※月1回更新予定
コロナ禍で海外渡航が難しくなってしまいました。しかし2022年になり、ほとんどの国で条件付きではありますが留学が可能となっています。
具体的にどのような条件や課題があり、何をクリアすれば今後再び安心して海外留学ができるようになるのでしょうか。
大きく5つのポイントに分けて解説したいと思います。
※この記事の情報は、2022年4月30日時点です。最新情報はリンク先にてご確認ください。

対象国は「オーストラリア、カナダ、フィリピン、マレーシア、アメリカ、ニュージーランド、マルタ、イギリス、アイルランド、ドバイ、南アフリカ」。できるだけ費用を抑えて留学したい方は、今すぐチェック!
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コロナ後に海外留学が再開するまでの5つのポイント
①外務省の海外安全情報
外務省の海外安全情報は、海外渡航や滞在の際にまず参考にするべき重要な情報です。
「危険情報」と「感染症危険情報」の2つからなり、各国が危険度に応じて1から4のレベルに分けられています。JTBをはじめとする多くの大手旅行会社でも海外旅行ツアーの中止基準としており、レベル3以上で原則ツアーは中止となります。
感染症危険情報は、その国の感染症の流行状況や医療体制などを総合的に判断したものです。現在はほとんどの留学先はレベル2以上に指定されています。
・レベル1:十分注意してください。
・レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
・レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
・レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
文部科学省でも留学を予定・考えていた人に対して、「感染症危険情報レベル3の国・地域への留学は取り止めるとともに、レベル2の国・地域についても、感染の拡大の可能性や現地の状況が悪化する可能性も十分に考慮し、留学の是非又はその延期について改めてご検討ください。」と呼びかけてをしています。
参考)留学中・留学予定の日本人学生の皆さんへ(2021年6月15日更新)
大学生の方は、旅行も含めレベル2以上の国への渡航は延期を検討するようにすでに大学から通知を受けた方が多いと思います。
詳細はこちら
→外務省海外安全ホームページ
②留学先の国への入国規制
各国の入国制限により、留学目的で入国可能な国とできない国があります。ワクチン接種を義務付けている国も多いです。
また入国は可能であっても、入国後の隔離と事前の陰性証明書が必要な国もあります。
現在オミクロン株の感染拡大により、各国規制の強化を実施しています。日々更新されていますので、最新情報は現地政府や大使館発表の情報などをご確認ください。
③留学先の国の街中の規制
日本では緊急事態宣言中には様々な自粛要請が行われていましたが、海外では日常生活に厳しい規制を行なっている国があります。語学学校の対面授業が禁止されている国もあります。
オミクロン株の感染拡大に伴い、再び規制の強化やロックダウンを行っている国があります。ロックダウンの場合には、外出禁止措置を含めた非常に厳しい規制がとられます。また日本と異なるのは、「要請」ではなく「罰則や逮捕の対象」となる国が多いという点です。
④フライトの運休・減便
コロナ禍で定期便の運航本数は大幅な減便、すでに運航中止を決定した路線もあります。成田と羽田路線は比較的維持していますが、その他の空港の国際線は大幅な減便となっています。
国際線需要の低迷もありますが、国土交通省が1日の日本入国者数に約10,000人という上限を設けています。この人数制限の影響で、外資系エアラインでは日本到着便を予約後に座席がキャンセルされるという事態も起きているようです。
⑤日本帰国時の検疫
日本帰国時には、下記の検疫が実施されます。滞在先の国に関わらず、全ての国からの帰国が対象です。
・検査証明書の提出(出国72時間以内に受けた新型コロナウイルスに関する検査の陰性証明書)
・誓約書の提出(入国後に指定期間は自宅等での待機、公共交通機関の不使用、保健所からの連絡に応じる等に関する誓約書)
・検疫所が確保する宿泊施設での待機・誓約書の提出
・スマートフォンの携行、必要なアプリの登録
・滞在先の国・地域のリスクに応じて、日本入国後に施設隔離
2022年3月から緩和され、ワクチン3回接種者は日本帰国時の隔離が原則不要となります。また、隔離期間中であっても検査後24時間以内は自宅までの最短距離での移動に限り、公共交通機関の利用が認められます。
