海外留学中~後にどのように就職活動・転職活動を行っていくか?

これは海外留学生達にとって一番の心配事であり、関心事かと思います。

海外留学は英語を身につけることができる一方、日本での就職活動に比べて情報が取りづらく、面接や企業へのインターンなども海外にいるため参加が難しく、どうしても国内就職活動組に比べると一歩遅れがちです。

しかしながら企業側を見てみると、国内の需要だけでは経営が成り立たないと考え始めている企業は、これからどんどん海外へと事業を展開していく事を視野に入れており、英語力が高い方、バイリンガルな方を求めるニーズは高まりつつあります。

そこで注目したいのは日英の就職・転職活動サイトとして有名な「CFN」が主催している「ボストンキャリアフォーラム」「東京キャリアフォーラム」です。
http://www.careerforum.net/?lang=J

CFNとは?

CFNのキャリアフォーラムは、主に日本国外の大学や大学院に在籍している日英バイリンガルの日本人学生を対象としている就職セミナーの一種です。

応募資格は正確に言えば、海外の大学に進学している方はもちろん、留学経験のある方などの「卒業後の転職組」も就職活動に参加することが可能です。(詳しくは公式サイトでご確認ください。)

初期段階では、アメリカ合衆国のボストンで開催されていましたが、日本人留学生の広がりや企業の海外進出の加速化などを背景にして、ボストン以外にも、ロサンゼルス、サンフランシスコ、また、アメリカ以外にもロンドン、シドニー、そして国内でも東京・大阪で開催されるようになっています。

日本国外の大学や大学院に在籍している人や転職組にとってのこのキャリアフォーラムに参加するメリットは、英語が堪能な人材を求めている企業や、留学時に身に着けた精神的なタフさだったり、視野の広さ、価値観の多様さを理解する能力などを評価する企業がブースを設置していることだと思います。

国内で開催されている一般的な就職セミナーの場合、海外で学んだ学生について「使いづらい」「プライドが高そう」と色眼鏡で見たり、そこまで極端ではなくとも、海外で生活したからこそ得られた経験をそれほど高く評価しない企業も多くありますが、このキャリアフォーラムの場合は、そもそも海外経験を評価する企業が集まっている点で、留学生にとって参加価値が高いはずです。

キャリアフォーラムに参加している企業の業種や分野は様々ですが、国内の新卒一括採用プロセスとは異なり、ある程度職種を絞って募集している企業も多いです。

なので例えば、これまである程度の社会人経験があり、現在、経営学修士(MBA)などのプログラムに在籍中の人にとっては、こうしたフォーラムに参加することにより、これまでの職務経験をアピールしたキャリアアップを図ることも可能ですし、一方で留学中に得た専門知識などをアピールしてキャリアチェンジを行うことも可能です。

フィリピン留学を活かすのであれば、「①過去の職歴」+「②フィリピン留学で学んだ英語力の証明」+「③発展途上国でも仕事を作り出せるタフな精神と実行力の証明」を武器にアジアに支店を持っている会社や将来持つ予定の会社へアプローチするのが良いのではないでしょうか。

キャリアフォーラムへの参加者が行っておくべきことは、まずなんといっても、自分がこれまでに経験したことや学習したことについてきちんと棚卸しを行い、他者にわかりやすく説明でできるよう十分に準備しておくことが肝要です。

いまや海外経験がある日本人学生、英語を話すことができる日本人学生は山ほどいますので、自分がこれまで何を考えて、どういった行動を行い、何を経験し、その経験により何を得たのか、しっかりと差別化しアピールしなければその他大勢にまぎれてしまいかねません。

当然、過去に何の経験もない人がTOEICの点数が留学中に上がっただけで、就職が決まるわけがありません。TOEICの点数=仕事力(利益を生み出せる力)だと、企業は思わないからです。

上記の例で言えば①→②→③の順で重要なのではなく、①の過去の職歴→③の発展途上国での実行力の2つが最も重要で、続いて②の英語力が最後の決め手の保証になるはずです。(②については別記事で)

