【ニュース】フィリピンポリテク大学 新卒を採用したい大学1位に
画像はウィキメディア・コモンズより。

フィリピンの最大手、求人広告ウェブサイトの一つ「ジョブストリート」に興味深いデータがありましたので、ご紹介します。

最も採用したい新卒の大学は?

ジョブストリートによる2016年フィリピン新卒学生調査で、フィリピンポリテク大学が「最も多くの企業が新卒を採用したい学校」として1位にランクインしました。

フィリピン、マニラ – 求人広告ウエブサイト ジョブストリートが2014年に新卒学生調査を開始してから初めて、現地企業が新卒を雇いたい学校としてフィリピンポリテク大学がトップに輝きました。

この調査は今年2月22日~3月7日にかけて行われ、551社が回答しました。2015年のこのランキングではフィリピン大学が1位となり、フィリピンポリテク大学は5位に終わっています。

3月15日火曜日、ジョブストリートのフィリピン国内マネージャー、フィリップ・A・ジョッカ(Philip A. Gioca)は「調査結果を見ると、より多くの回答企業がフィリピンポリテク大学の卒業生に対して、新卒応募者に求める資質を最も多く兼ね備えていると考えている」と話しました。

「フィリピンポリテク大学の卒業生は全体的に非常に勤勉で、仕事においても努力を惜しまないと企業は回答しています」とジョッカは述べています。

さらに回答企業はフィリピンポリテク大学の卒業生を「一般的に業務に対して不平を言わない、与えられた仕事を投げ出さない、学習・生活向上意欲が非常に強く、それがすなわち彼らを勤勉にさせている」と分析。

ジョブストリートの調査で、企業が卒業生を採用したいと答えた教育機関一覧は以下です:

1. フィリピンポリテク大学 (45%)
2. 聖トマス大学 (31%)
3. フィリピン大学とアテネオ・デ・マニラ大学 (29%)
4. マニラ市立大学 (27%)
5. ファー・イースタン大学 (26%)
6. デ・ラ・サル大学 (25%)
7. フィリピン工業大学 (24%)
8. マプア工科大学 (22%)
9. イースト大学 (20%)
10. アダムソン大学 (17%)

同様の調査で、60%の地元企業が新卒採用の際、応募者が学位を取得した大学を考慮に入れることがわかっています。しかし、ほとんどの企業にとってやはり応募者の行動や採用しようとしている役職が大きな検討材料となっています。回答企業の80%が、欠員を新卒で埋めたいと考えています。

新卒でも高給が狙える業界

ジョブストリートフィリピンの年間調査ではまた、新卒学生が最初から高給を狙うならIT関連企業に応募すべきということが明らかになっています。

【ニュース】フィリピンポリテク大学 新卒を採用したい大学1位に
2015年10月から12月までのジョブストリート求人全ての実際の給与を見てみると、ITコースの卒業生は平均月給22,500ペソ(480.64ドル)を受け取っており、これは2014年の平均より0.3%増加しています。

保険数理 の学位保持者の平均初任給は21,391ペソ(456.95ドル)で、法務事務の学位保持者は21,132ペソ(451.40ドル)です。以下がジョブストリートの調査でわかった、給与が高い仕事トップ10です:

新卒者が就く職業は何が多いか?

一方、いまだにコールセンターやBPO業界が新卒雇用の点では最大手と言えます。

BPO雇用の57%が初心者の雇用者でまかなわれているのです。
BPO業界は、ジョブストリートフィリピンのサイトでも新卒をターゲットとした求人広告の3分の1を占めており、2015年の求人広告数は149,753件で、これは2014年の求人広告から19%も増加しています。

ジョブストリートの親会社であるシーク・アジア(Seek Asia)の地域マーケティングオペレーションマネージャーであるヨランダ・バイコ(Yolanda Buyco)は、国内で現在営業しているBPOは1,000社ほどあり、そのうち300社がジョブストリートに求人広告を掲載していると言います。

