あなたはどれに行きたい?ヨーロッパのイベント!~1月から3月編~

ヨーロッパの人々というと、世界中ほかの地域と比べて、お上品で、物静かで、というイメージがありませんか?

筆者は、ヨーロッパはお城とか、芸術品とか、そういった文化的なイメージが強かったのですが、世界一周中に様々なヨーロッパのイベントに参加して、そんなイメージはいい意味で裏切られました。

ヨーロッパは全体の面積に対してとにかくイベントが多く、それぞれが歴史や、その地の特産物になぞられていたりと特徴が様々でとても面白いです。

今回は、そんなヨーロッパのおススメなイベント、1月から3月編をご案内します!

ベネツィア・カーニバル イタリア 2月下旬

あなたはどれに行きたい?ヨーロッパのイベント!~1月から3月編~

ベネツィアのカーニバルは世界三大カーニバルに数えられ、とても有名ですね。みなさん、テレビやインターネットで、あの中世を彷彿させる妖艶な仮面と煌びやかな衣装を1度は目にしたことがあると思います。

元々は抗争にヴェネツィアが勝利したことを祝うお祭りだったのですが、現在は伝統と文化を受け継ぐという名目ですが、仮装がメインのお祭りになっているそう。

毎年2月末から2週間かけてカーニバルが行われるのですが、小さな街に世界中から観光客が300万人押し寄せて来るので、この期間は特別賑うのです。

この期間中は身分や年齢にとらわれず、誰もが平等に楽しむために、仮面や仮装をしたのがこのカーニバルのはじまりだそうです。人々の日々抑制されていた生活を解放する、という目的のイベントでもありました。

だからこそ、みなさん競うように派手で鮮やかな衣装を着ているのかもしれませんね。このカーニバルのいい所は、観光客でも仮装をして参加できることです。特別申し込みなども必要ないので、衣装さえ調達して街に繰り出せば誰でも参加できますよ。

現地にはレンタル衣装屋さんもあり、手ぶらで行っても大丈夫。本格的なドレスも用意されています。レンタル衣装は少々お高めなので予算を抑えたいという方には、仮面屋さんや、仮面風のフェイスペインティングがおススメです。

街の至る所にお店は出ているので、手軽に雰囲気に溶け込めます。観客ではなく参加者として行くと、何倍も楽しむ事ができます。世界一周をしていると、各地でストリートパフォーマーを目にしますが、それらの方々に写真を頼むと、ほとんどの場合チップが必要です。

しかし、このカーニバルはその必要もなく、みなさんノリノリでポーズを決めてくれます。しかも、そのポーズも仕草もとても様になっていて、衣装と合わせてクオリティがとても高いのです!

どの方を撮影しても、ヴェネツィアの美しい街並みとピッタリ合っていて、中世にタイムスリップしたかのような写真が撮れます。

期間中は、カーニバルのメイン開催地であるサンマルコ広場で行われる『天使の飛行』や、世界的なファッションデザイナーが審査員として招待される仮面コンテスト、普段から観光の目玉とされている運河を巡るゴンドラを使った水上パレードなどなど、たくさんのイベントがあります。

この季節のヴェネツィアは雨が降ったりやんだりと天候が不安定。そのぶん霧がかったりと、幻想的な風景を楽しむ事ができるのはいいのですが、2月なので寒さは厳しいです。

さらに、アクアアルタという海水が街に浸水する現象が起こりやすい季節でもあるので、雨、防寒、足元の防水対策を心がけてくださいね。このカーニバルに向けて、交通機関やホテルもとても混み合います。

値段も高くなる前に、それぞれなるべく早めに予約をすることをおススメします。ホテルは、ヴェネツィアの島ではなく、本土の方に取ると遠くはなりますが、値段は安くなります。

オレンジ祭り イタリア 1月~2月

あなたはどれに行きたい?ヨーロッパのイベント!~1月から3月編~

〈引用〉https://ja.wikipedia.org

スペインのトマト祭りのほかに、青果を投げ合うお祭りがあるのを知っていましたか?

筆者は世界一周に出るまで知らなかったのですが、オレンジ祭りというトマト祭りに引けを取らない、クレイジーなお祭りがイタリアのイヴレアという街で毎年開かれます。

1月から2月に約2週間カーニバルが行われ、その最後の3日間にこのオレンジ祭りが開催されます。

中世の時代に結婚したばかりの平民階級の女性を、貴族が式の当日に奪い、無理やり関係を持とうとした事に民衆が怒り、反乱を起こした事を再現しているそう。

イヴレアの地区ごとに9つのチームに分かれ、それぞれお揃いのユニフォームを着ているのが先ほどの民衆、ヘルメットなど防護服に身を包み、トラックの上からオレンジを投げつけるのが貴族として表され、オレンジ投げ合戦が行われます。

