英会話勉強法ならマナビジン 英語勉強法ブログ イギリス英語の勉強法【3選】ゼロからわかる発音、単...

イギリス英語の勉強法【3選】ゼロからわかる発音、単語、学ぶ意義

皆さんは、「イギリス英語」と聞いてどんなイメージを持ちますか?

「そもそも、同じ英語なのにアメリカ英語とイギリス英語があるなんてどういうことだ?」という人もいれば、「堅苦しい」「聞き取りにくい」といった印象をお持ちの人もいらっしゃるかと思います。

いずれにせよ、イギリス英語に親しみやすさを感じている人よりは、「難しそう」というイメージを持ったり、なんとなく敬遠したりしている人の方が多いのではないでしょうか。

しかし、イギリス英語は実は難しいものではありません。

その特徴をしっかりととらえてしまえば、身構える必要はないのです。

今回は、そんなイギリス英語の攻略法を3つ紹介します。この記事で見ていくポイントをマスターすれば、きっとイギリス英語を楽しんで使えるようになるはずです。

イギリス英語って?

そもそも、「イギリス英語」とは何なのでしょうか。攻略法をご紹介する前に、簡単に見ていきたいと思います。

イギリス英語は、その名前からすぐに想像できるようにイギリス、そしてイギリスが植民地として支配していたことのある地域において使用されている、英語の1ジャンルです。

もちろん、一口に「イギリス英語」と言っても、使用される地域などよって様々な違いがあります。このことについては、後で「注意してほしいこと」の項目で詳しくご説明しますが、今回の記事では主に、一番標準的なイギリス英語とされている「クイーンズ・イングリッシュ」(BBCで使用されているような英語)を扱います。

ところで、イギリス英語の比較の対象としてよく挙げられるのが「アメリカ英語」です。

日本の学校で英語を学んできた人の多くは、イギリス英語よりもこちらに親しみがあり、「英語」と聞いて想像するのはアメリカ英語なのではないかと思います。

これは主に、日本で一般的に使われている英語教材がほとんどアメリカ英語を基準にして作られているからです。

近年、様々な地域の英語がフォーカスされる機会は昔より増えてきてはいるものの、これを読んでいる人の中には「イギリス英語を学ぶ機会はほぼなく、教科書でもコラムなどに少し取り上げられているだけだった」という人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなイギリス英語ですが、アメリカ英語に比べて学ぶ意義が少ないのかと問われれば、実は全くそんなことはありません。

イギリス英語を学ぶべき主な理由としては、以下のようなものがあります。
 

・優れた文学作品や映像作品、楽曲の中には、イギリス英語が用いられているものが多くある
・イギリス英語は、日本語話者にとってアメリカ英語よりも発音しやすい
・世界の様々な英語に関心を抱くきっかけになり得る

イギリス英語の学習は有意義であることがおわかりいただけたでしょうか。
イギリス英語はアメリカ英語とは異なる、と言うと難しく感じるかもしれませんが、基本的には同じ言語です。発想を変えれば、いくつかの「違う」ポイントさえ把握してしまえば、何も怖いことはないのです。

それでは、ここからは実際にイギリス英語の攻略方法を3つご紹介していきましょう。

イギリス英語の攻略方法を3つ

攻略法①単語の特徴を把握する

イギリス英語の単語の特徴

第一の攻略法は、イギリス英語に特有の単語の特徴を把握することです。

同じ「英語」ですので、アメリカ英語とイギリス英語において用いられる単語は基本的には同じです。しかしイギリス英語では、同じ物を表す時でも、アメリカ英語とは異なる単語を用いることがあります。実は、日常生活で頻繁に目にするような物の中にも、「少し語尾が違う」というレベルではなく「全く異なる」呼び方をされている者があるのです。

