まるわかり。知っておきたい、欧米英語留学とフィリピン英語留学の違い

前回の記事では、留学希望者が留学エージェントに求めるべきことを、5つのポイントに絞り皆さんにお伝えしました。今回はそれをベースにして留学希望者が気になる、留学エージェントの選び方について書いてみたいと思います。

その前に留学エージェントを利用するメリットのおさらい

これは前回まとめた留学エージェントに求める5つのポイントが、そのままメリットになると考えてください。すなわち以下の5点ですね。

1. 新たな気付きや視点の提供
2. 情報の整理、取捨選択
3. 留学目的達成までのロードマップの提供
4. リスクマネイジメント
5. 的確なアドバイスとスムーズな手続き

平たく言えば、質の高い留学カウンセリングをしてくれて、迅速にミスなく留学手配をし、留学にかかわるリスクマネイジメントを任せられるエージェントということになります。

前回は今回の記事のテーマと少しずれることから入れていませんでしたが、今回のエージェント選びというテーマでは、この5つのポイントを提供してくれるコスト(授業料など学校に払う以外のエージェントの手数料)が満足いくものあるかという点も重要です。

いいエージェントはコスパがいいということです。では、これらのメリットを念頭に置いて、いい留学エージェントをどのように選ぶのかの視点を伝授しましょう。
業界プロが伝授!留学エージェントの選び方

1. 質のいい留学カウンセラーがいる留学エージェントを選ぶ

あなたの成功する留学実現を担う大きな役割を果たすのが留学カウンセラーです。それ故にエージェント選びの際に、質のいい留学カウンセラーがいるかどうかを見極めることが大切です。

これに関しては以前私が書いた記事「あなたのフィリピン留学を成功に導く留学カウンセラーの選び方」を参考にしてください。フィリピン留学は今までの欧米留学と違う部分が多いので、フィリピン留学に対しての経験や情報をどのぐらい持っているかもチェックポイントです。

質のいいカウンセラーは黙っていても育つわけではありません。会社の採用や育成努力によるところも大きいです。そのツボを押さえている会社はいい留学エージェントといえるでしょう。

2. 倒産しそうにない留学エージェントを選ぶ

留学エージェントを利用して起こりうる最悪のケースは、留学エージェントに支払った留学費用が消えてなくなるということです。つまりその留学エージェントが、あなたから預かった学校へ支払うべき留学費用などを支払う前に倒産してしまうということです。

過去には実際そのような事件が数回起きています。ですので、この倒産しない会社というポイントは非常に重要です。

ただ、この見極めは非常に難しいと言えます。でも下記のようないくつかのチェックポイントはあるので参考にしてください。

倒産しにくそうな留学エージェントのチェックポイント

・J-CROSS(一般社団法人留学サービス審査機構)からの認証
J-CROSSから認証を受けるためには過去3年間の財務諸表を公認会計士にチェックをしてもらい財務的に事業を十分継続できるという認定をされないといけないことになっています。

J-CROSS認定業者一覧はこちら>>>http://www.jcross.or.jp/

・一般社団法人JAOS海外留学協議会の会員かどうか
JAOSの会員になるには3年以上の事業経験、既存会員2社の推薦、入会金20万円が必要です。また、JAOS定めたパンフレット表示や契約約款のガイドラインを守っていることも確認させられます。そして、毎年、年会費10万円がかかります。これらはなかなか倒産しそうな財政的に厳しい会社はクリアできない要件といえるでしょう。

JAOS会員一覧はこちら>>>http://www.jaos.or.jp/member

・身の丈以上のオフィスに入っていたり過大な宣伝や営業活動をしていないかどうか
会社が倒産する理由は資金が回らなくなるからです。留学エージェント倒産の過去の例も全てそのパターンでした。分かりやすく解説すると、申込者から預かったお金をすぐに学校に支払わず、広告宣伝や支社設立などに投資してしまうということです。

