学生と社会人では違う!留学を活かした“就職活動のススメ”7か条

みなさんは、留学経験を就職活動に活かしたいと考えたことはありますか?「なんとなく英語を武器にできたらいいなぁ」と思ってはみても、具体的にどう活かせばいいのかってむずかしい…そう感じたことがあるかもしれません。

それもそのはず、今の時点では帰国後の自分がどんな姿になっているのかなんて想像もつかない!という方が大半なのではないかと思うんです。

これまで2万人以上の留学検討者をお話をさせていただく機会がありましたが、みなさんが必ず通ると言っても過言ではないほど、就活問題は「留学あるある」のひとつ。

はじめは留学への憧れや想いを語る方が、だんだん現実味を帯びた話になっていく「ターニングポイント」があるんですが、それがまさに「帰国後の就職」なんですね。

でもやっぱりここが定まらないと、留学への一歩は踏み出せない!ということで、今回は留学経験を無駄にしない転職活動のススメをご紹介したいと思います。

2万人を見てきた留学カウンセラーが斬る!留学を生かした就活

1.就職活動で「成功する留学 VS 失敗する留学」

経験を無駄にしない!留学を活かした“就職活動のススメ”7か条

よく、成功する留学とか、失敗する留学という言葉を聞きますね。みなさんも留学情報を集めていると、そんなトピックに出くわしたことがありませんか?

そして、出くわすたびに「自分は大丈夫なんだろうか」「何を信じればいいんだろうか」と不安になることもあると思います。でも、そもそも「成功する留学」の定義ってなんなんでしょう?

カウンセラーをしていると、帰国後の就職活動のサポートも行うことがあり、プロの指導者と一緒にみなさんとお話をすることもあるんですが、今回は我々が考える「成功する留学」の定義をお話しますね。

これは数多くの帰国者(成功者)に話しを伺うと毎回痛感することなのですが、ズバリ、成功する留学のポイントは3つ!

①自分で目標の旗を立て、
②自分でレールを敷き、
③その上を走りきるパワーを持って完走すること

経験を無駄にしない!留学を活かした“就職活動のススメ”7か条

実は、本当にこれだけなんです。

つまり「帰国後にどうなっていたいのか」という目標の旗を掲げられるかどうか、ここがまず第一の分かれ目です。この旗を持っている人は本当に強い!そして旗に向かって自分を動かせるパワーを持っている人が、必ず「成功する留学」を手に入れます。

よく留学への決心が深まるにつれ、友人や両親から「現実を見なさい」「帰国後はきっと就職大変だよ」「治安は大丈夫?」というリアルな声が飛んできます。そしてネットで「みんなはどうしているんだろう」と情報を集め始めます。

そうすると「じゃあTOEICのスコアを○点上げられるように…」とか「何か資格を取れるように…」「治安の良い国に…」という、本音+αの「建前」が登場します。

自分の気持ちに反して立てた「建前の目標」は、帰国後それに到達しなかったとき「諦めがつかない」「腑に落ちない」という消化不良に陥ります…。こうなると、就職活動で自信を持って留学した自分を心からアピールすることは困難ですよね。

人から言われて仕方なく決めた目標を走りきることはとても辛いし、パワーも持ちません。実は、これが失敗する留学への第一歩であるということを肝に銘じておきましょう。

2.そもそも留学って何のためにするの?

経験を無駄にしない!留学を活かした“就職活動のススメ”7か条

シンプルだけれど、意外と一言では答えられない…そんな問いですよね。カウンセリングをしていても最初は漠然とした想いを語る方が多く、「英語が喋れるようになりたい」「外国人の友達が欲しい」「憧れの海外で暮らしてみたい」…そんな純粋な気持ちが原動力になっています。

でも、留学ではこの「気持ちの大きさ」が一番大切なんです!なぜかと言うと、情報収集をすればするほど、最初の気持ちを削り取られるような声が多く入ってくるからなんですね。いわゆる「現実」というものに直面するからです。

資金調達、家族・恋人の理解、今の英語力で足りるのか、学校や会社を休学・退職するのか…考え出せばきりがありません。そして、残念ながら多くの方がこの途中で留学をあきらめてしまいます。

留学とは、それだけ「現実」をひとつひとつ乗り越えるパワーが必要なものなんですね。つまり逆を言うと、留学をしている人というのは、お金があって、家族も寛容で、英語力もあって、帰国後の環境も保障されている…そんなすべて環境がそろっている人は、ほとんどいないということです。

私がカウンセリングを通して出会った人たちを振り返っても、そこまで恵まれている人はほんの一握り。誰もが途中で逃げたくなるような「現実」をひとつひとつ乗り越えて、やっと海外に飛び出していると思ってください。

だからこそ、留学をしたいと思ったときの「気持ちの大きさ」が大切であり、これがなければ何も始まらないんです!

