【留学先で困らない】渡航前にできる事前の7つの心構え

初めまして!私の経歴ですが、中学卒業後単身でヨーロッパに留学しました。スイスのフランス語圏です。在学中はアメリカ、カナダ、フランスの語学学校や大学のサマープログラムに参加し、卒業後はアメリカの大学に入学、そのまま卒業しています。

大学はニューヨークとカリフォルニアを点々とし、最終的にはハワイ大で履修をおえました。専攻が英語教授法なので、アメリカで少しの期間語学学校の先生としてOJTをしていましたが、結婚を機に日本に帰ってきました。

今回は単身留学を経験した著者より、これから留学に行かれる方に向けて、留学をより心地よいもの変えるための心構えを伝授したいと思います。

特に初めての留学は楽しいこともたくさんある一方で、自分の描いていた理想とのギャップから孤独感や劣等感、そして数々の不安に押しつぶされそうになるもの。

そういったものもすべてひっくるめて留学の良さなのですが、つぶれてしまっては意味がありません。備えあれば憂いなしの精神で7ポイントに絞ってお伝えします。

理想と現実のギャップに惑わされないために、7つの心得

1.土地の生活スタイルの違いを覚悟する

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留学をするときにありがちなのが、行く先々の日々の生活スタイルに対して「行っても日本と大して変わらないだろう。」という思い込み。アジア圏だとそういった漠然とした安心感があるのではないでしょうか?

「大きなポイントさえ押さえておけば、細かいところは行けばなんとかなるのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、渡航してから毎日が「え、そうなの?」ということばかりでは身が持ちません。

心構えとして持っておくべきは、「日本を出るということは自分が全く想像していないことが起こるということ」です。

この心構えがないと、なにか想定と違ったことが起こるたびに、「日本だったらこんななのに」と落胆してしまいます。長い留学生活のなかでそんな気持ちで日々を送るのは嫌ですよね。

日本は世界から見てもかなり特殊な国です。むしろ日本が異質で、ここが普通なのだと思ってから飛行機に乗り込みましょう。慣れてしまえば、その行く先々で気持ちや感覚のスイッチを入れ替えられるようになっている自分に会えますよ。

「生活のスタイルは違って当然」「なんでも受け入れて自分のものにしてやる!」そのくらいの心持で留学に臨めばきっと実り多い時間を過ごすことができるはず。

また、気持ちの面だけではなく、その土地の風習や文化を事前に調べておくことは然り、行ったことがある人に連絡を取って、アドバイスをもらうなど能動的に動くことも忘れずに行ってくださいね。

2.日本のことを知る

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留学先にいる日本人は、海外の人たちにとっては日本の大使と同様、「日本人のお手本」です。言い換えれば、皆さんは世界の最前線に立っている「日本人」ということになります。

そのため、「学生」ということに「日本人の」というフレーズをプラスアルファ行動する必要があります。渡航先では日本人であるがゆえに、「日本ではどうなの?」ということを聞かれがち。ましてや海外の人は日本人と比べて議論が好きです。

教養としての政治観、文化、トレンドや人々の思想(少なくともあなたが一般的だと思う思想)は話せるようにしておきましょう。上のように言うとかなり難しく聞こえますが、そんなこともありません。

政治であれば、日本は民主主義であることや首相がよく変わること(?)、若者の政治への興味が薄れてきていることやその原因などです。

文化だったら、お辞儀をするとか、食事の前には手を合わせていただきますというなどで、トレンドではゆるキャラや妖怪がはやっているなどです。

とにかく海外の人は日本のことを知りたがります。そんなときに、身近にいる日本人(あなた)が「…よくわからない。しらない。」ではがっかりしてしまいますし、何よりあなた自身がむなしい気持ちになってしまうと思います。

いろいろな話題について自分でどう思うかも含め、きちんと考えを伝えられることが大事です。日本人として恥ずかしくないように、彼らにとってあなたは日本の代表であるという認識を持ちましょう。

3.お金の使い方を知る

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その国によって、「何に」お金を使うのかと「どのように」使うのかは大きく違います。まず、「何に」お金を使うかですが、相対的に見て日本の学生よりも、「家族」に対する支出が多いことが特徴だと言えます。

日本では大学あたりから親元を離れることが一般的で、その後あまり連絡を取らないパターンが多いのではないでしょうか。「父の日母の日、誕生日はスルー。あげたとしても郵送で手渡しなんて1回か2回…あるかないか。」良し悪しは別として、このような文化は世界中どこを見ても日本くらいではないかと思います。

海外ではお祝い事があれば家族で集まります。友達はその場に呼ぶ、といった印象です。海外での最小集団単位は「家族」です。したがって、家族に対して使うお金はそれが何であれ喜ばれます。

ホストファミリーや寮母・寮父さんなど疑似的にでも「家族」といえる集団に属するのであれば、心持として持っておいて間違いはないはずです。

次に「どのように」お金を使うかです。日本では電子マネーやクレジットカードが普及してきましたが、まだまだ現金社会が続いており、アメリカのようにクレジットカード文化などと言われる時代はまだ先です。

これはひとえに日本が現金を持って歩いても何も心配しなくていい安全な国だから、と言えるでしょう。

しかし、世界の大半の国では日本よりも治安が悪く、したがって現金を持ち歩くという習慣が日本人よりも弱いのが印象的です。よって、クレジットカードを持っておくことは必須ですし、お金も日本の銀行口座に入れておくことをお勧めします。

また、日本ではサイン文化が主流ですが海外では4桁のPINコードを入力させられることが多いので、普段このPINコードを使い慣れていない人は渡航前に必ず番号を確認しておきましょう。

