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世界一周の中でも一番楽しかった!という方も多い、豊かな自然と極彩色の文化を持つ中南米。筆者としてもこんなに濃い経験ができる場所はないんじゃないかと、個人的に一番お気に入りの地域です。

そんな中南米で切っても切れない関係にあるのがカーニバルです。今回は多数ある南米のイベントの中から特におススメ!なるべく世界一周の旅程に入れてほしい!というものをえらんでみました。

少しでも臨場感を味わってもらえたらいいな、と思います。

リオのカーニバル ブラジル(リオデジャネイロ)

中南米に行くなら絶対おススメ!イベント6選!

ワールドカップ、オリンピックなど、ここ最近世界的なイベントが目白押しのブラジル。

ブラジル、リオデジャネイロのカーニバルは、もともとポルトガルの謝肉祭で、植民地であるブラジルに伝わりました。

キリスト教のカトリックでは、イースター(キリストの復活祭)までの40日間を禁欲生活の期間としているのですが、これに入る直前の4日間がリオのカーニバルの開催期間です。

ざっくりいうと飲めや歌えや踊れやと、4日間どんちゃん騒ぎをして、禁欲生活の前に騒ぎまくるというお祭りです。

イタリアのヴェネツィアカーニバル、トリニダードトバゴのトリニダードカーニバルと並び世界三大カーニバルとされていますが、個人的には規模の大きさ、派手さでは、世界一のカーニバルだと思います。

このリオのカーニバルでは、1チームあたり1000人以上の単位で構成されていることが多いです。チームの中でも出場できる人数は限られており、選りすぐりのメンバーが出場するので、実際のサンバ人口というのは計り知れないでしょう。

毎年カーニバルが終われば、すぐに次の年の練習が始まり、1年間血が滲むようなの練習をします。ただのカーニバルではなくコンテスト形式になっており、1位になると賞金は約4億7000万円!

しかしその賞金も衣装や山車の作成費、一年間のチームの運営費に消えてしまうので、名誉のために参加しているといった感覚でしょうか。実際にコンテストを見るにはチケットを買って会場に向かう必要があります。

南米ブラジルの夜空に鳴り響く轟音。1年間の鬱憤を爆発させたような、激しさ。日本人にはない、ラテンの陽気さをビリビリと肌で感じることができます。

席によっては少々高額ではありますが、筆者としてはぜひぜひ、世界一周旅行者のみなさんに絶対に行っていただきたいイベントの一つです。来年2017年のカーニバルは 2月24日 〜3月1日の4日間がメインパレードです。

▶︎参照リンクへ飛ぶ (英語またはポルトガル語)

インティ・ライミ ペルー(クスコ)

中南米に行くなら絶対おススメ!イベント6選!

インティ・ライミはユネスコ世界遺産で指定されている都市のクスコで行われる南米3大カーニバルの一つです。シンガーソングライターのナオトインティライミさんもここから名前を付けているのはご存知でしょうか。

インティとはケチュア語で太陽の意味。

その年の農作物収穫に感謝し、来年の豊作を願うお祭りとして、1年のうちお昼が1番短い冬至の日から9日間続き、生贄と共に太陽の神様へ祈りを捧げます。

有名なアヤ・ウマ(悪魔の頭を模したもの)の仮面、音楽、華やかな衣装に溢てれ、食べ物を分け合うのです。

そのむかし、スペインの侵略によってインカ帝国が崩壊したあと、太陽神を祀る事は禁止されました。なので一部の人たちが秘密裏に続けてきたというこのお祭りが盛大なものに戻ったのは、1944年になってから。

それ以降もお祭りの規模は毎年拡大していて、今ではこのお祭りを見学するため、世界中から観光客が集まります。このお祭りの見どころは、壮大なスケールの音楽、そして民族衣装の素晴らしさでしょう。

この祭りでは赤、黄、白、緑と4色の旗を象徴とし、4つの州ごとに踊りを捧げています。華やかな民族衣装をまとい、リズムに合わせて踊る姿はとてもパワフルで臨場感たっぷり。

500年前の当時にタイムスリップしたような気になってしまいます。中央の舞台で神様への生贄としてリャマの心臓が厳かにささげられます。こうして収穫祭が終って、アンデス山脈の厳しい冬が始まるのです。

クスコは標高3400mに位置し、かなり標高が高い都市なので高山病対策が必要です。筆者もバスでじわじわと標高を上げて移動していたにも関わらず、高山病にかかりました。

せっかくのイベントが寝たきりで台無しにならないよう、旅程は余裕をもって計画してくださいね。

▶︎参照リンクへ飛ぶ

▶︎インティ・ライミのその他参照HPはこちら

ゲラゲッツア メキシコ(オアハカ)

中南米に行くなら絶対おススメ!イベント6選!

