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英語を使う仕事【ネイチャーガイド1/3】青年海外協力隊から帰国して西表島に移住

こんにちは、Steveです。もちろんニックネームで、生粋の日本人です。

平凡なサラリーマンだった私は青年海外協力隊に参加し、派遣国のキリバスで多くのことを学び、感じました。

その時のことはこちらのシリーズで紹介しています。

そして、現在は沖縄県の西表島でネイチャーガイドとして働いています。外国人ゲストを案内する機会も多く、日本国内でも英語力が活かせる仕事が増えてきたなと実感しています。

今回は、私が西表島で暮らすようになった経緯や田舎生活の様子、ネイチャーガイドの仕事についてご紹介します。

第1話 青年海外協力隊から帰国して西表島に移住

西表島3

キリバスで感じたこと

私がキリバスで暮らして感じたことは、みんな笑顔で暮らしているということです。学校でも、職場でも、ストリートでも。みんな笑顔で気さくに挨拶をし、おしゃべりを楽しみます。

帰国後しばらく東京で過ごしたのですが、道行く人々の殺伐とした姿にショックを受けました。日本で暮らしていた頃は普通の光景だったのに、キリバスとのギャップで日本をとても暗い世界に感じてしまったのです。

世界のなかでも最貧国に位置するキリバスは、経済的には決して豊かではありません。しかし、自然と共に暮らし、自然の恵みを分かち合って暮らす彼らはとても幸せそうでした。

沖縄県西表島へ移住

西表島2
南国キリバスから帰国して太陽不足を感じていた私は、西表島へ行ってみようと思い立ちます。青年海外協力隊編のVol.1でもちょっと触れましたが、西表島で出会った三線アーティストが都会の子どもたちを西表島に招待するキャンプを開催することを知ったのです。

彼がSNSでキャンプのボランティアスタッフを募集しているのを目にし、参加を決めました。子どもたちと西表島で過ごした9日間は素晴らしい日々となりました。どこまでも続くきれいな海、マングローブの森、雄大な滝。素晴らしい自然にすっかり魅了されたのです。

また、地元の漁師や農家さん、移住者の方々とお酒を飲み交わす機会があり、ゆったりとしたリズムで暮らしている姿を見て西表島に住んでみたいと思うように。

農園で働き、島での暮らし方を学ぶ

結局そこでの農家さんとの出会いがきっかけとなり、私は西表島への移住を決めたのでした。またキリバスのような南の島で暮らしたかったことと、農業をやってみたいという気持ちが強かったことが合致したのです。

日が出たら起き、日が落ちるまで働く。太陽のリズムに沿った暮らしは心地よく、充実した畑人(ハルサー、沖縄語で農業者の意味)生活でした。

その農園では主にお米を栽培し、野菜、養鶏も営農していました。全く農業経験がなかった自分は、大地と太陽、そして水の恵みを上手に利用する農業のエコシステムの素晴らしさに感銘を受けました。

一方、台風や長雨、干ばつなど厳しい自然の前になすすべがない時もあり、そういう試練を当然のこととして受け流していく柔軟さなど、自然のリズムで生きていく術を学ぶこともできました。

当時暮らしていた地域は西表島で最も古い集落で、伝統行事に参加する機会も多くありました。地域の住民が一丸となって作り上げる行事に参加することで、自然と受け入れてもらえるのだなと実感しました。

自給自足的に生きていく方法を模索

1年ほど農園でお世話になった頃、この島で自給自足で生きてみたいという思いが強くなってきました。農業という仕事にはやりがいを感じていましたが、この島で移住者が農地を確保して正式に営農することはとてもハードルが高かったのです。

それならば、小規模に自給できる程度の畑を耕して、あとは魚を釣ったりしながら自給自足的な暮らしのほうが面白いのではと思いました。幸い、西表島は温暖で住居や服装にあまりお金がかからず、海の幸も豊富なので食うには困らないそうです。

