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新しい英語学習#02【2010年代】英会話はコスパよく学ぶもの オンライン英会話とフィリピン留学

2020年の新型コロナウイルスを機に、どの業界でも業界自体のあり方が見直されています。
そんな中、国内外の英語業界はどう変わっていくのでしょうか?

前回の記事では1990年代〜2000年代まで人気だった、英会話スクールや欧米留学について考察をしましたが、今回は2010年代に流行った英語勉強法を見てみたいと思います。

ざっと年代別にみてみるとこんな感じです。

年代

傾向

国内

海外

1990年代〜
2000年代

ネイティブ講師

通学型英会話スクール

欧米留学

2010年代

フィリピン人講師

オンライン英会話

フィリピン留学

2020年代

非ネイティブ圏の◯◯

オンライン留学(学習)

???

2010年代の英会話勉強法

長いデフレ時期に入った日本はネイティブ志向の英会話から、もっと安く出来る英会話にシフトしていきました。
その中で2010年前半に脚光を浴びたのが、フィリピン人を活用する英会話学習法です。

2010年代の英会話

メリット

デメリット

国内
オンライン英会話
コーチング型スクール

安い、始めやすい
マンツーマン
モチベーションが持つ

国際交流はなし
毎回予約なので面倒になり続かない
非ネイティブ中心
高額(コーチング型)
ほぼ自習、英会話量が足りない

海外
フィリピン留学

マンツーマン中心
初心者が伸びる
発展途上国の文化を知れる
近い、1週間から可能

留学としては安いが、月に最低15万はかかる
講師は非ネイティブ
欧米人と交流できるわけではない
街中を楽しむ留学ではない

2010年は前半と後半で異なります。

2010年前半【国内】オンライン英会話の全盛期

レアジョブを筆頭にオンライン英会話によるマンツーマン英会話がブームになりました。
圧倒的な安さが長く続くデフレの日本にマッチ。

創業は2000年代後半のレアジョブも、本格的に知名度が上がったのは2010年代に入ってからです。

DMM英会話やネイティブキャンプなど様々な英会話が出てきて、2010年代の前半はフィリピン留学とともに特にブームになりました。

オンライン英会話のメリット

・既存の駅前留学型の英会話スクールに比べて安い。
・通わなくて良い
・毎日続けやすい

オンライン英会話のデメリット

・だらけやすい
・ネットでの会話に抵抗がある人もいる
・授業の質に幅がある

オンライン英会話の考察

駅前留学が1クラスあたり数千円のところ、オンライン英会話はマンツーマン授業にもかかわらず数百円でできます。そのためコスパが圧倒的によいのが売りになりました。

初心者にとってマンツーマン英会話は、自分の疑問点を自分のペースで解決できるたり、英語に自信がなくても安心して受講できるため、最も続けやすい勉強法の一つです。

場所を選ばない点でも、今まで英会話スクールになかなか通うことが出来なかった地方都市の方にも教育が届くようになりました。

また、今までの英会話学習法とは異なり毎日英会話ができるため、日々の習慣づけとしてそれなりに英会話ができる中級者以上にも人気です。

課題点としては、英会話スクールと違って予めスケジュールを固定させるものではない点です。
自分で先生を毎回選ぶため、先生選びに思ったより時間を取られたり、だらけやすい人にとってはいつでも出来るがゆえに、途中から授業を予約しなくなってしまいます。

授業がうまい先生や容姿が良い先生は人気のため、中々予約ができず、毎日授業を受けれるにもかかわらず、数日先の予約になるケースもあります。英会話の量が減ってしまうのは否めません。

通学型の英会話スクールではまず起こらない、「回線速度」や「先生の欠席」も、ホームベース型の格安オンライン英会話スクールではそれなりの頻度で起こります(オフィス勤務の英会話スクールではまず起こらない)。

また、マンツーマン授業は先生との相性や能力が目立ちます。格安の英会話は研修制度が充実していないケースが目立ち、満足度の高い先生もいればそうでない先生の差が激しいので、いかに良い先生をキープして回せるかがポイントです。

