ネイティブと英会話 クラークへ2ヶ月フィリピン留学をして得られた効果とは?
https://it.wikipedia.org/wiki/Aeroporto_di_Clark

今回の留学生

お名前:Narudom
ご年齢:30代
通われた語学学校:クラークのとある語学学校
留学滞在期間:2015年7月~2015年8月(2ヶ月)

1,なぜその学校を選んだのですか?

クラークの学校に行く以前、6カ月間セブの英語学校に通っていました。英語はある程度上達しましたが、まだまだ満足できるにはほど遠いレベルでした。ですから、もう一度英語学校に行くことにしました。

どの学校にしようかと悩んでいると、スクールメイトがアドバイスをくれました。それはフィリピンでも英語ネイティブの教師から英語を学べる学校があるということでした。

私はとても興味を引かれました。実は私の中に、アメリカ人やイギリス人といった英語ネイティブの人に対するコンプレックスと恐れがあったからです。

フィリピン人は公用語が英語ですが、彼らは英語ネイティブではありません。小学校から英語を学んでいます。ですから、こちらも英語を話す時にあまり身構えることがありません。同じアジア人だという安心感もあります。

【クラーク留学体験】ネイティブからマンツーマンで英語を学べる!
http://toyokeizai.net/articles/-/76417

しかし、英語ネイティブの人を前にすると、なぜか卑屈になってしまうのです。英語ネイティブがいる学校に行くことは、このコンプレックスを克服する良い機会だと思いました。

まず始めに、セブで英語ネイティブの教師がいる学校を探しました。しかし、ほとんど見つかりません。英語ネイティブの教師がいても数が1人で、グループクラス担当だったりします。

セブに別れを告げる時が来たと思いました。そして辿り着いたのがクラークの学校でした。クラークはアメリカ軍の重要な拠点だったという過去があります。ですから、この地域には多くのアメリカ人が住んでいます。

そういう経緯もあって、クラークには英語ネイティブの教師がいる学校が多くあります。アメリカに留学するより安い費用で英語ネイティブ教師からマンツーマンレッスンを受けることができるのは大きな魅力です。

私は数ある候補から、日本人経営で立地の良いこの学校を選びました。

2,フィリピン留学前に準備してきた事は何ですか?

歯医者に行って虫歯のチェックと、歯石除去をしてもらいました。

私の海外旅行保険には歯科治療費用が含まれていませんでした。もしフィリピンで治療することになれば、高額の費用が発生します。特に長期の人は留学前に歯医者に行くことをお薦めします。

3,フィリピン留学してみて、準備が足らなかったものは何ですか?

PowerPointの基本的な操作を覚えていれば良かったと思いました。私がプレゼンテーションの資料をwordで作った時、先生がPowerPointの資料に作り変えてくれました。

PowerPointが使えれば、プレゼンテーションの授業の時に役に立ちます。

あとは、事前に英語の勉強をもっとしておけば良かったと後悔しました。実は以前にセブの学校に行った時も同じことを思いました。同じことを繰り返した自分の愚かさを罵りました。

自分の意志の弱さが嫌になります。中学生レベルの文法と英単語だけでも勉強しておくことをお薦めします。

留学前にオンライン授業を受けていたスクールメイトがいました。彼の先生はフィリピン人だったそうです。彼はその先生と会うらしく、うきうきしていました。

【クラーク留学体験】ネイティブからマンツーマンで英語を学べる!
http://challengingwayoflife.net/method/b36.html

そこで思ったのが、留学前にフィリピン人と友達になっておくと、留学がもっと楽しくなるかもしれないと思いました。インターネットが普及しているこの時代、日本にいながらフィリピン人の友人を作ることもそう難しくないと思います。

4,学校の施設はどうでしたか?

学校指定のスタンダードプランのホテルに滞在しました。部屋は広く、流し台まで付いていました。薄型テレビもありBBC、CNN、NHKを見ることもできました。

しかし、シャワーの水が鉄臭かったです。髪を洗う時に飲み水を使っていた学生さんもいました。洗濯は週に2回で、清掃も頼めばしてくれます。部屋に誰かを泊めることも可能です。私は日本から友人が来た時に一晩泊めてあげました。

校舎に関しては少し古いなと思いました。しかし、Wi-Fiが使え、ウォーターサーバーもあったので、得に不満はありませんでした。校舎とは別に自習室もあります。

学校近くに現地の人が住んでいるアパートがあるのですが、そこの2室を学校が契約して自習室に改装しています。生徒1人1人に自習室の鍵が渡されているので、夜中まで勉強することが可能です。2室あるうちの片方は日本語禁止となっています。

