マナビジン 英語勉強法ブログ 英会話、初対面でこのトピックは危険!外国人との交流で避けるべきネタ5選

英会話、初対面でこのトピックは危険!外国人との交流で避けるべきネタ5選

ビジネスシーンや海外の人とコミュニケーションをする際に、本題に入る前や後など、会話が見付からずなんとなく気まずい思いをしたことがある人はいませんか。

また、初対面の時に、自己紹介として名前を名乗ってからアイスブレイクの会話をするのが辛く感じるという人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、海外の人とのグローバルなコミュニケーションを成功させるための4つのステップを紹介しながら、異文化の理解や海外のコミュニケーションのスタンダードを見ていきましょう。

1、なぜ英会話のトピック選びで慎重になるべきなのか?

疑問
海外の人とのコミュニケーションをスマートに行うために大切なのは、会話のトピック選びに慎重になることです。その理由を私の体験談を交えながら紹介します。

私にはリトアニア人の友人がいます。彼女は職場の同僚で、仕事中も冗談を言い合えるような関係でした。

ところがたまたまお互いの国の話になり、私が「リトアニアってロシアに近いからロシア語も喋れるの?」と聞いたところ、彼女は激怒したのです。

なぜ彼女が怒っているのか理由が分からず他の同僚に聞いたところ、リトアニアがかつてソ連の占領下にあり、多くの犠牲者を出してごく最近独立した歴史があったということを知りました。

私にとっては何気ないトピックだったロシアの話題は、彼女にとっては身近な家族を失っていたかもしれない、悲惨な歴史を思い出させる話題だったのです。

その後、彼女に謝罪し、幸い彼女も快く許してくれましたが、自分がいかに勉強不足だったかを痛感しました。

海外の人とのコミュニケーションは、日本とは違った配慮が必要だということです。日本語は謙譲語や尊敬語といった言葉の選び方にとても気を使う文化がありますが、海外では会話のトピックそのものの選び方により気を配る必要があります。

それは、私たち日本人と違う文化や歴史といった背景を持っており、日本の常識と海外の常識が違うからです。そして、違うことは決してネガティブなことではなく、異文化や多様性を理解するためにお互いに歩み寄れるチャンスでもあります。

2、英語ができるだけでは英会話として成り立たない?異文化理解の重要性

多種多様性
英会話で求められるのはもちろん英語力ですが、英語力があってもグローバルなコミュニケーションを成り立たせることはできません。日本人同士のコミュニケーションの中では当たり前の会話が、実は海外の感覚や文化ではタブーである可能性があるからです。

つまり、グローバルなコミュニケーションを成功させるためには英語力以上に多様性を受け入れ、異文化を理解することが重要になります。世界中には様々な文化、宗教、価値観を持つ人がいます。

そういった多様性、多文化性の理解がないまま、日本の常識だけで海外の人とコミュニケーションをとっていると、どうしても感覚的なずれや違和感を相手に与えることになります。

むしろ英語ができる人の方が、英語が話せる分、自由に会話を広げられるので失敗しやすいと言えます。

私も英語初心者の頃は、海外の人との会話と言えば、天気の話か相手の職業といった決まりきったことを聞くのがやっとでした。それが少しずつ英語を応用できるようになると、いろいろと踏み込んだ話や、日本人の友人と話すような感覚で会話ができるようになります。

海外の人と英語で会話ができるようになったことが嬉しくて、会話のトピックなど気にせず、相手の文化やグローバルスタンダードにそぐわない発言をしてしまったことは何度もありました。

3、海外で気を付けるべき5つの会話のトピック

英会話
では、具体的に海外の人とコミュニケーションを取る際に、気を付けるべきことは何なのでしょうか。

①宗教や政治など信条や思想に関すること

1つ目は、宗教や政治など信条や思想に関する話題です。ある程度お互いをよく知っている間柄であれば、政治や思想といったトピックについても比較的オープンに話します。

しかし、まだそこまで関係性が築けていないのにそういったトピックを選ぶのは避けた方がベターでしょう。

例えば、日本ではあまりいいイメージで報道されていない各国の首脳であっても、当該国の人にとっては自国のリーダーで支持して投票した人がいます。なので、あまり否定的な発言や批判は避けましょう。