2020年以降の英会話スクールについて

価格が気にならない一部の人を抜かせば、通学型の英会話スクールよりも、マンツーマンを低価格で受けられるオンライン英会話は、今後もっと流行ってもおかしくないと思われます。ましてや不況が来ている今、多くの日本人は安く英語を学ぼうとするのではないでしょうか。

また、今後はキッズ向けのオンライン英会話も主流になっていくと思われますが、キッズは集中力を保つのが大人に比べて難しいですし、低年齢に慣ればなるほどネットでの英会話より通学型の英会話スクールを選ぶ傾向にあります。この点をどれだけ取り込めるかが鍵になってきそうです。

キッズ向けの研修や教材が充実している専門のオンライン英会話は、ますます脚光を浴びそうですね。

2020年コロナ禍での課題
オンライン英会話業界における今一番の課題は「ネット回線」といえるかもしれません。
フィリピンは新型コロナウイルスの影響で多くの方が在宅を余儀なくされたため、ネットを使う人が増えました。そのため、本来では回線速度が問題のない先生たちにも影響がでており、結果としてホーム型のオンライン英会話を受講する生徒にもその余波が広がっている状況です。
DMM英会話のように世界に分散しているか、回線が安定しているオフィス型のオンライン英会話スクールに、年内いっぱいぐらいはアドバンテージがありそうです。

2010年後半【国内】コーチング型英会話スクールの台頭

数ヶ月でコミットして英会話やTOEICを学ぶ英語学習が2010年後半から一気に伸びました。
通学型(駅前留学型)の英会話スクールが細く長く学習するのに対して、コーチング型は1ヶ月〜3ヶ月の短期集中型。

コーチング型英会話スクールのメリット

・二人三脚型で学習を習慣づける
・短期間なのでモチベーションが続く
・1日3時間前後は強制なので、英語力が伸びる
・資格試験に強い

コーチング型英会話スクールのデメリット

・短期間で高額
・英会話が伸びるか疑問
・自習中心なので面白くない

支払う費用としてはオンライン英会話はもとより、一般英会話スクールと比べても高額(といっても短期なんで一概に比較できませんが)。

それはサービスの質という点で付加価値を提供しているのもありますが、そもそもコーチング型は現在のところ、日本人が担当しているところがほとんど。加えて英会話スクールも兼ねているため人件費や土地代などを加味するとどうしても安く提供ができない現状もあります。

また、同様の理由から日々の学習は「自習」がメインになるため、英会話を対面で喋る回数が極端に少ないのもデメリットです。通学型の英会話スクールと同じように週に1回〜2回が基本です。

コーチング型英会話スクールの考察

コーチング型の英会話スクールのビジネスモデルは、あの「ライザップ」が切り開いた事は疑いようがありません。

特徴は従来の英会話勉強法とは異なり「日々のモチベーション管理」に焦点が置かれているため、学習が続く事です。
また、3時間前後を勉強するスケジュールを組むため、オンライン英会話のように「毎日ちょっとだけやる」というよりは、ある程度のボリュームをこなした勉強ができます。そのため、続ければ間違いなく英語力アップが期待できます。

更には一般的には長期よりも数ヶ月の短期間で学習するケースが多いため、受講者の集中力が保ちやすいのも強みです。
英会話スクールに通っている人たちは、これで成果が上がるのか?という疑問を持っていた方々が多かったので、費用対効果を求めるビジネスマンにヒットした勉強方法だったといえます。

コーチング型のデメリット
私が考えるコーチング型の一番の課題は「英会話量」に尽きます。海外留学で英語を身につける人たちは「英会話量」が圧倒的に違います。

コーチング型英会話スクールは「英会話は自習で身につけれる」という前提があると思いますが、マナビジンが英会話中級者以上の160人にアンケート調査をしたところによると、「英会話を話せるようになるために重視していたのは何ですか?」という質問に対し「英会話を実践すること」と答えている方がほとんどです。
*中級者の定義は、英検2級の単語や文法が流暢に使いこなせる人です。

