世界一周中にかかりやすい病気~対処法とおススメの薬~

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世界一周中は病気にならない事に越したことはないないですが、環境の変化やその土地になじむことが難しい点、日本で生活しているより過酷な生活になる事になるので、どうしても病気にかかりやすくなります。

そんな時のために、先に対処法や予防法の知識があったり、薬を事前に用意することができていれば安心感が格段に違いますね。このページでは、旅行中にかかりやすいもの、筆者が実際経験して役に立った対処法や薬をご紹介します。

お腹をくだした

海外旅行をしたほとんどの方が、お腹を下すことを経験したことがあるのではないでしょうか。どうしても衛生的に不安がある屋台の食事や、ハードな旅程になってしまうので、お腹を下すトラブルが多い気がします。

アジアやアフリカ、中南米などの発展途上国だけではなく、ヨーロッパや北米なんかの先進国でも発症することはあります。水が合わないですとか、疲労や環境が不衛生のみならず、旅の疲労やストレス、不摂生なども原因になりうるのです。

これについては慣れなどでは解決せず、筆者は数年旅をしていて、ある程度どんな場所でも食事するのですが、それでもお腹を下すことはあります。特に世界一周旅行者は長距離バス移動が多いので、お手洗いをすぐに使えないような状態だとかなり地獄ですね。

【おススメの薬】

・下痢の症状が強い場合

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ストッパ下痢止め(ライオン株式会社)〈引用〉http://stoppa.lion.co.jp/product/stoppa/

”突発性の下痢に、水なし1錠で効く”というCMでも有名な薬ですね。どこでも飲めて、早く効く、グレープフルーツ味で嫌な臭いもなく、旅行にはうってつけです。女性用など、種類も豊富。強めの薬なので、症状が軽くなったら服用は控えてください。

・お腹の痛みが強い場合

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正露丸(大幸薬品)(引用)https://www.seirogan.co.jp/products/toui_a/

おなかの痛み止めと殺菌成分配合。いろんなタイプの下痢に対応しますが、特にかぜや食あたりによる下痢に効果があります。においがきついですが、やはり昔から愛されている薬には安心感がありますね。においなしの糖衣タイプも出ていますよ。

【お腹を下した時の対応策】

(1)小まめに水分をとる。
脱水症状や栄養不足を防ぎます。特に有効なのが経口補水液です(ポカリスエットのような成分)。水1リットル砂糖ティースプーン1杯塩ティースプーン1杯をまぜて出来上がり。簡単ですし、世界中どこでも手に入る材料なので、おススメです。

(2)なるべく安静にし、体を冷やさないようにする。
旅程を無理せず、休むことを第一に考えましょう。旅行中は暑い地域にいると、エアコンや扇風機はどうしても使いたくなってしまいますが、お腹は冷やさないようにしてください。できるだけ体を締め付けず、お腹やお尻がすっぽりと隠れる服を着ましょう。

(3)お腹に優しい食事をとる。
おかゆやミルクで煮たパンなどお腹にやさしく、温かいものを食べてください。さらにお勧めはバナナやリンゴ。消化にいいですし、整腸作用があるといわれています。

その時にいる地域にもよりますが、このどれかはどの地域でも必ず手に入ると思います。1人でいる場合は買い物や調理も億劫ですし、なるべく簡単に手に入るものを選んでみてください。治ったからと言って、すぐに油物や冷たいものをとるのは厳禁ですよ!

(4)医師に相談する。
上記の方法で治らない場合や、激しい下痢、高熱を伴う下痢、血液が混じる下痢の場合には感染症なども疑われるので、自己判断せず早急に病院に受診してくださいね。

〈参照〉https://ja.wikipedia.org/wiki/

ロングフライト血栓症(エコノミークラス症候群)

世界一周中にかかりやすい病気~対処法とおススメの薬~

〈引用〉https://pixabay.com

旧名のエコノミークラス症候群という方が、なじみ深いでしょうか。ここ最近、震災の避難所などでも発症する方が多いので認知度が上がってきましたね。

”飛行機のエコノミー席のような狭いところで発症し、ビジネスクラスのような広い座席なら問題ない”という間違った認識を改めるため『ロングフライト血栓症』という名前に改称の動きがあるようです。

実際は飛行機に限らず、バスや電車などで6時間以上座る体制になり、下半身の静脈血にうっ血が生じることが原因で起きる症状です。

この症状については、かかってしまうと重症化することが多く、自己判断でできる対処法や、薬はないので、医師への受診が必要になります。そうなる前に予防していきましょう。世界一周中は、長時間の移動は避けては通れない道です。