なぜなら、日本で報道されている海外の政治ニュースは、全体の事実を切り抜いた断片的な情報の可能性があります。日本のニュースで得た情報だけで海外の政治家の批判をするのは、海外の人にすると「そもそもの情報が違う」ということにもなりかねません。

また、宗教や信条は世界的に信教の自由が認められているので、あえて話題に出すこともナンセンスでしょう。

②相手の国の歴史や文化を明らかに理解していない発言

2つ目は、相手の国の歴史や文化を明らかに理解していない発言です。先ほど私とリトアニア人の友人とのエピソードでも紹介しましたが、自分にとっては何気ない会話のひとつであったとしても、受け取る側にとってはとんでもない内容であることがありえます。

世界の歴史や文化を知らないことは、グローバルなコミュニケーションを取るうえで必要不可欠です。それと合わせて、日本の文化や魅力について語れる知識も大切でしょう。

私はカナダで生活している時に、「日本と言えば○○の桜がきれいだよね」と全く知らない地名を海外の方から言われて「そんな場所日本にあったんだ」と逆に教えてもらったことがありました。

グローバルなコミュニケーションで最も盛り上がる内容は、お互いの国の文化や魅力の違いを共有することです。その際に、日本についてほとんど話せないでは、自分の国に興味がない、教養のない人と思われかねません。

日本と世界、両方の理解がバランス良くあることで、海外の人との会話をより充実したものにすることができます。

③体型や顔形など容姿について

3つ目は、体型や顔形など容姿に関することです。日本人は海外の人の容姿に言及することが比較的多いですよね。「顔が小さい」「細い」「肌が白い」など日本人にとっては褒め言葉のつもりでも、海外では場合によっては全く逆の意味で捉えられることがあるので注意が必要です。

カナダで知り合った美容師から聞いた話なのですが、インド人にとって「頭が小さい」という言葉は「脳が小さい=ばか」という意味に捉えられます。なので、日本人が褒め言葉として使う「頭が小さいですね」という言葉は、インド人にとっては全く逆の侮辱の意味に受け取られるそうです。

異国の文化や感覚は日本人と大きく異なりますし、特に初対面の海外の人に対して容姿に関することを言うのは失礼にあたります。

④相手のジェンダーやセクシュアリティに関すること

4つ目は、相手のジェンダーやセクシュアリティに関することです。海外ではLGBTQの人たちの人権が日本以上に尊重され、差別的な言動は厳しく対処されます。

日本ではLGBTQへの理解がようやく認知されるようになった段階で、中には相手のジェンダーやセクシュアリティを批判したり、無神経な発言をする人もいます。

まだまだその点において、日本と世界のギャップは大きいです。そして、これは決して話してはいけないトピックというわけではありません。大切なのは、LGBTQに関する知識や理解といったものがどの程度あるかということです。

多様性を理解するという観点からも、批判や否定といったネガティブなリアクションではなく、ひとりの人としてコミュニケーションを取れることが大切です。

⑤年齢や血液型といった個人的な情報

5つ目は、年齢や血液型といった個人的な情報です。海外では年齢や血液型を聞くことはほとんどありません。日本では血液型占いや血液型で性格を判断するなど、血液型について話すことはごく一般的ですよね。

しかし、海外で血液型を聞くというのはもっと医療的なイメージを持つこと、とても違和感を与える質問でもあります。

私が日本人の友人とカナダ人の友人と話していた際に、たまたま血液型の話になりました。日本人の私たちは普通にやり取りをしていたのですが、カナダ人の友人は「なんで血液型が気になるの?献血でもして欲しいの?」と本当に驚かれたことがありました。

また年齢に関しても、日本ほど頻繁に聞くことはありません。仕事やプライベートでも、年齢でその人の価値や評価が変わることはほとんどありません。

もちろん、共通点を見つけたいとか相手のことをもっとよく知りたい、といった関係を深めるためのトピックとして年齢を聞くことはありますが、日本に比べると「年齢はただの数字」という感覚が浸透しています。

