留学といえども、その種類は多種多様ですし、さらに留学の目標に関して言えば、皆さん自分の描いたゴールがあるかと思います。

英語で挨拶できるようになりたいという方から、旅行で英会話を実践したい、はたまた英語で何か新しいことにチャレンジ(留学、就職)したいといったことが挙げられるでしょう。

しかし、留学を終えて、当初の目標を達成できた方は意外にも少数派ではないでしょうか?留学は海外に行ってしまえばゴールなのではなく、海外に着いてからが本当のスタートです。

現地にいるだけで、自己成長!!などなかなか思うようにはいきません。自分で努力し、目標を達成したときこそ、あぁ留学が成功したな!となるわけです。

かくいう筆者もイギリス大学院への留学を果たしましたが、ゴール設定からスタートラインまでたどり着くのも大変でしたし、英語能力試験(TOEIC,TOEFL、IELTSなど)でも何度も躓きました。

準備をしてこそ、留学という舞台での基礎もできますし、いざ現地で羽ばたくエネルギーも湧いてきます。留学から留学後まで行ってよかったという留学にするための7ステップを解説していきます。

留学前から留学中、留学後まで、成功のための7ステップ

1.ゴール設定をしよう

留学のプラン立てから留学後まで、留学を成功させる7ステップ

冒頭でも触れましたが、自分がどのような英語レベルまたは留学を通してどのような経験をしたいのかによって、ゴール設定は変わってきます。

中学、高校以来まともに英語は勉強していないけど、海外経験と留学を兼ねられればいいなというように考えている方は、現地でどのようにハッピーライフを送るのかということをゴールと設定することも可能です。

一方でMBAを取得するために留学するんだという方には、専門科目や普段の授業を英語で聞くだけでなく、話し、意見を伝え、コミュニケーションとともに、議論を展開していかなければなりません。

もちろん試験や論文作成もあります。ここで私がお伝えしたいこととして、ゴールは人それぞれであり、他人と比べて焦らないことです。さらに、明確にしてほしいことは、あなたは何を目的にして留学しますか?ということです。

一般的に、英語がペラペラになりたいから留学に行くという目標設定もあるかと思いますが、その「ペラペラ」についての定義をしっかりしてください。

流暢に現地人と会話できるレベルなのか、留学生(ネイティブではない)たちと満足に会話できるレベルなのか、また海外でショッピングできる程度のレベルなのか、ペラペラという英語レベルも人によりけりです。

余談ですが、現地人と流暢に会話できるというのは正直なところ非常に難易度は高いです。ネイティブの人たちが全員、英会話学校のようなきれいな話し方をするわけではありませんので、意外と現地でびっくりする点かと思います。

日本でも、北海道から沖縄まで方言がばらばらなことと同様です。しっかり、ゴール設定をすることであなたの留学の形を少しずつ具体化していきましょう。

2.スタートラインを確認しよう

留学のプラン立てから留学後まで、留学を成功させる7ステップ

皆さんゴール設定について具体的なイメージは掴めたでしょうか?ここでは皆さんのスタートラインの確認をします。多少厳しい指摘になるかもしれませんが、前述のゴール設定と合わせてご自身について考えてみてください。

留学の期間や目的は一概にまとめることは難しいですが、自分の立ち位置を確認することは重要です。もし皆さんが中学、高校または大学で英語を学んできたものの、なかなか使う機会はなく実際に英語を使うとなると躊躇するのではないでしょうか?

皆さんが、留学先の現地でペラペラの英語を使って、雑談しながらスターバックスでコーヒーを頼むなんてことは、正直かなりハードルが高いです。

自分がどの程度英単語やフレーズを知っているかではなく、どの程度自分の英語が相手に伝わるか考えたことはあるでしょうか。自分ではI would like to have a cup of coffee といったつもりでも冷たいミルクが出された経験などはありませんか。

悲しいことに、これは実際に筆者の知人が体験したことです。

自分の英語が身振り手振りや指差しがないと伝わらないレベルなのか、相手の言っていることはわかるが、返事ができないレベルなのか、はたまた全くわからないのかといった自分の立ち位置を確認することを、スタートラインの確認と筆者は呼んでいます。

