ミネソタ大学ツインシティー校への転学

今回はアメリカ留学中の転学後の生活について書いていきます。

ミネソタ大学ツインシティー校とは

筆者はネブラスカ大学カーニー校(前記事)から2010年9月に転学をしました。ミネソタ大学の学生数は5万人以上あり、いわゆるマンモス校です。その分敷地も広く、ミネアポリスとセントポールという二都市にまたがっています。
University of Minnesota(公式)

ミネソタ大学ツインシティー校への転学

ミネアポリスキャンパスは非常に広く、キャンパス内には有名なミシシッピ川が流れています。ミネアポリスキャンパスの中でさえ、端から端まで歩くと30分以上かかります。1周しようと思うと1時間半ほどかかるかもしれません。

ミネソタ大学ツインシティー校への転学

セントポールキャンパスは農学、動物学など比較的広い敷地を必要とする科目が置かれています。ミネアポリスとセントポールは隣同士の市ではありますが、さすがに遠いので無料の学校専用のバスで行き来できます。

またミネソタ大学の施設も非常に充実しており、数多くの寮だけでなく学校周辺に複数のアパートがあります。図書館の数も筆者が行ったことあるものだけで、5つありました。

学校内に学校専用のバス以外に一般の公共交通機関のバスも通っていますので、ダウンタウンなどに行きたいときは非常に便利です。(ミネソタ大学の施設についてもっとご覧になりたい方は、転学に関する記事の中で福利厚生の部分でより詳しく記しているのでそれをご参照ください。)

来た当初は学校内や新しい学校生活に色々不安はありますが、問題はありません。授業が始まる長期休みの間に留学生オリエンテーションと転学生用のオリエンテーションがあり、今後の学校生活について様々な説明を受けました。

またこの場で新たな友人を作ることができました。が、ネブラスカのカーニーというド田舎の大学から来た筆者は、学校生活が始まって以来驚くことが多かったです。学校での勉強もそのうちの一つです。

ミネソタ大学での勉強

ネブラスカ大学カーニー校は無名の学校です。一方、ミネソタ大学ツウィンシティー校はアメリカ有数の研究型の総合大学です。

教授はハーバードなどのアイビーリーグやUCLAなど世界の名だたる大学で博士号を取った人も多いです。またNew York Timesに寄稿したり、世界貿易機関(WTO)でお偉いさんだった人たちなど、一流の教授たちがそろっています。

The Times Higher Educationの世界の大学トップ100(外部リンク)でも常にランクインしている大学です。(ちなみに、日本からは東大と京大が入っています。)

無名の大学から転学し、小中高、転学前の大学では勉強はそこそこできると思っていた筆者ですが、ここに来てその自信は打ち砕かれました。

転学後の最初の1学期はまさに地獄でした。長期休み以外はとりあえず勉強地獄です。授業内容の難易度は格段に上がります。

ミネソタ大学ツインシティー校への転学

まず、先生が言っていることが理解不能…また、宿題で1週間に200ページを課すようなクラスに出会い、こんなの読めるか!!!と自暴自棄になりました。テストもなんかめちゃくちゃ難しい!!もうパニックでした。

予習もやらないといけないし、提出物もやらないといけないし、しかもその提出物はなぜか同じ週に重なるし、いちいち手をかけてレポートを書く暇はありませんでした。

その程度で提出したレポートは教授から「意味が分からない」と突き返され、別のクラスで提出したレポートでも「意味が理解しにくい。ちゃんと教科書読んで。」なんてコメントが書いてあります。

助けを求めてWriting Center(文法をチェックしてくれるところ)へ行くと、「こんなペーパー提出する気!?」と言われる始末。レポート以外の筆記試験も悉く失敗でした。

あのときは人生で一番辛かったときでした。ストレスで手に重度の湿疹ができ、病院へ行ったときは皮膚科の先生もびっくりの状態。
挙句の果てには今度は食べ物を受け付けなくなってしまい、何か口に入れると吐いてしまいます。でも何か食べなければさすがにだめだと思い、無理やり口に入れて吐き気が来る前に飲み込むという作業を繰り返していました。

学校から泣きながら帰ったり、今、そこの車が私をひいてくれないかなーなんて毎日思っていました。

ミネソタ大学の学生でいるために

前いた大学に戻ろうかなんて考えもしましたが、自分で選んだことだし諦めたくありませんでした。
この状況を打開すべく、とりあえず教授や友人、学校内のアドバイザーに助けを求め、相談にのってもらいました。

