マイナーだけどおすすめ!世界のお城・宮殿7選!

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世界一周をしていると、自然が好きで自分の体を使って山や海でアクティビティーをするのが好きなタイプ、遺跡を巡って歴史に触れるのが好きなタイプ、美術館や建造物を見て回るのが好きなタイプと、自分の好みがわかってくると思います。

筆者は欲張りなので、トレッキングやダイビングも好き、目玉の観光地も、いけるところは全部見逃したくない!というタイプですが、特に興味があったのがお城でした。

とにかく大きくて歴史を感じられる所が魅力的。みなさんはいかがでしょうか?

今回は、有名どころではなく、あまり知られてはいないけれど、ぜひぜひ行ってみてほしいおススメのお城や宮殿をご紹介します。

マイナー?超おすすめのお城と宮殿ベスト7選

1、エカテリーナ宮殿 ロシア

マイナーだけどおすすめ!世界のお城・宮殿7選!

エカテリーナ宮殿(Екатерининский дворец)は、ロシアの北西、ヨーロッパにほど近い、サンクトペテルブルクから南東に約25kmの、ツァールスコエ・セローに位置する宮殿です。

現在ユネスコ世界遺産、『サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群』の中のひとつとして数えられています。

名前の由来は、ロシア帝国のピョートル大帝の后でもあった、第2代ロシア皇帝であるエカテリーナ1世の名前から。この宮殿が現在の状態になるまでには数々の増改築がありました。

まず、エカテリーナ1世がドイツ人の建築家を雇って、夏のあいだ用の離宮として1717年に作らせたのですが、その約20年後に第4代ロシア皇帝アンナがロシア人の建築家依頼し、さらに第6代ロシア皇帝となったエリザヴェータがお抱えのロシア人建築家に、壮麗で壮大なロココ調建築に入れ替えるように命じ、今の豪華絢爛な姿になりました。

この宮殿の一番の有名なところは『琥珀の間』ではないでしょうか。壁一面に琥珀が貼り付けられ、贅をつくした作りになっています。

壁に向かって目を凝らしましたが、本当に隙間なく琥珀、琥珀・・・

他の部屋も金色に光り輝いていたり、調度品の数々が所せましと飾られ、壁、柱、ドアノブまでも細かな彫刻がされており、ほとんどの部屋に天井がも描かれています。

インテリアセンスとしては好みが分かれますが、これが権力の象徴なのでしょう。ちなみに、この宮殿は日本とロシアの長い歴史の中で交渉の場としても利用されていたそうです。

夏の避暑地として建てられたこの宮殿ですが、外観は水色と白と金色に統一されており、雪景色の中でもきれいなんじゃないかなと思います。

見た目としては近くにあるエルミタージュ美術館と似ていますが、歴史やもちろん調度品の数々もそれぞれ特徴があるので、見比べると楽しいと思います。

とにかく少女趣味、豪華絢爛な宮殿で、筆者が行った時にはウェディング撮影をしているカップルが何組もいました。お姫様に憧れる女性の、夢のような場所なのでウェディングドレスにピッタリ!

交通の便も悪くないですし、特に女性の旅人におススメです!

〈参照〉
▶︎ウィキペディア(Wikipedia)

2、ヌルッラバイ宮殿

マイナーだけどおすすめ!世界のお城・宮殿7選!

ヌルッラバイ宮殿(Nurullaboy Saroyi)は、ウズベキスタン西部に位置する、ホラズム州の都市ヒヴァにディシャンカラに位置する宮殿です。

ヒヴァは人口約5万人の都市で、かつてホラズム帝国とヒヴァ・ハン国の首都として大きく栄えたオアシス都市。20世紀初めに、商人であったヌルッラバイさんの敷地に建てられた宮殿ということで、ヌルッラバイ宮殿と名付けられたそうです。

ロシアがヒヴァに進出してから作られたものなので、ヨーロッパ建築とイスラム建築が混ざり合ったような建物です。ロシアのシャンデリアや彫刻がされていたかと思えば、やはりイスラムのタイルやアーチ状の作りが多く施されています。

