フィリピンニュース
http://www.sunstar.com.ph/cebu/local-news/2016/06/27/duterte-bizmen-if-you-want-help-stop-corruption-dont-bribe-481702

2016年6月26日(日)
執筆者:ELIAS O. BAQUERO

「ありがとう、早速仕事に取りかかりましょう」セブ市のSugboプラザで開かれた「One Love, One Nation(愛は1つ、国は1つ)」を掲げた祝賀コンサートで、ドゥテルテ次期大統領は観衆に向け演説を行いました。(撮影:Sun.Star Foto/Arni Aclao)

土曜日の夜、ロドリゴ・ドゥテルテ次期大統領は集まったセブの支持者たちを前に、この地域で得た100万を超える票に感謝の言葉を述べるとともに、その返礼として、政府機関との手続きをより迅速かつクリーンにしていくことを約束しました。

また、政府機関と頻繁に取引をする事業主などに対し、賄賂を贈ることをやめるよう訴えました。

「ビジネス界の皆さんが、私の不正根絶への取り組みに協力したいのであれば、国家公務員やその他政府の職員に対して、申請を通したいがために賄賂を贈ることはやめてください」とドゥテルテ氏は訴えました。

「すべきことは、賄賂を強要する役人がいれば通報することです。」

71歳になるドゥテルテ氏は、違法薬物や贈収賄などの犯罪に対する強力な取り締まりを訴え、当選してから8週間後となる6月30日木曜日の正午、就任の宣誓を行います。

この土曜日の夜は、5月9日以来2回目となる同氏のセブ訪問となりました。

地元関係者がドゥテルテ氏のために準備した祝賀コンサートは、午後に豪雨があり開始が遅れました。しかしそれでも、会場となったセブ市のSouth Road Properties (SRP)にあるSugboプラザに続々と集まる支持者の熱意が衰えることはありませんでした。

午後9時の時点で、観衆は推定10,000人に達しました。

全ての人にオープンに

ドゥテルテ次期大統領は午後10時10分に到着し、約30分後に観衆に向け演説を行いました。その前には、マクタンで行われた結婚式に出席していたと伝えられています。

The Cebu Alliance for Change Movement(セブ改革運動連合)の主催者ドリス・モンガヤ氏はインタビューで、別の祝賀パーティーをセブで開催することを決め、一般にも開放すると明らかにしました。

「1回目のパーティーが排他的で皆に開放されていないと感じたためです」とモンガヤ氏はその理由を説明しました。

ドゥテルテ氏は演説の中で、数ある行政機関の中でも特に、関税局、内国歳入庁、外務省、陸運局、陸上交通許認可規制委員会に対し、不正の慣習をやめなければ、政府から排除されるか刑務所行きになるだろう、と警告しました。

同氏は、「警告しておく。手続きを迅速に行い、違法な料金を取ることをやめなければ、逮捕させる」と言っています。

また同氏は、賄賂の強要やその他の不正行為の被害に遭いそうになった場合は通報するよう人々に強く訴え、通報を受けた場合は迅速に対処すると述べました。

さらに、全ての政府機関に対し、事業許可など全ての申請について申請要件を明確に策定し、その要件を公開する期日を設定するよう要請しました。

改革

次期大統領は他にも、警察と軍に対し、フィリピン共産党及びホセ・マリア・シソンと和平交渉を行うことについて支持を求めました。

「フィリピン人の同胞を殺すために銃器や銃弾を買うことは良心が許さない。和平に一度賭けてみようではないか」とも述べています。

ドゥテルテ氏は警察や軍の組織に改革を促しており、殉職した警察官や兵士の遺族に対する給付金の支給に関して特にその必要があると働きかけています。

「亡くなった夫に対する給付金のために、なぜ遺族がわざわざマニラまで行って手続きをしなければならないのか」と疑問を呈し、「残された妻が若く美しい女性の場合、弱みに付け込もうとする警察官や軍人までいる」と述べています。

「私は悪い人間ではありません。まあ、少しはそういうところもありますが」などと言ってみたり、スピーチは冗談を交えて行われました。

雨のために土曜日の祝賀パーティーは午後5時から午後7時へと変更を余儀なくされました。
警備は非常に厳しく、警察と大統領警護隊が近隣に配置されました。セブ市の交通誘導員も、SRP地域の混雑に対処するため駆り出されました。

開会の前には、椅子が設けられているVIPエリアの中まで観衆の一部が入り込もうとする出来事がありましたが、警備担当者により止められ厳重注意を受けました。

晴雨を問わず

当日飛び入りの観客の中には、午後1時に既に会場に到着し、主催者に入場パスはどこで手に入るか聞いていた人もいましたが、非常に後悔する結果となりました。

フェンスで囲まれた部分以外には、座席が用意されていなかったのです。

長い待ち時間やぬかるんだ地面にも関わらず、この祝賀イベントに参加するためにセブの各地から支持者が集まりました。

セブ市タランバンから来たアナベル・ラリオサさん(50歳)は、娘や友人と一緒にやって来ました。晴雨を問わず来るつもりだった、と言います。

ロバート・モンテラバさん(50歳)はドゥテルテ・ライダーズ・チーム・セブ(Duterte Riders’ Team Cebu)の一員で、このチームは選挙戦で支援を行い、6月30日木曜日の正午に大統領になった後も引き続き後援していくとのことです。

観衆が次期大統領候補の到着を待ちわびる間、地元のバンド、歌手、ダンサーたちによるパフォーマンスが行われました。次期観光省次官であるキャット・デ・カストロ氏と、アーネル・イグナシオ氏、キアナ・リーブス氏がこのイベントを主催し、歌手のDulceもステージに立った1人でした。

次期大統領の親族からはポール・ドゥテルテ氏も駆けつけました。
(レポートはSun.Star CebuのCrischellyn Abayonでした。)

2016年6月26日Sun.Star Cebu新聞に掲載されました。
——訳文ここまで——
翻訳元サイト:http://www.sunstar.com.ph/cebu/local-news/2016/06/27/duterte-bizmen-if-you-want-help-stop-corruption-dont-bribe-481702

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

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