日本人経営の学校なので、日本人スタッフが常時いて安心です。週末には飲み会、温泉ツアー、廃墟ツアーなど、いろいろ企画してくれます。

5,授業のカリキュラム内容を教えて下さい。

私はレギュラープランを申し込みました。レギュラープランはマンツーマン3時間とグループクラス2時間の計5時間です。

ライトプランやスパルタプランもあります。通常の授業に加えて、毎日夕食後に無料オプションクラスがあります。フリートークや、映画鑑賞といった内容です。

マンツーマンクラスは教師に何を学びたいか聞かれて、教師がそのリクエストに答えるというスタイルでした。テキストブックを使うこともなかったです。ですから先生によって教え方がバラバラです。

きちんと授業の準備をしてくる先生もいれば、そうでない教師もいます。こちらが何を学びたいかをきちんと意思表示する必要があります。

受け身でいると、迷走した授業になり無駄な時間を過ごすこともあります。しかし、こちらのリクエストに答えてくれない場合もあります。授業初日、ある教師に「私はあなたのために何を教えればいいのか?」と聞かれました。

それで私は「文法を学びたい。」と言いました。すると「I hate grammar.(文法なんて大嫌いだ)」と返されました。最初、初めて生のアメリカンジョークに触れたと興奮しましたが、違いました。仕方なくその教師からはリスニングを学びました。

グループクラスはディスカッション、プレゼンテーションといった内容でした。私のグループクラスは初心者向けでしたので、和気あいあいとした楽しい雰囲気でした。

しかし、ハイレベルのグループクラスになると大変そうでした。ある日、昼食の時に見かけなかったスクールメイトがいたので理由を聞いたら、プレゼンテーションの準備で昼食を食べる暇がなかったそうです。

教師達は年配の男性で、私がいた時は女性の教師が1人もいませんでした。おじいちゃんと読んでもいいかなと思う教師もいました。

彼らのほとんどは若いフィリピン人の奥さんと結婚しているので、クラークで教師をしています。フィリピン人教師の多くは若い女性なので、ここの学校は正反対だなと思いました。

6,最もためになった授業を教えて下さい。

発音の授業です。フィリピン人教師の英語は綺麗で聞き取りやすいのですが、やはり少し訛りがあります。訛りのない教師から発音を学ぶことができるというのは、英語ネイティブだからこそです。

しかし注意すべき点もあります。

私のスクールメイトはあるネイティブの英語教師に「私は完璧な発音ができる。あなたの発音が正しいかチェックもできる。しかし、どうしたら正しい発音が出せるのかを教えることはできない。」と言われたそうです。

確かに英語ネイティブの人達は意識せずとも正しい発音ができるので、そこを教えるのは難しいのかなと思いました。

私が教わった教師は幸運なことに発音をきちんと教えてくれて、それがとても役に立ちました。

7,周りの環境、治安はいかがでしたか?

学校から歩いて10分の場所にSMモールがあるのでとても便利でした。正直に言いますと、留学中は歩いて行ける距離以外の場所にはあまり行きませんでした。

なぜならば、クラークはタクシーが走っていないからです。ですからタクシーの代わりにトライシクルと呼ばれる三輪タクシーを使わなくてはいけません。

トライシクルにはメーターがないので、毎回値段の交渉をしなければならず非常に面倒です。しかも、タクシーより乗り心地が悪いのに乗車賃が高い。かといってジプニーはルートがよく分からない。

自然と遠くに行くのが億劫になります。学校からそう遠くない場所に本物の銃を撃つことができる射撃場があり、そこには行きました。銃が撃ちたくて撃ちたくてたまらないという人にはお薦めです。

治安に関してはセブより良いと感じました。しかし、ストリートチルドレンはセブに比べて強引に迫ってきました。ある時道を歩いていると、5歳くらいの少女に腕を掴まれました。

止まらずに私が歩いていると、少女も私の腕を掴んだままついてきます。その少女は同情を誘うような目で見つめてきます。そして私の腕にキスをしてきました。キスと見つめてくることのコンボを何回か繰り返してきました。

手を掴まれたまま1分くらい一緒に歩いていました。ちなみにこの話をある英語ネイティブの教師にしたら、キスをやり返してやれば良かったのだと言われました。そうしたら今度は私のほうが捕まりそうだなと思いました。

ストリートチルドの中にはポケットに手を入れてくる子供もいるので注意が必要です。ある女性が子供にお尻をさわられちゃったと言っていましたが、狙いは財布やスマホでお尻ではありません。後ろポケットに物は入れないようにしましょう。

8,食事内容はいかがでしたか?

