【ニュース】フィリピンセブ島 低迷する建設プロジェクト 

建設業作業員として半生を過ごしてきたホアン・オマンダック(45)氏は、初めてセブビジネスパーク地区アラヤ駅の仕事をして以来、その数年間におけるセブの急激な変化を見届けてきた。

セブでの今年の建設セクターは未だ底堅く、経済成長を見込む人々にとっては中心的産業である。「私が18歳の時に見たセブとは今は全く違う」ホワンはネグロスオリエンタル州出身であり、200万ドルのマンダウエ市スカイウォーターパーク建設プロジェクトのために日給450ペソで働いている。

国家経済開発庁(NEDA)によると、ビサヤ諸島中部での建設プロジェクトは2015年前半低迷していると発表されている。

プロジェクトが21.8%減少

NEDAのエフレン・キャレオン氏は、2013年第4四半期に起きた壊滅的なマグニチュード7.2の地震とヨランダ台風による復興建設を理由に、2014年には需要が急激に増大したが、その後急速な減退を見せたことに言及している。フィリピン国家統計局によると、ビサヤ諸島中部全体の数値としては2015年前半で前年同時期に比べ21.8%減少した。

建設プロジェクトの価値自体が18.3%減少している。「減速は、過去2年間成長を遂げていた地方の住宅セクターにおいて顕著である」キャレオン氏は述べる。分譲住宅開発協会(SHDA)は、ビサヤ諸島中部での住宅セクターにおいては、昨年同等の力強さを維持している事を発表している。

SHDA会長ジュリー・カスタノス氏の報告によると、住宅・土地利用規制委員会(HLURB)のデータでは、ビサヤ中部と東部を合わせて、2015年の住宅数は昨年比65%の増加であり、コンドミニアムの販売権申込数が59%の増加であった。(2015年の最新データは10か月分とする)SHDAの発表の中に、「数字が建設産業への信頼維持を示し、政府機関からの支持をより強固にしている」とある。

新建設11,763戸数

主要な統計データでは、地域のGDP高成長率、海外就労者送金、入国者数、高就業率、BPOの拡大、低インフレを表す数値が発表されている。

カスタノス氏は、住宅セクターが経済の生産活動を牽引している事に言及。今年に入って59のプロジェクトが着工しており、内11,763住宅戸数に対し、コンドミニアムは25プロジェクト、5,997戸数である。今年度全体で17,760の平屋、戸建住宅が着工した。コンドは弱い数値ではあるがここ数年では成長しており、セブ住民にとってコンド生活が着実に定着してきている事を示している。

カスタノス氏は、「市場がコンドミニアム開発に順応しており、開発という考え方が全体的に発展してきている」と述べている。セブの不動産市場では観光業やBPOが引き続き拡大しており、大規模な投資が行われている。キャレオン氏はまた、特にセブ駅周辺ではBPOや中小企業向けに商業オフィスの需要が顕著である事を指摘している。

事態改善のために

カスタノス氏の願いは、開発業者のプロジェクト開始条件が合理化され、政府機関が自身のインセンティブ策として、それを利用する事である。一般的に現在のインフラ構築は、建設と不動産開発の拡大のために必要とされなければならないと考えられている。

「インフラと効果的な輸送体制の整備は、セブ駅郊外の経済発展と不動産開発にとって必須である」SHDA会長はこう述べる。場所さえあれば郊外開発は業者にとって魅力のあるものだと説く。

ホアンはマンダウエ市での仕事を5時に終え、ラプラプ市マリゴンドンにある自宅に帰宅する。平日朝6時に自宅を出て8時には仕事開始となる。

ホアンが携わっているスカイウォーター建設の完成は、この2月を見込んでいる。20年に及ぶ勤務経験で海外就労も可能であるが、小学1年を終えただけで読み書きもままならない7人の子供の父として、それはできない。

「私自身が読み書きもできず設計図も分からない。もしできれば今頃海外で働いていただろう。」ホアンは振り返る。

参照元:http://www.sunstar.com.ph/cebu/business/2015/12/28/fewer-construction-projects-449097

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海外ニュースの翻訳担当
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