6部屋だけですし、調度品もほとんどないのでぱっと見はがらんとした感じに見えますが、こまかな細工をしているタイルをよく見てみるとそのカラフルで繊細な作りに感動します。

世界の数あるお城、宮殿の中ではあまり有名ではありませんし、世界一周中にウズベキスタンに行くという方も少ないかと思います。しかしヒヴァの街自体、ウズベキスタンの有名なサマルカンドより観光化されていないので、ゆっくりと見て回ることができます。

〈参照〉
▶︎ヌルッラバイ宮殿(ヌルッラバイキュウデン)とは – コトバンク
▶︎旅行のとも、ZenTech

3、シュヴェリーン城 ドイツ

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ドイツの北部、ハンブルクの東に位置するシュヴェリーン城。メクレンブルク・フォアポンメルン州の州都シュベリーンの街の中心にある湖の中に建つお城です。

この地域は7つの湖の町と言われていて、お城も湖の上にたたずんでいます。

その昔この地で、スラヴ人部族国家であるオボドリト族のプリビスラフ・オボドリト侯爵は反乱を起こしたが、ハインリヒ獅子王のザクセン軍に敗れました。

その後オボドリト侯爵はザクセン公の臣下となり、その子孫はシュヴェリーン城を代々居城としていたそうです。現在のシュヴェリーン城の姿には、16~17世紀に改築され、出来上がりました。

お城のメルヘンチックな佇まいと整えられた美しい庭園から、地元の方はシュヴェリーン城を『湖上の宝石』と例えています。

このお城には小人のペーター(Petermaennchen)という守護精霊が住んでいると云うドイツらしいメルヘンな伝説があります。このペーターはその昔、スラヴの反乱の際にスラブ人をかくまい、助けたそう。

それが貧しい境遇や恵まれない魂の救いとされ、現在もその伝説が残っているのです。ペーターは中世の騎士の風貌で(折り返しのあるブーツ、大きな羽飾りの付いた帽子、ひだのある襟飾り)お城の鍵やランタンや短剣をもって、夜中見廻りをするのだそう。

メルヘンでロマンチックなこの地にピッタリの伝説ですね。

善良な者には幸運をもたらし、侵入者や泥棒にはいたずらをすると云われ、現在もお城の扉絵に描かれていたり、銅像が立っており、さながらイメージキャラクターのようになっているのです。

城内は博物館になっていて、豪華で歴史的な部屋や玉座の間などを見学することができます。マイセン磁器など貴重な調度品コレクションが380点展示されていて、とっても見ごたえがあります。

音楽コンサートが開かれることもあるので、それに合わせて訪問するのもよいですね。

〈参照〉
▶︎ウィキペディア(Wikipedia)

4、チットガーフォート インド

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チットーガーフォート(Chittorgarh Fort)はニューデリーから南西に570km、アラバリ山脈の麓にある水の豊かな地域に位置します。チットール城砦とも呼ばれていて、アジアでも最大級の広さをもつ巨大なお城です。

ここは7世紀から16世紀頃まで、この地域を支配していたラージプート族の『グヒラ朝』と『メワール』と呼ばれている地域のお城でした。

当時は立地として北西北東に強力な勢力に挟まれていて、メワールを狙う大きな勢力からの侵略が絶えませんでした。

1303年には当時強大な勢力となっていて、後にはインドに統一を成し遂げたという勢いのある国家の『ハルジー朝・アラーウッディーン・ハルジー』がデリーから侵略してきました。

ハルジーの戦略、勢いによって途端にラージプート族は窮地まで追い詰められます。

その時、ラージプート族は、「他国に陵辱されるくらいなら、自害する」という理念のもと、チットーガーフォート内にたて篭もり、チットーガーフォートに火をつけました。

これによって、ここに立てこもっていたものすべて自害したと歴史に残っていますが、いまではこの行為は「戦争では負けたが、精神では勝利した」と現地では『Jauhar』と尊敬の意味を込めて呼ばれているそうです。

このチットーガーフォート、ただっぴろい平野にある巨大な岩の上にちょこんと立っているのですが、面積はなんと2.8km2もあるのです。

向かっている時、遠くからも見えるのですが、なかなか近づいている感じがしないです。宮殿のほかに、寺院や侵略者によって建てられた勝利の塔なんかもあり、見ごたえは抜群です。

この城は三度の陥落をしているのですが、建物の要所要所に焼け焦げた跡のようなものが見えます。戦火が垣間見える、歴史ある建造物です。

〈参照〉
▶︎死ぬまでに一度は行ってみたい場所
▶︎ウィキペディア(Wikipedia)(英語)

5、ミランダ城 ベルギー

マイナーだけどおすすめ!世界のお城・宮殿7選!

