フィリピンのアフィリエイトプログラムやECの市場規模を知ろう!

インターネットを使ってお金を稼ごうと思った場合、すぐに始めれる仕事として個人ブロガーになる、YouTuberやインスタグラムなどを通じてインフルエンサーになる、ライターになる、いくつかありますが、そのうちの一つにアフィリエイトで収益を立てる方法があります。

かくいう私自身も昔はアフィリエイターで、セブ島留学をする前から留学中はアフィリエイトを中心に生計を立てていました。
セブ島留学中は1日8時間+ホテル型の宿泊施設+土日アクティビティや授業を入れても、1ヶ月の生活費は50万円以下ぐらいなので、50万円以上をコンスタントに毎月稼げれば、留学中は最高の環境で勉強に集中出来ると思います。

アフィリエイトは国内では規制がだんだん厳しくなり、様々な人から「もうだめだ、今はYouTubeだ!」という声をよく聞きますが、個人的にはアフィリエイトは営業マン、「必要とされる人に、サービスを提案する」というのは営業の本質だと思いますので、なくなることはないと思います・・・・が、縮小する可能性も否定はできません。

そこで、海外に目を向けてみると、英語圏でアフィリエイトを行う方法があります。
「海外の方が規制やSEOが厳しいのではないか?」と思われる方もいますが、それは国によります。

英語サイトを作るメリットはなんと言っても市場が大きいことです。
1億ちょっとの日本人を相手にするのではなく、世界の英語を話せる人を相手にするわけですから、可能性は広がります。

また、紹介するサービスにもよりますが、日本人であることを活かすことが出来るようなものがあれば、付加価値が付きますね。

デメリットは英語圏なので、英語が出来ないとアフィリエイト自体が難しいことです。
自身が完璧に英語ができる必要はありませんが、最低でもディレクションは行うため、英語が全く出来ないのでは話になりません。

以前、法人向けの有料の翻訳ツールをご紹介しましたが、こういったツールも完璧ではありませんので、自社で修正していく必要があります。
【法人サイト多言語化】WOVN、COTOHAなど精度の高いAI自動翻訳サービス【8選

そしてもう一つ、海外アフィリエイトといっても、欧米を相手にするのは少し厳しいかもしれません。

なぜなら、アフィリエイトは欧米が本場だからです。日本人よりも欧米人の方が欧米のSEOに精通していますので、ツワモノが多いのは間違いないでしょう。

日本語が出来る外国人アフィリエイトが日本のサイトを作って売上を立てるのが難しいように、日本人が欧米マーケットで勝つためには、よほどの英語力とウェブサイトのポジショニングが必要です。

そこで、少しずらしてフィリピンを見てみましょう。

フィリピンはまだまだネット後進国で、これからの成長が望まれます。
人口は1億人いますが、パソコンを持ってネットを行っている人はそこまで多くなく、主にフェイスブックやインスタなどのSNSが主軸。英語圏ではあるもののネット情報は多くありません。

そもそも検索がフィリピン語(タガログ語)か英語か・・・という点が悩みどころではありますが、そもそもビサヤ語もありますので、共通語である英語をほとんどのウェブサイトでは使用しています。ニュースサイトを見ても一部のタガログ語を抜かして、ほぼ英語です。

2020年に向けて5Gが来る今、フィリピンのウェブサイトのSEOで上位表示しておくことは、中〜長期的に見れば売上につながるかもしれませんね! *つながらない可能性もあります(苦笑)。

そこで今回はフィリピンのネットポテンシャルと、フィリピンのアフィリエイトサービスプログラムを紹介します。ASPも紹介したいところですが、検索しても情報商材系しか出てきませんでしたので、割合致します。

東南アジアのマーケットのeコマースの伸びは?

まずはそもそも東南アジアの状況から確認します。
東南アジアの人口に対するネットユーザーの割合を見てみましょう。

ネットユーザーはフィリピン人の半分

フィリピンeコマース
参照元:https://aseanup.com/overview-of-e-commerce-in-southeast-asia/

人口でいえば、インドネシア→フィリピン→ベトナム→タイ→マレーシアという順番です。

注目はインターネットユーザーの割合です。

シンガポール、マレーシア、タイはネットユーザーの割合が高いのに対し、インドネシア、フィリピン、ベトナムは6割ちょちょっとになっています。

ゆえにこれからの伸びに期待できると捉えることができます。

フィリピン人は世界で2番目にネットが大好き

フィリピンeコマース
参照元:https://wearesocial.com/blog/2018/01/global-digital-report-2018

2018年のこちらの情報では、フィリピン人はタイ人の次にネットを使っている時間が多いというデータがあります。その主な閲覧先はSNSかと思われますが、発展途上国の中では特にネットが好きな国民と言えそうです。

フィリピンeコマース
参照元:http://www.focusmalaysia.my/All/top-e-commerce-platforms-in-q4-2018

