世界中をはじめ新型コロナウイルスが猛威を奮っている中、日本ではようやく自粛解除や緩和など経済が動き始めました。
しかしながら、既に社会経済へのダメージは大きく、多くの方が失業されたり、仕事が減っている状況が続いています。
では翻訳業界は現在どうなっているのでしょうか?
今回は翻訳業界で働く方々に、インターネットでアンケート調査を実施。
プロフェッショナルな方々以外を除いたため、調査対象にあたる人数は決して多くはありませんが、一人ひとりからコメントを頂いておりますので、きっとご参考になるはずです。
また、その中でも新型コロナウイルスによる影響をあまり受けなかった方を中心に、アフターコロナをどのように生き抜いていくのか、どんな事を考えて仕事をしていくのかについても伺いました。
すでに翻訳業界で活躍している方をはじめ、これから翻訳をしたいと考えている方は必見です!
目次
それではさっそく翻訳業界で活躍している方のアンケート結果になります。
調査概要:翻訳業界におけるコロナウイルスの影響
調査日:2020年5月12日
調査方法:インターネット調査
調査人数:24人
調査対象:翻訳業を生業とする方々
こちらの結果を見る限り、翻訳業界もやはり新型コロナウイルスの影響を大きく受けている事が分かります。
それでも24人中6人が変化なし、もしくは状況がよくなっている事も分かりました。
例えばこういうコメントを頂いています。
新型コロナウイルスの影響を受けなかった方々
新型コロナウイルス後に仕事が増えた
さらに今は家でもできる筋トレを探している人が多いのか、フィットネス系の翻訳は単価が上がったこともあり、良い方へ影響を受けたといえます。男性26歳
また、後述のインタビューでも触れていますが、ゲーム業界もやはり伸びていたようです。
新型コロナウイルスの影響ほぼなし
本自体は売り上げが上がっているようですが、本の種類が増えているわけではないようなので(特に洋書は)依頼は増えることも減ることもなかったように思います。女性32歳
また、翻訳は在宅でおこなうものなので、勤務形態に変化なども全くなく、コロナの影響はないと言っても過言ではありません。女性34歳
今までは、翻訳作業後に上司に決済印をもらうことができないのてはじめの方は業務が滞っていましたが、途中からメールで決済がサインレスになったので、結果コロナの影響はそこまで受けていません。女性35歳
自分の専門領域以外、例えば「BUYMA」や「Amazon」のための翻訳は外出控えの風潮で増えているが、それが副業としては自分にとっては成り立たないので、特に変わらないと思う。女性46歳
なぜ影響を受けなかったのか? 詳細インタビュー
上記のようなアンケート結果から、全体の割合からは多くはありませんが、実際に影響をで受けていない方々もおり(5月12日のアンケート時点)、大変興味深い結果となりました。
そこで、翻訳のお仕事をしている方々の中で、新型コロナウイルスの影響がかった方に、更に詳しくインタビューをしてみました。
どのジャンルの仕事をしているのか、また、この不況やアフターコロナをどう捉えて準備しているのでしょうか。
私の専門分野は、上下水道などインフラの維持管理を行っている会社の海外での展示会などに参加した際に通訳・翻訳をしています。
新型コロナウイルスによってお仕事はどのような変化がありましたか?
上下水道等のインフラ整備はコロナウイルスの影響は特になく、工事や材料発注もほぼ今まで通りに作業させていただいてます。
ですがやはり国内外での展示会の延期や中止に伴い、顧客との密なコミュニケーションが取れないことは辛い状況になっています。コロナウイルス発生後は今までとは違い、電話会議やメールなどのやり取りをすることで、国外企業の現在の状況、取引先のある国の経済状況などを顧客からいろいろ教えていただいています。
このような世界的危機に直面し国や文化が全く違う人たちが、同じ業界について話し合い、また、どのようにしたら感染拡大を防げるかなどを話し合ういい経験になりました。
今はまだ直接的な影響を受けてはいない状況ではありますが、今後さらに状況が悪化し、人々の生活に必要なインフラ工事でさえ行えなくなってしまえば、人々の生活の質が落ちる一方になってしまいます。
26歳男性、:)
ゲーム業界にて海外のゲーム情報を収集し、国内のメディアブログに記事を掲載する翻訳とライティングのお仕事です。翻訳歴は3年になります。
新型コロナウイルスによってお仕事はどのような変化がありましたか?
