QQEnglish代表 藤岡光頼

*こちらの記事は東洋経済オンラインに掲載した内容を編集しております。

なぜQQEnglishを始めたのか書いてみました。

QQEnglish
最近流行っている格安留学の代名詞「フィリピン留学」
皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?

欧米留学に比べて、マンツーマン数が多く、きれいな英語が学べ、なによりも授業料が安い。そして週末はリゾートでリラックスできる。こんな感じではないでしょうか?

実は私もフィリピン留学の経験者です。しかし今から11年前。皆さんの想像とかけ離れた留学があったのです。当時私が体験したこと、感じた事を書いてみます。

まだ世の中にオンラン英会話と言う概念すらなかった時です。フィリピン人に英語を習おうと考えている人は殆んどいませんでした。格安で英語を学べる方法を探していてネットで見つけたのがフィリピン留学だったのです。今から11年前のことです。

当時のキャッチコピーは「世界第三位の英語圏」「優秀なフィリピン人講師」「マンツーマンで学べる」でした。

実際に行ってみてびっくりしました。95%が韓国人の生徒で想像と全くはかけ離れていたからです。格安には裏がありました。フィリピン留学をするのであれば知っていた方が良い事実です。格安で英語が学習できるのには裏があったのです。誰も話さなかったフィリピン留学の問題点を3つお話しします。

問題点1.世界第三位の英語公用語国⇒英語のネイティブではない

フィリピンは世界第三位の英語公用語国(フィリピン大使館HPより)です。言い換えてみたらネイティブの国ではないと言う事です。格安の料金で英語圏の教師と学べると謳っていましたがフィリピン人はネイティブの教師ではありません。

初めから英語が話せるネイティブと英語を学習して公用語として使っている国は全く違うのです。英語が母国語ではないフィリピン人は学校以外で英語を使いません。

ネイティブのように喋りたかったのでがっかりしました。

問題点2.優秀なフィリピン人講師⇒外国人に英語を教えた経験がない

フィリピンの英語教師はフィリピンの子供に英語を教える為に教育されています。外国人に英語を教えた経験は全くないのです。15年前、韓国人が初めてフィリピンに英会話学校を作るまで、外国人がフィリピンに英語を習いに来ると言う発想が無かったからです。

よく優秀な大学生講師だとか競争率100倍の中で選ばれたと講師と言っていますが、外国人に英語を教えた経験はありません。

問題点3.マンツーマンで学べる⇒勉強とは言えない単なる話し相手

フィリピン英語の最大の特徴はマンツーマンで学べる事です。しかし世の中にマンツーマンに適した教材が存在していませんでした。

フィリピン英語を使ってマンツーマンレッスンが行われるまで、2人の会話の中で英語を学ぶと言う概念が無かったからです。

グループクラスを念頭に置いた教科書は教師が一方的に教える事を念頭に置いているので、会話の中では上手く使えないのです。かといって自己紹介やフリートーキングを繰り返していても授業とは言えません。

自己紹介

私はフィリピンのセブ島でQQEnglishと言う英会話学校を経営しています。

日本人がフィリピンで一番初めに作った本格的な英会話学校です。スカイプを使ったオンライン英会話で会員が10万人以上、フィリピン留学では累計13,000人以上の生徒を受け入れています。

今では正社員で働く教師が700名を超える、フィリピン最大の英会話学校と言えるでしょう。

私自身がフィリピンの英語で学んだ

私が一番初めにフィリピンの英語に気が付いたのは11年前です。
留学生として英語を学びに来ました。留学と言っても長期に来ることができなかったので時間ができると1週間、短い時には2日、3日と留学に来ていたのです。

そして勉強を継続させるために学校で出会ったフィリピン人の先生と帰国してからも、スカイプを使いオンラインで学習をしていました。

当時は日系のフィリピン留学もオンライン英会話も存在していなかった時代です。フィリピン英語における3つの問題点は、私自身がオンライン英会話とフィリピン留学で繰り返し学習するうちに気が付いた事なのです。

韓国式の英会話学校

私が学習していた学校は韓国系の学校でした。フィリピンの英語力に一番初めに気が付いたのは韓国人だったのです。1997年に起きた通貨危機以降韓国は海外進出と英語教育が大きなブームになり、2000年初めにフィリピンのセブ島に本格的な英会話学校を作ったのが始まりです。

11年前、私がフィリピン留学に来た時は韓国の学校しかありませんでした。当時の学校は韓国人生徒しかいない韓国人が作った韓国の為の英会話学校だったのです。

安いコピーを作って値段で勝負している

留学をしていてとても残念に思いました。韓国の学校は問題点を無視して格安の値段で勝負をしていたからです。アメリカやイギリスに留学をするよりも安いと言って欧米留学の安いコピー商品を作っていたのです。

どの商品にも言える事ですが、内容が伴わない安いだけのコピー商品は直ぐに市場から締め出されてしまいます。このままではフィリピンの英語は日の目を見ずに無くなってしまうと感じたのです。

勿体ないと思いました。「ただ単に安いだけの料金」「根拠のない優秀な教師」「マンツーマンと言う単なる話し相手」確かにフィリピンの英語には問題が多くあります。

しかし弱点を克服できたらフィリピンならではの利点が出てくると思ったのです。

日本人らしい学校を作る

「自分ならもっと上手にやれる」

実際に留学してフィリピン人に接してみるとネイティブスピーカーでない利点が見えたのです。日本人から見向きもされないフィリピン英語でしたが無限の可能性を感じました。

このまま騙されたと思って帰ってしまっては何も残りません。せっかくフィリピン英語と言う新しい英語に出会えたのですから韓国人と全く違う学校を作ろうと思ったのです。日本人らしい品質の良いオンライン英会話とフィリピン留学の学校を作ることにしました。

周りに話したら鼻で笑われた時代です。先ずは3つの問題点を見直すところから始めました。

次号に続く、、、
▶ 私が初めてフィリピン留学をした時感じた事②

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代表 藤岡頼光

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【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

QQイングリッシュの代表
(QQEnglish)

フィリピン・セブ島に拠点を置く英会話学校「QQイングリッシュ」を経営。
約800人の教師が、年間5000人の語学留学生と1万人を超える世界中 の生徒にオンライン(スカイプ)で授業を提供している。1992年バイク便のキュウ急便設立後、2000年バイクショップのコネク ティング・ロッド設立。

2005年フィリピン・セブ島に留学後、2009年オンライン英会話事業のQQイングリッシュを開始。2010年には留学事業も開始。

「QQイングリッシュ」は現在、東京、セブ、上海、ソウル、サンパウロ、テへランでも展開。2016年現在、フィリピンでNo.1(留学者実績、教師数)の語学学校に成長し、NHK「おはよう日本」、朝日新聞 「フロントランナー」でも取り上げられた(https://qqenglish.jp)。

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2 コメント

  1. フィリピン留学は多くの人が英語を身につける第一歩として世の中にいい影響をもたらしていると思います。
    マンツーマンで自分の弱点も降伏できるので助かります。
    これからも応援してます。

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  2. 当時韓国系の学校に留学していものですが、内容にある通り悲惨な状況だったと記憶しています。
    それらの問題を本当に解決したのであれば日本人として誇らしいですね、、後編が気になります!

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