LAZADAとSHOPEEという2つのウェブ通販サイトのアクセス数です。

両方共、東南アジアの代表的なネットショップで、アマゾンのイメージ。後述しますが、アフィリエイトプログラム自体もあります。

インドネシアでは両方とも人気ですが、フィリピンはLazadaが2倍程度アクセスがあります。英語でウェブサイトを作る場合は、Lazadaをまず押すのが間違いなさそうです。

フィリピンeコマースのポテンシャル

まずは最重要データである、フィリピンEコマースマーケットの市場規模です。

Data and trends of the Philippine e-commerce market
フィリピンeコマース

・Revenue in the eCommerce market amounts to US$970m in 2019.
・Revenue is expected to show an annual growth rate (CAGR 2019-2023) of 9.5%, resulting in a market volume of US$1,394m by 2023.
・The market’s largest segment is Electronics & Media with a market volume of US$270m in 2019.
・User penetration is 45.2% in 2019 and is expected to hit 47.4% by 2023.
・The average revenue per user (ARPU) currently amounts to US$19.84.

日本語訳
・eコマース市場の収益は2019年に9億7000万米ドル(約1000億円市場)
・収益は年9.5%の成長率(CAGR2019-2023)を示し、2023年までに13億9400万米ドルの市場規模になると予測されています。
・この市場の最大のセグメントはエレクトロニクス&メディアで、2019年の市場規模は2億7000万米ドルでした。
・ユーザー浸透率は2019年には45.2%で、2023年には47.4%に達すると予想されている。
・ユーザー当たりの平均収益は、現在19.84米ドルに達している。

参照元:eCommerce - Philippines | Statista Market Forecast

一人あたりの単価は意外と高くて約2000円。これは日本人のネットショッピングも同じぐらいというデータがあるので、現時点では裕福層がメインで購入している可能性が高いです。

フィリピンeコマース

参照元:https://ecnomikata.com/ecnews/13449/
約9割がECを利用!平均購入金額は「2,000円~3,000円未満」【GMOリサーチ調べ】

とはいえ、規模自体は日本のEC市場が16.5兆円と考えるとかなり小さいです。

もしその推測が正しいとするなら、GDPが毎年6%ずつ上がってきているフィリピンはまだまだ中流層がお金を持ちつつあり、今後購入する可能性が高くなるかもしれません。単純に数が取れそうです。

そしてこの単価はアフィリエイトにおいて極めて重要です。

なぜならアフィリエイトの手数料は5%ぐらいとするのであれば、1件あたり2000円のものなら高くて100円になります。

購入単価が同じであれば、日本のアフィリエイトでやるのと、フィリピンでアフィリエイトをやるのはそこまで大きな違いにならないという事になるからです。(本当にこの単価データが正しいのであればですが)。

フィリピンeコマース
参照元:Insights and trends of e-commerce in the Philippines market analysis - ASEAN UP

フィリピンのオンラインショップ数の増加を表した表です。ショップ自体も伸びていっています。

11.11というセール時の検索された言葉

フィリピンeコマース
Cebu Pacific And Air Asia Are The Most Searched In Airline Promotions While A Majority Of Filipinos Are Actively Searching For Online Deals In Lazada And Shopee
参照元:Analysing the Singles’ Day Consumer Behaviour Trends In The Philippines
特定の日に検索された言葉になりますが、トラベル関連は強いですね。フィリピン人がいかに旅行好きかが分かります。

フィリピンeコマース
参照元:92% of E-Commerce Traffic in PH Goes to Only 4 Platfoms—And They’re All Foreign Sites
EコマースはLazadaが圧倒的に強いです。

Lazadaは実際にかなりスピード良いサービスを提供しています。
フィリピンは島国かつ発展途上国でインフラが整っていない状況ではありますが、Lazada自体に在庫がある場合は、マニラからセブへの運送でも、中3日ぐらいで届けてくれます。

さすがに品数は日本のアマゾンのようにはいきませんが、比較的安いものも多く、ウェブサイトもしっかり作り込まれており、十分使いやすいです。

モバイルとデスクトップの割合

フィリピンeコマース
Infographic: Philippines B2C E-Commerce Market 2018
参照元:https://www.ystats.com/infographic-philippines-b2c-e-commerce-market-2018/

思ったよりデスクトップから見ている人の割合が多いですね(ただし、このデータはeコマース内のデータです)。
スマホ化されていないウェブサイトも検索しているとまだ目立ちますので、ライバルはそこまで強くないといえます。

つまり、チャンスはあります。

フィリピンeコマース
参照元:More Filipinos choosing to shop online, study says | Inquirer Business
More Filipinos choosing to shop online, study says