お仕事自体は元々在宅ワーク中心だったので、コロナウイルスが広まった前後では顔をあわせてのミーティングなくなった程度です。
現在は会社全体がなるべく自宅で仕事をしようという意識に変わっています。自宅にいることを推奨されるようになったためか、ゲーム業界は売り上げが伸びており活気が増したように感じます。
ネット上でのユーザー同士のコミュニケーションも活発です。
自宅活動を応援するためにも様々なプラットフォームでセールをやっていますし、不況とはいえどゲーム業界は追い風が吹いているのではないでしょうか。
懸念することとすれば、ダウンロード販売以外の据え置きゲームハードの生産状況に影響が出てくることくらいかと思いますが、ゲーム業界はこれからも大きくなっていくでしょうし、なくなるものではないと考えています。
30歳女性、おはな
翻訳歴は約15年ほどになります。主なクライアントは士業をはじめとする専門家やプロフェッショナル、企業の法務部や生涯事務所などです。また、専門分野は医療・法律・会計・不動産関係です。
新型コロナウイルスによってお仕事はどのような変化がありましたか?
新型コロナウイルスによって私の仕事は特に変化がありませんでした。
というのも、常日頃からテレワークがメインであったためです。なお、今後の業界の動向ですが、私のようにフリーランスでテレワークを行うことのできる人材のニーズが高まるような気がしています。
とはいえ、誰でもできることもではありませんので、その中で食い合い、潰し合いが起こってしまう可能性も否定できません。
この不況下でどのように生き残っていくか、どんな工夫をするか、私なりに考えてみたところ、
やはり、他の誰にでもできる仕事をするのではなく、私でければできない仕事をする、そういった気概と自負を持って目の前の仕事に取り組むことが1番大切なのではないかと思っています。
クライアント様との信頼関係や双方向でのスピーディーかつ確実なやり取り、納期を厳守し、クオリティを保持することなどは必要不可欠であるというのが個人的な実感です。
39歳女性、yuki
米国特許庁発行の公開、登録特許公報、欧州特許庁発行の登録特許公報の日本語抄訳(要約)を1994年から2014年まで、2015年からはこれら文献の予め抜粋された文章の翻訳に携わってきました。
最終的なクライアントは「日本特許情報機構」ですが、そこから自身が依頼を受けるまでの中間クライアントは特許デイタセンター、協和テクノサービス、サンフレア等と変遷しています。
分野は基本的には有機分野を中心とした化学(もともとは高分子)を核にしてきましたが、できるだけ仕事を絶やしたくないことやクライアントにおける数量的余裕から、光学・機械や半導体に近いものも結構やってきました。言語は英日・独日です。
新型コロナウイルスによってお仕事はどのような変化がありましたか?
公報発行から依頼(受注)まで数ヶ月から2年程度のタイムラグがあるので、いまのところは新型コロナウイルスによる具体的な影響については不明確です。
ただ、ここ1ヶ月程は緊急事態宣言の影響を受けた中間クライアントのテレワーク化によって、依頼前の準備作業(対象部分抜粋、機械翻訳での下訳等)の休止が生じています。
半年程度経過すると、米国や欧州における昨今のビジネス活動停滞等による受注の大幅な落ち込みが出てくると思います。
ただし新規なワクチンや治療薬・治療法の開発、その根底となるタンパク質や核酸に関する研究の強化、また消毒等の関連の分野は、かなり脚光を浴びてくるのではないかと思います。
この件については、自分自身が受けている分野の中でもウエイトが高いので注視しています。
最後に、生き残っていくための工夫としては、
1,少しでも作業効率化するための方策を探す。
2,分野の選択(得意分野への集中)
3,仕事のやり取りを見直し、よりクライアントが満足する+αの情報提供を試みる
4,トレンドへの理解や勉強
などがあげられます。
57歳男性、こに9ちゃん39
主なクライアントとしては外国の日本食レストランのメニューや料理背景作成、病院のブロッシャーの翻訳、スーパーに置く日本料理のメニューなどの翻訳させていただいてきました。
新型コロナウイルスによってお仕事はどのような変化がありましたか?