そんなの自分でわからない!という方はスカイプ英会話などの無料体験でフリートークを一度行ってみるとよいかと思います。対面では身振り手振りで伝わった英語でも、音声と遠隔映像のみになるといかに言語でのコミュニケーションが難しいか知ることができると思います。

3.英語能力試験を受けてみよう

留学のプラン立てから留学後まで、留学を成功させる7ステップ

スタートラインの確認で、自分の英語力を知ってみようということを解説しましたが、正直なところそれを客観的に知るにはやはりテストが一番です。自分で自分の英語レベルを測るのは非常に難しいです。

さてではどんなテストを受ければいいのか?英語能力試験と言えばTOEICでしょ!という方は多いと思いますが、留学に関して言えば、スピーキングやライティング、リスニング、リーディングというすべてのスキルが必要とされます。

それを従来のTOEICで測ることは非常に難しいと言えます。最近ではTOEICも、ライティングとスピーキングが含まれたものもありますよね。このように包括的な英語能力試験を受験することをおすすめします。

しかし、ネックとはやはり受験料が高いことです。だいたい1万円から2.5万円かかるのが平均でしょう。

やはり金額の高さからこれらのテストを敬遠される方もいらっしゃいますが、メリットとしては、語学留学の場合は、現地でのクラス分けの際に英語力証明として提出できることです(プレイストメントテストの結果にクラス分けが左右されにくい)。

正規留学ですと、そのスコアが良ければそのまま英語力証明として、IELTS及びTOEFLの場合公式書類として提出可能です。率直に言って、これらのテストは難しいです。

スピーキングやライティングといった日本人が普段行わない英語技能を使うわけですから、非常にハードルは高いです。自分の英語力を客観的に知るための試験としておすすめしますが、実力通りの結果が知りたいからと、事前準備なしで試験に臨むのはやめましょう。

試験対策なしに、これらの試験を受けることは、お金を道端に捨てるのと同様にもったいないです。

これらの英語力試験はリーディングやリスニングのみの筆記テストとは違い、より実践的、もしくは学術的に使用可能な英語の習得状況を測るものですので、留学前には少なくとも一度は受験することをおすすめします。

4.現地での自分の活躍をイメージして事前学習計画を

個人手配?それともダイビングツアー?それぞれのメリットとデメリット

英語能力試験ですが、皆さんが試験を受けるとリーディング、ラィティング、リスニング、スピーキングの4つの基本技能において、何が自分の弱点なのか知ることができると思います。

そうすると皆さんが現地の留学生活でどのようなステージで苦労するか推測できると思います。例えば、スピーキングとリスニングが悪いのが典型的な日本人と言われますが、そのような方の場合は、オーラルコミュニケーションで苦労することが予想されます。

一方でオーラルコミュニケーションはばっちりだが、リーディング、リスニングが悪いとなった場合、情報を文献や、人からキャッチする際に困難にぶち当たる可能性があります。

これらの弱点に皆さんが直面した際、「私はコミュニケーションで困難に直面するかも」とネガティブなイメージを持たれるかもしれませんが、現地に行く前にこれらの弱点を把握することは非常に大きなアドバンテージです。

なぜなら弱点を前もって、重点的に事前学習の段階でつぶしていけるからです。

スピーキングが苦手なので、毎日30分スカイプ英会話で出発までの1か月練習する、リーディングが苦手なので、毎日BCCニュースを1記事読む、といったことで留学後の皆さんのできることは大きく広がります。

事前に自分がどのようなところを補うべきなのか、自分のゴール設定、スタートラインの確認とともに、事前学習を立てましょう。現地で付け焼刃でなんとか弱点をしのぎきったとしても、付け焼刃は身になりませんし、すぐにぼろがでるものです。

事前学習の計画を立て、基礎固めをしているだけで、現地で充実したスタートを切ることができます。

5.留学のための留学!?

