治安・病気・衛生環境は?フィリピンセブ島「留学ガイドライン」

フィリピンの安全性について考える場合「治安」「病気・衛生環境」「食事・水」の3点が重要なポイントかと思います。

今回はこのうち「病気・衛生環境」について焦点を当てた記事です。

フィリピンで起こる主な病気をまとめると「食中毒」「狂犬病」「デング熱」「マラリア」の4つが代表的です。以下ではこの4つについて検証します。

食中毒

食中毒はセブ島で風邪と同じぐらい起こりやすい病気の一つです。軽い腹痛のケースから入院に至る重い病気になる方もいます。

各食事エリアの危険性についてはこちらをご覧ください。

【留学ガイドライン】セブ島留学では「食事と水」はどこまで安全で、どこから危険か?

食中毒に陥る主なパターン

1,学校出だされる辛い食べ物
韓国系語学学校でありがちなパターン。恐らく日本人には辛いものが合わない人が多いんだと思いますが、今でもたまに話を聞きます。ただし、症状は腹痛程度で軽く、食中毒というほどではない場合が多いです。

解決策:学校で辛いものは無理して食べない。腹痛になったら辛いものはストップする。

2,ローカルレストランでの食事による食中毒
通常のレストランよりもランクが下の店(食堂や屋台レベル)で出された食べ物や水、氷を口に入れたり、スーパーや屋台のカットフルーツが原因で食中毒になるパターンです。

丸ごと購入して食べる時にカットするのはOKですが、空気に触れていた時間が長いと危険なのでご注意ください。

解決策:明らかに怪しい店で食べない。

3,お金を触った手、何かを掴んだ手などで食事をした時に一緒に菌を飲み込むパターン
確率は低いですが、これで食中毒になった方もいるそうです。念のため食事前の手洗いやアルコール消毒をしておきましょう。(アルコールは薬局で購入できます。)

なお、慣れない環境で体が弱っていると、体調不良に見舞われやすくなります。睡眠はしっかりとっておいてください。

参照:食中毒を防ぐ5つの方法(デング熱の検査体験付き)

主な食中毒の症状

主な食中毒の症状は下痢、腹痛、嘔吐、発熱です。
程度が軽いものから、一番ひどい方はアメーバ赤痢という症状にかかります。これは病院に行き、点滴での入院が必要です。
アメーバ赤痢については以下をご参照ください。

ウィキペディア アメーバ赤痢

厚生労働省検疫所 アメーバ赤痢

一般的に体調不良になったら近くにジャパニーズヘルプデスクがあると思いますので、そちらに足を運ぶのが良いかと思います。

なお、生野菜については語学学校以外でも、モール内レストランや当サイト内で紹介しているレストランクラスであれば、問題なく食べれます。無料サービスの水や氷もOK!(気になる方は毎回ボトルウォーターをオーダーしましょう。)

余談ですが、アメーバ赤痢とノロウイルスの両方かかった人に「どっちのほうが辛かったですか?」っと聞いた所・・・

 

 

「ノロだね」

っと答えていました。

狂犬病

狂犬病は噛まれてから対策を何もしない死ぬ病気です。噛まれて潜伏期間があり、そのその後発症してしまうと100%死にます。

対策方法としては事前に予防接種を受けたり、噛まれた後にワクチンを摂取する方法があります。

世界一周の定義 地球を一周するとはどういうことか?
http://cielosinfin.com/viajar/latinoamerica2016/vaccination2016/

ただ、フィリピン留学をする生徒のほとんどはワクチン接種をしていません。

というのも、セブ島で狂犬病を見る機会は滅多にないからです。犬も狂犬病にかかればすぐに死んでしまいます。それもあってか、留学してから未だに、僕自身が狂犬病を持つ犬を見た事はないですし、人からのうわさ話でさえ聞いたこともありません(一説では、狂犬病の犬はよだれを垂らしていたり、目が泳いでいたりと、明らかに通常の犬とは違うそうです)。

セブ島に犬自体は結構いますが、こちらから近づかなければ犬のほうから近づいてくることはありません。なので自分から犬に近づいて蹴飛ばしたりなどしなければ、犬から噛み付いてくる事はまずないはずです。

そもそも、ほとんどの留学生は学校からタクシーで各目的地に移動するため、犬と遭遇する確率自体が非常に少ないです。

万が一噛まれた場合は、その犬が狂犬病なのかどうかが分からないため、以下の事を行います。

咬傷を受けたらまず傷口を石鹸水でよく洗い、消毒液やエタノールで消毒すること。狂犬病ウイルスは弱いウイルスなのでこれで大半は死滅する。そしてすぐにワクチン接種を開始する
ウィキペディアより

最悪噛まれたら、すぐに注射を打てば、発症前に食い止めることができるので死にません。

いずれにしても、犬はそこら中にいますが近づかないのが一番です。それらの犬が狂犬病である確率は低いですが、念のため避けておきましょう。なお、猫や猿など、他の動物からも移る可能性があるらしいので、犬以外も触らないのが一番です。

デング熱

デング熱では比較的セブ島ではメジャーな病気の一つです。
>>ウィキペディアのデング熱の解説

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デング熱自体は蚊から伝染します。数日の潜伏期間を経て急に高熱になり、熱が下がり、また高熱になる。。。というのを数日繰り返す病気。この病気の問題点はワクチンなどがなく、一度かかったら病院か家でゲータレード(脱水症状など回避するためのスポーツドリンク)を飲みながら寝ているしかないということ。

*最近ニュースでワクチンが出たという話が!