仕事としては知り合いからの紹介請負型だったのでほとんど変わりはありませんでしたが、コロナウイルスの蔓延により、マスクや消毒液を扱っている日本のサイトを個人的に訳してくれという事例が2件ほどありました。
今後のこの業界は翻訳技術が発達してきたので、仕事の取り合いになりあまり先行きが良いとは思えません。
日本語から英語、英語から日本語ができる人が学習によって増えることがあっても、決して減ることはないと思うからです。
翻訳通訳の醍醐味であった旅行(ビジネスを含む)も国境閉鎖や営業、取引停止の業務的な取引によって発注数もかなり減ってくると思います。
もし生き残ることを考えるならば自分の特化した知識が必要でしょうし、そうでない人は難しいと思います。
これから医療業界はしばらくはおそらくコロナ関連の論文が何本も発行されて何本も訳さなければならないので、その辺りが強い人は生き残れると思います。
33歳女性、まんち
今まで主に関わってきたのは、中小企業の映画レビュー関連の翻訳、ITに関する翻訳です。翻訳歴は3年ほどです。
新型コロナウイルスによってお仕事はどのような変化がありましたか?
今後の業界として、英語に関する翻訳に変化はあまりないのではないかと思います。
一次的に、商品などの供給が止まることで、翻訳の量が減ってしまうなどという影響があるとは思います。
ただ、長期的にみれば、今後ますます国際化が進んで行くことが考えられます。そのため、業界をAIの存在が危うくすることがあったとしても、コロナの影響で仕事の数が減ってしまうということは考えにくいと思います。
この不況下であっても、安定的に入っている仕事があるので、それについては大丈夫です。
もちろん、納期が伸びてしまい、仕事ができていない案件があるのも事実ですが、仕事数があるため、そこまでの影響はありません。
ただ、収入が減ってしまったのは事実なので、今のところは、翻訳以外にもオンラインでして稼げるように努力はしています。
27歳女性、雪菜
私はベトナム語の翻訳の仕事をしています。文献の翻訳や仕事に利用する資料の翻訳、たまに会議に入って通訳としてやり取りすることもあります。
翻訳歴は約5年です。クライアントは、関西を中心とした企業になります。中小企業でベトナムにお客様や支店がある会社を中心にビジネスをおこなっています。
新型コロナウイルスによってお仕事はどのような変化がありましたか?
個人的には、あまり影響がないように思います。コロナの影響がないときから基本的に在宅で勤務しておりパソコン一つで十分活動できていました。
一つだけ変わったことが、よく会社に出向いて打ち合わせをすることがあったのですがそれが一切なくなりました。
コロナの関係で、電話でのやり取りやWEB通話ツールを使ったコミュニケーションがメインになり、それでやりやすくなったところもあります。
ますます家からでなくなったので運動不足に拍車がかかりました。今後この業界がどう変わっていくかですが、翻訳業務についてはそこまで大きく変化がないように思います。
ただし、お客様の業績が悪化し、翻訳を依頼するケースが少なくなるかもしれません。
もともとお金に余裕がある会社が依頼する仕事だと思っているので、今後は既存顧客でなく新規のお客様を探さないといけない可能性があります。
30歳男性、NOMURA
新型コロナウイルスの影響を受けた方々
ここまでは新型コロナウイルスの影響を受けてない方々を見てきましたが、逆に影響を受けた方々のコメントを見ていきます。
受けなかかった方々との違いは何があるのでしょうか?