この祭りに用意されてるオレンジはなんと36000キロ、数字が大きすぎて想像しづらいと思いますが、合戦が終わった後の路上はオレンジの果汁に覆われ、むせかえるような甘く酸っぱい香りがたちこめます。

合戦は街の中にある広場6か所で同時にはじまります。観客は基本、各試合会場に入ることはできず、設置された防護ネット越しに観戦します。防護ネット越しであれば、オレンジが当たって痛い思いをすることはないので安心してください。

お祭りが開始されると、町全体が陽気なパニックのような状態になるので、各広場を見て回るというのは難しいくなります。見やすい場所で観戦するのであれば、朝から場所とりをしておくと確実です。

会場の入り口で入場料5ユーロを支払うと、赤い帽子をもらえます。これはオレンジに当たりたくないという目印なので、特に女性は祭り中かぶっていたほうがよいでしょう。

観光客は基本的には観戦するのみなのですが、各チームごと外部の参加者の選手枠も用意されているので、参加することもできます。その場合は参加費用と、チームのユニフォーム代が必要です。

それに漏れてしまった方も、どうしてもオレンジを投げてみたい!という方は、実は試合の終盤になっていくと結局めちゃめちゃな感じになるので、オレンジが試合会場外に散らばりはじめ、会場内にも入る事ができてしまうので、投げる事ができます。

ただし、オレンジは想像以上に固く、みなさん力いっぱい投げているので当たるととーっても痛いです。選手たちは顔を腫らし、喧嘩の後のような顔になっていますので、参戦するのであれば多少のけがは覚悟してくださいね。

安全な場所で観戦するにしても、全身オレンジの果汁だらけになります。洋服は仕方ないとしても、濡れては困る貴重品はジップロックなどに入れるなどして、保護しましょう。

宗教的な意味合いのカーニバルの一部がオレンジ祭りなので、カーニバルとしてのパレードも、様々行われます。一番盛大なのが、前述の貴族に対して民衆が起こした反乱を再現したパレード。

パレードでは、主役となる娘や、独裁的に圧政をしていた貴族、民衆側の戦士たちに仮装し、音楽隊と共に練り歩きます。ストーリーを詳しく覚えておくと、パレードが何倍にも楽しめます。

とっても危険で興奮するこのお祭り、危険は伴いますが活気と遊び心があって、はしゃぎまわれること間違いなしです!

熊のカーニバル ベルギー 3月~4月

あなたはどれに行きたい?ヨーロッパのイベント!~1月から3月編~

〈引用〉https://www.pinterest.com

ベルギーの小さな街、アルデンヌで四旬節の第4日曜日に行われる熊のカーニバル。その昔、この地で育てられたシャルル・マルテルが9歳という幼さで熊を退治した話にちなんで、熊はアルデンヌの象徴になったそうです。

退治された側の熊が、マスコットとなるというのも面白いですね。カーニバル初日には昼の14時からシャルル・マルテルの大きな人形や山車、熊やピエロなどに扮装した人々が、パレードを行います。

なにより、観客を含め熊の格好をした人々で沿道は大賑わい。赤ちゃんからお年寄りまで、みんな鼻を黒く塗り、熊の着ぐるみを着ていてとーってもかわいいです。山車からはお菓子や紙吹雪が撒かれ、メルヘンな世界観を演出しています。

さらに、ビールをふるまっている山車もあって、さすがはベルギーといった感じです。沿道で見ていると観客も紙吹雪を撒いている方が沢山いて、背中にも突っ込んでくるので、全身紙吹雪まみれになります。

初日にはカーニバルの王と王妃の選挙が行われ、2日目にはその王と王女が市庁舎のバルコニーから熊のぬいぐるみを投げる熊投げが行われます。

投げるというのがちょっと荒い感じもしますが、パレードの時はお菓子を投げたりと、なんだか日本の節分のようですね。このカーニバル時期には、街中のケーキ屋さんやパン屋さんで、熊の形にデコレーションした商品を店頭に並べます。

とってもかわいらしくて、食べるのがもったいないくらいでした。街中熊で溢れかえって、まるで熊のテーマパークにいる様!きっと世界で一番かわいらしいカーニバルでしょう。

サン・ホセの火祭り スペイン 3月15日~19日

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スペインはバレンシアで行われるサン・ホセの火祭りはスペインの3大祭りの一つとして数えられ、その豪華さで特に有名なお祭りです。開催期間は3月15日から19日の5日間で、元々は冬明けの3月に大工職人が、鉋屑や古い道具を燃やしていたことが、起源とされています。

スペイン語でサン・ホセとは聖ヨセフ(キリストの父親)の事で、彼が大工職人だった事から、大工職人たちから守護聖人として称えられ、この祭りの名前の由来にもなっています。