一部地域からの帰国の場合、ワクチン3回接種者以外は施設隔離が課される場合があります。
詳細はこちら
→厚生労働省|水際対策に係る新たな措置について
コロナ禍での海外留学先の現状
2022年4月30日時点、各国の留学再開の現状を表にまとめました。
留学ができる国もありますが、隔離期間や事前の陰性証明書の取得が必要であり、外務省からは渡航中止勧告が出ています。実際に留学されるかについては、色々な情報を検討した上で判断をしてください。
留学できるか | ①外務省の情報 | ②入国規制 | ③街中の規制 | ④フライト | ⑤日本帰国時 | |
---|---|---|---|---|---|---|
フィリピン | ○ | レベル2 | ○ 陰性+ワクチン証明書 | ○ ほぼなし | △ 減便多い | △ 自主隔離 |
アメリカ | ○ | レベル2 | ○ ワクチン接種者のみ | ○ ほぼなし | △ 減便 | △ 自主隔離 |
イギリス | ○ | レベル2 | ○ なし | ○ なし | △ 減便 | △ 自主隔離 |
カナダ | ○ | レベル2 | ○ ワクチン接種者のみ | ○ ほぼなし | △ 減便 | △ 自主隔離 |
オーストラリア | ○ | レベル2 | △ 一部州に限る | △ 一部あり | △ 運休・減便 | △ 自主隔離 |
マルタ | ○ | レベル2 | △ ワクチン証明書 | △ 一部あり | – 直行便なし | △ 自主隔離 |
アイルランド | ○ | レベル2 | ○ なし | ○ ほぼなし | – 直行便なし | △ 自主隔離 |
ドイツ | ○ | レベル2 | ○ 陰性+ワクチン証明書 | ○ ほぼなし | △ 運休・減便 | △ 自主隔離 |
※入国可・不可については、日本国籍者が留学を目的として日本から入国する場合です。
※ワクチン3回接種者は、日本帰国時の隔離が不要の場合があります。
フィリピン(セブ島)
2月10日よりフィリピンへの留学は可能です。
フィリピンの留学エージェント情報はこちらの記事をご覧ください。
→【本当に信頼出来る】フィリピンセブ島留学エージェントまとめ(2022年版)
①外務省の海外安全情報
フィリピンは、レベル2に指定されています。
「レベル2:不要不急の渡航はやめてください。」
特定の感染症に関し、その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。
②フィリピンへの入国規制
■留学生は入国可能?
原則ワクチン接種者に限り、留学目的での入国が可能です。また、2回目の接種から14日間経過している必要があります。
■入国時の検疫
・ワクチン接種をした方
出発前72時間以内に実施したRT-PCR検査の陰性証明書、または48時間以内の抗原検査を提出し、次の隔離措置を受けることが求められています。
入国後7日間は自主監視期間となります。監視であり隔離の必要はありませんが、もしも症状があった場合には地方自治体に報告する義務があります。
また入国にあたり、35,000米ドル以上の旅行保険、6ヶ月以上の有効期限のあるパスポートなどが必要です。
③フィリピンの街中の規制
フィリピン全土で防疫措置が実施されています。地域によって防疫措置の内容は異なり1ヶ月に1度、または半月に1度見直しがあります。防疫措置に違反した場合には、罰則、罰金、逮捕の対象となります。
■セブ島での防疫措置の例
・外出時のマスク着用義務
・店内飲食、美容院などほとんどの店内サービスはワクチン接種者のみ
詳細はこちら
→在フィリピン日本国大使館
④フライトの運休・減便
コロナ以前は成田から1日3便、関空から1日1便、名古屋から週に4便の直行便がありましたが、現在は大幅に減便しています。
また運休や変更も多いため、注意が必要です。
詳細はこちら
→航空路線・時刻表(Fly Team)
⑤日本帰国時の検疫
・誓約書の提出
・3日間の自主隔離(ワクチン3回接種者は免除)
・陰性証明書の提出
アメリカ
アメリカへの留学は可能です。
アメリカの留学エージェント情報はこちらの記事をご覧ください。
→アメリカ留学エージェント【30選】人気都市ランキング(語学留学メイン)
→【まとめ】ハワイ留学エージェント10選とハワイ留学メリット・デメリット
①外務省の海外安全情報
アメリカは、レベル2に指定されています。
「レベル2:不要不急の渡航はやめてください。」
特定の感染症に関し、その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。
② アメリカへの入国規制
■留学生は入国可能?