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ここまで留学成功のためのゴール設定から事前学習の重要性までを解説してきましたが、皆さんが語学留学ではなく、正規生として大学、大学院入学またはMBA留学を目指している場合は、留学のための留学という手もあります。

おそらく上記の留学を目指している方の大きなネックは英語力でしょう。非常に高度な英語力が求められる上に、日本での生活ではなかなか身につかない表現もあると思います。

そこでおすすめの方法としては、フィリピンなど(最近ではセブ島留学が流行でしょうか)に留学し、英語力を養う方法です。先進国と比べて値段も抑えることができるうえに、それらの国と比較しても遜色ない英語学習を行うことができます。

イギリス留学ですとIELTSが必要なので、そのスコアアップのためにフィリピン留学をし、正規留学に必要なスコアをフィリピンで獲得するという方法です。時間とお金を考えた場合、英語漬けの生活を行い、短期で成果が上がればそれに越したことはありません。

また正規留学の前に一度、英語の環境に身を置くことで慣れにもつながりますし、有効な方法でもあります。実際に大手の学校ではIELTSスコア保証をうたったコースも開講されており、高い英語教育水準のもとIELTSスコア取得に励んでいる人も多いです。

筆者の知人もフィリピンへIELTSスコアを上げるために留学し、実際にイギリスへMBA留学を果たした方もいらっしゃいました。日本国内では難しい英語試験でのスコアアップも英語漬けだからこそ短期間でスコアアップを測ることができます。

6.帰ってきてからこそわかる留学の価値

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留学に行ったことで、あなたの何が変わったかは帰国してから実感するかと思います。英語力が伸びたかもしれませんし、新しいことにチャレンジする勇気が身に着いたかもしれません。

また異国の地で文化の多様性にどっぷりと浸かり、元の日常は退屈に感じるかもしれません。成果は人それぞれですが、留学というのは帰ってきてからその価値が初めてわかるものです。

海外はこんなことができたけど、日本はできないから駄目だという考え方ではなく、外国人であるあなたが留学先現地で受け入れられたような環境を自分たちで築いていくことも重要です。それもまた多様性でしょう。

無論、この変化に気づくことも一種の留学の成功と言えます。こういった日常の変化にも加え、ぜひ英語能力試験を受けてみることをおすすめします。正規留学した方ですと、すでに一定以上の語学レベルを持って留学されていると思いますので、変化は分かりにくいでしょう。

しかし、皆さんが語学留学に行かれた場合、ぜひともTOEIC、IELTS、TOEFLと受験し、留学前とスコアを比べてみてください。もちろん英語が少しわかるからと言って実力のみで受けずに試験対策はしてくださいね!

7.留学の成果は維持することが一番重要で難しい!

【イギリス留学】学校選択から出願まで!現地到着までの7ステップ

留学から帰国し、英語力も上がっていた!よし終わりというのではせっかくの留学も過去のものになってしまいます。留学の成果は維持してこそ、意味があります。筆者自身もこの維持に苦労しているというのが正直なところです。

日本に帰国したのちに英語を話す機会は、自分で作らない限りまずありません。

英語学習を1日さぼれば、そのツケを取り戻すのに3日かかると言われます。

語学は使ってこそ生きるものですので、使わずとも留学時の水準で英語が使えるとは思わないでください。

モチベーション維持も難しいでしょう。そのため、日常の中に英語学習を無理やり組み込む方法を筆者はおすすめします。一番さび付きやすいスキルはコミュニケーションですから、スカイプ英会話にとりくむというのは有効な方法かと思います。

1月5000円以下のものも多いですし、英語力の維持にも繋がります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?家に帰るまでが遠足という言葉もありますが、留学は帰ってきてからがその真価を問われます。

留学に向けて、ゴール設定、そして準備をし、現地での留学生活をとびきりのものにまずはしてください!そしてその留学を過去のものにしないために、しっかりと成果を維持してくださいね!

その他、関連記事はこちらを合わせてご覧ください。
▶︎「どうして?」フィリピン留学で英語が伸びない人の7の特徴
▶︎「準備はOK?」フィリピン留学帰国後の“ワーホリ生活”7つ極意

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

イギリスの大学院生
とあるイギリスのビジネススクールに大学院生として在籍。
英語学習歴(高校生以降の自主学習のみの期間)は6年ほど。

当サイトでは英語学習のみならず、独学で勉強してイギリス大学院への合格を取り付けた経験、イギリスでの生活の様子、イギリスで就職活動をし米系企業の日本法人への勤務を決めた経験などを活かした記事を寄稿予定。

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