それで新しい申込者が取れれば、その申込者から得た費用で、支払っていない以前の申し込み者の留学費用を学校に支払えますが、投資しても申込者が増えなくなると、資金が回らなくなって倒産してしまいます。ゆえに投資先として考えられるオフィスの立地、広告宣伝や留学イベントなどのプロモーション量などを確認することが一つの目安になります。

留学エージェントの中には大手予備校や英会話学校、旅行会社の子会社になっている会社もあり、そのような資金的に余裕がある会社がターミナル駅から近い近代的なオフィスビルに事務所を構え、大々的に宣伝や大きな留学フェアするのはOKですが、設立からあまり年数もたっていない、独立系の留学エージェントが身の丈以上のオフィスに入り、大々的に宣伝をしたり、大会場で大きなイベントをしている場合は注意が必要です。
業界プロが伝授!留学エージェントの選び方

3. サービスの悪い留学エージェントを避けて選ぶ

留学エージェントの具体的なサービスを考えると以下のような点をチェックしてみましょう。分かりやすいのでダメな場合の例を挙げておきます。

申し込み前

・資料請求後資料が届くのが4営業日以上かかる
・資料の質が悪い(誤字脱字がある、費用の詳細がわからない、プログラムの内容情報が不十分など)
・契約約款の内容が不十分
・キャンセルや返金規定が申込者に一般的なものより不利な内容が多い
・メール相談の返答が遅い。返答内容が不十分。
・留学カウンセラーが希望をよく聞かずやたら特定の学校ばかりを勧める
・申し込みを急がせる

申し込み後から出発前

・連絡や指示がタイムリーにない
・手続きや書類にミスが多い
・担当者がころころ変わる
・出発前のオリエンテーションが不十分
・留学費用支払い済み証明を出さない

留学中

・留学中の緊急連絡先・相談先の情報をくれない

4. コスパのいい留学エージェントを選ぶ

コストパフォーマンスとは、自分が受けたサービスへの対価の価値が高いことです。つまり、よくある「留学手数料無料」だけがコスパがいいとは言えません。手数料があったとしても、受け取るサービスの価値が高ければ問題ないですし、手数料無料でも価値が低いサービスであればコスパは悪いと言えます。

このコスパを考える前にまず自分がエージェントに何を求めるかを整理してみましょう。以下、ポイントとなるかもしれないことを挙げておきます。

・オフィスの立地や豪華さ
・カウンセラーや手続きスタッフの質
・手数料の安さ
・取り扱い学校の多さやプログラムの多彩さ
・実績
・渡航前のサービス(オリエンテーションや英語レッスンなど)
・留学中のサポート
・帰国後サービス(キャリア相談やOB会など)

「手数料無料」ビジネスモデルで、上記のポイントがすべての点で優れているような留学エージェントビジネスを行うことは不可能です。当たり前ですがサービスにはコストがかかります。いくら学校から紹介料をもらっても、物価の高い日本では限界があります。ゆえに自分が留学エージェントに期待するサービスを明確にして、そのポイントでコスパのいいエージェントを探すようにするといいでしょう。

留学エージェントは、あなたの人生の一大イベントの一つともいえる留学を、成功させるための強力なサポーターになりうります。上記のようなポイントを押さえてしっかりあなたに最適な留学エージェント選ぶようにしてください。

国際教育事業コンサルタント
星野達彦

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

国際教育事業コンサルタント
1960年東京生まれ。1986年から留学事業のキャリアを積み、25年以上の経験の中で数多くの留学カウンセリングや大学・政府関連機関主催の留学イベントなどので講演をこなす。海外での多くの国際会議に参加するとともに世界の600校以上の学校を視察している。

著書に「こうすれなれる留学カウンセラー」、「英語はアジアで学べばうまくいく」がある。

2013年 厚生労働省委託事業「勤労青少年の国際交流を活用したキャリア形成支援事業」委員長
一般社団法人JAOS留学協議会事務局長
日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)代表幹事
国際教育事業コンサルタント ライジング・スター代表 

ブログ:留学カウンセラー・国際教育事業者向け情報ブログ
http://ryugakuth.blog.fc2.com/
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