みなさんは、就職活動のために留学をしますか?それとも、留学のために就職活動をしますか?

どちらに旗を立てても、自分の気持ちがイエスと言っているなら、それは「成功する留学」への一歩になるはず。ここまで来て、やっと「なぜ留学したいのか」から、「留学で何をするか」に駒を進めることができるんですね。

3.知らない自分を体感する~“心の引き出し”を増やそう~

経験を無駄にしない!留学を活かした“就職活動のススメ”7か条

私も実は、カウンセラーになる前は留学生でした。みなさんと同じように夢を持ち、さまざまな経験を経て日本に帰国し、新卒採用を経て社会人になりました。

だからこそ実体験をもとにお伝えすることも多いのですが、留学中はいろんなことに積極的になって「心の引き出し」を増やすことがとても大切です。

たとえば、カルチャーショックとの遭遇が「未知なる自分」との遭遇につながったり、日本では簡単にできたことが思い通りにならなかったり、逆に自分って本気でやればこんなこともできるんだ!と驚いたり…。

次第に日本にいる時は当たり前と感じていた常識が、本当にちっぽけなものに思えてきます。不思議とここで鍛えられた感覚というのは、日本に帰国すると驚くほど成長を感じます。

「ああ!日本語が通じる!」というだけで、何でもできるような気にさえなってしまうほど。帰国後にギャップを感じることが多ければ多いほど、「心の引き出し」が増えている証拠。

自分が体感したことは決して忘れないので、就職活動でも言葉に説得力が生まれます。仕事に対しての価値観も覆るでしょう。日本にいる間には経験のできない環境や人との出会いが自分の価値観・世界観を大きく左右させていくんですね。

4.学生編~経験を武器にする留学とは~

経験を無駄にしない!留学を活かした“就職活動のススメ”7か条

カウンセリングに訪れる方の中でも、ダントツに多いのが学生さんです。主に大学生を中心に、春休みや夏休みを利用した短期留学、あるいは休学をしての長期留学を検討する方がほとんど。

以前から憧れを持っていた、英語が話せるようになりたい、就職してからだと時間が取れなくなるので学生のうちに行っておきたい…などなど、みなさん目的はさまざまです。

そんな中でも近年増えていると感じるのが、「留学経験を就職活動に活かしたい」という声。これは本当に多いんですね。意識の高い学生さんだと、英語だけじゃなくボランティアや働く体験もしたいと、プラスアルファの要素を求めることもあります。

もしかすると、この記事を読んでいる方の中にも、そんな目的を持った学生の方も多いかもしれませんね。「海外留学の経験」を武器にするための留学というのは、もちろん外国人との交流や働く体験自体もそうなのですが、就職活動で本当に問われることは「どこに行ったか」とか「何をしたか」ではないということがポイントです。

これは6番目の「面接官の“視線の先”に映っているもの」でもご紹介しますが、学生の留学を就職活動で活かすときには「何をしたか」で終わらず、「そこで何を感じて、そのとき自分がどう動いたか」「なぜそうしたのか」までを強く意識してください。

学生は感受性豊かな「ハートの成長」が命!このことを念頭においておきましょう。

5.社会人編~オトナに求められる留学経験とは~

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留学を検討する社会人の多くは、学生の頃に留学の夢をかなえられなかった方や、転職のタイミングをきっかけとして実現したいという希望を持った方がいらっしゃいます。

だいたい社会人を3年くらい経験したタイミング(20代半ば)がピークと言われており、カウンセリングに訪れる方がぐんと増える傾向があります。ただし、もちろん夢を叶えるだけで終わらないのが社会人。帰国後の転職活動が待っていますよね。