メキシコ南部に位置するオアハカ州はメキシコのなかで、一番先住民人口の比重が高い州で、16もの先住民族がいる地域となっています。

それぞれの先住民族の文化や伝統を色濃く感じることができるのが、毎年7月に開催されている、センターアメリカ最大規模の民族舞踊の祭典、ゲラゲッツア(Guelaguetza)です。

オアハカ州の中心地域にあるバジェス・セントラレス(中央渓谷)の中の、州都オアハカ市の中心部と、その近郊の村々でも開催されます。オアハカ州きっての一大イベントで、国内外から観光客が訪れます。

民族舞踊際に合わせて民芸品市、音楽、文化、スポーツイベントもこの時期に合わせて開催されるのでとってもにぎやかで、カラフルな民族衣装に身を包んだ人々が普段より一層あふれ、オアハカの町が一気に華やぎます。

特に中心部には郊外からこのイベントに来ている民芸品売りがテントを張り、何日も泊まり込しており、ゲラゲッツァへの意気込みは計り知れないものがあります。

ゲラゲッツァはその昔、メキシコの主食となっているトウモロコシの女神を祀る為に、丘で月曜日に行われていた祭りが、スペイン侵略後にはカトリックの女神、カルメンに捧げる祭りに変更されたのが始まりです。

毎年7月の第2、3月曜日(毎年だいたい7月下旬)に開催されています。

ゲラゲッツアの語源は先住民言語のサポテコ語で、『共有する、助け合う、与える、捧げる』という意味。

いくつもの自治体で開催されますが、最も有名なのはオアハカ市の中心にあるフォルティンの丘の上に建てられた1万人以上を収容する野外劇場のアウディトリオ・ゲラゲッツア(Auditorio Guelaguetza)で開催されているゲラゲッツァです。

このゲラゲッツアでは、オアハカ州の8つの地域に伝わる舞踊を15区のダンスチームが楽団の生演奏にあわせ、その地区独特のの豪華な民族衣装を着て踊ります。

各区の踊りが終わったあと、踊り子たちが贈り物を観客に捧げるのも面白いところです。ほとんどの贈り物は観客席に投げられ、観客たちもその贈り物を上手にキャッチします。

贈り物は大体地元の特産品が多く、民芸品や、果物、パン、お菓子などです。

フロール・デ・ピーニャ区の踊りはパイナップルをイメージしており、終了後はパイナップルが多く飛び交うので危ないのですが、その豪快で大胆なところもゲラゲッツアの魅力の一つです。

さらに、ゲラゲッツア開催の3日前ごろから、市街地中心部に位置するサント・ドミンゴ教会周辺の特設会場での音楽の催しや関連イベントが開催されており、町全体が盛り上がります。

他にも市街地ではなく、郊外の村々のゲラゲッツアは、あまり観光化されていないのですが、質が高く、観覧無料ととっても魅力的なのです。現地の交通機関はそこまで発達しておらず、運行が夜21時くらいには終了してしまいます。

筆者は同じゲストハウスになった数人でタクシーに乗りあいし、向かいました。郊外のイベントと言えど、こちらも華やかで、民族の方々も商業感がなくどちらかと言えばアウディトリオ・ゲラゲッツアより臨場感があって面白いかもしれません。

出場者も観覧席にいるので、衣装を着せてもらったりすることもできます。どちらも参加されると比べることができて楽しいですね。

▶︎参照リンク元へ飛ぶ (英語)

▶︎その他ゲラゲッツアの参照HPはこちら

死者の日 メキシコ(メキシコ全土)

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死者の日(Day of the Dead)は、南米諸国における祝日の一つです。特にメキシコでの死者の日の祭りは2003年にユネスコの世界遺産に登録されたほど有名です。

メキシコ国民にとっては年に一度の大騒ぎの日となります。じつは他にもアメリカやカナダなどでもメキシコ出身者によって同じような習慣のイベントが催されていますが、本家メキシコでは規模や盛大さがちがいます。