4.行く先々のマナーを知る

世界一周

どの文化にもタブーはあります。例えば中指を立てたり、女性が肌を出して歩くこと、こどもの頭を触ってしまったり(ある文化では頭には神が宿るとされており、触ってはいけません)、豚肉を食べたり、お酒を飲むことなど数えだしたらキリがありません。

ここでお伝えしておきたいのは、どんなところにせよ日本のマナーが無礼に値する可能性があることを知っておくことの重要性です。

わかりやすいのはプレゼントをいただいた時のマナーでしょうか。日本人は謙遜を美徳とする文化がありますから、一度断りますね。「いいです、いいです!気持ちだけで結構です」と。

しかしこれが世界の大半の国ですと、「こちらはプレゼントを用意してきているのに、いらないなんて何事か」ととらえられてしまいます。また、もらったとしても一旦その場では開けないという文化が日本ではマナーとされますが、海外ではほとんどの人が逆。

いただいたらすぐに開けて喜んでいる反応を見たいのです。なぜなら、向こうはあなたの喜ぶ顔を見るためにプレゼントを持ってきたのですから!

マナーは事前に調べてリサーチしておくことをお勧めします。多少過度に知っていって現地では意外と誰も守っていなかった、ということであれば誰も損はしません。時代によってマナーも変わるのですから、「あぁ、これはもういいんだ。」というように適応させていけばいいのです。

5.寛容さを磨く

ワーホリ
http://www.thefrisky.com/2009-08-20/dating-donts-how-to-say-no/

留学において必要不可欠な素養として、「寛容さ」があります。おおらかにだれでも受け入れなさいと言っているのではなく、知らないものや文化でも一度体験してみてから好き嫌いを判断するくらいの寛容さは持ちたいね、ということです。

たとえば固定概念で、「イスラム教はヤバいやつら」というような考えがあっては絶対に人生損しますし、せっかくの知見を広げるチャンスを逃してしまいます。

また食虫なんて絶対にありえない、という方でも一度食べられそうなものを見つけて食べてみることをお勧めします(といっても芋虫とかは私も無理でした)。

こういった新しい文化に飛び込んでみることこそが留学の醍醐味ですし、すべてといっても過言ではありません。違う文化に対して寛容であること。

どんなに”ありえない”ことが起きても「えー!ここではそうなんだ!やってみたい!話してみたい!」という精神は本当に大切で、留学を楽しめるかどうかのカギになってきます。

一方で、人に関してはだれかれ構わず寛容になれと言っているわけではないのであしからず。きちんと人は見たほうが良いです(特に女性)。特に日本人っぽさ全開のファッションスタイルで髪形、眉毛もイケイケな感じですと確実にカモとしての標的になりやすいです。

お金や体目当ての人はたくさんいるのもまた事実。留学経験者からの簡単にできる防止策としては、初対面で少しでも怪しいなと思った人には「フェイスブックに乗せたいから一緒に写真撮ろう!」と言ってみることです。

悪意がある人は確実に写真を撮られることを拒みますので、写真を拒否したら警戒レベルをあげましょう。

6.食べ物が合うか調べておく、料理の腕を磨く

【留学先で困らない】渡航前にできる事前の7つの心構え

留学して、つくづく日本人だなぁと思う瞬間は、何と言って日本食が恋しくなることです。何も見ないで肉じゃがくらいは作れるようにしておきましょう。食ぐらい何とか我慢できるだろうと思うかもしれませんが、毎日のことですし、何よりも食は健康のもと。

「あーおいしくないなー」「日本のあれがたべたいなー」と思ったときに、好みのものが食べられないのは意外と精神的なダメージが多くなります。私も実際に食が合わずに帰国していく日本人を見てきました。それくらい、食の与える影響は大きいのです。

ただ幸い世界のどこに行っても大抵チャイナタウンはありますし、アジア系の食材は手に入ります。そのため、料理の「さしすせそ」をそろえるのは比較的簡単で、後はそれを自分好みに料理さえできれば、留学は半分成功しているといってもよいでしょう。

インターネットで調べながらももちろんOKですが、毎日やるとなるとなかなか骨が折れます。日本にいる間に、数品は作れるようになっておきましょう。

現地でできた友達に作ってあげればきっと喜ばれるというおまけもついていますので、料理の腕を磨くことは忘れないようにしてください。

7.日本人に寛容になる

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最後に、日本人に対しても寛容になることが必要です。留学に来た目的が何であれ、その中に「留学」を楽しむという要素は誰しもが必ずと言っていいほど持っているはずです。

たとえ、「英語力を伸ばす」という目的があるからと言って「日本人とは絶対につるまない」という安直な考えは捨てましょう。実はこれは留学あるあるなのですが、往々にして「日本人とはつるまないぜ」キャラがいて彼、彼女は途中で脱落していきます。

留学をする皆さんが忘れてはいけないのは、現地で出会う日本人はいざというときに頼れる仲間です。敵ではない。どうあがこうが私たちは日本人で、どんなに英語やほかの言語、その土地の文化を身に着けても日本人以外にはなれません。

私たちは「日本人である」ことを受け入れて、息抜きをしたいときは必要に応じて、日本人だけで水入らずで集まることも必要なのではないかと思います。

なにも「つるめ」と言っているのではなく、それぞれの留学の目的が達成できるように適度な関係性を保ちましょう、ということですね。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。今からできること、ありましたか?留学は簡単に行ける宇宙旅行のようなもの!

準備ができれば誰でも行けますし、必ず人としての経験値が増えます。せっかく時間とお金をかけていくのですから、準備は万全にしたいところですね!とはいいつつも、まずは片意地はらずに「たのしもう」という気持ちで楽に行きましょう。

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【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

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