《世界遺産体験談》クロアチアのプリトヴィツェ湖群国立公園

1,訪れた国と世界遺産はどこですか?

バルカン半島のクロアチア共和国にある、ユネスコ自然遺産の「プリトヴィツェ湖群国立公園」と文化遺産の「ドブロヴニク旧市街」です。

2,数ある中からその世界遺産を選んだ理由は何ですか?

プリトヴィツェ湖群国立公園はクロアチア国内唯一のユネスコ自然遺産であり、クロアチアを訪れたことのある知人たちが、みな口を揃えて行ってよかったというので、クロアチア旅行では外せないスポットでした。

ドブロヴニク旧市街は、街並みの美しさを見たかったというのはもちろんですが、テレビかなにかで、中世以降長い間自由都市として、戦わずして独立を守ってきた稀有な海洋都市であるということ知り、現代にも残る自由都市の面影を実際に感じてみたかったためです。

3,世界遺産を見るためのルートと費用を教えて下さい。

プリトヴィツェ湖群国立公園には、クロアチアの首都ザグレブから、バスで往復160クーナの交通費と、入園料110クーナでした。バスはインターネットでザグレブバスターミナルの公式サイト(英語あり)から購入し、ザグレブのバスターミナルから乗車しました。

入園料は、季節によってこれより高かったり、安かったりするようでした。この他の選択肢としては、ザグレブからバスに乗り、プリトヴィツェ湖群国立公園を観光後、スプリットのほうに南下するバスもありました。

また少々バスより高くなりますが、ザグレブ発着の小グループの日帰りツアーも利用を検討しました。帰りのバスの乗り場が2つあり、わかりにくかったです。

ドブロヴニク旧市街には、ドブロヴニクの長距離バスターミナルからタクシーを使い、旧市街の入り口ピレ門まで50クーナ強でした。タクシー乗り場には、行き先別に料金の目安が表示されていたので、事前に料金の確認ができました。

たまたまかもしれませんが、乗ったタクシーの車両が古く乗り心地が悪かったのと、車両の乗り入れ禁止エリアである旧市街にホテルを取っていたため、旧市街の中を石畳の中スーツケースを引いて歩くことになり、路線バスでも十分だったなと思いました。

帰りはドブロヴニク空港へ、空港行きのシャトルバスを利用し、40クーナでした。atlas-croatiaのウェブサイトで直近3日間分のバスの各始発時間がわかるのですが、乗車予定のプロチェ門への到着時間がわからず、プロチェ門は出発点から3番目の乗車ポイントでしたが、結局始発時間に合わせて動きました。

4,旅で最も思い出に残ったエピソードは何ですか?

《世界遺産体験談》クロアチアのプリトヴィツェ湖群国立公園

プリトヴィツェ湖群国立公園への5月の訪問は、雪解け水のため水量が豊富で、公園内の湖群を結ぶ大小の滝が非常に見事でした。湖群はエメラルドグリーン、紺青、乳白や透明と、見る位置や日の光、湖の成分によって色が異なって見え、神秘的でした。

《世界遺産体験談》クロアチアのプリトヴィツェ湖群国立公園

新緑の木々とのコントラストもとても美しく、魚やカエルなどと供に、春の息吹を存分に味わうことができました。散策コースの途中では、Kozjak(コズヤク)湖を対岸まで遊覧船で航行することができるのも見どころでした。

また、本格的な観光シーズンの前だったので、4時間以上のトレッキングでしたが快適な気温で、混雑を感じることもなく、ゆったりとした気分で散策でき、充実した一日になりました。

ドブロヴニク旧市街は、旧市街を囲む防壁を1周している間、天気がよい日だったのでかなり暑く、城壁内のカフェで休憩をしました。防壁から入れるカフェやレストランがあるのはとても不思議でした。

防壁から海をのぞくと、断崖にカフェバーが1軒あり、とても気になったのですが、入り口を見つけられず、諦めたことが心残りです。

どこを切り取っても絵になる街ドブロヴニクでしたが、プロチェ門から街を出て、ロープウェイに乗った行ったスルジ山からの旧市街の眺め、アドリア海に浮く島々と沈む夕日をスーパーパノラマで展望したことは、景観の美しさだけでなく地球や生命の歴史に触れたような体験で、忘れがたい思い出です。

5,旅行中に英語が必要だと感じたエピソードや、もし英会話が流暢だったら?