食事は平日三食付きです。朝食は毎週スタッフから1週間分をまとめて渡されるので、それを自室で食べます。渡された朝食はSMの袋に入っていました。

誤解されるといけないので補足しますと、SMというのはフィリピンで有名な巨大ショッピングモールです。福袋を開けるようなワクワクした気持ちで中身を確認しました。

中身はクラッカー、ドライマンゴー、ワッフル、ジュースでした。次の週からの朝食をキャンセルしました。スタッフから話を聞くと、ほとんどの生徒さんが朝食をキャンセルするそうです。

この学校の良いところは食事を1週間単位でキャンセルできることです。しかも、朝食だけキャンセルにしたり、朝食と夕食をキャンセルにしたりと、選択の幅があります。もちろんお金も返金してくれます。

留学の最終週にレストラン巡りをするために食事をキャンセルする生徒さんもいました。

昼食と夕食は日本食レストランで食べます。野菜をきちんと摂ることができ、味も美味しかったです。昼食時のレストランには日本の漫画がたくさんあり自由に読めました。自分は「ジ・ゴ・ロ」という漫画を読んでいました。

9,インターネットの環境はどうでしたか?

宿泊施設でも学校でもインターネットは使えました。しかし、スピードは速くなく、不安定でした。

メールのチェックや、インターネットでフェイスブックをするくらいなら問題なかったです。近所にフリーWi-Fiを使えるショッピングモールとレストランがあり便利でした。

10,その学校の最大のメリットを教えて下さい。

英語ネイティブの教師からのマンツーマンレッスンです。アメリカに行ったとしても英語ネイティブの教師からマンツーマンで英語を教えてもらうというのは難しいと思います。なぜならフィリピン以外の国はグループクラス中心の授業だからです。

この学校の教師達は、有名証券会社でトレーダーとして働いていた人、社長だった人、スタンフォード大学と提携してフィリピン警察のシステムを作成した人など、ビジネス経験と人生経験豊富です。

このような経歴を持つ教師はフィリピン人教師にはあまりいません。ビジネス英語を学びたいならここの教師達はとても良いと思います。

11,ずばり、この学校での留学を成功させるコツとは?

この学校では受け身にならないことです。教師に自分が何をしたいのかを具体的に要求していくことが大事です。

あと、注意してもらいたいのは、学校の近くにウォーキングストリートという歓楽街があります。セブでいうところのマンゴーストリートです。マンゴーストリートを進化させたのがウォーキングストリートです。

友人曰く「ピカチュウと、ピカチュウが進化したライチュウくらいレベルが違う」らしいです。私は心の中で「でもピカチュウのほうが人気あるよね」と思いました。

煩悩に負けそうになった時にはスクールメイトに目を向けてください。ここの学校の生徒さん達は非常に勉強熱心な方が多かったです。しかも、他の学校と比べて生徒さんのレベルが高いと感じました。

彼らの姿は良い刺激になり勉強するモチベーションになると思います。

12,他に留学エピソードや、留学生のためにお伝えしたいことがあれば

英語ネイティブの白人を前にすると、自信を持って話せないというコンプレックスを克服するために、この学校を選びました。しかし、それはあまり克服できませんでした。

教師達は多くの日本人を相手にしているからでしょうか、私の拙い英語でも理解してくれました。むしろショッピングモールなどのフィリピン人店員の方が、私の英語を理解してくれませんでした。

また教師達はゆっくり話してくれて、発音もクリアなので案外聞き取れてしまいます。卒業した後に、これで自信がついたとは思えませんでした。

それともう1つ言いたいのですが、英語ネイティブの教師がフィリピン人教師より優れているかといえば、必ずしもそうではありません。

ある英語ネイティブの教師が「フィリピン人の英語教師が100人いたら、完璧に英語を話せるのは2人だけだ。」と言っていました。しかし、私は、英語が完璧でなくても良い教師もいると思います。

英語が完璧でないからこそ、生徒の苦手なポイントが分かるし、その克服の仕方を上手に教えることができる教師もいるのではないでしょうか。語学学校を決める時に、そのことをよく考えてほしいと思います。

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

当サイトに不定期で寄稿しているゲストライターさんの記事です。

様々な職業や経験を持ち合わせた方から寄稿頂いているので、ぜひチェックしてみてください。

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