通常の暮らしに比べこのロングフライト血栓症にかかる確率が格段に高くなるので事前に予防、対処法を身につけましょう。

【ロングフライト血栓症の予防法】

(1)2~3時間ごとに体をうごかす。
飛行機や大型バスなど動ける場所があれば、あえて遠くにあるトイレに向かったり、通路で屈伸運動をする。

(2)座席に座ったままできるストレッチをする。
足首を回してみたり、ふくらはぎを手でマッサージしてみたり、狭い範囲で周りの迷惑にならない程度のストレッチをしましょう。

(3)着圧ソックスをはく。
むくみ防止の着圧ソックス、女性は知っている方が多いと思います。血のめぐりを良くし、むくみを防ぎます。

(4)水分をしっかりとり、ゆったりした服装をする。
体内の水分が減り、血の粘度が上がると血栓ができやすくなります。脱水症状を避けるために上記に紹介した経口補水液をとると特にに有効です。さらに、きつい服装だと血の巡りが悪くなってしまうので特にスキニージーンズなど、下半身を締め付ける服は避けましょう。

(5)お酒、たばこは避ける。
お酒は利尿作用があるので脱水症状を引き起こします。たばこも血の巡りを悪くしてしまうので、長距離移動の時はできるだけ避けましょう。

(6)足は組まず、睡眠薬の服用は避ける。
足を組むと、血液の循環に悪いですし、睡眠薬を飲んで寝てしまうと無理な体制で熟睡してしまい、ずっと同じ格好という事もあるので特別な理由がない限り服用はやめましょう。

〈参照〉https://doctors-me.com/doctor/circulatory/7

虫刺され

海外では日本ではあまり有名ではない虫が多数存在します。虫刺されによって、不快な思いもしますし、ひどいときには病気の感染にもつながってしまうので注意が必要です。

筆者も、大自然そのものの山に入ったときや、掃除の行き届いていない宿に泊まった時など、虫刺されに悩まされたことは多々あります。

まずはとにかく一番気をつけたいのは蚊です。
高温多湿の地域には必ず存在し、デング熱やマラリア、最近言われ始めたジカ熱の媒介元となっています。

他にも、南京虫は一度刺されてしまうとかゆみや腫れがひどく厄介ですし、世界一周中にお楽しみのマリンスポーツでクラゲに刺されるなんてこともあります。

意外と現地の方が教えてくれる民間療法が利く、なんてこともありますが、症状が重くなると命にかかわる事なので軽く見て、自己判断は避けてくださいね。

それでも、予防や対策を知っておくに越したことはないので、みなさん下記を参考にして気をつけてくださいね。

【おススメの対策グッズ・薬】

世界一周中にかかりやすい病気~対処法とおススメの薬~

おすだけベープ(フマキラー)〈引用〉http://www.fumakilla.co.jp/products/insect/osudake-vape/280.html

部屋に一回散布するだけで24時間部屋への虫の侵入を防ぎます。その効果は絶大ですし、なんといってもこの製品の小ささや軽さが旅行にうってつけ。

蚊取り線香と違い、煙も臭いも出ませんし、このサイズなのに使える長さが格段に長いのでとてもおススメです。

photo2

サラテクト 100ml(アース製薬)(引用)http://www.earth-chem.co.jp/

パウダー粒子なので、汗で流れることなくずっとサラサラな使用感が持続で、虫除け効果持続時間は10時間ととても長いです。においも無香料ですし、使いやすいですよ。

世界一周中にかかりやすい病気~対処法とおススメの薬~

ムヒアルファEX(池田模範堂)〈引用〉http://www.ikedamohando.co.jp/

抗炎症効果によって、痒みや腫れを素早く鎮めて、殺菌する働きがあります。ダニやノミ、毛虫、ムカデクラゲなどによるがまんできない虫さされやかゆみによく効きますよ。

筆者はクラゲや南京虫に刺されたときにとても助けられた薬です。有効性と安全性を兼ね備えた、最強の虫刺され薬だと思います。

世界一周中にかかりやすい病気~対処法とおススメの薬~

アウトドアバーム(たかくら新産業)〈引用〉http://www.takakura.co.jp/

エッセンシャルオイルと厳選されたナチュラルな天然成分だけで作られている虫刺されの薬なので、敏感肌の人も安心して使えます。

他の虫刺され薬より効果は柔らかいですが、ティートリー、カミツレ油、ラベンダーをブレンドしたスキンバームなので、香りも優しくてとっても使い心地がいいですよ。

【刺されたときの予防策、対応策】

(1)蚊や飛び回る虫の場合

・虫よけ剤を効果的に使う
薬を肌に噴霧したときは、手で塗り広げ、水を利用したり汗をかいたら小まめに塗りなおす事。日焼け止めの後に塗る事が鉄則です。部屋に虫よけを使った時は、窓を開け話したりせず、効果を逃がさない事、窓を開けるにしても網戸などで新たな虫を寄せ付けないことが大切です。

