私が捨てた7つの英語常識 ①「ネイティブ至上主義」は捨てなさい。

こんにちは。QQEnglishの藤岡頼光(らいこう)です。

今回、私が実際におこなった学習法をご紹介させていただくことになりました。(前回の記事はこちら
キーワードは「捨てる」です。40代以上に限らず、英語を学習する初心者の参考になればと思っています。

「日本語で考えてから英語に訳す」は捨てなさい。

手前味噌ですが、私の英語は上手に聞こえるようです。まず、シンプルながらスラスラと言葉が出ます。しどろもどろになることなく、スパッと言葉を発しているのです。

知っているセンテンスだけを繰り返す

スラスラとよどみなく言葉が出てくるといっても、頭の中の数少ないセンテンスをひたすら何度も使っているだけです。しかも「こういうシチュエーションでは、こう言う」というパターンを決め、それを条件反射で言葉にしているだけなのです。

つまり、頭の中で日本語で「こういうことを言いたいんだけど、それって英語でどう言うんだっけ?」といったことは考えずに、頭に浮かんだ英語をそのまま口にするようにしているのです。私は日本語から英語に訳す作業はいっさいしていません。

日本語から英訳することの弊害

私が捨てた7つの英語常識 ④「日本語で考えてから英語に訳す」は捨てなさい。

よく「まず、日本語で文章を考えてから英語に訳しなさい」と言われることがあります。英語が苦手な方々からは「なかなかそれができない」という悩みもしばしば聞きます。 

しかし、私に言わせれば、頭の中で英作文をしてから言葉を発しようとするから、英語を苦手と感じてしまうのです。

なぜなら、それをやってしまうと、脳が非常に疲れてしまうからです。日本語で考えてから英語にしているのですから、日本語で話すときの倍の労力を使っていることになります。

日本語での日常会話では、頭の中で文章を考えて言葉を発するなんてことは、ほとんどしていないはずです。そのとき、頭に浮かんできた言葉をそのまま発しているのではないでしょうか? 

それが、英語の場合は一度日本語でワンセンテンスをつくってから、それを英訳して発するわけです。ひと手間多いわけですからその作業にだんだん疲れて、英語を使うのがしんどくなってしまうのです。

会話のテンポが重要

「日本→英語」という作業を挟むことによって、言葉を発するまでに時間を要してしまうため、そこで会話のテンポが悪くなってしまいます。

会話を弾ませるには、やはりそれなりのテンポが大事です。これは、ビジネスでもプライベートでも同じだと思います。テンポの悪い会話は、相手を疲れさせてしまいかねません。 

また、会話では、お互いに相手の言葉を理解しようとします。そのとき、言葉に詰まってばかりいたり、言葉がたどたどしかったりすると、聞く側は、こちらの話を理解するために、あれやこれやと頭を働かせなければいけなくなります。これは、かなりのストレスになるのです。
 
実際、ネイティブの人が英語がたどたどしい話者に対して、自分のイライラを露骨に示すことがあるのも、そういうことが理由なのでしょう。

反射神経で英語が出てくるようにする

どうすれば「日本語→英語」という作業を介さず、英語を発せられるようになるのでしょうか。「体のリズムで話す」ということを徹底的にやっていくのです。 

つまり「頭」を使わない。「英語でどういうんだっけ?」なんて考えずに、そのときに頭に浮かんだ英語を反射的に発していくのです。

「そんなことを言われても、英語では何も浮かんでこないし、、、」と言われそうですが、だからこそ、最低限必要なセンテンスだけはしっかり覚えなくてはならないのです。

「英語脳」という言い方がしばしばされますが、これは結局「いま頭にインプットされている英語のセンテンスだけを使って話す」ということです。

頭に浮かんだ英語を発する

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ネイティブのように何万もの単語やセンテンスがインプットされているのと、私のように少ない例文しかインプットされていないのとでは、処理能力にはとんでもない開きがあります。 

しかし、たとえインプットの量は貧弱でも、頭を使わずに、思い浮かぶままに体のリズムで英語を発すれば、それは立派な「英語脳」なのです。

この方法は、学校時代から「日本語→英語」という作業を経て英語を話すのが習慣になっている多くの日本人にとって、最初はかなり抵抗感があるかもしれません。
 
でも、ここでその壁をぜひ打ち破ってほしいと思います。「頭に浮かんだ英語を発する」をくり返していくことで、だんだんとスムーズにできるようになるのです。

「日本語で考えてから英語に訳す」は捨ててください。

次回の5回目は【「聞き取りは100%を目指す」は捨てなさい。】に続きます。

私が実際におこなった英語学習法をディスカヴァー21さんから出版しています。
40歳からの学習法だけでなく、私がなぜフィリピンで英語を学び、なぜセブ島に英会話学校を作ったのかも書いています。良ければ読んでみてください。

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私が捨てた7つの常識

第一回 「ネイティブ至上主義」は捨てなさい。
第二回 「正確に話さなきゃ!」は捨てなさい。
第三回 「細かいニュアンスまで伝えなきゃ!」は捨てなさい。
第四回 「日本語で考えてから英語に訳す」は捨てなさい。(本記事)
第五回 「聞き取りは100%を目指す」は捨てなさい。
第六回 「TOEICのための勉強」は捨てなさい。
第七回 「いまの自分に必要な英語以外」は捨てなさい。

「QQイングリッシュ」代表 
藤岡頼光 ふじおか・らいこう

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QQイングリッシュの代表
(QQEnglish)

フィリピン・セブ島に拠点を置く英会話学校「QQイングリッシュ」を経営。
約800人の教師が、年間5000人の語学留学生と1万人を超える世界中 の生徒にオンライン(スカイプ)で授業を提供している。1992年バイク便のキュウ急便設立後、2000年バイクショップのコネク ティング・ロッド設立。

2005年フィリピン・セブ島に留学後、2009年オンライン英会話事業のQQイングリッシュを開始。2010年には留学事業も開始。

「QQイングリッシュ」は現在、東京、セブ、上海、ソウル、サンパウロ、テへランでも展開。2016年現在、フィリピンでNo.1(留学者実績、教師数)の語学学校に成長し、NHK「おはよう日本」、朝日新聞 「フロントランナー」でも取り上げられた(https://qqenglish.jp)。

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