キリバスでは自給自足に近い暮らしをしている人が多く、彼らの幸せそうなライフスタイルに憧れていたことも影響したのだと思います。

実際、西表島にはそういう暮らしをしている方がおり、伺っていろいろ話を聞いたりしました。島では移動手段として船が重要なので、船舶免許を取得したりと自給自足への準備を進めていきます。

やっぱり現実に踏みとどまる

少しずつ自給自足的生活へと舵を切り始めたのですが、あることがきっかけで現実世界へと戻ることになりました。そう、私は恋をしたのです(笑)独り身なら何をするのも自由だけど、家族を持つことを考えたらやっぱり無しだなと思い直したのです。

結局その恋が実ることはありませんでしたが、このことを契機に自然と共に暮らしながらも、社会的・文化的に生きていける方法を模索するようになりました。

そうして出会ったのがネイチャーガイドという仕事だったのです。

ネイチャーガイドとは?

西表島1
西表島は亜熱帯のジャングルが太古の姿のまま残り、数多くの川や滝が流れ、その大自然に憧れて観光客がたくさん訪れます。

一方、ほとんど整備されていないジャングルへの入山は危険と隣り合わせ。そこでフィールドの地形や天候、危険箇所などを熟知しているネイチャーガイドが必要となるのです。

ゲストに動植物や歴史・文化の説明をするのはもちろんネイチャーガイドの大切な仕事ですが、一番重要な仕事はゲストの安全を確保することです。危険と隣り合わせのアウトドアフィールドで、ゲストの生命を守り怪我をしないように楽しんでもらうことが重要なのです。

私はカヤックとトレッキングのガイドをしています。1グループのゲストは最大6~8名で、朝から夕方までずっとゲストと行動を共にします。

朝は装備品やランチの準備をし、ゲストの泊まっているホテルまで車でお迎え。フィールドに移動し、安全に関する説明やカヌーの漕ぎ方をレクチャーします。ツアー終了後はゲストをホテルまで送り、装備品の洗浄などをして1日の仕事が終わりです。

農業もそうですが、太陽のリズムで働き暮らせることがネイチャーガイドの魅力なのです。

外国人をガイドする場合に気をつけていること

西表島を訪れる外国人観光客は、ヨーロッパ系(フランス、ドイツなど)とアジア系(香港、台湾など)がメインです。基本的に英語を話すゲストがほとんどで、中国語や韓国語を使うことはありません。もっとも私は英語しか話せないのですが。

ヨーロッパ系もアジア系も英語のネイティブスピーカーではないので、会話はシンプルな言葉を中心にスムーズに進行します。解らない単語が出てきた場合は、どういう意味か質問して対応しています。仕事をしながら英語を学べるというのもこの仕事のメリットなのです。

ヨーロッパのゲストはカップルの場合が多く、言葉での説明を少なめにして大自然の雰囲気を最大限味わってもらえるよう心掛けています。ゲストのプライベート感を重視し、なるべく静かな場所を選んでガイドしています。

アジア系のゲストは賑やかなグループが多く、周囲の他のグループに迷惑にならないように配慮しています。また、写真が好きな方が多いので、たくさん写真を撮ってあげるようにしています。

外国人をガイドして苦労したこと

同じグループ内で英語を話せる人と話せない人が混在している場合、ガイドが話したことを英語を話せる人が話せない人に通訳してもらうようにしています。

しかし、だんだんその通訳が面倒になってくるようで、英語を話せない人にちゃんと伝わらないというもどかしさを感じます。

また、日本人はガイドに安全を預けるという考えの方が多いので、ガイドの安全に関する指示をちゃんと守ってくれます。

しかし、外国人は自己責任という考えが強く、自分の考えで行動しがち。ちょっと目を離した間に危険な場所に行ってしまっていたりしてヒヤリとした経験も少なくありません。もし事故が起きてしまったらガイドが責任を逃れるわけにはいかないので、ときには強い言葉で注意することもあります。

次回は、インバウンドの動向やガイドに求められる英語力について紹介する予定です。

ゲストライター
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当サイトに不定期で寄稿しているゲストライターさんの記事です。

様々な職業や経験を持ち合わせた方から寄稿頂いているので、ぜひチェックしてみてください。

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