オンラインで何にお金を使っているかというデータです。

エアライン、ホテル、旅行関連がやはり強いですが、家電製品も4番目に来ています。

上記のことをまとめると。

フィリピンeコマース市場のまとめ
・フィリピンのマーケットは1000億円市場で、一人ひとりの使う金額は2000円程度。
・フィリピンが経済成長をするのであれば、売上も伸びる可能性が高く、アフィリエイトが噛む事ができるかもしれない。
・ライバル(個人ブロガー)のウェブサイトは決して強くはない。
・通販で物を買うという文化は、マニラはともかくセブはかなり弱いが、インフラは整いつつある。
・トラベルと家電が強い。
*実はそれ以外にも私が調べた限りでは、車関連の検索がかなり上がっているので、それに便乗してくのはありかもしれない。

フィリピンアフェリエイト13選

さて、それではいよいよアフィリエイト出来るプログラムを見てみたいと思います。

ZALORA

フィリピンアフェリエイト
フィリピン以外にも東南アジアを中心にいろんな国で展開しているファッション系通販サイト。レ-ディーズとメンズの服をはじめ、靴やジュエリー関係も幅広く販売している。新規ユーザーからの購入なら6%、リピーターなら4%がコミッションとなる。

ZALORA公式サイト

LAZADA

フィリピンアフェリエイト
東南アジア中心に展開する通販サイト。日本の楽天のようにファッション、家電、スポーツなどジャンルは多岐にわたる。商品にもよるが最高でコミッションが12%にまで至るので、業界ではトップクラス。

LAZADA公式サイト

Booking.com

フィリピンアフェリエイト
フィリピンのみならず世界のBooking.comなのでアフィリエイトプログラムを利用しやすい。報酬は3-4%程度で、予約サイトの中では低め。

Booking.com公式サイト

SEPHORA

フィリピンアフェリエイト
パリ発のコスメ関連の老舗通販。現在では世界の約30カ国で展開されている。アフィリエイトパートナーにもいろんな特典があってお得。

SEPHORA公式サイト

Hotels.com

フィリピンアフェリエイト
フィリピン、日本ももちろんのこと、世界中の国々でホテル予約に利用されているサイト。リンクを通して予約したゲストが実際にチェックアウトしたことが確認できて、それ相当の報酬が支払われる。

Hotels.com公式HP

GoBuy

フィリピンアフェリエイト
フィリピンの大きいファッション系通販サイト。レディース、メンズ、キッズやベビーの取り扱いもある。報酬は最大で12%になる。

GoBuy公式HP

GoDaddy

フィリピンアフェリエイト
フィリピンの主に中小企業向けのホームページ作成や広告全般、マネジメントなどを行う会社。

GoDaddy公式HP

Breville

フィリピンアフェリエイト
ミキサーなどの家電を中心としたキッチンツールを販売している企業。サイトそのもの、または特定の商品の紹介でコミッションは5%から。

Breville公式HP

Photobook Philippines

フィリピンアフェリエイト
写真の印刷から、カレンダー、カードなど写真を使った様々なアイテムをオンライン販売している企業。すべての商品に対して報酬は最大15%まである。

Photobook Philippines公式HP

Under Armour

フィリピンアフェリエイト
レディーズ、メンズ、キッズの取り扱いがあるファッション通販。アフィリエイトパートナー自身の購入に対しても報酬が発生する。

Under Armour公式HP

EZShop

フィリピンアフェリエイト
コスメ、スキンケア用品、サプリメントなどを中心に販売している通販サイト。報酬はカテゴリーによって異なり、5-10%といったところ。

EZShop公式HP

ZURI

フィリピンアフェリエイト
フィリピンのベビー用品(主に服やアクセサリー)プラス一部キッズ商品を取り扱う通販サイト。商品の値段によってコミッションは5-10%となっている。

ZURI公式HP

TRAVEL BOOK

フィリピンアフェリエイト
フィリピン国内のホテル、ツアーなどの旅行関連の予約ができるサイト。

TRAVEL BOOK公式HP

まとめ

日本では多種多様なプログラムがありますが、ざっと見た感じ、フィリピンではLAZADAのアフィリエイトプログラムを中心にするか、トラベル系のアフィリエイトプログラムを中心にするかの2択が現時点での正攻法と言えそうです。

日本だと金融や健康関連も強いですが、フィリピンではそれらがネットに反映されるまではもう少しかかりそうかなという印象です。

ECの規模が1000億円で単価が2000円という数字で計算すると、年間500万人が利用していることになります。
フィリピンの人口は約1億人なので20人に一人が使っている計算になりますでしょうか(実際にはもっと少ないかもしれません)。

マーケットが小さいからやりづらいと考えるか、ライバルが弱いしこれから伸びるから、やりがいがあると捉えるか、、、、
判断が難しいところですね。

ドゥテルテ政権以降インフラが徐々に整いつつある今、参入タイミングも今がチャンスかもしれません。

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