留学目的での入国は可能です。
2021年11月8日より、ワクチン接種が完了していない外国人は入国が認められなくなりました。
■入国時の検疫
・フライト3日以内に取得した新型コロナウイルス検査の陰性証明書が必要
・入国後3~5日以内に検査を受ける(陽性結果が出た場合は自主隔離)
・COVID-19の症状を自己観察する(症状が出た場合は自主隔離および検査)
・州および地域(州政府、地方政府)の推奨事項または要件に従う
詳細はこちら
→新型コロナウイルス関連情報(在アメリカ合衆国日本大使館)
③アメリカの街中の規制
アメリカの語学学校は留学生を受けいれており、対面授業も行なっています。
規制は州ごとに規制が異なります。
ニューヨークほとんどの州でマスク以外の規制が解除されています。ニューヨーク市では2021年9月13日から屋内の飲食店やスポーツジム、映画館、劇場、美術館などでは12歳以上の利用者を対象にワクチン接種の証明書の提示が義務づけられます。(日本のワクチン接種証明書が認められるか現時点では不明です)
詳細はこちら
→在アメリカ合衆国日本大使館
④フライトの運休・減便
アメリカ行きのフライトは、他の国と比べて運航本数が多いですが、コロナ以前からは減便しています。
詳細はこちら
→航空路線・時刻表(Fly Team)
⑤日本帰国時の検疫
・誓約書の提出
・3日間の自主隔離(ワクチン3回接種者は免除)
・陰性証明書の提出
イギリス
イギリスへの留学は可能です。
イギリスの留学エージェント情報はこちらの記事をご覧ください。
→【まとめ】イギリス留学エージェント20選&人気都市ランキング
①外務省の海外安全情報
イギリスは、レベル2に指定されています。
「レベル2:不要不急の渡航はやめてください。」
特定の感染症に関し、その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。
② イギリスへの入国規制
■留学生は入国可能?
留学目的での入国は可能です。
■入国時の検疫
なし
詳細はこちら
→在英国日本大使館
③ イギリスの街中の規制
特になし
詳細はこちら
→在英国日本大使館
④フライトの運休・減便
成田と羽田発ロンドン行きは、減便はしていますが運航本数は多いです。
詳細はこちら
→航空路線・時刻表(Fly Team)
⑤日本帰国時の検疫
・誓約書の提出
・3日間の自主隔離(ワクチン3回接種者は免除)
・陰性証明書の提出
カナダ
カナダへの留学は可能です。
カナダの留学エージェント情報はこちらの記事をご覧ください。
→【まとめ】カナダ留学エージェント29選&人気都市ランキング
①外務省の海外安全情報
カナダは、レベル2に指定されています。
「レベル2:不要不急の渡航はやめてください。」
特定の感染症に関し、その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。
②カナダへの入国規制
■留学生は入国可能?
