学する際のデメリットとしては、衛生面の不備も挙げられます。
語学学校の施設の中はかなり清潔に保たれていて、語学学校の施設から出ない限りは日本とほとんど変わらないような衛生状態で生活が出来ます。

しかし、一度フィリピンの街中に行くと清潔な日本から来た我々には抵抗を覚えるような事がたくさんあります。
まず、街中でトイレを借りると綺麗でない場合が多いです。

ある程度綺麗なデパートなどでもトイレは汚れている場合があります。自分は極力外のトイレは利用しないようにしていました。

また、デパート内のレストランなどであれば大丈夫ですが、普通の街中の食堂に入ると多量のハエが飛び交っています。食事を食べている間にも平気で器にハエが止まったり、体にもハエが止まってきます。

このような環境で食事をするのが嫌な人は、極力デパートなど綺麗な施設に入っているレストランを使用するのがいいでしょう。

そして、地元の食堂で食事する際に注意するべきなのは食虫毒です。

特に日本で清潔な環境で生活していた自分達にはフィリピンの食事に潜んでいる菌に抵抗する力がない場合があります。そのため、現地の人には何でもない食事でお腹を壊したりすることがあります。

お腹を壊すだけでなく食中毒や胃腸炎にかかったりするケースもよくあります。実際、自分もフィリピンに留学している1年間で2回胃腸炎になりました。

高熱が出て、腹痛と吐き気と胃の痛みで1週間近く苦しんだ事を覚えています。
ニュージーランドでは留学した最初の1週間くらいはお腹を下して苦しむ事はありましたが、それ以降は特にこのような消化器系の症状に悩まされる事はありませんでした。

なぜなら、基本的にニュージーランドは先進国だけあって施設は衛生的に保たれており、日本から来てもさほど衛生面での問題が生じる事は無かったためです。このような衛生面の問題はフィリピン留学では避ける事の出来ないデメリットです。

食中毒についての解説
食中毒はフィリピンでは正直起こりやすい病気の一つです。理由は貝類や地元のレストランでの食事、氷などからによるものと思われます。とはいえ、同じものを食べても全員がなるわけでもないため判断が難しいところ。

食中毒を避けるためには学校内で食事をとる。綺麗なお店やデパート内のレストランなどで食事を取るのが良いと思います。デパート内レストランで出される水、氷は一般的に問題ないです。

また、韓国系の語学学校に通う方は「辛いもの」の食べ過ぎで胃腸炎を起こす方もいます。苦手だと思ったら避けておくのが無難でしょう。

未然に防ぐ方法としてはビオフェルミンやヤクルトを定期的に摂取して腸内環境を整えておくこと。睡眠をきちんと取り免疫力を高めておくことです。
参照:セブ島留学中に体調を崩さないよう、未然に防ぐいくつかの方法201
参照:セブ島留学時にはこれを持って行こう!

3,フィリピンの治安は悪い。安全面には最大限の注意が必要

治安が悪いというのもフィリピン留学の問題点です。

被害が大きかったケースとしては、一緒に勉強している学生が賭博詐欺に巻き込まれて、フィリピン人とトランプで賭けをしていて最初は勝っていたけどいつの間にか数十万円のお金を巻き上げられたという事件がありました。

あと、夜道を歩いていたらフィリピンのストリートチルドレンに囲まれてナイフで脅されて財布を盗られたという話もありました。

他にも美人局にあった、置き引きにあった、夜道で絡まれたなどの話は聞いた事があります。
特に夜道で絡まれるケースはよく聞いていたので、極力語学学校には早く帰り着くようにするか、夜遅くなるときは大人数で行動するようにしていました。

ニュージーランドに留学していた時も変な輩に絡まれた事はありましたが、夜に街を歩いていて危険を感じる事はほとんどありませんでした。

しかし、フィリピンでは夜道で油断していると結構な確率で危険な目に合うように感じます。フィリピン留学においては安全面に十分に配慮して行動するという意識、この意識は絶対必要になってきます。

治安についての解説
セブ島内では深夜歩いても問題ないITパークと呼ばれる所がある一方、マンゴーストリートと呼ばれる繁華街のように治安が悪いところもあります。

被害にあう方の多くは夜の繁華街に出かけた方、タクシーを使わないで違う乗り物を利用した方、人に安易についていった方などです。当たり前ですがリスクのある行動を取れば、それなりの結果が返ってきます。ヨーロッパの有名な観光地やハワイなどでも置き引きの被害は多いので、セブ島に限らず海外ならどこでも気をつけないといけませんね。