廃墟好きという方、意外に多いと思います。そんな筆者も廃墟が大好き!そんな方におススメのお城がミランダ城(Castle of Miranda)です。

別名『騒音の城』と呼ばれているのですが、由来はノワジー(noisy)という地域にあるからだそう。決して騒音がするわけではなく、むしろ逆なのです。

ベルギーの首都ブリュッセルの近郊にそのお城はあります。ブリュッセル中央駅から電車を1回乗り換えで、約2時間ほどで着く距離、アルデンヌの森の奥深いところで荘厳で、もの恐ろしい雰囲気を漂わせています。

このお城は1866年にギロチンから逃れてきたフランス貴族、リドケルク・ボーフォート家のためにイギリス建築家によって建てられました。

第二次世界大戦まではこの一家が住んでいましたがその後、1980年まで国有鉄道会社(NMBS)が児童養護施設(孤児院)として利用しており、1991年には土地の所有者に権利が戻されましたが、自治体に引き渡すことを拒否しているので管理されることなく、いまとなっては廃墟になっています。

一番高い時計台は56mとかなりの大きさです。ガードマンが警備をしているため、中に入ることはできませんが、森の中に堂々とそびえたつ、古城。

元々、贅沢な作りで内外装ともに気品あふれる彫刻やインテリアが施されていますが、第二次世界大戦のバルジの戦いでドイツ軍によって占領され、各所ボロボロになっています。

内部は孤児院時代の黒板や、ワインの瓶、誇りを被ったおもちゃが転がっていて、さながらディズニーのホーンテッドマンションのよう。かつては美しい庭園だったのでしょうが、現在は噴水も枯れ果て、荒れ放題です。

旅行中は常に晴天を願うのですが、ここばかりはうす曇りくらいがピッタリ。廃墟好きの心をくすぐります。豪華絢爛なお城を見学するのもよいですが、ミランダ城の退廃的な雰囲気の中で歴史に思いを馳せるのもステキですね。

(参照)
▶︎http://izismile.com/2013/04/19/(英語サイト)

6、ラサのポタラ宮 中国

マイナーだけどおすすめ!世界のお城・宮殿7選!

ポタラ宮(pho brang Potala)は16世紀にチベット政府である「ガンデンポタン」が成立したのち、本拠地としてチベットの中心地であるラサのマルポリの丘の上に、十数年をかけて建てられた宮殿です。

ユネスコの世界遺産に『ラサのポタラ宮の歴史的遺跡群』の主要の一つとして登録されています。ポタラという名前の由来は、観音菩薩が住んでいるとされている補陀落のサンスクリット語名『ポタラカ』だそうです。

標高3700mに位置し、建物は13階建てで、建築面積にして13000㎡、単体では世界最大級の建築物として、高く評価されています。こんな高所にこの大きさなので、当時の技術と政府への忠誠心は計り知れないものを感じます。

内部には壁画や彫刻など、芸術品の数々がいまも収められていて、アジア特有の渋さやシンプルさを垣間見ることができます。また現在でも、チベット仏教やチベットの政権において重要なシンボルとなっています。

最初に作られた建物から、ダライ・ラマ5世が増設、修繕する形で現在の姿になっています。ダライ・ラマ14世もいくつ部屋があるのか、把握しきれなかったそう。

この周りではチベット仏教の巡礼者の方が五体投地(ざっくりいうと、立つ→念仏を唱える→合唱→手を頭の上まで上げる、を繰り返して聖地への参拝方法です)をしています。

建築物としてももちろんですが、政治や宗教についても深く考えさせられる場だと思います。標高も高いですし、とにかく広いので見て回るのには根気と体力が必要ですが、ラサの市街地からも徒歩圏内なので、便利な立地です。

〈参照〉
▶︎ウィキペディア
▶︎ウィキペディア❷

7、ゴレスターン宮殿 イラン

マイナーだけどおすすめ!世界のお城・宮殿7選!