2021年9月7日から、ワクチン接種済みの方に限りeTA(電子渡航認証)での渡航が可能となりました。6ヶ月以下の留学が可能となり、観光目的での渡航でも入国が可能です。
■入国時の検疫
・ワクチン接種を完了した外国人は入国可能。(ワクチン接種を完了していない外国人は不要不急の入国不可 )
・ファイザー、モデルナ、アストラゼネカを2回、J&Jを1回接種後14日以上経過していること。
・どの国で受けた接種でも可能だが、英語かフランス語の接種証明書、または接種証明書の英語かフランス語への認定された翻訳が必要。
・搭乗前72時間以内に新型コロナウイルス検査を受けた陰性証明を航空会社に提示する必要がある。
詳細はこちら
→在カナダ日本大使館
③カナダの街中の規制
カナダの規制は州によって異なりますが、マスク装着義務または推奨、飲食店の収容人数制限や夜間営業禁止、大規模イベントの禁止などで、日常生活の上で大きな支障が出るような制限はありません。
詳細はこちら
→在カナダ日本大使館
④フライトの運休・減便
カナダ行きのフライトは、コロナ以前からは減便しています。
バンクーバー行きのフライトは多いですが、モントリオール行きは現在運休しています。
詳細はこちら
→航空路線・時刻表(Fly Team)
⑤日本帰国時の検疫
・誓約書の提出
・3日間の自主隔離(ワクチン3回接種者は免除)
・陰性証明書の提出
オーストラリア
オーストラリアへの留学は可能です。(一部の州に限る)
現在可能な州は、首都特別地域、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州です。
オーストラリアの留学エージェント情報はこちらの記事をご覧ください。
→【まとめ】オーストラリア留学エージェント32選&人気都市ランキング
①外務省の海外安全情報
オーストラリアは、レベル2に指定されています。
「レベル2:不要不急の渡航はやめてください。」
特定の感染症に関し、その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。
②オーストラリアへの入国規制
■留学生は入国可能?
入国可能です。
■入国時の検疫
オーストラリアへの入国時の検疫については州により異なりますので、詳しくは日本大使館等の情報または在日オーストラリア大使館の情報をご確認ください。
詳細はこちら
→在オーストラリア日本大使館
③オーストラリアの街中の規制
2021年10月までシドニーはじめ主要4都市でロックダウンを行なっていましたが、現在は解除されました。
詳細はこちら
→在オーストラリア日本大使館
④フライトの運休・減便
オーストラリア行きのフライトは、コロナ以前からは減便しています。
パース行きは運休、シドニーとメルボルン行きは減便していますが運航しています。
詳細はこちら
→航空路線・時刻表(Fly Team)
⑤日本帰国時の検疫
・誓約書の提出
・3日間の自主隔離(ワクチン3回接種者は免除)
・陰性証明書の提出
マルタ
マルタへの留学は可能です。
マルタの留学エージェント情報はこちらの記事をご覧ください。
→【まとめ】マルタ留学エージェント11選とマルタ留学メリット・デメリット
①外務省の海外安全情報
マルタは、レベル2に指定されています。
「レベル2:不要不急の渡航はやめてください。」
特定の感染症に関し、その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。
②マルタへの入国規制
■留学生は入国可能?
入国可能です。
■入国時の検疫
<ワクチン未接種者>
・入国後は14日間は、政府指定のホテルで隔離が義務付けられます。(1泊100ユーロ、計1,400ユーロ)
・マルタ到着前72時間以内に受検したPCR検査の陰性証明が必要。
<ワクチン接種者>
・入国時の14日隔離は不要。
詳細はこちら
→在マルタ日本大使館
③マルタの街中の規制
街中の規制はほとんどありません。
ワクチン非接種者は、対面授業ではなく、オンライン授業となります。
詳細はこちら
→在マルタ日本大使館
④フライトの運休・減便
コロナ以前から日本からマルタへの直行便はないため、ヨーロッパの主要都市または中東での乗り換えが必要です。
特に日本からヨーロッパ、中東へは減便しています。
詳細はこちら
→航空路線・時刻表(Fly Team)
⑤日本帰国時の検疫
・誓約書の提出
・3日間の自主隔離(ワクチン3回接種者は免除)
・陰性証明書の提出
アイルランド
アイルランドへの留学は可能です。
アイルランドの留学エージェント情報はこちらの記事をご覧ください。
→【まとめ】アイルランド留学のメリット・デメリットとおすすめエージェント20選
①外務省の海外安全情報
アイルランドは、レベル2に指定されています。
「レベル2:不要不急の渡航はやめてください。」
特定の感染症に関し、その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。
②アイルランドへの入国規制
■留学生は入国可能?