ちなみに、そういった流れでこの祭りの最終日、3月19日はスペインでは父の日とされているんです。バレンシア語で祭りの名前はファジェスと呼ばれ、祭りの象徴である張り子の人形も同じようにファジェスと呼ばれています。

ファジェスの期間中は、様々なイベントが開催されていて、毎夜パーティも繰り広げられています。その内容は歴史的なものから、近代的なものまで様々で見ごたえたっぷりです。

まずはこの祭りの主役として街中に鎮座する、大小さまざまな張り子の人形。この祭りに向けて、1年かけて各地区で作成されるのですが、世界の他の祭りとで使われる張り子と比べて非常にクオリティが高いです。

人形には歴史的なストーリーから参照されたものから、その年に人気があったスポーツ選手やアーティスト、アニメキャラクター等を模して作られたものまであり、とてもバラエティに富んでいます。

この人形たちには人気投票が行われ、1位に選ばれたものはその後博物館にて展示されるのですが、その他のものは後述の「クルマ」によってすべて燃やされます。

祭り期間中のみ輝くこの人形たちは儚く、だからこそ貴重なものなのでしょうね。次は宗教的な意味合いの、献花式です。

守護聖人サンパラードス聖母への献花が目的なのですが、そのイベントに参加する方がとても鮮やかで色とりどりの民族衣装を着ているので、見ていてほれぼれしてしまいます。

衣装はレースや刺繍がとても凝った作りになっていて、宗教背景を詳しく知らなくても、楽しめます。15日から18日の夜には、日を追うごとに盛大になる花火が行われ、最終日の19日は火の夜と呼ばれています。

最終日の午後7時からは炎の行進と呼ばれる盛大なパレードが行われ、猛々しく火を使ったこのパレードは、山車やダンサー、爆竹や花火で視覚、聴覚共に騒々しく彩られ、大興奮です。

そして、最後の「クレマ」。

これは人形を燃やす儀式で、最終日の真夜中に行われます。すべての人形を一気にですから、とんでもない大きさの炎の塊となり、激しい爆竹の音とともに、祭りの終焉を伝えます。

祭り期間中は、子供からお年寄りまで通りに爆竹を投げたりと、花火の音と共に1日中爆発音が響き渡っていますが、この「クルマ」の時の爆竹はより一層激しく、日頃の鬱憤を晴らすかのよう。

終わった後は耳鳴りがやまないほどです。そして最後にどうしてもご案内したいのがイルミネーションです。火ではなく電気なのですが、この祭りの期間中はルサファ地区で各通りで競うように施されるイルミネーションが大迫力で、とっても綺麗。

イルミネーションのコンテストも行われているので、すごい力の入れようなんです。神戸ルミナリエをイメージして頂くとわかりやすいと思いますが、規模はもっと大きいです。

この地域は地中海に面しているので、ヨーロッパでは比較的暖かいですが、この時期の昼の気温は20度前後、夜は10度前後と1日の中でも寒暖差が激しいです。

昼暖かくても、夜外出するときは、羽織ものをもって出かけてくださいね。火祭りは郊外の街でも行われているので、混雑を避けたい方はそちらに行っても楽しめると思いますよ。

さらに詳しくはこちらから↓↓
▶︎wikipedia
▶︎スペイン政府観光局公式サイト

まとめ

興味をそそられるイベントはありましたか?ヨーロッパは北半球なので、この時期は冬。

イベントに合わせて、冬ならではのご当地の料理やドリンクもそれぞれの地域であるので、行ってみたらぜひ試してみて下さい。この時期はシチューなどの煮込み料理が、国によって少しずつ違った材料や味付けになっているのでおススメです。

心も体も温まりますよ。

イタリアやスペインは比較的南で暖かい地域ではありますが、いろんな国を飛び回る旅人にとって、昨日と今日違う国で寒暖差が20℃以上、なんてこともざらです。

イベントは日程が決まっているので、風邪をひいて寝込んでしまったらその年のイベントはもう終わっていたなんてこともあり得ます。

行きたいイベントを確実に楽しむために、防寒対策は万全にしてくださいね。

4月〜6月編はこちらからどうぞ!
▶︎どれに行きたい?ヨーロッパおススメイベント4月~6月編!

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世界一周トラベラー
音楽と甘いものと、カラフルなものが大好き。
ステキな海と、たのしそうなお祭りの情報がはいれば、すぐに飛んでいきます。
英語語学留学から、世界一周旅行を終えていったん日本に帰国したけど、すぐに飛び出しまだまだ旅は続きそう。
のんびりぼーっとしてるのでトラブル続きの毎日ですが、世界中のひとたちに助けられ、今日も元気に生きています。
なんとかなるっしょー!で乗り越えてきたわたしの経験談。
少しでもお役にたてればいいなと思います。

私の世界一周ルートはこちら
http://ceburyugaku.jp/40237/

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