「海外親子留学 〜決意してから日本を飛び立つまで カナダ編〜」

現在、カナダで親子留学をしているタカハラと申します。

ここカナダに中学生のムスメとやって来てから、はやくも2年が経ちました。

我が家の場合、ムスメが小さい頃に海外に住んでいたということもあり、ムスメ自身が中学に入ってすぐに「海外の学校で勉強したい」と留学を決意。「高校まで待てない!」ということで、母である私も一緒にカナダへやってきました。

ここに至るまで様々な出来事に遭遇しながらも、ムスメは学校生活をエンジョイし、私も楽しいカナダライフを満喫中です!

将来カナダに留学したいという方はもちろん、短期留学の次のステップとして数ヶ月から年単位の留学を考えている方、また親子留学ってどんな感じ?と疑問に思っている方の参考になるよう、留学を決意してからいざ日本を飛び立つまでを書き綴ってみたいと思います。

親子留学を決意!

ムスメは当初、高校での単身留学を考えていましたが、やっぱり中学から行きたいということになり、夫と相談した結果、母である私が一緒に行き、夫は1人日本に残ることになりました。いうまでもなく、母子での親子留学はパパの同意と協力は絶対不可欠ですよね。

しかし、パパが快く背中を押してくれたとしても、なかなか世間は甘くありません。義理の父母や自分の親、親戚の口うるさいおばさんから学校の先生、そしてママ友…。今の日本は母子で海外留学に行く人はまだまだ少数。

いろいろなことを言われるかもしれませんが、決めた以上は励ましの言葉はありがたく胸に刻み、そうでない言葉はすっきりと水に流して準備に取り掛かりましょう。

また父子での留学、家族みんなで留学などいろいろなパターンがあると思いますが、一大決心をして挑むということには変わりありません。子どもや将来のことをよく話し合い、決断することで、家族の絆がより一層深まるいい機会と捉えて前に進んでくださいね。

あまり周りの意見に振り回されず、「人からどう思われようと自分たちのやりたいことをやるんだ!」と思える人の方が、海外生活に向いていると思いますよ!

詳しい人に話を聞いてみよう!

海外留学というと高校や大学、語学学校への単身での留学についてはネットなどに詳しく書かれていますが、親子留学、しかも半年以上の長期ともなると情報が少ないのが実情です。周りに経験者もなかなかいないし・・・。

となるとやはり専門の留学エージェントに話を聞いてみるのが一番です。

私はエージェントのリストを作り、親子留学に詳しそうなところにメールを送ってみました。そこからさらに話を聞けそうなところにアポを入れてオフィスに出向き、話を聞くことにしました。

やはり実際に留学のプロに会って話を聞くと、いろいろな情報を得られるのはもちろん、親子留学に対してのモチベーションがぐっと上がってきます。親子留学に実際に行った人の話を聞いたりして、現地の学校や生活の様子を知ることができると、漠然と考えていた親子留学が具体的に形になって見えてきますよ!

エージェントっている?いらない?

留学先の国選び、そして学校選びは最新の情報も必要な上、留学そのものを成功させる大事なポイントです。また、ビザの申請はオンラインでできる作業も多いですが、提出資料などわかりにくいものも多く、手続きも煩雑で初めて体験する人にとっては大変な作業になると思います。

留学経験のある方や英語に自信のある方は別ですが、日本にいるうちはエージェントを介して準備を進める方がスムーズに事が運ぶと思います。

メールをやりとりしたり話を聞いたりする中で、なかなか返事がこない、特定の場所や学校を勧めてくる、などのエージェントは避けたほうが無難です。ネットで評判を調べるより、実際にコンタクトをとった方が自分たちに合うエージェントを見つけやすいと思いますよ!

英語での日常会話に不安のある方は、現地でのサポートも頼んだ方が安心ですがさらに費用がかかります。手数料などもエージェントによってまちまちですので、サポート内容と費用をあらかじめしっかり確認しておく事が必要です。

どこの国に行く?

行き先が英語圏であれば、アメリカやカナダ、オーストラリアやニュージーランドが候補に上がると思います。これらの国は多くの留学生を受け入れていますが、その対応は様々。特に単身ではなく親子で長期の滞在となると、ビザの申請のハードルが高くなる場合もあります。

ビザの申請には、子どもが学生ビザを取り、親が保護者(ガーディアン)として帯同するパターン、親が学生ビザを取り、子どもがその留学について行くパターン、もしくは親子とも学生ビザをとるパターンなどがあります。

我が家の場合、当初アメリカでの留学を考えていましたが、子どもの留学に親が帯同する形でのビザ申請は難しいとのことでしたので、お隣のカナダに決めました。

ビザに関しては国ごとに条件が違い、しかもその時の国の情勢などによってガラッと変わることもあります。昨年は大丈夫だったのに今年はダメになったなどのケースもありますので、希望する国の情勢やビザの条件などを留学エージェントなどによく確認し、正確な情報を得てからどこの国に行くかを見極めてくださいね!