多くの方からの助言を受けました。学期の中盤から勉強方法も分かってき始め、大分自分のペースを掴めてきました。大切なことは、自分に合った勉強方法を見つけて、どれだけ時間を有効に使うかにかかっていました。

ですから毎日1時まで学校内の公共スペースで勉強したり、試験前は24時間図書館があいているので、朝の6時まで勉強をしたり…それでもやはり成績は自分が納得いくものではありませんでした。

英語で学業を修めるのですから、母国語ではない英語で勉強するのは大きなハンデになります。日本語なら1時間かかかって読めるものも2時間も3時間もかかって読み終わるのです。留学生で良い成績を維持している人は並々ならぬ努力をしています。

試験前でなくても「今日の睡眠時間は2時間だった」が口癖の人がいました(実際にそうだったと思います)。試験前には寝ずに(寝ても1日1時間)勉強をしています。おかげで目は充血しています。

筆者はこまでハードコアではないですが、睡眠時間を削りに削って勉強をした日が何日もありました。

ある日先輩と勉強していて、眠気に耐えられず先輩に「もう我慢できません。1回家に帰ってちょっとだけ寝ます。これ以上やっても脳が働きません。」と伝えると、「お前何言ってんだ!!!書きまくれ、とにかく書きまくれ!!脳が覚えるんじゃねー!手が覚えるんだよ!ここまで睡眠時間削ってやった勉強ムダにする気か!!!」と叱咤激励を受け、家に帰らず勉強を続けました(ちなみにこの先輩の言葉は自分の中で名言だと思っています。笑)。

その甲斐あって(?)良い成績を修めました。

留学生だと、よほどの才能がない限りこんな風にしないと、この学校ではあまりいい成績を取れません。上記で述べましたが筆者は人生で初めて食べ物を受け付けない日々や体の不調が続きました。

しかし、これらの困難を乗り超えて卒業をすることができたことは、今後自分は何にでも乗り越えられるんだという自信になりました。また、このように思えることは今の自分の宝だと思っています。あのとき苦労は人生のプラスになっているし、あのときあの経験ができてよかったと思っています。

ミネソタ大学へ留学した学生の就職先

ところで、ここまで一生懸命勉強しましたが、ここの学生はどんなところに就職するのでしょうか。

ほとんどの人はボストンキャリアフォーラムで仕事を得ており、最低1つは内定をいただいているようでした(もちろんもらえない人もいます。就活が成功するかしないは、どれだけ就活に向け準備をしたかが一因のようでした。)。

多くの人は財閥や政府関連企業、日本を代表するような大企業など一度は聞いたことがあるような企業や機関に就職する人が多いです。

一方で、大学院に進学したり、自分の夢につき進んでいく人もいます。ちなみに、アメリカで働く人は見たことがありません。アメリカに残りたい気持ちの人もいますが、やはりビザが関係するのでなかなか簡単ではなく、今のところアメリカで就職した人は見ていません。

ミネソタ大学ツインシティー校への転学
主に勉強面について書きましたが、いかがでしたでしょうか。
筆者はあまりおつむが良くないせいか、人一倍の努力をしなければならなかったので、皆が皆ここまで苦労しているということはないかもしれません。

ただ筆者に限らず周りを見たとき、やはり良い成績を修めている人は思わず「すごい」と声が漏れるほど学業にのめりこんでいました。

研究型の総合大学を選んだ場合、少なくとも絶対に努力は必要となります。楽をして卒業はできませんので、もしそれを望む方がいるならこのような大学はオススメしません。

しかし、卒業が決まったときの達成感は非常に大きなものです。

大学選びで迷ってしまうと思いますが、ある程度の学力を求める大学ではこのような生活になるかもしれないということを是非心に留めておいてください。(画像は全て公式サイトから http://twin-cities.umn.edu/)

マキ

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

アメリカ留学→英語・中国語の翻訳家
アメリカのミネソタ大学を政治専攻及び中国語・中国文学を副専攻で卒業いたしました。社会体制がどのように社会に影響を及ぼすかについて学んでいました。

アメリカで5年生活していたため、英語の翻訳(日英・英日)を専門としています。また、大学卒業後に医療翻訳の仕事(海外主にアメリカからの有害事象を日本語に翻訳し、厚生労働省へ提出)に携わっておりました。翻訳の校正も可能です。TOEICは900点以上。

俺のセブ島留学さんでは、主にアメリカで使われる英語表現を、自身の留学エピソードも交えてご紹介します。

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