英語力ゼロ親子のセブ島留学記 ~セブ島旅行からの留学決意~

さぁついに運命の時!

前回までの記事はこちら

日本で私立中学入試を目指していた小学6年生の娘が、セブ島への旅行をきっかけに進路変更し、セブのインターナショナルスクールを受験することを決意したのが10ヶ月前。

日本では私立中学入試のために、土日も朝も夜も勉強漬けになって笑顔も減ってしまった娘に、勉強なんてどーでもいい派の自分は疑問を持っていた。

でもね、いざ英語を一から勉強し海外のインターナショナルスクールに挑戦するって、もしかしたら日本の私立入試の方が楽だったかも。だって日本語だもん。

でも娘は頑張った。
もう受かろうが落ちようがどうでもいい。
だってここまで頑張ってきたっていうプロセスが大切だから。
そこが親として実は重視してたりするんだな。

第一希望のシンガポールスクールセブ

英語力ゼロ親子のセブ島留学記4 ~合格発表~

どうしても弟と一緒にこの学校に通いたい娘だが、万が一落ちた時の事ももちろん考えていた。

このシンガポールスクールはフィリピン人に限らず、インド人、韓国人、中国人、詳しくわからないが見た感じアメリカ人やヨーロッパ人も。日本人は少ない方だと思う。

この当時の娘の学力といえば英語以外は全く問題がなさそうだが、やはり英語が問題だ。
当時の英語力を娘に聞いたところ、「相手の言っている事が半分くらいわかるレベルではあったけど、自分からは喋れなかった」そうだ。

また、当時の娘がこの学校に受かるか否かをフィリピン人の知人などに聞くと、英語力的にちょっと難しいかなという返答でした。聞いた話ですがこの学校の受験に失敗して日本に帰国した日本人も何人かいたらしい。

そこで滑り止めとしてブライトアカデミー。
これも実際入れるかはわかりませんが、いろんな方々から聞いた話だと比較的入り易い様です。

ですが娘のフォーカスはシンガポールスクールセブの一点に絞られていました。「この学校に行けないなら日本に帰る」なんて事も言ってました・・・。

受験日は決まっていない!?

実はこの受験に至るまで、「いつ受験なのか、教科は何か、いつ合格発表か」などについては自分が仕事で雇っていた日本語が少しできるフィリピン人秘書に問い合わせてもらっていましたが、なぜかその学校からの返答にピンときていませんでした。

それは英語でやりとりしていたからという理由だけではありませんでした。
受験科目は、英語、理科、算数、面接。それはオッケー。

ただ受験日は「いついつまでに来てくれればいいですよ」的な感じ。
自分のイメージしていたのは日本の様に限られた数日のうちに受験生全員が一斉に受験するスタイルだったけど、この学校は各受験者の希望に合わせて入試を受けるスタイル。

日本の私立中学受験の様に、学校の外に塾の先生たちが大きな旗を振ってるなんて景色は全くないわけだ。

そうなりゃもちろん期限ギリギリの日程にした方が、その分勉強出来る訳だからいいでしょ!って事で受験期限ギリギリの5月後半に受験することにしました。

受験当日

英語力ゼロ親子のセブ島留学記4 ~合格発表~

学校に着くとガラーンとした雰囲気。この日はどうやら自分達だけ受験の様だ。

職員室へ向かうと先生らしき人が笑顔で向かい入れてくれて、早速その先生に連れられ娘は教室の中へ。まずは娘の試験からの様だ。

ここからは娘の解説。
試験会場となる広い教室に娘と試験官の先生が一人。
娘の英語力を心配してか、その試験官は自ら娘に話しかけてきて質問に答えてくれたそうだ。

マジか。
テストなのにww

しかし先生はニホンゴワカラナイ。英語で英語を聞くのも難しいだろうね・・・。

もちろん答えは教えてくれないそうだ・・・

って当たり前だろw

英語のテスト

セブでのレベルで言えば小6レベル。
これもまた娘に聞いてみたところ、英語力が中学3年レベルであったとしても単語をたくさん知っていれば出来そうな感じだったそうだ。

何故ならテスト内容は、自分の親について作文を書くようなスタイル。
文章問題を長々と読んで答える長文読解スタイルではなかったから、娘にも何とか出来た様だ。これは日本の教室でやっていた、文法より先に長文読解を使った勉強をしてきた甲斐があったのかもしれない。

