まるわかり。知っておきたい、欧米英語留学とフィリピン英語留学の違い

前回の記事と同様2012年に約1500人の留学経験者が回答したJASSO(日本学生支援機構)の「海外留学体験者の追跡調査」から気になるポイントを紹介していきたいと思います。

前回は「留学が仕事や人生に役立つと思うか」「事前に自分が設定した目的や計画を達成できた」などを紹介しましたが、今回は「留学にまつわる困ったこと」と「留学で得られたこと」についてを紹介します。

留学前に困ったこと

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留学前に困ったことは「特にない」が約29%と一番多いですが、僅差で「資金調達」(22.4%)が入っています。やはり留学費用の工面は留学希望者にとって大きな課題だということがうかがえます。

3番目には「語学習得」(16.6%)で、留学先の言語の習得の悩みが少なくないことがわかります。4番目の「学校情報収集」(13.3%)はネットで情報があふれている現代でも、どの学校が自分に合うのかを見極めるのが難しいことを表していると思われます。この部分は留学カウンセラーのアドバイスを受けるといいでしょう。

留学先での悩み

約1500人の調査統計でみる、海外留学で困ったこと、留学で得たもの

留学先では「悩み・問題がなかった」が29.5%で1番目に入っています。これが1番目に入るということは、それほど留学中に問題は起こらないと言えるでしょう。

2番目は「授業についていくこと」(24.5%)で、日本語以外で日本と違う授業形態の中で学ぶ難しさの表れだと思われます。3番目は「語学習得」(15.9%)でここでも語学の壁が課題になっています。

約1500人の調査統計でみる、海外留学で困ったこと、留学で得たもの

留学終了後の悩み

約1500人の調査統計でみる、海外留学で困ったこと、留学で得たもの

ここでも「特にない」が34.5%で1番目に来ています。2番目は「語学力の維持が困難」(28.3%)。前出したように、せっかく苦労して習得した語学力の維持が、留学後にほぼ日本語100%環境の中では努力しないと困難なようです。3番目も語学絡みで「語学力を活かす機会がない」(22.8%)になっています。

留学で失ったもの

約1500人の調査統計でみる、海外留学で困ったこと、留学で得たもの

半分以上の53.2%が「失ったものはない」と回答しています。2番目はある意味しょうがないですが「お金」で26%ですね。

次も同様に当たり前ですが「年月・時間」(10.2%)となっています。ちょっと気になるのが、あまり数字は大きくないですが4番目の「人間関係・友人・恋人等」で8.8%となっています。

ここまで留学前、留学中、留学前の悩みを見てきました。意外に多くの人は特に悩みがなかったと答えています。しかし結構の割合の方が語学絡みの悩みを上げています。しっかりとした語学対策がストレスの少ない留学生活に貢献するでしょう。
この様な統計から、事前にどのような悩みが多いのかを把握することでそれに備える準備をすることが重要です。

次に留学で得たものや役に立っていることを見てみましょう。

留学で得たもの

約1500人の調査統計でみる、海外留学で困ったこと、留学で得たもの

1番目は「視野が広がった」で半数以上の54%になっています。多くの留学経験者が留学で視野が広がると感じているということです。

次に「語学力」(33.1%)になっており、多くの人が語学力の習得を悩みにしつつ、留学で語学力を以前より習得できたと感じられていると言っていいでしょう。3番目は「異文化・国際感覚」(31.8%)になっています。これら広い視野、語学力や国際感覚は日本にいるより留学を通して得られる典型的な成果物といえます。

留学経験が役立つこと

約1500人の調査統計でみる、海外留学で困ったこと、留学で得たもの

1番目は「語学力がついた」で約半数の50.5%の人が語学力習得の実感を得ています。

2番目は「国際感覚・異文化理解力を得た」(29.7%)になっています。そして「留学そのものが役立つ」と26.5%の人が回答しています。

約1500人の調査統計でみる、海外留学で困ったこと、留学で得たもの

皆さんはこの調査結果を見てどう感じられましたか?
自分が留学に対して感じていたイメージどおりでしたか?

この統計で一般的な傾向は把握すること出来ますし、それによって準備や心構えができるのは良いことです。ただ、あなたの留学はあくまでも、あなたのOnly oneの留学です。

是非、あなたの適切な取り組み方によって、あなたの「成功留学My Story」を作っていってください。

国際教育事業コンサルタント
星野達彦

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

国際教育事業コンサルタント
1960年東京生まれ。1986年から留学事業のキャリアを積み、25年以上の経験の中で数多くの留学カウンセリングや大学・政府関連機関主催の留学イベントなどので講演をこなす。海外での多くの国際会議に参加するとともに世界の600校以上の学校を視察している。

著書に「こうすれなれる留学カウンセラー」、「英語はアジアで学べばうまくいく」がある。

2013年 厚生労働省委託事業「勤労青少年の国際交流を活用したキャリア形成支援事業」委員長
一般社団法人JAOS留学協議会事務局長
日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)代表幹事
国際教育事業コンサルタント ライジング・スター代表 

ブログ:留学カウンセラー・国際教育事業者向け情報ブログ
http://ryugakuth.blog.fc2.com/
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