つまり、アンケートから分かったことは「中級者以上は英会話を大量に行っている」ということです。
そもそも考えてみると、24時間英語に触れる海外留学組でさえ半年〜1年かかって身につける英会話を、わずか2ヶ月、3ヶ月で本当に身につくのか、、、いくらコーチングが効率がよいからといっても、厳しいものがある気がしてなりません。ましてや英会話を1日中やっているならまだしも、自習がメイン。

果たして実践英会話をほとんどしない自習型勉強法で、その「実践」に変わるものをどこまでカバー出来ているのか、とやや疑問を持ってしまいます。コーチング型の英会話コースは、今後の成功事例に期待したいです。

もっとも、コーチング型スクールが提供しているのは「英会話コース」だけではありません。むしろ、ライザップイングリッシュが最初にコミット型で提供したのは「TOEICコース」ですし、他のサービスも英会話と合わせて資格系コースを用意しています。

TOEICコースは点数が明確に出ますので、全額返金保証の定義も分かりやすく、多くの方に支持されています。

そして、TOEIC(リスニング・リーディング)は、必ずしも英会話ができなければ点数が取れないわけではありませんので、コーチング型での自学自習サポートはとても相性が良いのではないかと思います。

2020年以降のコーチング型英会話スクールについて

コーチング型英会話スクールも様々なサービスが出てきましたが、ここ最近は金額の低下が始まっています。
そのため、市場も成熟期を迎えつつあるのかもしれません。

元々店舗展開をしてきた英会話スクールは、コロナウイルスの影響で維持もしくは縮小せざるを得ない状況になりつつあり、オンラインへの切り替わりが始まっています。

2010年代【海外】フィリピン留学の台頭

2000年代までは欧米留学だった海外留学事情が、2010年代からフィリピン留学も含まれるようになってきました。

日本におけるフィリピン留学のルーツは元々、韓国人から来ています。
韓国では金融の通貨危機(→詳しくはこちら)後にどうやってグローバル化していくかという問題が出てきて、その時の解決策として国内ではTOEIC学習(現在はIELTSやTOEIC SW、その他諸々などスピーキングを重視)、海外ではフィリピン留学が採用されました。

なぜ、フィリピンなのかといえば「発展途上国で人件費が安いものの、英語力が世界レベル、更には人口が多く先生を集めやすい」からです。

そのため、2000年前後からフィリピンに学校を作る韓国人が増え、マニラ、セブ島などを中心に語学学校が乱立しました。

驚くべきは、バギオという場所です。マニラからバスで5時間かけて行かなければいけないような場所(飛行機が飛んでいない!)に韓国人は語学学校を作り、そこに大量の韓国人を送り込みました。

セブ島やマニラのようにある程度の都市で、直行便があり。それなりに利便性があれば送客しやすいと思うのですが、バギオは山の中(良い言い方をすれば軽井沢)、に韓国からマニラ(もしくはクラーク)に生徒を渡航させたわけです。

どうやってそんな場所に生徒を送り込むのか分かりませんが、とにかくすごい営業力と行動力で、多くの留学生を呼びました。

日本においては韓国から遅れること10年、2010年以降にブームになり、年間数万人、留学先としてはイギリスを抜いて、近年第4位になりました(JAOS調べ)。

ちなみにJAOSの数字上は第4位ですが、JAOSの統計にはフィリピン留学を推奨している留学エージェントはほとんど入っていないため、実質はアメリカ留学についで2位もしくは3位だったと思われます。実際にグーグル検索の検索ボリュームでも、フィリピン留学やセブ島留学のキーワードはアメリカ留学についで2位です。

メリット

・留学費用が安い
・日本から近い
・マンツーマン中心の授業
・初心者にやさしい

デメリット

・ネイティブではない
・発展途上国である
・留学というよりは合宿

フィリピン留学の考察

フィリピン留学のメリットは何と言っても「価格の安さ」「近さ」「マンツーマン」の3秒子が揃った事が挙げられます。
若い人たちにとっては「価格」が重要ですし、社会人にとっては「近さ」、英会話が苦手な方には「マンツーマン」が刺さりました。