代表的な単語は限られているので、以下に5つピックアップしました。これを機会に覚えてしまいましょう。

イギリス英語特有の単語5つ

Trousers

まず1つ目は、カタカナで表すなら「トラウザーズ」と発音されるこの単語。意味は、アメリカ英語だと”pants”になるもの、つまり「ズボン」です。

“s”が語尾に付いており、単数形は”trouser”になりますが、これではズボンの片脚分ということになってしまいますので、必ず”trousers”と複数形で使うことに注意してください。

“trousers”の形で覚えるべきとはいえ、これは「複数形」であるということも忘れてはいけません。「ズボン1本」は、”a trousers”とは表せず、”a pair of trousers”となります。

Film

2つ目のこの単語は、目にしたことのある人も多いのではないでしょうか。発音は「フィルム」で、まずフィルムカメラのフィルムを思い浮かべる人もいるかもしれません。

もちろんその「フィルム」の意味も持っているのですが、イギリス英語特有の意味は「映画」です。アメリカ英語では映画は”movie”と表すので、「映画」を英語にするなら”movie”、と覚えられているかもしれませんね。

しかし、絵文字などで映画を表す際、いわゆる「フィルム」の絵文字を用いることがあるのではないでしょうか。このことと関連付ければ、イギリス英語では映画は”film”と表すことも覚えやすいはずです。

Lift

3つ目は「リフト」と発音するこちらの単語。スキー場の「リフト」を連想される人が多いのではないでしょうか。

この単語には、上記の「スキー場のリフト」も含め、「持ち上げる」という意味の動詞などかなりたくさんの意味・用法があります。

その中で、イギリス英語特有の意味は「エレベーター」です。

日本語になっている「エレベーター」はアメリカ英語の”elevator”をカタカナにしたものなので、「エレベーター」を英語にする際はまずこの単語が出てくる人がほとんどなのではないかと思います。

しかし、スキー場のリフトも、人を乗せて高いところと低いところを行き来するという点で私たちの思う「エレベーター」にかなり近いものと言えます。ここから、なんとか”lift”の「エレベーター」としての意味を覚えてみてください。

Flat

4つ目は、「フラット」と発音するこちらの単語です。「フラット」は、「フラットな姿勢」等、日本語でも形容詞的な意味でよく用いられる単語ですよね。

ところがイギリス英語に特有の意味は、アメリカ英語で表すと”apartment”、つまり「アパート・マンション」です。

一見、「フラットな」から「アパート」は連想しにくく感じられます。しかし、アパートの一室は一軒家とは異なり、基本的にはワンフロアの平らな構造、つまり「フラットな」構造であることに着目すれば、案外覚えやすいのではないでしょうか。

Autumn

最後の単語は、アメリカ英語では”fall”で表現される季節、「秋」です。読み方は「オータム」ですね。

この単語に関しては、教科書等で”fall”と並んで出てくることも多いため、すでに知っている人も多いと思います。

しかし、要注意なのはその綴りです。「オータム」というカタカナの記載からは思い出しにくいですが、最後が”mn”となっていることを忘れないようにしてください。

攻略法②発音の特徴を把握する

イギリス英語の発音の特徴

次の攻略方法は、イギリス英語の特徴的な発音について把握することです。

少しでもイギリス英語を耳にしたことがある人なら、「自分の知っている英語とは何かが違う」と感じたのではないかと思います。

その秘密は、イギリス英語の特徴的な発音にあります。

全体的な特徴としては、アメリカ英語に比べて口を動かさないことが挙げられます。これは、先ほど述べた「イギリス英語は、日本語話者にとってアメリカ英語よりも発音しやすい」ということの大きな理由です。

口を大きく動かさないこと以外にも、イギリス英語には代表的な特徴がいくつかあります。これらの特徴を把握して意識すれば、一気にイギリス英語を聞き取り、話せるようになりますので、集中して見ていきましょう。

イギリス英語特有の発音が出てくる語句2つ

ここでは、イギリス英語の発音の特徴が表れやすい語句2つを用いて説明します。

Can’t

1つ目は、皆さんもお馴染みの”can’t”です。「~できない」という意味の”cannot”の短縮系ですね。この”can’t”の読み方でわかるイギリス英語の発音の特徴は、”a”の読み方です。