〈引用〉http://orujtravel.com/en/attraction/golestan-palace/
ゴレスターン宮殿は、イランのテヘラン市の中心部に位置しています。本来は4.5haの広さがありましたが、現在はその10分の1ほどの面積です。

この宮殿は、450年の長い歴史があり、2011年にはユネスコ世界遺産に登録されているんです。イラン、イスラム革命の勝利の後は、博物館として新しく生まれかわり一般公開されるようになり、イランの美術品が展示されています。

現在は世界的に、考古学や芸術的な建物というだけでなく、イランの歴史や時代を示す世界的に重要な資料ともなっているのです。昔から戴冠式など、王家の政治的な行事や祭事場として使用されていました。

現在は大きく分けると8つの建築物と大きな庭園があって、現在はこの宮殿全体が1つの博物館となっています。この宮殿は長い歴史の中で増改築を繰り返し、イラン様式とヨーロッパ様式の融合形式で作られています。

外観はイラン風なのですが、内部はシャンデリアや調度品などヨーロッパの要素が多いです。鏡の宮殿とも呼ばれていて、とにかく鏡をモザイク調に壁に貼り付けており、その反射した光できんきらきんです。

とくに輝きの間(Talar Aineh)と呼ばれる、ホールは職人が丹精込めて壁に貼り付けたガラスや鏡がこれまた豪華なシャンデリアの光を反射してまぶしいくらいです。

世界で最も派手で煌びやかなお城の一つではないでしょうか。そして、豪華なな内装に注目してしまいがちですが、イラン様式の外装も必見です。細かな装飾を施されたタイルが所せましとちりばめられた外壁、美しく整えられたペルシャ庭園も素敵です。

どこを見渡しても当時の世界中の技術を終結した『芸術作品』になっています。さすがはペルシャ帝国といったところでしょうか。見る価値大の宮廷です。

〈参照〉
http://japanese.irib.ir/

まとめ

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みなさん行ってみたい場所はありましたか?

今回はひとくくりにしてしまいましたが、本来お城と宮殿は利用用途に若干の違いがあるそうです。

お城は他国の侵略を防ぐための、防衛施設の役割を重視して建設されたものが多く、宮殿はその君主一族が居住したり、外交や国家的なイベントに利用するために建設されたものが多いそう。

なので比較的お城は城壁が厚く、 強堅で毅然とした風情で周りを威嚇しているというイメージですが、宮殿は煌びやかで贅の限りをつくし君主の権力を魅せているものが多くあります。

旅のルートとして、わざわざそれだけのために行くのはちょっと大変かも・・・というような場所もありますが、その名所に向かってみるとその道中にまた違うものを発見したり、意外とその街が気に入ってしまったりと、面白いことが起きます。

ちょっと行ってみたいかも・・・という自分の直感や、運をたよりに旅行できるのも世界一周の楽しさですね。

治安やフライトの問題もありますが、世界一周が終わった後に行けばよかったー!と後悔しないように、行きたいところは必ず行けるようにルートを計画をしてみてくださいね。

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【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

世界一周トラベラー
音楽と甘いものと、カラフルなものが大好き。
ステキな海と、たのしそうなお祭りの情報がはいれば、すぐに飛んでいきます。
英語語学留学から、世界一周旅行を終えていったん日本に帰国したけど、すぐに飛び出しまだまだ旅は続きそう。
のんびりぼーっとしてるのでトラブル続きの毎日ですが、世界中のひとたちに助けられ、今日も元気に生きています。
なんとかなるっしょー!で乗り越えてきたわたしの経験談。
少しでもお役にたてればいいなと思います。

私の世界一周ルートはこちら
http://ceburyugaku.jp/40237/

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