どの学校で勉強する?

留学する国と都市を決めたら、次は学校選びです。

親が学校へ通う場合は、何を勉強したいかで学校が決まってきますが、子どもの学校は住む地域によって、規模や雰囲気、進学率などが違うため、それを念頭に入れて探すことになります。

また、周囲の治安や公共交通機関の有無、留学生の受け入れ体制、日本人留学生の数なども大事な要素です。

カナダではトロントやバンクーバーが人気の留学先になっていますが、都市部と郊外ではかなり様子が異なります。

都市部だと留学生を受け入れている学校も多く、専門のカウンセラーやESLクラスなどの制度が充実していて留学生の受け入れ体制が整っています。

また、公共交通機関が発達しているので車を運転する必要がない、日本人をはじめアジア人が多いので日本食が手に入りやすいなどのメリットがあります。

一方でアジア系、特に中国からの移民が多いため、学校によってはアジア系の学生の方が多く、英語より中国語を話している生徒の方が多いことも。また便利な反面、物価や家賃が高いというデメリットもあります。

都市部から離れた郊外だと、カナダらしい大自然を満喫でき、のびのびと暮らせる一方、ESLクラスなどの制度がない、日本食が手に入りにくい、車がないと不便などのデメリットも。

自分たちがどんな留学生活を送りたいのかをよく考えて、それにあった留学先を探すことが必要になってきます。

現地にもオフィスがあるエージェントは学校の特徴や治安など、地域の情報にも詳しいことが多いですので、メールなどでどんどん聞いてみてください。

また、エージェントや大使館が主宰する留学フェアなどには各地の教育委員会や学校の関係者、また日本人の留学経験者が参加していて、話を直接聞くこともできます。高校生や大学生が対象であっても、それぞれの地域の特徴や雰囲気などもわかりますので、機会があればぜひ行ってみてください。

また現地に下見に行き、学校や住む場所などを実際に見に行くと、より具体的に留学生活をイメージすることができるのでおすすめです。

学校に申し込もう!

行きたい学校が決まったら、入学に必要な書類を集めます。

カナダの公立校の場合は、申込書のほか、現在日本で通っている学校の成績表や予防接種証明書などを英文にして、学区の教育委員会に提出します。

学校への入学が許可されると授業料を支払います。(カナダの公立中学の場合、1年間で約15,000カナダドル(約121万))

支払い後に学校から入学許可証が発行されます。これがないと学生ビザの申請ができませんので大切にしてください。学校によって事前の入学試験やTOEFLのスコア提出が必要な場合もありますので早めに確認してくださいね。

意外と大変!ビザの申請

ビザの条件や必要な書類は国によって違います。

カナダの場合、6ヶ月以上カナダの学校に通う場合はビザの申請が必要です。

申請はオンラインで行い、必要な書類はパスポート、学校の入学許可証、銀行の残高証明、写真などですが、子どもの学生ビザの申請には出生証明書(戸籍謄本)、後見人宣誓書も必要です。これらの書類は全て英文にする必要があるので、専門の会社に翻訳してもらいます。

子どもの留学に親が帯同する場合は、ビジタービザの延長を申請します。

さらに2019年より、カナダのビザの申請にはビザ申請センターでバイオメトリクス(顔写真の撮影と指紋登録)が必要となりました。

ビザの申請の条件や必要な書類など変更になることも多く、また書類の取得に時間がかかることがありますので、早めに必要事項を確認し、余裕を持って申請するようにしてくださいね。

渡航までの準備

無事にビザの申請がおりたら、いよいよ渡航の準備です。

まずは航空券を手配します。学校が始まる前に、クラス分けのためのテストや面接、説明会が行われることもあります。カナダの場合、夏休みが終わりに近づく8月末は留学生たちが一斉に戻ってくるため、イミグレーションがとても混雑します。余裕を持って到着するのがおすすめです。

また、家を現地で探す場合は宿泊先を予約しておくことも必要です。希望する家がすぐに見つかるかどうかわからないので、キャンセル可能なホテルやコンドミニアムなどを予約しておくと便利ですよ。

そのほか、保険も入っておくと安心です。

現地で病気や怪我をした場合、保険がないと高額な費用がかかることがあります。万が一に備えて、なにかしらの保険に入っておくことをおすすめします。現地で入れる保険や日本であらかじめ入っておく保険、クレジットカードに付帯している海外旅行保険など、様々な種類の保険がありますので自分たちにあったものを調べておくといいと思います。

カナダの公立の場合は、学校の授業料と一緒に保険料を払って保険に入ることもできます。歯科治療は保険の対象外になることが多いです。歯の治療は渡航前に済ませておいてくださいね。

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