まるわかり。知っておきたい、欧米英語留学とフィリピン英語留学の違い

私は6年前国際教育事業コンサルタントとして独立するまで、25年近く留学エージェントの仕事をしていました。

日本における留学エージェントの仕事を知りつくす筆者が、フィリピン留学希望者の視点でエージェントに何を求めるべきかを書いてみたいと思います。
フィリピン留学希望者が留学エージェントに求めるべき5つのこと

簡単になれる?フィリピン留学エージェント

5つの求めるべきポイントを解説する前に、皆さんに、欧米留学と違うフィリピンならではの、留学エージェントビジネス事情について理解してもらう必要があります。

フィリピンの留学先の学校は

① 日本人経営者も多く、殆どのフィリピンの学校には日本語が通じるスタッフがいる。

② とにかく手続きが楽。フィリピンの英語学校へ留学手続きは、他の欧米などの留学先と違いとても楽です。渡航前に学生ビザを取得する必要もありませんし、宿泊先も学校と併設するパターンが多いので、別途手配する必要もありません。ホームステイのプランもないのでどの家庭に手配されるか待つ必要もありません。

③ 留学先都市が決まっている。現状、殆どの学校がセブに集中しています。マニラ、クラーク、バギオ、ダバオなどにも学校はありますが、あまり行く人は多くないのが実情です。

このように欧米留学と違い、フィリピン留学のエージェントビジネスへの参入障壁は非常に低いと言えます。その結果、ここ数年フィリピン留学ブームもあり、フィリピン留学を扱うエージェントが増えています。

そのような状況の中で、フィリピン留学希望者はどんな役割を留学エージェントに求めるべきか5つにまとめてみました。この5つを押さえているエージェントはいいエージェントといえます。
フィリピン留学希望者が留学エージェントに求めるべき5つのこと

留学エージェント5つのポイント

1. 新たな気付きや視点の提供

留学相談者が留学をしたいと思うきっかけや理由は人それぞれですが、「そもそもなぜ留学をするのですか?」ということをエージェントの留学カウンセラーが深い部分で把握できると、その留学相談者が全く考えていなかったようなポイントを踏まえた留学プランの提案ができます。

つまり新たな気付きや視点を提供してくれます。そもそも留学相談者は自分の限られた情報や経験から、相談内容を考えて言語化して相談しているにすぎません。エージェントはそれを理解して、顕在化していない潜在的な相談者のニーズを引き出さないといけません。その上で、自社の情報や経験、ネットワークを活用して、相談者に新たな気付きを与えるような最適なプランを提案すべきです。

ですので留学相談の時に、自分の聞いたことにしか答えない、または多角的な提案がないような留学カウンセラーの場合は要注意です。すぐにそのエージェントとは契約をしないで、別のエージェントのカウンセラーにも相談してみることをお勧めします。

2. 情報の整理、取捨選択

留学情報がネットにあふれる中、留学希望者もいくらでも簡単に情報収集ができます。フィリピン留学に関しても、学校からの情報、エージェントからの情報、留学経験者からの情報、政府機関からの情報、雑誌や書籍からの情報などいくらでも情報がありますが、逆に情報が多すぎて混乱してしまいます。

留学希望者は、自分の留学に本当に必要な情報は何かをエージェントに見極めてもらい、整理と取捨選択をする作業を求めるべきです。相談後に自分の留学についての、諸々の決断のための情報の提示が行われていて、もやもやしていた留学の実現方法がスッキリした状態になっているか確認してみましょう。

3.留学目的達成までのロードマップの提供

留学希望者は何か目的があって留学をするわけですが、エージェントはその目的達成迄に留学希望者がどの時点で何をすべきかのアドバイスをすべきです。

エージェントは留学相談者に対し、学校や留学プラン選びのタイミング、留学前の準備内容といつ何を準備するかのスケジュール、留学中のアクションプラン、帰国後の行動指針など、留学のプロとして留学希望者が明確に遂行できるロードマップ(いつ何をするかというプラン)を提示できるようにしなくてはなりません。

留学相談者は相談が終わった時点で、留学実現までのスケジュールとTo Doが明確になっているか確認してみましょう。そこがあいまいな場合は、留学カウンセラーに言って、しっかりとしたロードマップを作ってもらいましょう。

4.リスクマネイジメント

留学希望者が遭遇するかもしれない様々なリスクに対して、それが発生しないような手当や、万が一派生した時の対応などを留学希望者はエージェントに求めるべきです。

具体的には、なるべく自分にあった地域や学校を選んでもらう、留学手続きの不備をなくす、事故や病気の対応、現地で自分が学校内で解決できない問題が起こった時の対応など、エージェントを使わずに自分の手配で留学したら、予測できなかった、また対応が難しい様々な問題やリスクの対応をプロのエージェントに求めるべきでしょう。(もちろん任せきりはいけません)。

留学相談者は、契約をする前にエージェントとしてどのようなリスクマネイジメントをしているのか聞いて、その内容を把握しておきましょう。自分にとって必要な手当てがされているのか確認することが重要です。

5.的確なアドバイスとスムーズな手続き

初めてのフィリピンへの留学、学校選択、留学手続き、渡航手配、予算、英語力、現地生活、治安などなど留学希望者には多くの不安があり、そして手間と時間もかかります。

留学希望者はエージェントに相談し、手配を任せることにより、心のゆとりと時間の節約をすることが可能です。留学相談者はエージェントからのメール相談の返答のタイミングや、送付資料などを通じてエージェントからのレスポンスの速さや内容の的確さなどを確かめておきましょう。

対応が遅かったり、内容にミスがあったりするようでは、安心してそのエージェントに手続きを任せることができません。

エージェントに求めるべきものを知り、いいエージェント選びをしよう

冒頭で書いたように、現在、参入障壁が低いわりにビジネスになりやすい、フィリピン留学を扱うエージェントは増加傾向にあります。

中には、ここで書いた本来プロとして行うべき十分なサービスを行えていないエージェントもあります。またエージェントによって上記で紹介した5つのポイント中での得意分野も違っています。

皆さんがフィリピン留学実現のためにエージェントの利用をするなら、自分にとってどのポイントが一番必要かを考え、そこをきちんと押さえている、自分に合うエージェントを選んでください。

国際教育事業コンサルタント
星野達彦

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国際教育事業コンサルタント
1960年東京生まれ。1986年から留学事業のキャリアを積み、25年以上の経験の中で数多くの留学カウンセリングや大学・政府関連機関主催の留学イベントなどので講演をこなす。海外での多くの国際会議に参加するとともに世界の600校以上の学校を視察している。

著書に「こうすれなれる留学カウンセラー」、「英語はアジアで学べばうまくいく」がある。

2013年 厚生労働省委託事業「勤労青少年の国際交流を活用したキャリア形成支援事業」委員長
一般社団法人JAOS留学協議会事務局長
日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)代表幹事
国際教育事業コンサルタント ライジング・スター代表 

ブログ:留学カウンセラー・国際教育事業者向け情報ブログ
http://ryugakuth.blog.fc2.com/
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