セブ島留学|1週間目からスタートダッシュをきる

私が選んだ国と学校名と留学期間

・名前:M.S
・年齢:26歳(当時大学生)
・職業:会社員
・語学学校:フィリピン国立大学(マニラ・ディマン本部)
・留学滞在期間 2009年6月~2010年3月(10ヶ月間)



1,なぜその学校を選んだのですか?


在籍している学生のレベルが高く、すぐラクな方へ逃げてしまいがちな自分にとって言語を学ぶ上で良い環境だと思ったからです。


2,フィリピン留学前に準備してきた事は何ですか?

勉強面では、フィリピン語(タガログ語)の基本的なあいさつを覚えました。
留学する目的は英語の能力向上でしたが、やはり簡単な言葉でも周囲の人の母国語を話せた方が、より良いコミュニケーションを取ることが出来るのではないかと考えたからです。

アイテム面では、これといって特別に用意したものはありませんが、服装については防犯面からも比較的「現地に慣れている」様に見えるよう、Tシャツにジーンズなど、ラフなものを持っていくようにしました。

また、使用するカバンについても、肩掛けでチャックで占めることが出来るものにしました。リュックも考えましたが、スリ等を警戒して念のため避けました。


3,フィリピン留学してみて、準備が足らなかったものは何ですか?

勉強面では、まさしく英語(ならびにフィリピン語)の勉強不足のまま留学することになりました。
「留学先で身につければよい」と考えていた為、そこまで念入りに準備をしていませんでしたが、実際に行ってみると、当然のことながら、日常会話すら成立しませんでした。

フィリピンでは一歩学校を出ると、まだまだ英語を話せない人が多く、現地の市場で安く食材や衣服を調達するにはフィリピン語が主流です。
また、現地で出来た友人との会話は英語でなされるため、楽しい場であっても自分だけ会話についていけないことも珍しくありませんでした。

あまり気張る必要はありませんが、出国前1ヶ月は、ひたすら英会話を聞くぐらいはした方が良いかと思います。
アイテム面では特に準備不足はありませんでした。現地で、現地の人の生活様式に合わせれば特に困ることなく生活できるかと思います。


4,学校の施設はどうでしたか?

教室はとても広く、清潔に保たれていました。
履修(受講)していない授業であっても、担当者へ相談に行けば快く教室を覗かせてもらえる授業が多かったです。
また、図書館も充実しており、図書数が多いのもさることながら、自習スペースが多く、また周囲の利用マナーも良いことため集中を保ちやすい環境でした。


5,授業のカリキュラム内容を教えて下さい。

履修科目:英語(週5回)、フィリピン語(週4回)、経済学(週2回)、憲法・法律(週2回)、歴史学(週1回)、文化(週1回)

進行方法:語学…ベースは一人の教授に対し20名前後の生徒で講義形式。授業の途中で付与されたテーマについて随時ペアやグループでの討議が入りました。
内容としては会話が出来ることを前提とし、言語の成り立ちや言語学者の著作について討議を通して理解を深めていくものでした。


6,最もためになった授業と、ためにならなかった授業を教えて下さい。

最もためになったのは、英語の授業です。
当初は訳が分からずついていけませんでしたが、毎回ICレコーダーで授業を録音し、繰り返し聞くうちに授業内で取り扱っている伝統的な言い回しやスラングを含め、英語をスムーズに理解できるようになりました。

最もためにならなかったのは、憲法・法律です。
個人的には楽しい授業でしたが、世界動向が見える経済学に対し、過去の事例を参考に現代憲法を読み解くものであったため、その道に進まない限り受講内容を活かす場は無いと思います。


7,周りの環境、治安はいかがでしたか?


「かなり危険な国」だと強く意識して渡航しましたが、幸いにも大きな被害を被ることなく留学を終えることが出来ました。

おそらく、都市部で外国人が多い地域だったことも関係していたと思います。一方でタクシー利用時等は料金を上乗せされることが度々ありました。(通常120ペソ(当時240円程度)程度で行ける距離に対し500ペソ(当時1000円程度)請求されるなど)都度、嫌な思いはしましたが、身の安全を第一に考え、言われたとおりの金額を払ってきました。


8,食事内容はいかがでしたか?

ホームステイでの滞在だったこともあり、きちんと3食用意してもらっていました。
また、味についてはフィリピン料理全般に言えることですが、甘い、またはすっぱい味付けのものが多く時折日本食が恋しくなりました。(肉・魚や炒めたご飯などは特にすっぱい味付けのものが多かったと思います)

また、印象的だったのが、フィリピンではスパゲッティは「デザート」に分類されることが多く、一般的なファミリーレストランの様な所では砂糖が練り込まれた麺がナポリタンのように料理されて出てきました。(価格帯の高いレストランでは日本で食べるようなスパゲッティを食べることも出来ます)


9,インターネットの環境はどうでしたか?


ホームステイ先、学校共に常に無料のwifiが飛んでおり、特に困ることはありませんでした。また、街中でもファーストフード店や、大きなショッピングモールでは同じく無料のwifiがあり、ウイルス対策やその他のセキュリティレベルを上げておけばどこでもノートパソコンを使うことが出来ました。


10,その学校の最大のメリットと最大のデメリットを教えて下さい。


メリットは教授・学生のレベルが高い上に日本以外からの留学生も多い為、見聞を広げるにはもってこいの環境だったことです。
デメリットは学校の敷地がとても広く、学部別に建屋が離れていた(車での移動が一般的)ため、留学生の立場を利用して「他のジャンルの学問を少し覗く」という事がなかなか出来なかったこと。


11,ずばり、この学校での留学を成功させるコツとは?


努力以外にありません。
留学を「楽しかった」で終わらせるのか、「身になるものだった」で終わらせるのかは、留学中にどれだけ勉強し、周囲の人、現地の空気に触れられるかで決まります。


12,何か他に留学エピソードや、今後の留学生のためにお伝えしたいことがあればお願いします。


フィリピン人の英語には「r」を強く発音するなど、少し癖があります。
一方で彼等はその癖を気にすることなく英語を学び、使うことで自分の言葉にしていっています。

よく日本人は発音の不正確さを気にして英語を話すことをためらいますが、要は、「下手でも伝わればいい」のです。誰もネイティブではない日本人の発音に期待していません。

こうしたことからも、「いらぬ恥を捨て、積極的に話すことが最も習得への近道だ」とはよく言いますが、フィリピンの風土やそこに暮らす人々の大らかな気質は、「恥ずかしい」という思いを捨て、英語を使って積極的に人と話すという能力を伸ばす事に十分貢献してくれると思います。
フィリピンという土地で自身の可能性を広げて見てほしいと思います。

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

当サイトに不定期で寄稿しているゲストライターさんの記事です。

様々な職業や経験を持ち合わせた方から寄稿頂いているので、ぜひチェックしてみてください。

コメント