2015年にジョブストリートフィリピンサイトに掲載された求人広告の数トップ10業界が以下です:
【ニュース】フィリピンポリテク大学 新卒を採用したい大学1位に
今年は約60万から70万人の新卒学生が社会人の扉を開き、国の労働人口に加わると予測されています(公立・私立教育機関の予測を基に)。「この採用シーズンには6,000から10,000の求人広告が私たちのサイトに掲載されます」とバイコは言いました。

バイコはまた、通常求人広告は12月に少なくなりますが、サイトでは1月後半から6月にかけて増えてくるとしています。「これは、企業がこの時期に新しい予算を追加人員や、欠員の補充に割り当てるからです」。それがちょうど国内の大学の卒業シーズンと重なっているのです。

参照元:http://www.entrepreneur.com.ph/news-and-events/pup-it-jobs-jobstreet-survey-2016-a00022-20160315?ref=headline

翻訳:ニーナ

コメント

整理をすると、企業が欲しい人材はフィリピンポリテク大学が多く、フィリピン大学は3位。アダムソン大学も有名なのですが、10位なのは意外でした。大学は恐らくほぼマニラ、残念ながらセブ島の大学は入っていないと思います。(もっとも調査した会社がマニラ中心だとは思いますが。)

一応英語で載せておくと以下
1位:Polytechnic University of the Philippines (45%)
2位:University of Santo Tomas (31%)
3位:University of the Philippines and Ateneo de Manila University (29%)
4位:Pamantasan ng Lungsod ng Maynila (27%)
5位:Far Eastern University (26%)
6位:De La Salle University (25%)
7位:Technological Institute of the Philippines (24%)
8位:Mapua Institute of Technology (22%)
9位:University of the East (20%)
10位:Adamson University (17%)

フィリピンポリテク大学を少しウィキペディアで調べたのですが、あまり良く分かりませんでした(スポーツと科学に強い大学!?)。
興味ある方はこちらを御覧ください。
https://en.wikipedia.org/wiki/Polytechnic_University_of_the_Philippines

また大学生は・・・

「フィリピンポリテク大学の卒業生は全体的に非常に勤勉で、仕事においても努力を惜しまないと企業は回答しています」

とのことですので、語学学校のリクルート担当の方はぜひ、フィリピンポリテク大学の先生の採用をご検討頂けたらと思いますw

続いてフィリピン新卒のサラリーレポート。
これは新入社員でも高給が期待できるIT関連の職種への応募が狙い目!!ですね。

こちらはあくまで新卒者のレポートですので、30代や40代になれば全く違うと思います。
もし、新卒でこれだけの金額(約2万ペソ=現在のレートで5万円ちょっと)を出せる語学学校があれば、相当優秀な新卒生を雇う事ができるということになります。

余談ですが、4番目のHealth Care Relatedというのが、少し気になりました。というのも、ナースの給料はセブ島では非常に安いというのが一般的なはずだからです(セブ島ではナース科を卒業する学生が非常に多いため)。2万ペソを貰える職業ではないはず。。。ということは、ここにはナースが含まれていないのか、もしかしたらマニラでは高給取りなのでしょうか。

フィリピンセブ島の職業別給料リスト!アルバイトから会社員までの平均収入調べ

最後に新卒者の職業。
これはコールセンター&BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)が圧倒的です。
コールセンターやBPO15万をトータル26万で割ると、約58%。半分以上がこういった職業についています。高給取りのITや法律など専門性が高いものに比べ、コールセンターは特に大学からコールセンター科やBPO科があるわけでもないので(もしかしたらどこかにあるかもしれませんが)、専門知識が入りません。

また受け皿も非常に拾いため、フィリピン人にとっては始めやすく、辞めやすく、そしてまた再度始めやすい職業になっています。ただし、高給取りだけあって深夜働く&喋り続けるため、仕事はかなりきついようです。。。

ネット関係の仕事がこれだけ高給取りということは、需要がかなりあるはずなので、これからのフィリピンでのネットビジネスはいい感じかもしれませんね!

ネット環境の改善が数年たってもあまり変わらなく、ネットビジネスの先が見えませんが、ネットでローカルのフィリピン人相手への商売は、僕も将来やってみたい仕事の一つです(せっかくフィリピン留学で英語を学びましたし)。

人口も多く、英語が使えるので期待できそうな分野の一つですね。

斉藤

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

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