計画倒れにならない海外留学プランニングを!立案の3つのコツ

留学前に現地の行動計画を立案するものの、現地に入った後、なかなか計画通り進まずに計画を継続できない人は多いものです。

そこで今回は計画通りにならない留学プランニングのコツについて触れたいと思います。
(前回の記事はこちら:社会人の適切な留学期間は存在するのか?上手くいく人の共通点。

留学のプランニング、3つのコツ

留学のプランニングを立案するためのコツとしては3つあります。
1. プランニングに期限と数字を入れること
2. すでに習慣化していることにプランを入れ込むこと
3. お互いに計画の進行状況をチェックし合える相手(仲間)をつくること

上記の3つです。

では、順を追って解説していきましょう。

1,限定と数字を入れる

まず、「プランニングに期限と数字を入れること」についてです。

たとえば、留学中に様々な国籍の人達と交流を持ちたいという目標を持つ人がいるとします。

その場合の計画立案の段階で「留学中には、できるだけ多くの人と交流を持つ」とプランニングしたとしますね。そうすると、最初の1週間くらいは交流を持とうとトライしてみますが、今一つモチベーションが継続しづらく、途中で「まぁいいや。まだ時間はあるし。。」と思考してしまいがちになります。

一方、同じ目標を達成するために、下記のプランニングを立案した場合はどうでしょうか?「毎日、授業が始まる前に必ず新しい人、2人に話しかける」と。

こちらのほうが自分のやるべきことがより明確化され取り組みやすくなりませんか?その理由は、この二つのプランニング立案の仕方に違いがあるからです。

前者はプランニング自体が漠然としていますが、後者には「毎日、授業が始まる前に」という期限と「新しい人、2人に」という数字が入っているからです。期限と数字を入れることで、やるべきことがより明確になり、しかも数字をクリアしていく段階で小さい達成感も味わうことができ、モチベーションがあがるのです。

2,習慣化していることにプランを入れる

次に二つ目の「すでに習慣化していることにプランを入れ込むこと」についてです。

たとえば、英語を話せるようになるために、英語の授業以外に家で毎日10分間勉強のプランニングを立案したとします。たった10分間なので、それほど手間はかからないし、一日の中でいつでもその時間を作って実行ができるはず、と多くの人は高をくくります。

ところが、たかが10分されど10分です。
意外と日々、このたった10分間の時間を作り継続することは想像以上に困難なのです。

「たった」というのが思いのほか曲者なのです。
確かに1週間くらいは継続できるかもしれませんが、そのうちに、徐々に「今日は忙しいし、まぁ、明日二日分やればいいや、、、」という発想になりやすいのですね。つまり、先延ばししやすくなります。するといつの間にか継続できていない状態になっていた、無しく崩しになっていたなど、一度や二度くらいこんなパターンを経験したことはありませんか?

そうならないためにお勧めなことは、自分のすでに習慣化していることにプランニングを入れ込むことなのです。

たとえば、毎日の通学時にバスを20分間使うのであれば、その通学時間を利用する。バスを使うことは習慣化しているので、バスに乗っている10分間を英語の学習の時間に使うと決めさえすれば日々実行することは可能ですし、継続できないはずはありませんよね。歯を磨く時間を利用する、朝食を食べる時間を利用するなどでも良いでしょう。

自分の一日の生活を振り返り、習慣化していることを洗い出してみましょう。
自分がすでに習慣していることにプランニングを入れ込むことがポイントです。

チェックし合える仲間を作ること

そして最後の「お互いに計画の進行状況をチェックし合える相手(仲間)をつくること」についてです。

これは、自分一人で黙々とプランニングを実行できる人は必要ありませんが、かなりの根気が必要です。自分の行動を誰も見ていませんから、つい怠け心が忍び寄ってくるものです。そのときに効果的なのが自分の実行状況をチェックしてもらえる相手を作ることなのです。

自分のプランニングの進行状況を報告する相手を作っておくと、その相手に報告しなければなりませんから、やらざるを得ませんよね?その心理を利用するわけです。

この方法はできれば自分の進行状況をチェックしてもらうだけでなく、その相手のプランニングも自分がチェックしてあげることです。つまり、お互いがチェックし合える関係がベストです。

なぜなら報告し合うたびに、励みになるからです。是非そんな相手を見つけるようにしてみてください。

以上が計画倒れにならない留学プランニング立案のコツです。

なお、上記のような自分の目標や行動プランニングを定着させる技術を深く学びたい方に下記の書籍をお勧めします。行動定着の専門家、永谷研一さんの著書です。

絶対に達成する技術」(中経出版) 永谷研一著

次回は、「フィリピン留学が欧米留学に勝てるポイント」について述べたいと思います。
お楽しみに!

海外留学キャリアコンサルタント
本橋幸夫

12回に渡る本橋氏のコラムまとめ

第一回:帰国後の就活でうまくいった海外留学生の知られざる共通点
第二回:企業が海外留学生に何を期待しているか
第三回:海外留学生に対する企業の3つの視点、企業からのイメージ
第四回:社会人の適切な留学期間は存在するのか?
第五回:計画倒れにならない留学プランニング3つのコツ
第六回:フィリピン留学が欧米留学に勝てるポイント!
第七回:現地インターンシップやボランティアで心がけるべき鉄則!
第八回:国内328社に聞く「現地でこんなことを体験してきた人を採用したい」
第九回:海外留学後に就職が決まらない人達の4つの共通点
第十回:帰国後の就活で「こんなはずじゃなかった!」にならないために
第十一回:『隠れた求人の探し方と裏ワザ』
最終回:留学帰国者で就活が上手くいく人、いかない人

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

海外留学キャリアコンサルタント

有限会社あうとりがー代表取締役
●米国 CCE,Inc. 認定 GCDF-Japan キャリアカウンセラー
●国家資格 2級 キャリア・コンサルティング技能士
●総合旅行業務取扱管理者

大学卒業後、ファイナンス会社入社。その後渡米し、帰国後、スイスに本部を持つ、世界最大級の国際教育機関の日本支社に11年間勤務。2003年に独立し、留学コンサルティング会社、有限会社あうとりがーを設立。現在、留学およびキャリアの両面から留学生を支援している。国内初の留学・キャリアコンサルタントとして活動中。

これまで 留学生支援を開始以来、23年間で、のべ10,000 名を超える留学生に接し、留学希望者や留学生帰国者対象に留学・キャリア講演をはじめ、キャリア・コンサルティング・就職支援を行なう。

著書
留学キャリア・コンサルタントが教える留学帰国者の就活』(本の泉社)
海外で英語をモノにする人、できない人』電子書籍(マイナビ)
語学留学指南』(ナカニシヤ出版)
『語学留学を10倍成功させる秘訣』(小冊子)
HP:http://ryugaku-career.com/

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