・蚊帳を吊る
自分で持ち歩くには大変ですが、ホテルによっては蚊帳を貸してくれる所もあります。古くからある方法ですが、やはり効果は絶大なのでホテルスタッフに聞いてみましょう。

・服装に気をつける
蚊やハチなどは、黒いものによって行く習性があるそうなのでなるべく避けてください。肌の露出が多いともちろん刺されてしまう可能性が高いので、虫が多そうところはできるだけゆったりとしたサイズのもので肌を守る服装を心がけてください。

(2)南京虫の場合

・ベットの確認
嫌な顔をされてしまうかもしれませんが、出来れば泊まる宿のチェックイン前に利用するベットを確認させてもらいます。シーツをはがし、ベットマットの縫い目のところに点々…と跡がついているものは南京虫がいる可能性が高いのでベットを変えてもらいましょう。

・虫よけスプレー噴霧
ベットが怪しいけど他のベットも宿もない・・・という時は、本当は自分専用のトラベルシーツなどあれば一番いいのですが、ない場合は、シーツをはがして虫よけスプレーを噴霧するのも効果ありです。

・刺されたら熱湯
刺されてしまったら、自分の荷物にも南京虫がついてしまっている可能性が高いので、なるべくすべての衣類、出来ればバックパックも熱湯消毒してください。面倒ですが、何度も刺されるよりはましだと思います。さらに、刺された幹部にもやけどしない程度のお湯をかけることによって痒みが和らぎます。薬は上記のムヒアルファEXなど、抗炎症作用のある、なるべく効果の強いものを利用してください。

(3)クラゲの場合(虫ではないですが)
予防策としては基本的にはクラゲが出るという地域、時期には海に入らないという事くらいしかないのですが、それでも刺されてしまった場合は

・触手がついたままなら取り除く
絶対に素手では触らず、手袋をしたり、ピンセットを利用してください。

・海水で洗い、消毒液や酢で流し、薬を塗る
症状によりますが、軽いものの場合は真水だと悪化することがあるので海水で洗い流し、酢または消毒液をかけてください。それからさらに薬を塗ります。

・激痛やショック状態に陥ったときは救急へ
激痛やショック状態になるような場合は猛毒のクラゲに刺されている場合があります。そんな時は必ず病院に行ってください。あまりに症状が重く見られる場合は迅速な対応が必要なため、救急車を呼んでもらいましょう。

高山病

標高の高い山に登山をすれば、高山病になるという事は周知のとおりですが、世界一周中は登山目的ではなくても標高の高い街に滞在することも多くなると思います。

日本には標高の高い街はあまりないので、世界中に富士山より高い場所に無数に街が存在することも、想像よりも高山病にかかることは特別なことではなかったことも、筆者は知らなかったので初めて罹ったときはとても驚きました。

せっかくの旅行なので体調は崩したくないですし、高山病が怖いので行きたい場所に行けないというのはもっと嫌ですよね。

高山病は、空気が地上と比べて薄い場所、およそ2400メートル以上の高山に登り酸欠状態に陥り、低酸素状態になったときに発生する症候群です。

じつは高山病になるかどうかは生まれつきのものらしく、実際に行ってみないとわからないのです。症状は、頭痛、吐き気、めまい、眠気などの睡眠障害嘔吐、眠気、顔や手足のむくみがみられます。

一般的には1日後 から 数日後には自然消失するといわれていますが、重症の場合は高地脳浮腫や高地肺水腫を起こし、死に至ることもあるので、長期化した場合や極端に標高が高い場所に行った場合は注意が必要です。

【おススメの薬】

世界一周中にかかりやすい病気~対処法とおススメの薬~

ダイアモックス錠250mg(株式会社三和化学研究所)〈引用〉http://allabout.co.jp/r_health/healthdb/medicinedb/detail/356929/

医師の処方が必要な薬です。

海外でも現地購入でき、日本よりも安いことはありますが、やはり薬なのでできるだけ日本から用意するのをおススメします。高山病対策としては一番ポピュラーな薬で、日本旅行医学会が予防薬として推奨しているので安心ですね。