また、セブ島留学に関していえば、多くの日本人観光客が旅行していることもあり、安心して海外留学できる渡航先の一つとして、受け入れられています。日本人が運営している語学学校が多いのも、海外渡航に不安のある方にとっては安心材料の一つです。

時差も1時間程度しかなく、1週間単位で留学する事もできるため、社会人の方も珍しくありません。

今までの海外留学、つまりはアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアへの留学のデメリットは「費用が高い」「遠い」「英語が身につくのは自分次第(授業では十分ではない)」のような課題点がありました。

フィリピン留学はこの点を大きくカバー出来たため、今まで海外留学をすることができなかった組に対してマーケットを広げた形になりました。

実際に社会人に関しては近くて、マンツーマンを大量にできるという理由からフィリピン留学をしています。
特に学習量に関していえば、社会人になると、欧米留学のように不確定要素が多い留学は時間とお金のリスクになるため、年単位の留学でない限り、選びづらいです。

であれば時間を無駄にせず、確実に英会話を毎日大量にできるフィリピン留学はやはり魅力的な英語学習法の一つです。

一方、フィリピン留学のデメリットを見てみると、まず上がってくるのがネイティブではない=発音問題です。

日本人にとって英語といえば一般的にはアメリカ英語なわけですから、非ネイティブから英語を学ぶという事は受け入れがたい人もいるでしょう。

また、フィリピン留学は「留学」というイメージとはかけ離れています。
グループ授業での国際交流、街なかで文化を知る、友達から英語を学ぶ、こういった欧米留学とは異なり、フィリピン留学はそもそもマンツーマン授業が主体、留学生もアジア人が多く、豊かな国際交流というわけにはいきません。1日8時間前後授業、しかも3食付きなので、もはや合宿です。

フィリピン留学の中でも代表されるのは「セブ島」です。
セブ島と言うと南国ビーチリゾートのイメージがありますが、実際はそれはごく一部の私有地に限り、市街は発展途上国です。フィリピンはあくまで発展途上国、アジアらしい街並みのため、この点においては欧米には到底叶いません。

また、食中毒も気にしなければいけません。実際に留学生でお腹を壊す方も一定の割合でいます。こういった点は欧米留学に比べた場合のデメリットになるでしょう。

2020年以降にフィリピン留学について

フィリピンは観光が大きな収入源の一つであるにも関わらず、フィリピンの大統領であるドゥテルテ氏は国内需要の回復を大きくするために、海外へのオープンを積極的に行うとは考えにくいです。

フィリピン留学は欧米留学に比べて、短期滞在者はもとより、中長期滞在する人たちにとっても「VISA関連」の手続きが非常にシンプルで、ラクな留学でした。
しかしながら、今後はワクチンが出るまでは「抗体検査」や「PCR検査」などが必須になることも十分に考えられ、留学のしやすさがどの程度のレベルで落ち着くのかが、まだ分かりません。

フィリピン留学に限らず海外留学全体に言えますが、年内オープンしたとしても留学生が気軽に留学できる状況になるとは考えづらく、この状況は中長期的に続くのではないかと思われます。

次の記事ではそんなコロナ禍で新しく脚光を浴びそうな、新しい「英会話学習法」を探ってみます。

斉藤 淳
斉藤 淳
マナビジンの編集長
セブ島留学を通じて自身が感動した「英語が伝わる楽しさ」「外国人とコミュニケーションをする楽しさ」を一人でも多くの方に体験してもらいたいと思い、このサイトを立ち上げる。

サイトはセブ島留学や英語学習を軸に、オンライン英会話に関するコンテンツや、フィリピンの政治経済なども提供。 単に英語を伝えるのではなく、文化的な背景や日本とのつながりをご紹介しながら、読者皆さんにお役に立てるコンテンツの提供を目指してまります。

留学経験はフィリピン、ハワイ、オーストラリア。

斉藤個人へのご質問、ご意見、ご要望がありましたら、jun@reminisce.jpへご連絡ください。

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