新型コロナウイルスの影響あり
なぜ影響を受けたのか? 詳細インタビュー
不況の影響を受けている方々へ、より詳細なインタビュー。
なぜ影響を受けたのか、これから生き抜いていくためにどのような施策を考えているのか、などを伺いました。
主に、海外法人の翻訳をしています。各国の法律改正やその地域の拡大によって、役員会を開き、そちらの意見と法律を精査して、毎年の法人運営に関する資料の翻訳をしています。
新型コロナウイルスによってお仕事はどのような変化がありましたか?
これまでは、現実的に海外が近くなっていく印象でしたが、世界的なパンデミックが起こり、現地に赴く事は難しくなっております。
コロナが落ち着き次第、会計関係等を現地に査察する必要はありますが、今回のコロナを通し、クライアントは現地でもっと過酷な状況もありますから、そちらに寄り添ってネットでよく話すようになりました。
話すことに対しては、無料で行っています。そうすると、クライアントと翻訳という関係よりも深くなった気もします。
私の現状を考えると、少しでも収入源として、1トーク〇〇円と設定したい気持ちもあります。しかしながら、目先の収入を優先し、今後の信頼関係が薄れる可能性もあります。
何よりも、海外在在の方は不安が私達よりも多いです。現在は、翻訳以外の在宅ワークをこなしながら、よりよい翻訳ができるよう、日々の勉強にも取り組んでおります。
35歳女性、さくら
10年くらい自動車分野の翻訳をしてきました。自動車に関する製品や部品や技術的な開発研究など、満遍なく携わっています。
新型コロナウイルスによってお仕事はどのような変化がありましたか?
全世界から自動車に対する需要がかなり減っていますので、新しい製品の開発が止まっています。
日本は自動車生産の主要な国で供給が減っているから、翻訳の依頼も減っています。特に研究開発についての翻訳依頼は、ほぼなくなりました。
新型コロナウイルスの影響によって、元々中国から輸入している自動車の製品と部品の生産が止まって遅れていますので、自動車業界にはとても厳しい問題だと思います。日本製はもちろん品質が良いが値段高いので、中国製に頼ってしまう傾向があります。
これからの課題として、中国製に頼りすぎず、ほかの国にも開発できるようにすべきだと思います。
色々な国からの輸入があるなら、中国への依存から離れて、リスク回避にもなると思います。長期化の問題として、生き残っていくために、ベストな方法を考えながら行動しなければならないと思います。
35歳女性、アオイ
これまで約5年間、翻訳の仕事に携わってきました。翻訳の主な実績は、食品や化粧品、建材など生活で一般的に使われる商品の概要や医療関係(漢方薬)、企業の広報動画やコラムなどです。
新型コロナウイルスによってお仕事はどのような変化がありましたか?
新型コロナウイルスの流行により仕事の件数が激減しました。
やはり翻訳業も海外に関わる業界であるため、人やモノの動きがストップすると必然的に翻訳の需要も減るのだということを今回実感しました。今後流行が収まり各国の経済が活発になれば、自然と翻訳の仕事も増えていくと期待しています。
ただこのような厳しい状況が再び訪れたときに備えて、新しい翻訳業の形もイメージして取り組んでいかなければならないと感じています。
例えば、一般企業では在宅勤務のまま可能なオンライン会議が広がっているように、これまでの紙媒体ではなくオンラインに特化した翻訳を主力となるようにシフトする方法が考えられます。
さらに、商品や医療などは人とモノの動きに密接に関わっているため、これに左右されない分野まで手を広げる工夫をしたいと考えています。
例えば、政治経済や社会など、この危機的状況でも需要のある専門分野の翻訳を視野に入れています。
35歳女性、ちー
ネパール語翻訳歴13年です。主に海外の留学生が日本に来る際の就学ビザの出入国在留管理局に提出の申請書類(ネパールの公文書)を手掛けてきました。
その他、翻訳会社の登録通訳者として、受注がある際、公官庁のパンフレットやポスターの翻訳チェック、医療電話通訳も行っております。また、過去に出入国在留管理局の難民申請や審査業務の通訳人、法テラスの通訳人として弁護士接見に同行通訳等もしてきました。
新型コロナウイルスによってお仕事はどのような変化がありましたか?