入国可能です。
■入国時の検疫
なし
詳細はこちら
→在アイルランド日本大使館
③アイルランドの街中の規制
特になし
詳細はこちら
→在アイルランド日本大使館
④フライトの運休・減便
コロナ以前から日本からアイルランドへの直行便はないため、ヨーロッパの主要都市での乗り換えが必要です。
特に日本からヨーロッパへは減便が多いです。
詳細はこちら
→航空路線・時刻表(Fly Team)
⑤日本帰国時の検疫
・誓約書の提出
・7日間の自主隔離
・陰性証明書の提出
ドイツ
ドイツへの留学は可能です。
①外務省の海外安全情報
ドイツは、レベル2に指定されています。
「レベル2:不要不急の渡航はやめてください。」
特定の感染症に関し、その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。
②ドイツへの入国規制
■留学生は入国可能?
入国可能です。
■入国時の検疫
・陰性証明書、ワクチン接種証明書、回復証明書のいずれかを提示する義務がある。(12歳以上)
・抗原検査の場合は、入国前48時間以内に実施したコロナ検査の陰性証明書、PCR検査の場合は、入国前72時間以内に実施したコロナ検査の陰性証明書も認められる。
・ワクチン接種証明書または回復証明書の所持者は、入国時に必要な陰性証明書が免除(「ウイルスの変異株が蔓延しているリスク地域」からの入国に際しては、陰性証明書が必要)
・コロナ検査の陰性証明書、ワクチン接種証明書、回復証明書のいずれかを所持している場合、入国後の隔離義務の早期終了可能(「ウイルスの変異株が蔓延しているリスク地域」からの入国は、14日間の隔離)
詳細はこちら
→在ドイツ日本大使館
③ドイツの街中の規制
ドイツでは過去7日間の人口10万人あたりの新規感染者数が3日連続で100を超えた市郡に対して、その2日後から規制をかけること、またその内容が明確に決まっています。ただし、現在この対象地域はありません。
さらに州ごとの規制もあり、大規模集会などは禁止されています。
ドイツではも外出時のマスク装着が義務化されていますが、医療用マスクに限定されています。
詳細はこちら
→在ドイツ日本大使館
④フライトの運休・減便
ドイツへの直行便は、成田と羽田からフランクフルト行きが、減便はされてますが運航しています。
その他関空とセントレア発、またデュッセルドルフとミュンヘン行きは全て運休しています。
詳細はこちら
→航空路線・時刻表(Fly Team)
⑤日本帰国時の検疫
・誓約書の提出
・3日間の自主隔離(ワクチン3回接種者は免除)
・陰性証明書の提出
よくある質問
申込後に学校かエージェントが倒産してしまったらどうなる?
このコロナ禍ですでに多くの語学学校や留学エージェントが閉校、倒産しています。
留学生の立場からすれば、「高額の留学費を留学前に振り込んで大丈夫なの?」という疑問は当然だと思います。
確かに聞きにくい質問だとは思います。しかし、実際にこのコロナ禍で多くの学校やエージェントがすでにことを考えれば、万が一閉校や倒産してしまった場合の対応は申し込み前に確認するべきでしょう。
語学学校の場合は国によっても異なります。カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどでは語学学校の団体組織があり、その加入校であれば倒産時に他校への転校を補償してくれるシステムがあります。
留学エージェントは、その留学エージェント次第です。留学エージェントがすでに学校に送金済みあれば、仮にその後に留学エージェントが倒産してしまっても入学は可能と考えられます。しかし留学エージェントが学校への送金を完了していない場合には、入学は難しいでしょう。
学校への送金にかかる期間を明確にしている留学エージェントもありますので、詳しくはお問い合わせ時に聞いてみてください。
申込後にコロナで渡航が難しくなったらキャンセル・返金は?
