英語を使う仕事【外資系医薬企業5/10】職歴を通して印象に残った男性陣と3つの英語仕事術

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みなさん、こんにちは。STです。私の連載記事、参考になっておりますでしょうか。一人でも多くの方に参考にしていただけるとありがたく思います。

前回は私が外資系企業勤務で出会った輝く女性たちについて書かせていただきましたが、男性も負けていません。紙面の都合で男性はお二方しかご紹介できませんが、女性だけではいけませんので男性編も参考になさってください。

二人ともとても印象に残るタイプ、と言いたいのですが、実は留学を武器に就職して部長職まで登り詰めたAさんはどちらかというと大人しいタイプでした。

日本人気質で根回しが上手なタイプです。その気質の上に更に留学で手に入れた英語力が武器となって、外国人社長にも日本人社長にも取り上げられて部長職までたどり着きました。

一方のMさんも流暢な英語を話しますが、タイプはまったく反対でズバズバとなんでも言うタイプ。後にご紹介しますので参考にしていただければ幸いです。

そして今日は、私が職歴を通して得たちょっとした仕事術をご紹介します。医薬企業とは退職時に守秘義務契約を交わしているので具体的な仕事内容については細かくは申し上げられませんが、異業種の方でも参考になりそうな仕事術を三つご紹介しますので、ご参考にしていただければこちらも幸いです。

職歴を通して印象に残った男性陣

職歴を通して印象に残った男性陣

外資系化学メーカー部長Aさん

Aさんは実は学歴がコンプレックスでした。希望の大学に入学できず、それをコンプレックスに思っていました。しかも、Aさんが就職活動していた頃の日本の会社は新卒は学歴主義で採用していたため、Aさんは就職先も見つかりませんでした。

そこでAさんがしたのは留学でした。確かアメリカと聞いていますが、Aさんの時代には語学留学もアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドくらいに限られ、今のようにセブ島のような選択肢もなかったのです。

Aさんの努力の甲斐があり、Aさんは英語が堪能になって帰国することができました。日本企業相手に就職活動してもかんばしい結果が得られなかったのですが、とある外資系の化学メーカーに応募したところ、採用になりました。

この化学メーカー、海外では有名な会社なのですが、当時は日本に進出したばかり。日本での知名度は低く社員がなかなか集まらないという悩みを抱えていました。

Aさんは英語が堪能だったため、あっさりと採用になりました。また、同様に日本で社員が集まらないという理由から、給与も日本企業よりもとても多く出していたのです。

Aさんは、Aさんの持ち味である日本人的な細かな根回し力を発揮して順当に出世しました。とてもお優しい方で、日本人スタッフにはいつも細かな配慮をし、外国人上司には得意の英語を使って丁寧な報告をして信頼を得ていました。

もしも就職活動がかんばしくない、という読者の方がいらっしゃったら、「そんな会社、名前も聞いたことない」と言わずAさんのように応募してみると転機になるかもしれませんね。

外資系は進出時に良い給料を提示し、進出時から参加している社員を大切にしますので、みなさんもチャンスをつかんでくださいね。

外資系化学メーカーMさん

次にご紹介するのは、Aさんと同じメーカーに勤める男性Mさん。MさんはAさんの部下です。Mさんはこの化学メーカーが日本でもメジャーになってからの採用なので、採用条件も厳しくなっており、Mさんは国立大学出身で英語も元々流暢に話しました。

Mさんは元々が裕福な家庭の出身で英会話も習っていたため、この会社にもすぐに適応しました。上司のAさんとはとても仲が良かったのですが、「違う」と思うことはズバズバと言う、Aさんとはまるで反対の性格でした。

「今やっている注文を出す仕事を、課の職員でランダムにやるのではなく注文先の国別に担当した方が効率が良い」など効率重視の提案をしてAさんの力になっていました。

結果的には彼はこの会社を去り、ヨーロッパで仕事を得ることに成功しました。英語力プラス彼のようなキャリアがあると海外進出も見えて来ます。

私STの英語の仕事術1

私STの英語の仕事術1
ここからは私、STの仕事術についてお伝えしたいと思います。すでに就職されている方で同じような職種であれば是非参考にしていただきたいですし、これから就職を目指している方にもいつか役に立つような情報を三つほど発信できたらと思います。