【週末ニュース】フィリピンが世界で初めてデング熱ワクチンを入手!20

ウィキペディア曰く、

治療せずに死亡に至る割合は1 – 5%で、適切な治療を行えばその割合は1%を下回る。

とのこと。高そうな確率に思えますが、デング熱を持っている蚊自体に刺される確率が低いこと、仮に刺されたとして発症する確率が低い事。適切な処置をすれば回復する事などから、イメージしているよりは危なくない病気です。

実際、インフルエンザと比べると致死率がかなり低い病気です。
厚生省検疫所 デング熱より

<未然に防ぐ方法>
デング熱を持っている蚊は林や密林の川沿いや汚れた場所の泥水の近くなどにいると言われています。なので、セブ市内中心部にいる蚊が「デング熱」を持っている確率はかなり低いと言えます。

気をつけなければいけないエリアは、セブシティ側ではコロンストリート付近など貧困層が住むエリアやボホール島旅行時(水が多いエリア)などでしょう。

念のためこの地域は虫除けスプレーをかけていくのが間違いないです。日本の虫除けスプレーでも効いている感じはありましたが、外にいると汗で流れてしまうので常備しておくのがよいです。現地でも購入することも可能ですのでご安心を。

なお、語学学校内にも蚊がいる場合があります(学校の立地場所や宿泊施設の高さ、蚊の対策を行っているかどうかによって異なる)。もし、不安であればハーフパンツではなく長ズボン、Tシャツではなくロングシャツ、サンダルではなくスニーカーを着用する事をおすすめしますよ。

<デング熱かと思ったら早めのチェックを>
デング熱になるとほとんどの方は発熱が起こります。1日~2日熱が収まらない場合は念のためデング熱かどうか病院でチェックしましょう。

デング熱で注意しなければいけない点は発熱や頭痛よりも、血小板の数字です。
血小板をウイルスが食べていくのがデング熱の症状です。血小板とは出血を止める働きがある成分。これが減っている間は血が止まりにくいので、出血の原因になる歯磨きや髭剃りは禁止されています。

医師が定期的にチェックをし、ある一定の数字以下になったら輸血を行います。通常はそこまで数字が下がる前に回復します。

ちなみに、デング熱はフィリピン人からすると「一般的な病気」だそうです。というのも、6割り、7割り以上のフィリピン人はデング熱にかかっています(しかも2回以上も多い)。また、複数の知人たちの体験談によると強烈な発熱や頭痛、吐き気を起こす人はマレのようです。

なので、デング熱は仮に病気にかかったとしても、適切な対処をする限り命を脅かすほどまでにはならない・・・と理解して問題無いと思います。僕自身は何人かのセブ島現地に住む日本人がデング熱になり、回復しているのを見ています。

<かかる確率は低い>

留学生は滞在期間が短いこと、デング熱を持つ蚊がいるエリアに足を運ばない事、各学校は学校内で蚊の対策をしている事などから、滅多にかかりません。

なお、マニラに比べるとセブ島はデング熱にかかる確率が低いです。

念のため、デング熱になった場合の病院での流れは知っておくとベターかも。

デング熱のチェック方法は僕自身が体験してきました。(参照:食中毒を防ぐ5つの方法(デング熱の検査体験付き)

マラリア

最後にマラリアですが、これは蚊から伝染する病気です。基本的に亜熱帯地域特にフィリピンではミンダナオと呼ばれる南部の地域に生息している蚊のため、セブ島やボホール島、マニラなどにはほとんどいないと言われています。

なので、これは敏感にならなくても問題ないでしょう。実際にセブ島でマラリアの話は聞いたことがないです。
ウィキペディアの詳細はこちら→>>ウィキペディア・マラリア

セブ島での病気予防方法のまとめ

・狂犬病対策・・・犬を中心に動物には近づかないこと(フィリピン人が手で触っていても)。
・食中毒・・・学校食やモール内のレストランなどを利用すること。火を通した食べ物を食べること。ローカルの水・食事処に気をつけること。
・デング熱・・・長袖長ズボン、ソックス着用を出来るだけ心がける。刺されても基本的に危険性は少ないが、気になるならスプレーでガードすること。
・マラリア・・・セブ島にはほぼいない。

対策方法をしっかり意識して、セブ島留学中は安全に過ごしましょう!

各データ

厚生労働省FORTH:感染症(アメーバ赤痢)・マラリア・予防接種についての情報
ウィキペディア:狂犬病について
ウィキペディア:デング熱について

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2012年に初めてセブ島に留学。以降今までに複数の語学学校に留学&訪問。フィリピン留学を通じて「英語が伝わる楽しさ」をより多くの方に体験してもらいたいと思い、このサイトを立ち上げました。

英語留学前の方はもちろんの事、留学中の方、留学後の方にも役に立てる情報の提供を目指しています。なお、基本的にはセブ島ではなく、東京(高田馬場)にオフィスを構えて働いています。

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