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新型コロナの影響#01 外国人向けwifi・SIMを提供するネットサービス業の方に現状と展望を聞きました

このシリーズではwithコロナの今、「英語を使う仕事」をする方へ働いている業界の新型コロナにおける影響や、取り組みと業界の未来、そして何より今後のキャリアをどう見据えているのかをインタビュー形式で伺いました。

同じ業界にいる方はもちろん、これからその業界を目指す方や他の業界に興味がある方も、ぜひご参考にしてください。

新型コロナの影響と取り組み調査

女性43歳、インターネットサービス業の方へインタビュー

1. 自身のお仕事を具体的に教えて下さい

海外からの駐在員、長期滞在の外国人向けに、ブロードバンドやモバイルWiFiルーター、SIMカードなどを手配する、インターネットサービス業についています。

大々的な広告は打っていないのですが、海外の旅行会社と提携したり、現地の掲示板に書き込みをしたり、日本にある外国人向けアパートメント、駐在員に住居を提供する不動産屋と提携し、認知度を高めています。一度利用した方からの口コミなどで、お申込みをされる方も多数いらっしゃいます。

24時間365日英語、中国語によるサポートを提供しています。テクニカルサポートのコールセンターはマレーシアにあり、現地スタッフが24時間体制で対応をしています。

マレーシアコールセンタースタッフへの入社後の教育、定期的なトレーニングの実施や、チケット解決までのSLAチェック、お客さんとの間に入ったり全般的な、コーディネーション業務を担当しています。

英語でのサービスとはいえ、日本的な電話のマナーの習得を目指しており、他人事だというような言い方、ほかの部署へ問い合わせをするようにという、たらいまわしにする対応などは厳格に禁じています。緊急時にお客様に満足いただけるよう、スタッフ用のナレッジデーターベースを作るだけでなく、定期的なミーティングで、ナレッジシェアなども行っています。

サポート体制が整っていることを売りにした、割高なサービスで、ターゲットは駐在員や裕福な層になっています。このようなサービスを他に提供している競合がないため、顧客を獲得できている状況です。

2. 新型コロナは業界にどのように影響を受けましたか?

新型コロナによる緊急事態宣言や、入国制限、渡航後の14日間の自己隔離などの施策が影響し、3月から6月にかけて、海外からの渡航者がほぼいない状況になってしまいました。数か月のことでしたが、新規の売り上げがほとんどない状況になってしまいました。

会社としても、毎月の売り上げがない状況ではいずれ存続にかかわってしまうため、相当危機感を持っていたようで、何度か役員会議が持たれ、部署の縮小、従業員のレイオフなども検討されたようです。

新規の顧客からの収入はなかったものの、ブロードバンドやモバイルWiFi、SIMカードなどを継続して使ってくれている既存のお客さんからの月額料の収入があったため、なんとかギリギリ持ちこたえられるラインまで今の体制での続行となり、従業員の解雇などは最後までされませんでした。

渡航者がいなくなったその反面、家から働く人が増え、今まで携帯のデザリングなどでごまかしていた人たちから、ブロードバンドやモバイルWiFiの、駆け込み需要的な申し込みが続きました。

すぐに使えるということにプライオリティーをおいて、お金に糸目をつけないようなオーダーもありました。

会議などでインターネットを利用するため、インターネット費用を会社で一部負担するといった動きもあり、費用よりも問題があった際にサポートできる24時間365日サポート体制があることに重点を置いていただき、自社のサービスを選んでもらえることが多々ありました。

私が働いている会社が提供するサービスは他と比べて2倍以上と格段に高いのですが、英語での24時間サポート、申し込み時のフォローアップなどの体制が整っていることで、ニーズが上がったようです。

3. コロナ禍での勤める会社の対応はいかがでしたか?