理科のテスト

娘いわく意味不明。
面接官から説明を受けても更に意味不明。
ただ日本でいうと小学5年から6年レベル。もちろん英語でのテストだから、聞いた事もない様な専門的な単語が出てきたらわからないよね。

算数のテスト

超簡単。
日本の小学校の総まとめ的なイメージ。
計算式から答えを求めるスタイルで、文章題などではなく英語力はあまり関係なかったようだ。
ちなみに娘は日本で算数が得意だったのと、中学3年生までの数学を勉強してきたので娘にとっては特に簡単だったのかもしれない。

そして面接

英語力ゼロ親子のセブ島留学記4 ~合格発表~

先ほどの試験官と二人きりで約10分程度。
名前、年齢、特技、そして親子で散々練習してきた問い「なぜこの学校に入学したいのか」を問われたそうです。

試験を一通り終えた娘はまだ安堵の表情は見せずに戻ってきた。

次は息子の番

息子は年少に入る面接となりましたが、英語はもちろん日本語もまだあまりわからない状態だったので、自分ではなく娘が同伴する事に。

親じゃなくてもいいんだ・・・w

息子も先生と対面してまずはお話。
ちょっと照れ屋さんの息子は泣いてしまいました・・・。
日本で練習してきた英語でABCの歌を歌う事になりましたが歌えず。色々と聞かれたけどそれも答えられず。

自分はその時思った。
そりゃそうだ。

なんか脳みそが柔らかい息子の方が楽かなと思ったけど、そりゃ英語だか日本語だかもわからないのにそりゃ無理に決まってる。

そんなこんなで一通り完了し、もしかしたら今日中に合格発表かもなんて言われていたのだが、この学校のオーナーと保護者の面接みたいのがオーナー不在で出来ないのでまた来週との事。

マジかよ〜。
一週間待ちは長いな〜。
不安だ〜。
滑り止め受験はど〜しよ〜。

もーなんつーのかな、恋に堕ちて飯も喉を通らない感覚・・・(遠い昔の思い出)
娘ももちろんそうだが、親としても気が気じゃない。

この前書いたように裏金でもジャンピング土下座でもして、力づくで入れてやるしかないなんて考えちゃう日々(苦笑)。

そして一週間が過ぎ運命の日

英語力ゼロ親子のセブ島留学記 ~セブ島旅行からの留学決意~

学校に着き先日の受験日と同じように先生に笑顔で出迎えられ、応接室の様な誰もいない部屋へ自分たち親だけ通された。

数分後、たくさんのファイルを持ったオーナー兼校長が現れた。40代ほどの比較的若い女性がこの学校の権利を持つオーナーだ。

合格発表が始まった。
もちろん英語。

俺はマギー司郎もビックリなほど耳を大きくして神経を集中させた。
だって英語だから。

当時の自分の英語力で半分聞き取れている感じ。もちろんオーナーは英語が出来ない自分用に、ゆっくりと簡単な言葉を並べて話してくれているのがわかった。

合格なのどーなのー??