今のところ国際便が飛んでいないことと、ネパールの公官庁や会社がロックダウンで動いていないので仕事がストップ、先が見えない状態です。
ロックダウン(日本とネパール双方の)が解除されなければ海外との仕事は難しいと思います。国内はあまり影響ないのかもしれませんね。
ネパール人は増えていますし、ある意味特殊な文字なので、受注が多い発注者とうまくつながれればコンスタントに仕事をもらえるのだろうと思います。
実際、翻訳業というのは単価は高いですが、いつも定常的に仕事があるわけではないので、多くの発注者とコンタクトがないと主業としては難しいと思います。
私の場合は主業がネパール語オンラインクラスなので、翻訳はあったらいい、やりがいがあって好きな仕事という位置付けです。そのため、むしろオンラインということでコロナの影響は全くなく、よかったです。
いくつかかけもちであれば翻訳でも生き残れると思います。
49歳女性、munu
・ビジネスメール翻訳(英⇔日)、通信事業者向け6年
・プロ用機器取扱説明書翻訳(英→日)同
・アンケート翻訳(英→日)1年
・ポピュラーサイエンス記事翻訳(英→日)1年
新型コロナウイルスによってお仕事はどのような変化がありましたか?
・現在新規業務の受注が以前より難しい状況が続いています。
・翻訳という仕事自体、もともとそれほど需要が潤沢な分野ではありません。
昨今では機械翻訳で十分と考える人も多いようなので、なおさらです。
しかし外国語の知識が少しでもある方ならお分かりだと思いますが、現在の自動翻訳レベルはコミュニケーション手段として到底実用に耐えるものとは言えません。
したがって当面は人手による一般翻訳業務の需要も(多くはないにせよ)一定数残ると考えています。
但しアート性・専門性の高い翻訳業務を除けば、これが成り立つのはせいぜい今後10年程度のことでしょう。
・現在できる工夫についてですが、やはり専門性をアピールするしかないと考えています。
時々専門分野なら機械翻訳の方が正しいという誤解をしている方がいらっしゃるのですが、翻訳者が基本的な「センス」を持たないために致命的な誤訳をするケースは結構多いのです。
64歳男性、中村久哉
翻訳業界のアンケート調査に関する考察
一概にはいえませんが、今回「影響を受けなかった方々」からのコメントを見る限り、「専門性が高く参入障壁がある」「クライアントとの信頼関係をきっちり持っている」ケースが多いように見受けられました。
一般的に不況下になれば、質が二の次の案件は単価を抑えるため、コスパの良い方へ仕事が回る傾向にあります。
とはいえ、企業側としては不況下であるからこそ、お金を無駄にしたくない、より完成度の高い人に安心して仕事を依頼したい、という心理が働くとも言えます。
安いからといってあえてリスクを取ってまで、赤の他人に仕事を依頼するかといえば、それは「案件の重要性」次第かもしれません。
そういう、企業にとって重要な案件の翻訳を請け負っていたか。
というのも、仕事が継続できたかどうかの一つの指標かもしれません。
もちろん、インバウンドや海外向けの旅行、貿易業界においては、本人の「質」云々ではなく、否応なしに全てなぎ倒されたわけですが・・・
また、今後への仕事の取り組みにおいて、「クライアントとの信頼関係を重視する」ようなコメントが多かったのも印象的でした。
インタビューでこのように書かれている翻訳家がいらっしゃるように、ある意味この新型コロナウイルスは、日頃からどれだけクライアントと信頼関係を築けていたかを、試されたのかもしれません(これは翻訳業界に限らずの話ですが)。
今後、第二波、第三波が来るときに備えたり、同様の不況に備えるためにも、これからの仕事への姿勢を見直す良い機会になりそうです(自戒)。