メキシコで全国的に行われていますが、特にパツクアロ湖に浮かんでいるハニッツィオ島とオアハカ州が有名です。死者の日は本来、みな家族や友人達と集まって、故人への思いを馳せて語り合うというという習慣で、日本のお盆のような認識です。

11月1日は子供の魂、11月2日は大人の魂が戻る日とされていて、供え物がチョコレートなどの子供が喜ぶお菓子から、メスカル(メキシコ名産のお酒)など大人向けのものに変わっていきます。

日本のお盆と特に違う所は、日本ではしみじみ故人に思いをはせるという感じですが、このメキシコの死者の日は、あくまで楽しく明るく『祝う』というイメージです。

死に対してを恐怖するのではなくて、逆にあざ笑ってしまおう!という感じ。なので象徴となっている骸骨は笑っている表情だったり、派手に装飾しているものが多いのです。

死者の日のイベント中の市街地では、マリーゴールドの花の香りに包まれ、町中オレンジ色に染まります。教会や自宅の祭壇ももちろん、死者の魂はマリーゴールドの香りにあふれています。

マリーゴールドはとってもカラフルなので気づきにくいですが、キク科の花です。日本でも仏花と言えば菊の花なので、何か似たようなルーツがあるのかもしれません。

元々の根本は死者に対するもので同じなのに、国によってこうもとらえ方や表現の仕方が違うのはとても面白いです。死者の日のイベント中は、街中にカラフルで人々によってさまざま趣向が凝らされたが飾り付けがされ、仮装行列をしたり。

骸骨は死者を表し、故人が骸骨になってこの世に戻ってくるとされています。名物である仮装パレードは、骸骨や魔女をはじめとして、みんな思い思いの仮装で街を練り歩きます。

さながら大人も参加するハロウィンといったところでしょうか。死をテーマにしていますが、悲しさや寂しさといった表現ではなく、1年に1度、楽しい現世に戻ってきてね!という感じです。

関連した音楽や民族のイベントも様々行われるのでメキシコに行くならこの日を狙って計画を立てた方がいいでしょう。1年で一番メキシコらしいところが見られますよ。

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聖トーマス祭 グアテマラ(チチカステナンゴ)

中南米に行くなら絶対おススメ!イベント6選!

聖トーマス祭は、メキシコのすぐ下、グアテマラのチチカステナンゴという街で開催されます。グアテマラ国内で最も盛大で重要な宗教行事といわれており、12月に1週間にわたって開催されています。

チチカステナンゴは、首都であるグアテマラシティーから西にローカルバスで3時間ほどの、標高2030mのにある標高の高い町。そのむかしチャビアールと呼ばれていた、マヤ文明のキチェ族の文化がとても色濃く残る町です。

住民の半数以上を先住民族が占めていて、ほとんどがマヤ系、22種のちがった言語を持つ部族からなりたっています。それぞれが着ている民俗衣装を見れば、お互いがどの民族なのかわかるほど、民族色が濃いです。

町の中心にそびえたつ聖トーマス教会は、マヤの聖典であるのポポル・ブフーの原典がみつかり、神秘の場所とも言われています。

マヤの聖典ポポル・ブフーは天地創造から始まり、スペイン人によってキチェ族の国家が崩壊するまでの歴史を記した文書でスペイン侵略の中でほかの古文書は燃やされてしまったのですがこれだけは残った、ということで大変貴重な聖典だそう。

さて、前置きが長くなりましたが、こういった経緯で神聖とされている聖トーマス教会で行われるキリスト教の祭りが、聖トーマス祭です。
一番の見どころは、日本でいうお神輿のようなものに乗ったキリスト教の聖人達のパレードです。

お神輿は鳥の極彩色の羽根で覆われていて、いかにもマヤ文化の祭壇のような飾りになっており、台座はキリストの受難のシンボルである葡萄柄。マヤ文化とキリスト教の融合がシンボルとなったお祭りです。

古代マヤ文明のいまや失われた世界をのぞくことができる数少ないお祭りの一つでしょう。このお祭りのハイライトは爆竹で、神に祈りを捧げます。元々、マヤ系の人々は恥ずかしがり屋で几帳面。