しかしオーナーの話はすぐに結論には至らなかった。気のせいかどこかのその表情は不合格を匂わせていた。

自分の英語力なので完全に聞き取れていたわけではないが、子供の教育方針について問われた。

そこでセブに行く事を決めた時のエピソードを自分なりの精一杯の英語で話した。
色々と自分の拙い英語で話していたのだが、第一回の記事内にある次のエピソードの話をした時にオーナーは急激に顔色を変えた。

※第一回セブ島旅行からの留学決意編から
「娘の友達がみんな受験に勝つ為に毎日猛勉強を続けている中、娘はそこからリタイアする事になります。そのため、私は娘に「お前はこの受験戦争から逃げ、友達に負けたって事だぞ!」と、ちゃんと自分の置かれた立ち位置を理解させました。(娘はそれをちゃんと理解し悔し涙を流していました。)
こうやって、これから娘が自分のやる事にちゃんと責任を持つ意識付けをし、娘の気持ちを完全にセブへと方向転換させました。」

この話にオーナーは少し興奮気味に賛同してくれた。急に声のトーンが上がり、そのまますぐに合否へと話は進んだ。

オーナーは言った。

正直言って英語力は厳しいレベルです。
数学は素晴らしく出来ていましたが、彼女には英語力が足りませんでした。。。。

 

本来なら不合格かもしれません。

しかし、面接の中で「なぜこの学校に来たいか」という問いへの娘さんの情熱的な答えと、面接が終わった後にも「どうしても、本当にどうしてもこの学校に入りたい!」と娘さんが面接官に言った情熱を私は理解をし、、、

 

あなたの娘さんをこの学校で全力サポートしていきたいと思います。

 

合格です。

やった。
ついにやった。
でかした。

もちろん息子もセットで。
超気持ちいいー!!
北島康介もビックリだww

もう今夜、お父さん痛風だけどビール飲んじゃおっかな〜。

こうやって無事合格出来たわけだ。
ただし、条件として英語力の問題があるので1学年落としてスタートすることになった。
中一スタートではなく小6スタート。

どうやら中学になるとシェークスピアとかいう厄介なのがあるらしい。日本ではあまり聞かないが海外ではトビ級も当たり前。娘のクラスには様々な年齢のクラスメイトがいる。

このヒト学年落としたスタートも、後々彼女にとって良い方向へ向かっていく一つの幸運となる。

合格への鍵とは

読んでくださっている方で同じように受験しようとされている方にお伝えしたいのは、受験は勉強だけでもないということ。

もちろん日本の名門私立中学校などは勉強勉強だけど、自分の経験した受験については面接と親の考え方が大切だとわかった。

もちろん学力も大事。でもそれよりどれだけこの学校に入りたいかという気持ちをどう伝えるのかという部分がもっと大事。

だってお互い人間ですからね。
人間だもの。
相田みつをもそう言ってた・・・。

そして子供に対する親の信念。

これが一番大事。
大事マンブラザーズバンドも歌うわけだ・・・。

まぁそれはいいとして、約10ヶ月に及んだ親子でのはじめての海外のインターナショナルスクールへの受験。

マジでゼロからの挑戦だったな〜。
セブに初めて来てからここまででちょうど1年。
1年前に旅行がてら来た時にこうなるとは思ってなかった。
人生どうなるかわかんないね〜。

ここまでで「英語力ゼロ親子のセブ島留学記」の受験までは終わりになりますが、この受験を経験した親として学んだ事がたくさんありました。

なんて言ったってタイトル通り「親子で英語力ゼロからのスタート」。

例えば親である自分が学生時代に海外の学校に通っていたら、学生時代しっかり勉強して有名大学でも卒業してたらゼロスタートではなかった。

特に自分は英語力のみならず平均的な学力すら携えていないし、今まで36年間の人生の中で学校の勉強に励んだ記憶はない。

そんな父親の子供がこうやって少し変わった受験という一つの目標を成し遂げられたわけだけど、そこにはもちろん娘本人の努力があり、また親として一生懸命出来る事を娘にしてきた軌跡がある。

