メキシコでバックパッカー中に遭遇!ケチャップ強盗未遂+1話
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メキシコでバックパッカー中に遭遇、ケチャップ強盗未遂

大学の春休み中、同じ学部の友人と1か月メキシコ旅行をしました。
ユカタン半島を中心に、キューバやグアテマラへも足を延ばそうと、国際空港のある、ビーチリゾート・カンクンを拠点に、バスで周辺を旅していました。

旅の後半、メリダという街からカンクンへとバスで戻ってきた時のことです。
この日は、一日マヤ文明の遺跡であるウシュマルのピラミッドを訪れており、極度の乾燥と暑さの中を一日中歩き回り、二人ともバテバテでした。そんな中、薄暗くなりかけの夕方に中距離バスでターミナルにやっと到着、市街地にある宿へと歩いて向かいましたが、どちらも疲れが出て、猫背でとぼとぼといった感じでした。

危険なニュースを日本でもよく耳にするメキシコとは言え、比較的治安の良いカンクンに戻ってきたということで、油断していたのだと思います。

人通りも車通りもある大通りを歩いていると、突然後ろからきたおじさんに、スペイン語で「カツップ・カツップ」と指をさされました。最初は何のことかよくわからなかったのですが、おじさんの目線をたどると、自分の服がなんとケチャップまみれ。友人も同じく。

特に後ろ側が酷く、よく見ると斜め掛けのバッグにもべっとりとついていました。
「えー、なにこれ?!」「えっいつの間に?」と友人と騒いでいると、私たちの目の前を歩いていたおばさんが振り返って事態に気づき、「水とティッシュあるから、こっちにおいで」と、空きテナントの並ぶ、人通りの少ない方へと私たちを誘導しようとしました。

友人がふらふらと、おばさんの言われるままについていこうとしたところで、このおばさんと、最初に声をかけて来たおじさんが怪しさ満載だということにようやく気付きました。

友人に「ついていっちゃダメ!」と声をかけ、友人もハッと我に返ったようでした。
その後はこのおじさん・おばさんを無視して足早にその場から離れましたが、よく考えると、私たちは気づかない間にこの二人に挟み撃ちにされていたのです。

ケチャップを私たちにぶっかけたのは、もちろんこのおじさんだったんです。

もしおばさんの魔の誘いに乗って人気のない暗がりについて行ってしまったら、きっとバッグや財布等ひったくられるか、最悪殴られたりして気を失ってる間に身ぐるみはがされていたかもしれません。考えただけでゾッとしました。

とにかくケチャップまみれの私たちは宿へと直行し、既に顔なじみになっていたオーナーに報告、また洗濯機を貸してもらったのでした。
今回はケチャップまみれになっただけで済みましたが、本当に油断は禁物だと実感したできごとでした。

女一人旅での、ウズベキスタンのホテルでの深夜の出来事

休暇を利用して、以前からずっと憧れていたウズベキスタンを、一人で旅行していました。
ウズベキスタンは国土が広いのですが交通の便は日本のように良くなく、バスやタクシーでの長距離移動も決して快適とは言えません。

この日は西側のカラカルパクスタン共和国からヒヴァという街にバスと乗合タクシーを乗り継いで移動し、とても疲れていました。

ヒヴァはシルクロードの中でも奴隷貿易で栄えたことで有名な街で、旧市街の中にある神学校を改装したホテルに宿泊しました。
それまで格安宿に泊まってばかりでしたが、ここは日本人の団体旅行でも宿泊するようなグレードなので、そこそこセキュリティなどもしっかりしてそうだと思いました。

神学校だった建物の為、二階建ての建物は特殊な造りになっていました。広い中庭を囲むように、元教室のゲストルームが並んでいます。中庭からは全てのゲストルームのドアが見渡せるようになっており、私の宿泊した2階の部屋も、ドアを開けるとすぐに中庭も他のゲストルームに宿泊客が出入りする様子も見渡せました。

その日は旧市街を歩き回り、夕食を終えて22時ごろには就寝しました。長距離移動と観光で、朝までぐっすりのはずでした。

ところが、突然、激しくドアをたたく音で目を覚ましました。

尋常ではないたたき方で、なにやらウズベク語で叫んでいるようです。とてもビックリし、時計を見ると深夜3時を回っていました。

しばらく様子を伺っていたのですが、ドアをたたく音は一向に止みません。もしかして火事とか緊急事態?ドアをたたいているのはホテルのスタッフ?それとも??

古い大昔の建物なので重厚なドアにはスコープもなく、決心してドアを開けることにしました。もちろんチェーンをして、少しだけ開けました。

すると、すぐ外には見たことない(日中いたスタッフではない)男性二人組が。ニッコリと笑いながら、ウズベク語で何か話しかけてきます。

しかし青白く浮かび上がる顔にぎょろっとした目、かなりゾッとしました。
何を言っているのかはわからないけど、緊急事態とか用事のあるホテルのスタッフではなさそう。ということは、酔っ払った他の宿泊客か、外部からの侵入者でしょうか。

怖くなったのでドアを無理やりしめ、無視を決め込むことに。
ドアをガンガン叩く音と何かを叫ぶ声はずっと止まず、布団をかぶってもとても寝付けませんでした。フロントに電話しようにも内線電話もないし、現地で使える携帯電話もない。

一度キレてドアの前で「うるさい、どっか行って下さい!」と英語で怒鳴るも効果なし。

恐怖とイライラと寝不足と、いろいろなものが入り交じりながらも明け方ウトウトしたようですが、今度はその男たちが部屋に入ってきたような悪夢と金縛りになり、最悪な一夜でした。きっと、女性が一人で出入りしているのを、どこかから見られていたんだと思います。

翌朝、ホテルのマネージャーに、昨夜の報告と「ここのセキュリティはどうなっているのか」とクレームを入れましたが、「警備員が毎晩巡回している、今朝はもう退勤したので確認のしようがない」と言われただけでした。

女性の一人旅の場合、本当に日中の行動はもちろん、ホテルのセキュリティも大事だと改めて感じました。

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

当サイトに不定期で寄稿しているゲストライターさんの記事です。

様々な職業や経験を持ち合わせた方から寄稿頂いているので、ぜひチェックしてみてください。

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