クロアチアの公用語はクロアチア語ですが、想像以上に英語が通じました。第二言語同士の会話になりますので、もしすぐ相手に伝わらなかったり、自分が理解できなかったりしても、臆することなく会話やフレーズを繰り返したり、聞きなおす気概が大切だと感じました。

またクロアチア人の話す英語はネイティブの英語よりもゆっくり、はっきりしているので、日本人には聞き取りやすいと思います。もし英会話が流暢だったら、現地のサービスを体験できて、旅の選択肢が広がると思います。

英語ガイドの半日観光パックや島巡りツアーなど、日本から手配するより種類も豊富で、価格も安かったです。また、クロアチア人は日本人に友好的だったので、様々な面白い話が聞けると思います。

6,これからその世界遺産を見に行こうとする方へ、何かアドバイスをお願いします。

プリトヴィツェ湖群国立公園の遊覧船の乗船料金は入園料に含まれており、終着点までのショートカットにもなるので、全コース歩きたい方、時間が6時間以上ある方でなければ、利用をお勧めします。

チケットの半券が必要でした。また上の湖まで行き、コースの最後にたどり着くと、そこからトローリーバスで出発地点まで戻れましたので、帰りの心配はいりませんでした。

また、こちらのバスも入場料金に含まれていました。散策コースには、出発地点、遊覧船の乗り場、終着点に軽食カフェとトイレがありました。遊覧船の降り場にはホテルなどもありました。通常、下の湖の出発点から上の湖の終着点まで、4~6時間と公式サイトにありましたが、わたしの場合は通勤時程度の速さで歩き、途中休憩をしても4時間半ほどでした。

6時間はかなりゆっくりなグループツアーの想定時間かと思います。春は水量が豊富で美しかったですし、秋は紅葉が美しいのでリピーターが多いと聞きました。夏場は旅行ハイシーズンで混雑がひどく、並ぶようにして歩くこともあるそうです。

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ドブロヴニク旧市街では天気がよかったので日差しが強く、5月でもサングラスが欠かせませんでした。旧市街の中か外かなどホテルの場所によって、動き方や移動の方法が変わってくるので、事前に調べておくとよいと思いました。

旧市街は石畳の道で階段も多く、スーツケースを引きながら移動するのはなかなか大変なものだったので、どの門から入るのがいいか、道順などホテルに照会しておくのがベストだと思います。

現地の人の話では、7・8月のドブロヴニクは暑くて暑くて、観光客もすごい数でほんとうにたいへん、観光するなら5・10月、海に入りたいなら6・9月がちょうどいいということでした。

ビーチにあまり興味がないという方は、クロアチアを訪れるなら、春か秋がベストシーズンかもしれません。また、クロアチアのほとんどは日本と同じくらいのんきで治安がいいと感じましたが、ドブロヴニクはすこし毛色が違い、町全体がかなり観光客慣れしている印象で商売っ気に満ちていましたので、レストランでの勘定や買い物の支払いなど、十分に注意しました。

レストランはカードを一旦預けることになりますし、現金でも渡した金額とおつりが合わないということは起こりえるので、現金で支払い、渡すときに口頭で金額確認するのが一番安全だと思います。

実際スリも多いようなので、手荷物の取り扱いも気をつけました。置き引きやリュックサックからのスリが多いと事前にわかっていたので、いつも視野の中に手荷物があるように心がけました。

パリやスペインのように注意していても防げないときがあるというようなの治安の悪さではないので、ジプシーが近くにいたら気をつける、隙を見せないなど、警戒心を持っていれば大丈夫です。

また、スターウォーズエピソード8の撮影が先日行われたばかりというドブロヴニクは、今後観光地としてさらに人気が高まることは間違いないでしょう。

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

当サイトに不定期で寄稿しているゲストライターさんの記事です。

様々な職業や経験を持ち合わせた方から寄稿頂いているので、ぜひチェックしてみてください。

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