1週間~2週間の留学生よりも、慣れてきた中~長期留学生の方が油断しやすく、物を盗まれる可能性が高いらしいです。一般的なモールやレストランで盗まれることは滅多にありません。カフェでは高価なものは置いたままにしておくと若干怖いので、外に出る用事があるなら店員か友達に見ててもらいましょう。

4,語学学校のスパルタカリキュラム・食事の問題

次にフィリピン留学の問題点として挙げたいのは、人によってはストレスを感じてデメリットになる可能性がある語学学校のスパルタ式カリキュラムです。
参照:イングリッシュフェラに1年間留学して分かった!韓国系語学学校の特徴まとめ

フィリピンの語学学校は韓国資本が入っている学校が多く、受験戦争のお国柄を反映してか勉強に関してはかなりスパルタのカリキュラムが組まれます。

ニュージーランドの語学学校では休日や放課後はしっかり遊んでエンジョイしようという雰囲気で、実際休日には語学学校主体で生徒を色々な場所に連れてってくれるアクティビティなるイベントが設けられていたくらいです。

しかし、フィリピンの学校ではそのようなイベントは無く、もっというなら一日中勉強しているため、放課後というものもありませんでした。

唯一の休日が土曜日ですが、学校や生徒の雰囲気として街に遊びに行くよりも勉強をすべきというムードがあったので、本当に勉強漬けという感じでした。

また、平日の外出制限をはじめとして、学校の敷地内での飲酒・喫煙の禁止などそれこそ高校の校則のように厳しいきまりがありました。勉強に打ち込む雰囲気を守るために厳しく規則で縛りつけているのは分かりますが、かなり息苦しい感じがあった事も事実です。

このような雰囲気が合わないと感じる人は、フィリピン留学では語学学校を選択する段階で良く調べた方がいいと思います。あまり調査しないで選んでしまうとスパルタ方式の学校に当たってしまう可能性が高くなります。

加えて見落とされがちな部分ではありますが、語学学校で生活する上で結構なストレスになったのが食事です。

自分が通っていた学校は韓国系だったので、韓国人学生が多く韓国料理中心になるというのは仕方ないことでした。
ただ、韓国料理ではなくフィリピンの現地料理を選ぶ事も出来たのですが、このフィリピン料理はあまり日本人には美味しいと感じられるものではありませんでした。

フィリピン料理は変に酸っぱいか、甘すぎるものが多かったように感じます。自分だけではなく多くの日本人学生も同様の意見の人が多かったと思います。

この食事が合わないというのはなかなか辛くて、結構なストレスになりました。

自分は休日は日本食レストランで食べて、日本食のスーパーでインスタントみそ汁などの日本の食材を買うようにしていました。食事の時にみそ汁などの日本食が少しあるだけでも満足感が上がったからです。

このように日本の食材が全く手に入らないわけではないので、そこまで心配する必要はないかもしれませんが、食事の問題は一応頭に入れておいてください。

朝・昼・晩の食事をどこで食べても良かったニュージーランド留学時代は、食事がストレスになるという事はありませんでした。

しかし、朝・昼・晩の食事を全て学校で取る事が義務付けられているフィリピンの語学学校においては、食事が合わないというのは重大な問題になります。

フィリピン料理が口に合うか合わないかは分かりませんが、一つだけ言えるのは辛い料理が苦手だという人は韓国系の語学学校は避けた方が無難かもしれないという事です。

食事についての解説
一般的にフィリピン料理は日本人の舌に非常によく合います。レストランの食事は非常に好評です。(詳しくはこちら▶ 実は食も楽しめる!フィリピン料理と多様なジャンルのレストランを紹介

これはフィリピン留学をした留学生なら大抵の方が同意してくれるかと思います。
しかしながら、語学学校で出されるフィリピン料理は、レストランのそれとは全く異なる場合も少なくありません。簡単に言うとまずいフィリピン料理が出て来る可能性が高いです。

理由は語学学校側が食費にかける経費が少ないことです。大人数の食事を作るとどうしても個々で作る食事よりも味が落ちます。加えて食費にお金をかけていなければ、まずいフィリピン料理が出てきてもおかしくありません。

