誰でもヒーロー(DAREDEMO HERO) フィリピンセブ島ボランティア

週末記事は息抜きができるようなセブ島のちょっとした思い出話、体験談をご紹介したいと思います。

今週はフィリピン留学された方が体験した様々なエピソード集です。

私がセブ島で体験したエピソード6話

4年ほど前に英会話留学で一ケ月ほど滞在した時のエピソード話を6つご紹介します。

1,空港での注意点

フィリピン・セブは治安は割といいほうと思いますが、それでも多くの人が集まる場所は決して安全とは言えません。

たとえば、空港などは用心してかからなければならないところです。私も帰国時に空港内で油断した時に、いきなり大きなスーツケースをひったくるように持っていかれて、後でなんと運んでやったから1,000ペソ(当時の相場で500円ほど)をチップでよこせって身なりの悪そうなフィリピン人に要求されました。

ケースを運ばれたのは確かに間違いないですけど、たかが空港内の数十メートルの範囲です。

最初は親切でやってくれているのかと思って勘違いしていましたが、こういう日本人の人の好さに付け込む場面が空港ではよく起こります。この時は仕方なく払いましたけど、同じことが何度も起こっているそうです。ぐれぐれもご注意を。

それから同じ空港内では、搭乗手続きするまえに荷物検査されますけど、同時に不思議な光景なのですが、制服を着たようなフィリピン人2名に搭乗カード(渡航先とか個人名とか渡航目的を書いたもの)をチェックされるのです。

最初からなんでそんな必要ないようなことをされるのか不思議でしたが、よく観察していると、一定の間隔で乗客がそのカードを差し戻されているのです。つまり通してくれません。

しかもどこが間違っているのとか、書き足らないとかの指導もないのです。ただ差し戻されて英語のわからない日本人はオロオロしているだけ。

後でわかったことですが、この制服風のフィリピン人はそういう行為でわいろを要求していたのです。空港スタッフでも何でもないのです。

私は完璧に書いていたのでその場もフリーパスでしたが、よく見ていたら確かに数名の日本人が少額の金を払ったら、連中はスイスイ通過させていました。

あきらかにわいろでした。こういう非合法な行為がフィリピンの警察や空港では行われてますのでよくよく注意して渡比してください。

2,巨大モールで見たもの

フィリピンには多くの巨大モールがあります。
ほとんどがフィリピン国籍の元中国人経営によるものですが(フィリピンでは他の国籍のものは商売できない法律があります)日常生活には欠かせないものがたくさん置いてありますので、フィリピン人で毎日ごった返しています。

私もスクールが終えると買い物や観光もかねてよくモールへ行ってましたが、まず驚くことは各入り口にマシンガンを持った護衛がいます。そして客が入る前に全員の持ち物検査をやってます。ただ実態は全然緩いです。(笑)ポーズだけみたいな検査です。

でもそういう護衛が入り口で頑張っているので本来なら身なりの怪しそうなものや、明らかに風紀の邪魔になりそうな貧しいフィリピン人は入り口で排斥されると思うのですが、私が友人とコーヒーショップでくつろいでいた時だけは別でした。

大変体が薄汚れたフィリピン人母子と赤ん坊が紛れ込んでいました。そして母親は赤ん坊を抱えたまま、無心をするようにあちこちの外国人客の間を歩き回っていたのです。私はなんとも複雑な感情に包まれていました。

そしてフィリピンの現実を垣間見たような気になりました。富の偏在がこの国には極端にあるのだということを。

3,フィリピン人はとにかく歌とダンスが大好きです。

私がモールをおとづれた時も入り口のすぐ横で一人の女性が大声で歌を歌っていました。別に歌手でも何でもありません。ただのおばさんです。

たまたまそのコーナーが家電品売り場でカラオケもあったので、一人で熱唱していたのです。でも周りのみんなもそれを見て聞いて楽しんでいる様子で、全然迷惑そうでもありませんでした。

同じ風景は私がセブで同じスクールの日本人生徒とオフに観光した時も遭遇しました。ある有名な観光地で私たちがレストランで食事をしていた時、隣で二人のフィリピン女性がカラオケに興じていました。

音なんか大音響そのもの、でも全然周りを気にしている風情もなく、きゃーきゃー言いながら次つぎと曲を変えて延々歌っていました。この国の公共という感覚はかなり日本人とは異なるなと感じたものです。

4,日本にはないフィリピンらしい特性

フィリピン人の特性を理解するのに最もいい材料があります。
フィリピンのスクールに入学すると、カリキュラムの一つに先生と生徒が孤児院に出かけていって、孤児院の生徒と丸一日一緒に楽しむというイベントがあります。

行く前に先生も生徒もお金を出し合って孤児に対するお土産を用意します。

だいたい頻度しては月に一回程度です。だから私も一ケ月滞在していたのでこの行事に参加しましたけど、このようにフィリピン人そのものが貧しい国民ですが、それでもより貧しい状況に置かれているものに対しては、自分の食べるものを減らしてもその人々に分け与えるという慣習があります。

これは今日の豊かな日本人にはなかなか見られない感性です。

breadwinnerという言葉もフィリピンに行って初めて習った英語ですけど、これは一家の稼ぎ手とか大黒柱という意味です。

家族親戚の中で一番優秀とみられる人がいると、他の家族や親せきは自分の稼ぎを全部その人に集中させて大学まで進学させようとします。

しかしいったんその本人が大学とか大学院を卒業すると、今度はその本人がいい就職先を見つけて、家族や親せきの生活全般を見なければならなくなります。この人のことをbreadwinnerと呼ぶそうです。

ここにも貧しいフィリピンの相互依存の支えあいが見られます。合理的なシステムといえばそういうことですね。

5,地震

私の留学中にセブでは珍しく、1週間のうちに大きな地震が3度も起こりました。
私の滞在は2012年2月でしたので、記憶の鋭いひとは察すると思いますが、日本では2011年3月11日に東北太平洋沖合を震源とする大地震が起こりました。

まだ1年たっていなかった頃のセブでの地震だったので、フィリピン人も記憶に新しく、私のスクールの生徒や講師のみならず、セブ市でもかなりのパニック状態になったそうです。

特に日本の東北大地震が間違って伝わっていたらしく、TSUNAMI(津波はもうそのまま英語化されています)がセブを襲うというデマが蔓延しました。

これがセブ市にパニックを起こして多くのフィリピン人が高いところへ避難したそうです。しかし、セブ市は地図を見ていただければわかりますが、周りを大小の島に取り囲まれているので、そもそも津波なんか起こりっこないような地形なのです。

でもデマとは怖いものです。誰かが言ったデマが次々と津波のように伝播されてパニックになったわけですから。私たち日本人もこういう時でも冷静に判断して対応する姿勢を、この時のフィリピン人の対応から学ばなければならないとつくづく感じました。

6,やっぱり観光もしなきゃ損!

そんな色々なエピソードに彩られたセブ滞在でしたけど、このセブはスキューバダイビングや近くにある離島ボホールのめがねサル(世界最小のサルとして有名)が見えることで有名です。

ぜひセブに寄られたら、語学留学もさることながら、観光も時間の許す限り楽しまれたらいいと思います。

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

当サイトに不定期で寄稿しているゲストライターさんの記事です。

様々な職業や経験を持ち合わせた方から寄稿頂いているので、ぜひチェックしてみてください。

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