また、キャリアフォーラムは、採用担当者と近い距離でコミュニケーションをとって自分をアピールできる貴重な機会であり、時間も限られていますので、その場で企業の事業内容について質問したり、初歩的な情報を得ようという姿勢では、とてももったいないことだと思いますし、相手にも良い印象を与えることはできません。

当然のことではありますが、自分が就職を希望する企業や業界についてのリサーチは、キャリアフォーラムが開催される前に十分に時間をとって行ってください。

なお、忘れがちなのですが、現地での宿泊や移動手段についても確認を怠らないことが重要です。

とりわけ、ボストンキャリアフォーラムの場合、アメリカとカナダにいる留学生が一気に押し寄せると言われています。金額的にリーズナブルなホテルやロケーションが良いホテルはあっという間に予約が一杯になるとのこと。

「フォーラムの開催直前になってホテルを予約しようとしたが、超高級ホテル以外は満室であったため、やむを得ずユースホステルのドミトリーに泊まった」。。。などの失敗例も一つや二つではありません。

キャリアフォーラム当日に体調万全で臨み、開催期間中はフルに動き回れるよう、宿泊や移動手段を馬鹿にせず、きちんと準備しておくことが成功につながると思います。

日本国内で行われるキャリアフォーラムでも朝一からスタートダッシュをかけれるように、宿泊や交通機関も踏まえ、準備は用意周到に行っておきましょう!

留学生のみなさんには、こうした機会を最大限に活用し、自分の理想とするキャリアを実現するための第一歩にしていただきたいです。

直近では2015年であれば、12月21、22日の両日、東京でキャリアフォーラムが開催されます。これから留学を検討していく方はまずは無料ですので参加してみてはいかがでしょうか。

以下はボストンキャリアフォーラムの体験談です。(フィリピン留学生の中には欧米留学も検討している方もいると思いますので、きっと役に立つと思いますし、東京フォーラムにも役立つ事が書かれていますのでご一読ください。)

ボストンキャリアフォーラム体験談2話

私のキャリアフォーラム失敗談(事前準備がカギ!)

私はイギリスの大学院の修了時にボストンキャリアフォーラムに参加しました。

当時、イギリスで国際関係学の勉強を終え、ニューヨークにある国際機関でインターンをしながら日本へ帰って就職するか、アメリカかイギリスに残って現地の企業に就職するか考えかねていた時期でした。

ボストンキャリアフォーラムといえば、留学している日本人学生なら知らない人はいないのではないかというくらい、就職活動にとっては欠かせない大きなイベントです。

日本に一時帰国してまとめて就職活動をするには時間が足りない留学生にとって、キャリアフォーラムは日本企業の担当者に直接話を聞けるチャンスでもあります。

私は、ボストンならばニューヨークから週末で行けるので、日本企業の情報収集のためにもとりあえず行ってみようという気持ちで参加しました。

そんな軽い気持ちで参加したので、事前準備をとことんしている方(特にMBA在学中などの方)がいる一方で、私は参加企業リストをみて自分の気になる企業を調べ、履歴書を更新した程度の事前準備でした。事前応募はしませんでした。

けれども参加してみてまず思ったのは、事前準備の大切さでした。
企業研究はもちろんですが、まず自己分析。
そして、どうやったら自分が企業に貢献できるかという視点からの分析。

それらが出来ていなければ、面接やグループワークはおろか、ウォークインでもその先に進めるわけがありません。短期決戦ですので、準備不足は致命的でした。

というわけで、私にとってのキャリアフォーラムでの経験は、失敗、でした。

しかし、直接の仕事につながる何かが得られたわけではないけれども、学業から実務社会への気づきを与えてくれたものだと思っています。その後、キャリアフォーラムでの反省を生かし、就職活動モードに切り替え、無事に内定を得ることが出来ました。

これからキャリアフォーラムへ参加しようという方へのアドバイスとして、そうした自分の経験を踏まえて、学校生活で忙しくなる前に自己分析や自己PR、そしてES(前年の内容にあわせてとりあえず用意)を作っていくことをお勧めします。