細かな細工をした、民芸品づくりなどを黙々とするのが得意で、なんだか日本人と似ている所が多いような気がします。

なので他の南米ラテン系の人たちのようなどんちゃん騒ぎ!というイメージはないのですが、民族衣装を着た陽気な人々のダンス、素朴で土着した文化を見ることができるお祭りです。

刺繍とお面が有名な、中南米の中でもひときわカラフルな町チチカステナンゴ。みんなマヤ系民族であるという事を誇りに思うと同時に、あとから入ってきたキリスト教を受け入れ融合させた歴史を感じることができる、お祭りです。

ちなみに、中米全体で見てもお土産物屋雑貨はどこも似たようなものが多いのですが、ここチチカステナンゴの市場はその規模、扱っているものの種類、クオリティーなどから、一番いい市場だと思います。

世界一周中でもうすぐ帰国が近い、またはバックパックに余裕があってお土産を買いたいという方はこの市場で買いそろえることをおススメします。

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オルーロ・カーニバル ボリビア(オルーロ)

中南米に行くなら絶対おススメ!イベント6選!

オルーロ(Ciudad de Oruro)は、ボリビアのアンデス地方にある都市です。

フォルクローレの里として有名なオルーロのカーニバルはリオのカーニバル、クスコのインティライミ祭りと並び南米3大カーニバルに数えられ、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

2月ごろに開催されていますが、毎年少しづつ日程が変わり、ボリビア人も正確な日程は近くならないとわからないようなので、みなさんも計画を立てるときは要注意。

ボリビア全国からたくさんのグループが集まり、ボリビアの文化や歴史を象徴するような印象的な民族舞踊で盛りあがります。

オルーロ市の中心部に位置するソカボン広場を終点として、市内数カ所の道路が会場になり人で溢れ返ります。

内容は、先住民たちの文化やスペインの植民地時代の歴史に基づいた伝統舞踊が多いですが、他にも奴隷としてアフリカから連れてこられた黒人たちから伝わったものや、白人たちが奴隷を支配する様子を表していたりと、踊りや音楽の種類はとっても多く見ごたえたっぷり。

民族舞踊は、数十人から数百人のさまざまなグループで構成されます。市内を巡って、ソカボン広場での審査され、教会ででミサを受けるという手順になっています。

数時間も踊り続けるのは相当苦しいと思うのですが、これが神様への信仰の強さを示すと考える方が多いそう。多くのグループがあって順番にミサを受けるので、最後のグループの踊りが終わるのは夜深くなります。

最後のミサが終わっても、興奮冷めやらずまた踊りだしたり、飲めや歌えやの騒ぎが朝まで続きます。ついでに、カーニバルの期間中とその前の数週間は、水掛けのいたずらが町中で行なわれます。

全く見知らぬ人通りかかりの人に対して、突然水鉄砲などで水をかけるのが容認されています。さながらタイの水かけ祭りのようですが、いかんせん期間が長いですし、南米では夏である2月でも、オルーロは標高が高いことにより寒いので水をかけられるとなかなかつらいです。

さらに、このカーニバルを見るためにこの町に来たばかり、バックパックを持って歩いている時もかけられる危険性が高いので、パックカバーをして自分もレインコートを着るなど、対策が必要です。

カーニバルで楽しい雰囲気なので、相手に悪気はありません。水をかけられても、おおらかな気持ちで対応しましょう。

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まとめ

中南米に行くなら絶対おススメ!イベント6選!

気になるイベントはありましたか?

旅程の関係ですべてのイベントを世界一周中に経験するのは難しいと思います。もちろん、中南米にはこういった祭りやカーニバル以外にも魅力はたっぷりです。

世界一周中にいくつか見て、また行けなかった場所やカーニバルに行くための旅行を新たに組むのもワクワクですよ。

お祭り気分で旅の計画も、楽しんでくださいね。

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世界一周トラベラー
音楽と甘いものと、カラフルなものが大好き。
ステキな海と、たのしそうなお祭りの情報がはいれば、すぐに飛んでいきます。
英語語学留学から、世界一周旅行を終えていったん日本に帰国したけど、すぐに飛び出しまだまだ旅は続きそう。
のんびりぼーっとしてるのでトラブル続きの毎日ですが、世界中のひとたちに助けられ、今日も元気に生きています。
なんとかなるっしょー!で乗り越えてきたわたしの経験談。
少しでもお役にたてればいいなと思います。

私の世界一周ルートはこちら
http://ceburyugaku.jp/40237/

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