4、海外で一般的にアイスブレイクとして使われる5つのトピック

会話
海外の人とスマートにコミュニケーションを図るために役立つ、アイスブレイクトピックを5つ紹介します。

①天候や交通渋滞といった当たり障りのないこと

1つ目は、天候や交通渋滞といった当たり障りのない内容です。

こういったトピックは万国共通で、無難なアイスブレイクトピックとして使われています。お互いに共通した話題で、英会話の中でも比較的簡単で定型文を引用するだけで成り立つので、英語初心者からでもできるトピックです。

②持ち物や服装など相手のセンスを褒めるようなこと

2つ目は、持ち物や服装など相手のセンスを褒めるような話題です。先ほど気を付けるべきトピックで、容姿に関するトピックは避けた方がいいと紹介しましたが、容姿ではなく服装や髪型といったその人のセンスを褒めるようなことは積極的に口に出していきましょう。

これは日常的によく使われるトピックで、フレンドリーな海外の人たちは、スーパーのレジやバスで隣同士になった人に「あなたのバッグすてきね!」とか「その服とっても似合う!」と声を掛けます。

体型や顔形といった容姿に関する言葉は、かなりストレートすぎますし「なんでそこまで見ている?」と不快感を与えます。一方で、選んだ物を褒めることは、個人の持つセンスを認めることになるので、とても有効なアイスブレイクです。

③相手の国に行ったことがあれば、その国で経験したことや好きだった食べ物など

3つ目は、相手の国を訪れた経験があれば、その国での体験や好きだった食べ物など感想を述べるような内容です。共通の話題ができますし、あなたが相手の国に興味を持っているということもそこ伝わります。

そこからさらに相手が話を広げてくれるかもしれませんし、相手が日本に来た経験があれば、日本の印象や思い出といった部分も掘り下げることができますよね。日本人から見る日本と、海外の人から見える日本の違いを知るいい機会になるでしょう。

④スポーツや流行といった芸能関係

4つ目は、スポーツや流行などテレビや芸能関係です。特にシーズンで盛り上がるテニスやバスケ、野球といったスポーツは日本のニュースでも大きく取り上げられていますし、世界共通で楽しめるトピックです。

また、人気の映画や話題のドラマといった世界的に人気の流行作品や音楽についても、趣味が合えば盛り上がるでしょう。

ただ、たまに洋画のタイトルが日本語と英語で違うとか、俳優の名前のアクセントが違うということもあるので、先に英語出の表現を確認しておくと、日本語と英語の違いも知れるのでいいでしょう。

⑤今日の予定や仕事に関する内容

5つ目は、今日の予定や仕事に関する内容です。「この後の予定は?」程度の軽い話題です。

自分が相手に興味があることを示せますし、もし相手に時間があるようであれば食事に誘ったり、他の話をしたりするチャンスがあるかどうかも知ることもできます。

また、初対面の人によく聞くのが”What do you do?”直訳すると(あなたは何をする?)ですが、実はこれは相手の仕事や日常的にしていることなどについて尋ねる表現です。

初対面で、これからお互いのことを知っていく段階であれば、まず普段どんなことをしている人なのか知るのはとても大切ですよね。その後の人間関係やビジネスのつながりを継続していくためにも、会話に入れると話が広がるトピックでしょう。

5、まとめ

グローバルなシーンでコミュニケーションを取る際に大切なのが、英語力よりも異文化理解やグローバルスタンダードの感覚であることを紹介しました。

日本では常識とされているコミュニケーションの感覚も、海外とは違う部分が多々あります。

世界にはいろいろな人がいること、価値観や感覚が異なることなど、改めて多様性を理解し受け止めることが、海外の人とのコミュニケーションを成功させる大切な鍵になるでしょう。

グローバルエリートになるためにはどうしたらいいか。こちらもどうぞ。
グローバルエリート論#01 日本人の英語力の底上げより重要、かつ緊急に解決しなければならない問題

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