まず最初は前に触れたことと少々かぶるのですが、私は仕事でやり取りしたメールやファックスで言い回しが使えそうなもの、よく練られて作られている英文の文面を手に入れたら写経のように転写し、自分の表現力として身につけておりました。まずは文面をプリントアウト、そしてファイリングをしておりました。これは通常のファイリングとは別で、勉強用、表現用のものです。

そしてお伝えしたように、良い文章は転写を繰り返して丸暗記していました。すると実際にネイティブが使っているレベルの英語の名文のストックが、頭の中でもファイルの中でもできてしまうわけです。

このファイルは机の下に置いておいて、文章を忘れてしまっても、「あの時のあの文章、借りたいな」と思った時にファイルを取り出してめくっていました。今はよりパソコンやスマホにストックしやすい時代ですが、手元にあると参考になる文章がどこにあるのか探しやすいし、参照しやすいものです。

私STの英語の仕事術2

私STの英語の仕事術2
次の仕事術ですが、こちらはより幅広い業種の方に使っていただけると思います。その名も「Tracker(トラッカー)」です。意味は「追跡」で、業務の追跡をするためのリストです。自分の仕事や、人と共有している仕事の進捗状況をエクセルのリストで管理するのです。

メールなどで仕事のやり取りをする場合、メールで言ったり質問して、それにお互いが答える形で仕事が流れ、過去のことはメールのずっと前の方まで見てみないと分からなくなってしまう、という経験をしたことはないですか?

そこで例えば注文番号ごと、プロジェクトの名前ごとにエクセルのセルを作り、その課題、そして自分のやることの記入欄、やり取り相手からの返答欄、やり取り相手の記入欄などリストを作成するのです。そのエクセルファイルに進捗状況を記入して現在どこまで来ているかわかるようにします。

一つの案件が終了したら色を塗って「Closed(解決済み)」と書き込んでおきます。

するともう見なくてもいいところまであさったりする必要もありませんし、あっちのメールを見たりこっちのメールを見る必要もありません。このエクセルファイルをカウンターパート(やり取り相手)と交換するだけです。

これは「Warehouse optimization tracker」(倉庫最適化に関するトラッカー)などとプロジェクトごとに名前を付けると良いでしょう。

その際にもメールの本文では季節の挨拶や雑談をして場を和ませておくと、仕事の人間関係が円滑になります。メールや電話だけで相手が見えなければ見えないほど、雑談が有用になるのです。

私STの英語の仕事術3

私STの英語の仕事術3
次は一部の限定的な方にしか参考にならない仕事術かもしれませんが、該当する方には大きなインパクトのある仕事術ですので、参考になると幸いです。

私がいたサプライチェーン(供給部門)では輸出入を頻繁にします。しかし注文ごとにダラダラと出荷・入荷をしていると現場はいつも忙しいですし、いつ何がくるかわかりにくくなってしまいます。

私がいた会社では、例えばスウェーデンからの貨物は一週間まとめてから月曜日にストックホルムを出て水曜日に成田につき、木曜日に国内工場に入る、といった感じで曜日をまとめて計画を立てていました。もちろん現地と調整の上です。

すると入庫の現場では、木曜日はスウェーデンの貨物が来る、火曜日はイギリスの貨物が来る、水曜日はプエルトリコの貨物が来る、とルーティンで回るので入荷の予測や人員配置の計画が立ちやすくなるものです。そして現地も週に一回の出荷で済むわけです。

これは運送に関わっている方なら取り入れられる可能性のある仕事術だと思います。貨物をまとめることでコストすら抑えることができますので、曜日ごとの出荷を計画するのも良いでしょう。

急ぎの貨物は別扱いです。私がいた医薬の分野では急ぎの貨物の入荷遅れは人命に関わる場合がありますから、急ぎの貨物は最優先でやっていました。急ぎの貨物を最優先するためにも、急ぎでないものはある程度ルーティンで回せるようにすればよいと思います。

いかがでしたか?

今回は印象に残った輝いている人の男性編と、私が経験した仕事術を紹介しました。読んでみて感じられたかと思いますが、外資系にいると女性の方がむしろ生き生きと輝いて見えるので、女性編の方が読み応えがあったかと思います。

一方で仕事術では私が経験して他の方にもお伝えしたいことがありましたので、男性編の人数を減らして仕事術の記事にいたしました。

次回はまずは私の人生に大きく影響した英語の先生たちについて少しお話しした後、27歳からのキャリア形成について私が思うことをお話しできたらと思います。楽しみにしていてくださいね。

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