アメリカ英語では”a”を発音する際、口を横に大きく(「エ」に近い形)開いて、「エ」と「ア」の間のような音にするため、”can’t”は「キャント」のように聞こえますよね。

しかしイギリス英語では、”a”を発音する際、口をあまり横には開きません。そのかわり、口の中に空洞を作るようなイメージで、「ア」に近い発音をします。その結果、”can’t”は「カント」のようになります。

Water

二つ目は、「水」を表す”water”です。この単語の読み方からわかるのは、アメリカ英語とイギリス英語における”r”と”t”の発音方法の違いです。

アメリカ英語では、”r”は舌を内側に巻くような形で、しっかりとした存在感を伴って発音します。また、”t”は語尾に来る際はあまりはっきりと発音されなかったり、後ろに母音が続く際は「ラ行」のように発音されたりすることが多いです。その結果、”water”は「ワーラー」のように発音されますよね。

一方、イギリス英語においては、”r”は舌を巻かずに発音し、語尾にある場合は特にあまり存在感がありません。また”t”については、しっかりと「タ行」のように発音します。

したがって、”water”は「ウォーター」のようになります。カタカナで”water”を表記した際の感じにかなり近いですね。

攻略法③作品から学ぶ

イギリス英語攻略法の3つ目は、イギリス英語が用いられている映像作品や楽曲を活用することです。

先述の通り、優れた映像作品や楽曲の中には、イギリス英語が用いられているものが多く存在します。そうしたものを意識的に選んで繰り返し鑑賞することで、楽しみながらイギリス英語にも親しむことができます。まさに一石二鳥の学習方法と言えるでしょう。

早速、映像作品からご紹介します。

映像作品から学ぶ

映像作品の鑑賞は、語学学習にとても適しています。レベルに合わせて日本語字幕、英語字幕、字幕なしを使い分けてみてください。

ハリー・ポッターシリーズ

1つ目の作品は、知らない人はほとんどいないのではないかと思われるこの大人気シリーズ。

両親を亡くしたイギリス人の少年が、11歳の誕生日に自分が魔法使いであることを知らされ、ホグワーツ魔法魔術学校へ入学します。その後かけがえのない仲間を得、様々な出来事を乗り越えながら大人になっていく物語です。

この作品の大きな特徴は、ほぼすべてのキャストがイギリス英語話者であること。言語だけでなく、文化的な側面でもイギリスらしさを非常に大切にしているシリーズです。

発音はもちろん、単語やイディオム等もイギリス英語に特徴的なものが多く出てきますので、ぜひじっくりと鑑賞してみてください。

ロード・オブ・ザ・リングシリーズ

二つ目にご紹介するのは、トールキンの「指輪物語」を原作としたこのシリーズ。

こちらも、原作者が英国の作家であり作品もイギリス英語で書かれていることから、作中ではイギリス英語が用いられています。

出演者の出身国やロケ地は様々ですが、よく聞いてみると発音もイギリス英語で統一されており、徹底的な世界観づくりへの思いが感じられます。

映画一作ごとの時間が比較的長く、内容も単純ではないことから、集中して観ると少し体力を使うかもしれません。適宜休憩を取りつつ鑑賞するのをお勧めします。

イギリス英語が学べるYouTube一覧に関しての記事もありますのでご覧ください。

楽曲から学ぶ

続いて、イギリス英語の学習に適した楽曲についてです。イギリス英語を用いた曲を提供しているグループを2つご紹介します。

映像作品も良いですが、楽曲であれば気になるところを気軽に聴き直したり、外出先や移動中でも歌詞を見ながら聴いたりすることができます。

ぜひお気に入りの一曲を見つけて、繰り返し鑑賞してみてください。

ビートルズ

1組目は、かの有名なビートルズ(The Beatles)です。


20世紀を代表する4人組のロックバンドで、出身地はイギリスのリヴァプール。解散から長い年月を経た今でも多くのファンを抱え、映像作品のモチーフになることもよくあります。