いまだかつて経験しなかった出来事が起きたので混乱は起きましたが、通常どおり業務を行うようにというマネージャーからの指示が出ました。

このコロナの影響によってどのようなことが起きるのか、どのくらい続くのかなどすべて不明だったため待ちの姿勢が続いていましたが、コロナによる駆け込みニーズが出始めた時点で、自分たちがやっているビジネスはこの不景気の中で必要とされるものではないかという自信が出てきたようです。

今までブロードバンドが必要なかった人に使ってもらうよう、眠っているニーズを掘り起こして、ビジネスをもり立てようという方向に変わっていきました。

4. ウィズコロナにおける業界の展望を教えて下さい

世界的に外出が制限されるという、それまでほとんどの人が経験しなかった事態が起き、海外からの需要に頼っている業界は、ほとんどだめになってしまいました。

旅行、ホテル、観光地、飲食など、それまでは毎年増え続ける観光客によって順調に売り上げを伸ばし、またオリンピックの需要を期待していたのが、大きな見込み損になってしまいました。

1度コロナを経験したことで、観光に頼っているだけでは生き残っていけないとどの業界もリスクヘッジを考えるようになったと思います。今後は生き残っていけるだけの代替案が重宝されるようになると考えられます。

働き方が大きく変わり、今まで駐在や現地に出張してミーティングに参加するという、Face to Face での取引をしないと話た進まないといった固定観念が変わり、ビデオで代用することへの抵抗感がなくなっていきそうです。

オフィスで働くことの重要性も弱まり、週に何回かは在宅勤務で対応できるよう、会社のネットワークへのセキュアなアクセス、リモートで利用できるようなシステムの整備が進むと考えられます。

会社は経費削減ということに重きを置くような流れになると予想され、その流れでコロナの災禍で必要性にクエスチョンマークを抱えた、オフィスの賃貸費用、出張費などは削減対象になる可能性が高いです。

そのような社会の流れで、インターネットというのは絶対必需のビジネスを含めたライフラインとなり、ダウンタイムや切断できないなどの問題がクリティカルになると思われます。オフィスの賃貸費や出張費など削減された経費が、インターネット接続に使われることになるといった、大きな期待があります。

デリバリーサービス、オンラインショッピングなどを合わせて、インターネットプロバイダーは、コロナの影響で必要性が高まったサービスのひとつとなり、100%効くコロナのワクチンが出るにしても、今後もますます必要とされ、勢いを保ったまま続いていくビジネスになるのでないかと思われます。

5. コロナ禍でのご自身の将来への取り組み方を教えて下さい

コロナだけでなく今デジタルの変換期を迎えていると思うため、関連の書籍をよく読んでいます。オフラインの世界がなくなり、ほぼオンラインで済むようになる、オフラインの世界がオンラインの世界に融合されるなど、予想もつかない変化の波の中にいると思います。

コロナ禍が起こったことで、よりその変換が早まった気もします。多くの人が、実店舗での購入よりも、オンラインショッピングを選ぶようになったなどは、その一例だと思われます。実店舗が不要となり、賃貸料や店員などのコストが削減できるようになった分、仕事を失う人たちも多数出てしまいます。

機械化されることで、怖いのが人が不要となることです。

生きていくための収入を得ることがますます難しくなると考えると、憂鬱になってしまいます。車は自動運転になり、店舗は無人、もしくはオンラインになり、アカウントや弁護士などもAIやシステムが代用するようになると、今までの努力がまったく無駄になるということも予測しておく必要がでるはずです。

コロナ禍がきっかけで、フリーランスでも生きていける、会社に属していなくても生きていけるようなスキル、かつ変化の波の中でも必要となる何か見つけたいと模索しています。

仕事にやりがいを求めるのは甘いと思いますが、できればやりがいの持てる仕事につけるスキルを身に着けるというのも目標です。

マナビジン編集部
マナビジン編集部
マナビジン編集部チームでは「英語が伝わる楽しさをより多くの方へ」をモットーに日々情報発信を行っています。

私達は自分たちが経験してきた「フィリピン留学」「セブ島生活」「英語学習」を通じて、新しい楽しみをあなたにご提案したいと思います。

引き続きお楽しみに!

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