留学費が安い学校は上記の理由から、食事が合わない確率が高くなってしまうので、人によっては外食をすることになります。そうすると費用がかかってしまうので、この点が悩ましいですね。

学校によっては学校内にカフェテリアがあり、別料金で食べれるという形をとっているところも多いです。この場合は外に出歩るいて食べる必要がありませんので、便利でしょう。

5,男性限定!フィリピン留学の最大の敵は夜遊びの誘惑

そして、最後に挙げておきたいのは男性限定の問題になるかと思いますが、夜遊びにはまってしまい身を持ち崩してしまう学生が多く存在するという事です。

特に水商売や風俗のフィリピン人女性に入れ込んでしまうケースが多くみられました。
フィリピンの語学学校のカリキュラムが厳しい表向きの理由は英語力の向上に力を入れているためという事になっています。

しかし、聞いた話だと裏の理由はカリキュラムを厳しくしないと夜遊びにはまってしまう学生が続出するため、夜遊びをさせないために敢えて厳しく拘束しているという事でした。

語学学校のカリキュラムにも影響を与えるほど、フィリピンでの夜遊びは男性にとって魅力的な誘惑になっています。
他の英語圏の先進国とは違って、フィリピンは生活費がかなり安いです。生活費の全般が安いという事は必然的に夜遊びにかかる費用も安くなります。
女性がいるような店に行けば、それこそ1万円にも満たない位の費用で一晩遊ぶことも出来ます。

夜遊びに積極的な韓国人学生達のグループでは、水商売系のフィリピン人女性を彼女にしている人たちもいました。もっとも女性と遊ぶのも、英語の勉強という本分を忘れない程度であれば、個人の自由で問題ないと思います。フィリピン人の女性は混血が多いせいか美人がかなり多いです。

結果として平日に無断外出をしたり、土日にずっと彼女と遊んでいて課題をしなかったりという状態が続いた結果、退学になってしまうという事がありました。

若いので、異性との遊びが楽しくなってしまう気持ちも分かります。ただ、英語の勉強だけに集中して取り組めるフィリピン留学を若い頃から体験出来るのは非常にラッキーだと思います。このような環境にいるからには極力英語の勉強に集中した方がいいでしょう。

夜遊びについての解説
韓国人留学生の夜遊びは有名で、しっかり勉強している人たちがいる一方、勉強にモチベーションがない人たちは毎日のように出歩いています。日本人はどうかというと、学生はそこまで出歩いている人は少なく、社会人の方が多いように見受けられます。(とはいえ最近は円安の関係もあり、遊びに行く人も大分減ったかもしれませんが)。

個人的な経験では夜の店で英会話を学ぶよりも、教師を誘って食事に出かける方がずっと役に立ちましたが、逆にそういうお店に行ってから「あ~絶対もっと英会話が出来た方が、楽しめるだろうな」っと悟って真剣に取り組む人だっています。結局はその本人次第じゃないでしょうか。

避けるという意味では校則がある学校に入る、マクタンの学校に行く、繁華街周辺の学校ではない所に留学する、・・・などの手があります。

中長期留学生で遊びたい方がいれば、最初に目標設定をしてそこに到達してから遊んでも遅くありません。(その方がモチベーションに繋がると思いますので)

フィリピン留学のデメリットについてのまとめ

上記の文章でフィリピン留学をする際に注意するべきデメリットをまとめました。

これらのデメリットのほとんどは他の英語圏の先進国には存在しない問題になります。あくまで発展途上国であるフィリピンだからこそ生じる問題になります。

日本とはかなり環境が変わるので、ある程度の覚悟は必要になってきます。
上記に挙げたデメリットでどうしても受け入れられないものがある場合には、フィリピンへの留学は避けた方がよいでしょう。なぜなら、これらの問題は絶対にフィリピンに留学する際には避ける事が出来ないものだからです。

ただ、これらのデメリットを踏まえてもフィリピンへの留学は、その効果・コストパフォーマンスを考えればかなり魅力的だと言えます。

フィリピンに行ってから「こんなはずじゃなかった」となる前に、これらのデメリットも踏まえたうえで再度フィリピンへの留学を検討するようにしましょう。

その他参照記事

フィリピン留学が出来ないいくつかのこと
フィリピン・セブ島にある主な語学学校

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

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