「海外のインターナショナルスクールに通えたらカッコイイじゃん!」

そんな発想から生まれたこの10ヶ月のストーリー。
このストーリーでどうしても娘に伝えたい事があった。

それはやりたいと思うなら何にでも挑戦しなさいという事。
そしてその挑戦がもし失敗したとしても、そこには成功より大きな学びがあるという事。

だから怖がらず、自分がこうしたいと思ったら全力でそれに向かって取り組む事に意味があるという事をこの10ヶ月を通して教えたかった。

これは父親である自分が底辺の人生から起業をし、その会社に今はたくさんの従業員たちが働ける会社に出来た経験と同じもので、父親として子供達に一番教えたい事でもあった。

でも人それぞれ考え方は違います。
それに伴い学校選びも変わります。
もちろん学校側にも考え方があります。

学力だけで判断する学校もあるかもしれません。そう言った学力主義の学校に通わせたい方もいらっしゃると思います。その反対で人間性を重視する道徳的な教育をする学校に子供を通わせたい方もいると思います。

人それぞれですが、子供達への愛情はどの親も同じ様に大きいはずです。

その愛らしい今この記事を読んでくださっている私たちの子供は、学校を卒業すると共に人生を終えるわけではありませんから、受験に成功したら幸せな人生が約束されるわけではありません。

そもそもその幸せとは?
なんて書き始めるとサーバーの容量超えちゃう(ワケないか・・・ww)のでここら辺で止めますが、次回からは実際の学校生活について書いてみたいと思います。

何が必要なの?
どんな事するの?
カリキュラムは?
宿題は?
ランチは?
PTAは?
授業参観に運動会、音楽発表会とかあるの?
そこに子供達の様子も含めながら、相変わらずのこの口調で分かり易く書いていきたいと思います。

それでは学校生活編をお楽しみに!!

英語力ゼロ親子のセブ島留学記4 ~合格発表~

娘と息子、シンガポールスクール入学日にて・・・

飯村 建樹
 

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

株式会社エイチビー 代表取締役社長
IYU Corp. CEO
1979年生まれ。横浜商科大学高等学校卒。
現在日本とセブ島でカーコーティング事業を営んでいる。学生時代はテニスに明け暮れていたため、勉強とは縁のない日々を過ごし25歳で起業。

その後の2年間年商100万円という苦境をバネにして27歳で法人成りを果たし、現在は日本国内で年間数万台の受注実績を有する。
またセブ島では初めてとなるカーコーティング会社を設立し、現在も挑戦を続けている。

2 コメント

  1. 初めまして。とても興味深く記事を拝見させていただきました。
    今、マクタン島に家族できております。
    セブマクタン島は私は6回ほど、子供たちは昨年初めて、今年は2度来ましたが、毎回、レストランやホテルの方の英語を聞き取ろうとしてる姿が見られ
    セブ島に留学もいいなぁと思ってサイトを見ていて辿り着きました。
    飯村様がお子さまと頑張っていたことにとても感動しました。
    果たして同じようなことが私にも出来るのかなぁと。。
    明日、帰国ですが起きたら子供たちに、話してみようと思います。

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    • しほさん、コメントありがとうございます!
      おっしゃる通りフィリピン人の人たちは優しい人が多いですよね

      どこが良くて悪いのかは人それぞれの捉えかたでしょうけども、結局のところ自分の子供に対して何を与えてあげたいのかだと思います。
      自分は正直なところ勉強や英語のネイティブ発音うんぬんは全く興味が無いです。
      そんな事より、まず子供の頃に海外に住んでいたというだけの子供にとっての経験や、信号待ちをしていると物乞いをしてくるストリートチルドレンを見てどう感じるか、また今までは当たり前だった日本での生活が本当はそうでは無いという事などを身を以て実感して欲しいというのが目的でした。

      記事に書かせていただきましたが、父親である自分ほど英語を知らずにセブへ移住した人もそうそういないと思いますから、しほさんのお子様が留学をするのであれば絶対にどうにか出来ると自分は思っています。
      子を思う親の気持ちは計り知れませんからね!

      お子さんが少しでも興味があるのであれば、挑戦されてみたらどうでしょうか

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