学校やエージェント次第ですので、申し込み前に必ず確認してもらいたいポイントです。
「コロナで渡航が難しくなった」と言っても、色々なパターンがあります。
・留学先の国への入国許可がおりない
・留学先の国がロックダウンとなった
・日本から留学先の国へのフライトがなくなった。または減便で入学日に合わない。
など
キャンセルではなく入学時期の変更という対応や、返金であっても全額または一部など様々な対応があります。事前にしっかりと説明してくれる学校やエージェントを選びましょう。
留学中にロックダウンしたらどうなる?
ロックダウンの内容によりますが、学校で授業を受けることが難しいとこともありうるかもしれません。
返金・キャンセル規定は学校やエージェント次第ですので、申し込み前に必ず確認してください。
もしも留学中にコロナにかかってしまったら?
万が一コロナにかかったとしても、現地で治療は受けることができます。現地の詳しい医療状況が心配であれば、学校に相談してみても良いと思います。
1点注意していただきたいのが、病院がコロナ対策を実施していることによりコロナ前と比べて医療費が高額なケースが多いです。新型コロナウイルス以外で病院にかかる場合もです。欧米ならもちろんのこと、フィリピンであってもクレジットカード保険の補償額ではまかないきれないケースがあるため、海外旅行保険は十分な補償金額で加入することをおすすめします。
今後注意したいこと
一般に広く言われていることではありますが、あくまで予測ですのでその点はご了承ください。
コロナ前の学校情報や街の情報は当てにならないかも
コロナウイルスが広まり出したのが2020年3月ごろ、すでに2年近く経過しました。
既存の講師やスタッフは退職し、人員を大幅に減らしている学校は多いです。学校施設や宿泊施設も規模を縮小していたり、オンライン向けに校舎を改修した学校もあります。
留学といえば、学校以外の街中での生活も勉強であり醍醐味ですが、治安の悪化やどの国でもレストラン、ショップの閉店は相次いでいます。
コロナ禍でもHPで最新情報を発信し続けている学校や留学エージェントもありますが、この1年半で多くのことが変わったので情報の更新が追いついていないことが多いです。重要なことであれば学校や留学エージェントに直接確認することをおすすめします。
ワクチン接種済みでないと入国できない
世界中でワクチン接種が進んだことにより、ワクチン接種済みが入国の条件国が増えています。すでにカナダやアメリカ、フィリピンでは始まっています。ワクチン接種者のみ入国が可能です。
生活の上でも、ワクチン接種者と未接種者では異なる対応の国が増えています。アメリカではワクチン接種者は屋外でマスクを着けなくても良い州が増えていますし、ニューヨークではワクチン未接種者は飲食店やジムなどが利用できなくなりました。
フィリピンでは、セブ市ではワクチン未接種は店内飲食、美容院、誕生日パーティーなどの人が集まる集会に参加できません。マニラ首都圏では、食料品・薬購入と病院以外の目的では外出が認められず、公共交通機関の利用はできなくなりました。
日本のワクチン接種証明書は、世界中で使えるの?
2021年7月26日から、ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)の交付申請がスタートしました。このワクチン接種証明書は、海外入国時の条件または防疫緩和を目的として発行されるものです。
海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明により入国時において防疫措置の免除又は緩和を受けることが可能な国・地域を示すものであり、一部の国・地域において公共施設、レストラン等への立入りに際して同証明が使用可能であることを保証するものではありません。
日本外務省
注意が必要なのは、用途が入国目的という点です。留学先の国で日常生活上ワクチン接種証明書の提示が必要な場合、この日本のワクチン接種証明書が認められるかどうか現時点で分かっていません。
留学先の国内で正式に認められるかどうかは、その国の政府や地方自治体の判断となります。
→海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧(11月19日現在)
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まとめ
人気留学先の現状と、留学再開までのポイントをご紹介しました。
隔離期間と陰性証明書の取得をクリアすれば、現在でも留学できる国はあります。
留学エージェント176社総まとめはこちら。留学エージェントの仕組みから、カウンセリングの受け方、優良留学エージェント探しのポイント、そしておすすめの留学エージェントをご紹介しています。
コロナ禍でもできるオンライン留学はこちら
→オンライン留学おすすめ校一覧表【2022年】国内留学・海外研修対応