メンバー全員がイギリス出身であることからどの曲もイギリス英語で歌われていますし、有名な曲が数え切れないほどあります。歌詞も調べれば必ずヒットします。

「ビートルズのことは名前しかよく知らない」という人でも、とりあえずインターネットでビートルズを検索していくつか楽曲を再生してみて、気に入ったものを聴きこんでみてはいかがでしょうか。

“Hey Jude”等はテンポもゆっくりで英語が聞き取りやすいはずです。もしビートルズが気に入ったら、彼らをモチーフにした映像作品も鑑賞してみてください。

ワン・ダイレクション

次にご紹介するのは、2010年代に世界中で大きな人気を博したワン・ダイレクション(One Direction)です。先ほどのビートルズとは異なり、かなり最近のバンドですね。

彼らは、イギリスおよびアイルランド出身の4人組です。現在は活動を休止しているものの、多くの楽曲がリリースされておりミュージックビデオも豊富なので、動画サイト等で検索すればお気に入りの一曲、あるいは一本に出会えるのではないでしょうか。

楽曲はもちろん、個性あふれるバンドメンバーが非常に魅力的なので、お気に入りのメンバーを探してみるのも楽しみ方の一つかもしれません。

気になったメンバーがいたら、彼らの現在の様子について書かれた英語の記事を検索したりするのも英語学習に役立ちますね。

注意してほしいこと

ここで、イギリス英語の学習にあたって気に留めておいていただきたいことをお話しします。

「イギリス英語って?」の項目でも触れましたが、イギリス英語とはイギリスおよびイギリスの植民地だったことのある地域において使用されている、英語の1ジャンルです。

しかし一口にイギリス英語といっても、後者においては特に、現地にもともと根付いていた言語・文化的特徴が反映されており様々なバリエーションがあります。

もちろん、前者(現在の「イギリス」で話されているイギリス英語)においても、使用されている地域等によって色々と差があります。

これは、例えるなら「日本語」の中に「関西弁」、さらにその中に「大阪弁」があり、「大阪弁」の中にも地域や話す人の世代によって微妙な違いがあるのと同じようなことです。

ですから、今回ご紹介した特徴が当てはまらない「イギリス英語」も存在しています。

実際に、今回扱った「クイーンズ・イングリッシュ」も、最も標準的できれいなイギリス英語であるとしてBBCなどで用いられていますが、日常的にこの英語を使用しているのはイギリス国民のごく一部だと言われています。

自分の知識や思い込みにとらわれて目の前で使われている言葉そのものにきちんと目を向けられていないと、受け取るべき内容を受け取ることができなかったり、対話であれば相手に不快な思いをさせてしまったりすることもあり得ます。

どんな言語や方言についても言えることですが、「こうだ」と決めつけてかかるのではなく、「こんなパターンもあるのだな」という姿勢で言葉と真摯に向き合うことが大切です。

最後に

いかがだったでしょうか。

イギリス英語は魅力的であること、基本的な特徴さえマスターしてしまえば決して難しくないことがお分かりいただけたかと思います。

今回ご紹介した攻略法でイギリス英語をマスターし、その美しさ・面白さを存分に楽しんでみてくださいね。

マナビジン編集部
マナビジン編集部
マナビジン編集部チームでは「英語が伝わる楽しさをより多くの方へ」をモットーに英語学習や英語を使ったキャリアに関する情報発信を行っています。

引き続きお楽しみに!

オンライン英会話スターターキット

オンライン英会話フレーズ集130選

読むだけで、オンライン英会話の授業がスムーズになる本

プレゼント① 英語の文法用語集

授業で使う139の文法用語の一覧表

プレゼント② 授業で使える英会話フレーズ集

授業で実際に困ったときに使える130の質問集

    事前にプライバシーポリシーをお読み頂き、規約にご同意頂いた方のみご登録ください。 メールアドレスご登録後、当サイトからメルマガをお送りしますが、いつでも解除できます。

    返事を書く

    Please enter your comment!
    Please enter your name here