副作用もいくつか挙げられていますが、一番のものは利尿作用なので服用するときは、いつでもお手洗いが使える環境がいいですね。

【高山病にかかった時の予防策】

(1)標高が高いところには徐々に向かう。
なるべく飛行機などで直接標高の高いところに向かうのを避け、バスなどでできれば数日かけて徐々に標高を上げ、体を慣らしましょう。高所に着いてから休憩せず、すぐに30分から1時間ほど、歩いてみるのも効果的です。

(2)呼吸を深くし、睡眠をしっかりとる。
いつもより意識して呼吸をしましょう。さらにできれば高所への移動日の前日は睡眠を良くとり、移動中はできれば寝ない事を心がけた方がよいです。というのも、睡眠中はどうしても呼吸が浅くなりますし、疲れた体は高山病になりやすいからです。

(3)水分をたくさんとり、体を冷やさない。
血中の酸素の有効活用ができるようにです。長距離バスはどうしてもトイレを控えたいので水分をとらないようにしてしまいますが、標高が高いところに向かう時は水分をこまめに水分をとってください。

【高山病にかかった時の対応策】

(1)低地へ移動する。
高山病は標高が高くなるほど悪化して、低くなるとケロッと治ってしまうというわかりやすい特徴があります。どうしても症状がひどい場合は、低いところに移動しましょう。逆に、高山病にかかった時に無理にそれ以上高いところに移動しないでくださいね。

(2)体が慣れてくるまで安静にする。
無理に動かず、上記の予防策を取り入れて安静にしてください。無理は禁物です。

(3)薬の服用
上記で紹介したダイヤモックスですが、やはり標高の高いところに向かう予定がある正解一周者は持っている方がほとんどでした。もし薬がなければ、ほかにもその地域に根づいた漢方や食事療法もあるので、地域の方に聞いてみるのも良いかもしれません。

(参照)https://ja.wikipedia.org/wiki/

海外での薬の購入

日本から持って行った薬では足りない場合や、予想だにしなかった病気に罹る場合があるので、現地で薬を買うこともあります。しかし、世界の多くの地域ではニセ薬が問題となっています。

またニセ物ではないけれど、効果の薄い医薬品も出回ってしまっているのも、残念ながら現状です。海外で薬を購入する場合は、以下のことを注意しましょう。

・許可を得ている薬局で購入し、領収書を請求する。
・箱入りの薬については、添付文書がついていることを確認する。
・極端に安い薬を買わないようにする。
・包装に問題がないか確認する。スペルが間違っているもの、印刷の質が悪いものには注意が必要です。

まとめ

世界一周中にかかりやすい病気~対処法とおススメの薬~

今回は、特にかかりやすい病気や症状、薬に関する情報を紹介しました。

薬の持ち歩き方ですが、まずは荷物を軽くすることを1番に心がける必要があるのでパッケージは外し、ジップ付きの子袋に分けて持ち歩くことをおススメします。

バックパックに水がかかってしまった時も、薬は守ることができますし、湿気や日光による劣化も防げます。用法容量などはその子袋に油性ペンで書いておくと、間違えることはないですし便利ですよ。

なにかの疾患にかかったときは、宿のスタッフや、ほかの旅人に助けを求めるのも大切です。

宿のスタッフであれば、旅行者がよくかかってしまう病気などにも詳しいはずですし、突然購入が必要になった薬の購入先、病院の受診方法、現地で手に入る食材での食事療法も教えてくれると思います。

筆者も、上記でご紹介した疾患にかかったときは現地の方々に助けられたことが多々ありました。
疾患についてはあまり自己判断せず、その地域ではやっている病気などの情報に目を光らせながら、通常と違う!と思った部分があれば、すぐに受診してください。

最悪の事態に陥らないためにも、予備知識を高めて安心した旅をしましょう。

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世界一周トラベラー
音楽と甘いものと、カラフルなものが大好き。
ステキな海と、たのしそうなお祭りの情報がはいれば、すぐに飛んでいきます。
英語語学留学から、世界一周旅行を終えていったん日本に帰国したけど、すぐに飛び出しまだまだ旅は続きそう。
のんびりぼーっとしてるのでトラブル続きの毎日ですが、世界中のひとたちに助けられ、今日も元気に生きています。
なんとかなるっしょー!で乗り越えてきたわたしの経験談。
少しでもお役にたてればいいなと思います。

私の世界一周ルートはこちら
http://ceburyugaku.jp/40237/

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