せっかくであれば留学経験を転職活動にも活かしたいもの。でもここでは、上段でご紹介した学生の就職活動のポイント「ハートの成長」だけではいけないということです。

それにプラスして、具体的な英語スキルであったり、コミュニケーションスキルといったものがあることが重要視されていきます。職場から離れている時間をどうすごしていたのか、その時間をどう消化して今の自分がいるのか、前職で培ったスキルとどう活かせるのか。

帰国後はそんなことがしっかり語れるような人材になっていることが、オトナには求められるということですね。

6.面接官の“視線の先”に映っているもの

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では、面接官は帰国後のあなたにどんなことを求めているんでしょう?もちろん、留学は面接を突破するためにするものではなく、留学をしたから面接を突破できるものであると考えたいところです!

就職活動に活かしたいのであれば、それをどう攻略するか、ということも念頭においておきましょう。まず、学生の場合は「ハートの成長」ということ挙げましたが、社会人としてまだ経験のない段階での“人間性”を問われると思ってください。

つまり、面接官は日本にいる大学生と留学をした大学生(あなた)は何が違うのかを見たいのです。だからこそ、留学先ではさまざまなことを積極的に体験し、それを自分の言葉で語ってください。

さらにそのエピソードの中で、何を感じ、自分がどう変化したのか。変化するためにどう行動したのかをストーリーのように語ること。

異文化体験を通した視野の広さや、価値観の多様性を受け入れられる心、変化を恐れない積極性など、日本にいては決して手に入れることが出来なかった自分をアピールした上で、そんな自分だからこそ、その会社でどう貢献できるのかを伝えましょう。

逆に社会人の場合はこれらのエピソードよりも、具体的なスキル=留学をしたことでの即戦力であるかを面接官は見ています。

もちろん、働きたい企業が経験を直結させるような業界(海外営業や通訳・翻訳など)であれば、実際の実務経験・見識があることが条件となり、ハードルは上がってしまいますが、それ以外の業界を選択肢として挙げるのであれば海外経験をプラスアルファのスキルとしてアピールすることも不可能ではありません。

留学前にいた業界であれば、それまでの実務経験に英語力・異文化コミュニケーション力を「付加価値」として魅せることも可能です!社会人にとっての留学の場合、帰国後に自分がどんな業界で働きたいのかまで念頭においておくことが肝となりそうです。

7.“憧れ”で終わらない留学にするために

経験を無駄にしない!留学を活かした“就職活動のススメ”7か条

就職活動を視野に入れて留学をするのであれば、憧れで終わらせたくないという気持ちとは常に隣り合わせなはず。本気でモノにしたいと考えている方は、無料の留学カウンセリングを受けてみるのも良いと思います。

今は帰国後にどう留学経験を活かすのかなど、キャリアサポートを帰国前から行っているところもあります。ほかの人たちがどんなふうに旅立っていったのか、ネットに書き込まれている情報だけでなく、自分の目で確かめてみることも大切です。

ネットの情報は、留学での失敗体験をつづるもののほうが圧倒的に多く、あえてみなさんの目を引くものに仕上がっていることも多々あります。情報収集で限界を感じたときはプロの手を借りるのもひとつの手。きっと新しい発見もあるはずです!

そして、自分の留学に対するイメージが混乱してきたときにこそ、ここはまずまっさらな気持ちになって自分にこう説いてください。「自分はどうして海外に行きたいんだろう」と。はじめは何もまだ決まっていなくてもいいんです!そこからカウンセリングの門をたたく方もたくさんいることを覚えておいてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。100人いれば100通りの留学生活があり、100人いれば100通りの成功する留学があります。まわりに左右されず、自分だけの「成功の定義」を掴んだものが就職活動を制します!トコトンこだわって、悔いのない留学生活を手に入れてくださいね!

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2万人見てきた留学カウンセラー
高校卒業後、単身でニュージーランドに渡航し、語学留学、IELTS取得、大学準備コース、大学進学を経て、5年間滞在。

挫折を多々味わいながらも、世界中の人々との交流を通してさまざまな価値観に触れ、人生の宝となる経験を得る。大学卒業後は、日本の留学エージェントに就職。

これまで2万人以上の海外留学希望者とカウンセリングを行い、自らの体験を活かしてアドバイスを行っている。

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