海外での生活の立ち上げや慣れない留学生活に追われて忙しくなる前の時期に、その後のキャリアフォーラムについてなかなか想像がつかないかもしれません。

それでもざっくりとでもいいので少し準備をしておくこと、そうすれば直前の詰めの準備が余裕をもって進められるようになります。

また、卒業年まであと2年など、もし年数的に余裕があるのであれば、早めに参加してキャリアフォーラム独特の雰囲気をつかんで、翌年の本番の就職活動に備えるのもよいかもしれません。

ボストンキャリアフォーラムで内定を2社もらえました。

交換留学生として、アメリカのボストン大学に留学していた時にキャリアフォーラムに参加しました。もともと就職活動を有利に進めるために希望したアメリカ留学でしたので、先輩や友人たちと積極的に情報交換を行い、かなり力を入れてキャリアフォーラムでの就活に挑みました。

私が探していた企業はメーカーです。日本のものづくりに興味があり、日系メーカーを片っ端から応募しました。キャリアフォーラム中も、何社か説明会に行きましたが、短時間で成果を上げたかったので、なるべくキャリアフォーラムの前に企業については調べ上げていました。

結局キャリアフォーラムで応募した企業は8社ほどでした。どれも日系のメーカーです。とある重電機メーカーが本命で、その会社については日本にいた頃に事前にOG訪問までしていました。

まず、キャリアフォーラムが始まる前から書類応募をして、いくつかの企業はスカイプ面接を受けました。英語面接もあり、かなり緊張しましたね。

留学しておいてなんですが、私はあまり英語力が高くないのです。一応TOEFLで留学する資格があるスコアは持っていたのですが、なんとかギリギリ…というレベル。

キャリアフォーラムに参加する学生は本当にレベルが高く、高学歴で帰国子女なんていう人がゴロゴロいる世界なので私なんてへなちょこでした。

そんな私でもいくつかの企業は拾ってくれました。いざ、キャリアフォーラム開催中に、面接を受けました。面接会場は特別な部屋があるわけでもなく、仕切りで区切られた簡易なブースで行われました。

なのでザワザワしている環境で、そういうのが集中を妨げるという人にはなかなか過酷でした。隣の会話も聞こえてきますしね。私は、静かで厳粛な雰囲気の方が苦手なので、逆にノれた気がします。

いくつかの企業は、キャリアフォーラムが終わったあとディナーに招待してくれました。かなり美味しい高級店に連れて行ってくれましたね。ボストンなので、魚介類のお店などです。いい思い出です(笑)

捨て身の努力の甲斐もあり、2社から内定を頂きました。一社は、キャリアフォーラム開催中すぐにお返事をいただけました。もう一社は、キャリアフォーラム終了後に数週間あいだを開けてから連絡が来ました。もうダメだと思っていたのですが、最後の最後に神様は微笑んでくれました。

苦しい数日間を過ごし、不眠不休のキャリアフォーラムでしたが、そのぶん実りも多く満足できる結果でした。

以上がCFNのキャリアフォーラムについての記事になります。

フィリピン留学生も事前にこのキャリアフォーラムを意識しておけば、留学中の目標が定まり、より効果的な英語学習や現地での自発的な取り組みが行えるのではないか?・・・ということで取り上げました。

ご興味のある方は公式サイトの方で詳しい内容をご確認ください。

CFNのキャリアフォーラムの詳細はこちら
http://www.careerforum.net/?lang=J

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

当サイトの管理人
2012年に初めてセブ島に留学。以降今までに複数の語学学校に留学&訪問。フィリピン留学を通じて「英語が伝わる楽しさ」をより多くの方に体験してもらいたいと思い、このサイトを立ち上げました。

英語留学前の方はもちろんの事、留学中の方、留学後の方にも役に立てる情報の提供を目指しています。なお、基本的にはセブ島ではなく、東京(高田馬場)にオフィスを構えて働いています。

何かご質問ございましたら、コメント欄かinfo@ceburyugaku.jpまでお願いします。

・TOEIC(R):805点(L 430 R 375)
・TOEIC SW:280点(S 130 W 150)

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