2023年6月2日 金曜日
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中学生・高校生の夏休み短期留学おすすめ国【5選】

私は、効率的な英語学習について発信している、現在23歳のバビと申します。

学生時代に、イギリスに1年間留学をしていました。
高校生の頃からDMMオンライン英会話で生徒として学習し、留学から帰国後、同英会話の講師として約2年間、英語を教えた経験があります。

そんな私も中学3年生の夏に、自治体が提供している海外派遣制度を利用してオーストラリアのシドニーに2週間ほど短期留学をし、現地の学校訪問とホームステイ、オーストラリアの文化体験などを行いました。

それら全てはとても刺激的でかけがえのない体験でした。

今回の記事では、中学生、高校生が留学するメリットや注意点、おすすめの国ついてご紹介していきたいと思います。

短期留学に行こうか迷っている方どこの国に行けば充実した留学生活を送ることができるかわからないという方にとって役に立つ記事ですので、ぜひ読んでいただければと思います!

中学生、高校生が夏休み留学するメリット5選

コロナウイルスによる入国・出国の規制が緩和され、以前よりも海外への留学を考えている人も少なくないのではないでしょうか。

最近では、若いうちから様々な経験を積み、将来の選択肢を増やしていくという観点から大学生や社会人だけでなく、中学生や高校生の留学も注目されております。
では具体的にどんな留学メリットがあるかといえば、以下の5点です。

① 英語学習のモチベーション向上

やはり受験や定期試験のためだけに学習する英語は「暗記」が重要視されているため、現地で話されるような実践的な英語を身につけることはとても難しいです。

また、これらの暗記が中心になるので、定期的に行われる試験のみでは、英語学習のモチベーションを維持することはとても難しいです。

言い換えますと、普段、学校の定期試験でいい点をとるという目的のために、英語の文法やボキャブラリーを学習している中学生、高校生にとって、海外留学の経験は英語学習のモチベーションを向上させるきっかけになります。

私自身も、暗記学習が中心であった当時の英語学習に少し飽きていたため、実践的な英語を使うことができる留学経験はとても刺激的でした。

同時に、短期留学中のホームステイ時にホストファミリーと上手くコミュニケーションを取ることができずとても悔しい思いをしたので、この時自分の拙い英語に磨きをかけようと決意をしました。

短期留学が英語学習に対するモチベーション維持/向上のきっかけとなりました。

※仮に中学生、高校生の時に留学に行けなくとも、海外旅行などで海外の雰囲気や生活環境に触れることはとても重要だと考えます。
その中で新たな発見や学びがあれば、それは留学と同等またはそれ以上かもしれません。

② 滞在期間が長い

多くの中学生や高校生にとって、冬休みや春休みよりも夏休みが1番長い休暇期間だと思います。

そのため、最短2週間、最長1ヶ月ほどの短期留学のプランを考えることができます。

やはり現地での滞在期間が長ければ長いほどより多くのものに触れ、体験することができます。滞在中に留学先の他の都市やあまり知られていない場所に行くこともとても刺激的な経験です。

短期留学の場合、滞在期間は長くても1ヶ月なので、長期留学とは異なり、長期留学と比べてもコストや精神的負担が少ないこともメリットです。

③ 提供しているプログラムが多い

特に夏休みは他の季節と比べると留学プログラムがたくさん提供されています。

日本だけでなく、他の国々も夏は長期の休暇があるので、多種多様なプログラムが提供されています。

語学留学ホームステイのプログラムはもちろん、海外で就労体験をすることができるプログラムまで幅広く、その中から自分の留学目的や現地でやってみたいことと照らし合わせて、プログラムを選ぶことができます。

④ 留学生との交流

留学先では、様々な国々の人と交流する機会が設けられることがあります。

英語でのコミュニケーションが必要になるのはもちろん、多国籍の方々と文化的交流ができることは大きなメリットです。

もちろん日本にいても外国人と交流することはできますが、「留学先で英語学習をする」という同じ目的を持っている留学生同士であれば、より深い交流をすることができるのではないでしょうか。

他の国に友達がいるということは、その国に興味を持つきっかけにもなりますし、その国に旅行に行ったり、その友達が日本に観光に来てくれることもあります。

これだけでも自分の視野を大きく広げてくれる貴重な経験ではないでしょうか。

⑤ 自立できる

これは夏休みに限ったことではありませんが、中学生、高校生が自分の実家を離れ、海外で一定期間生活をすることはとても貴重な経験になります。

全く知らない土地で、外国人とコミュニケーションを取りながら生活をすることは、自分の精神的成長にも繋がる貴重な機会です。

集団で行動することもあれば、時には個人で行動することもあるかもしれません。

留学に行く際の注意点

前章では、留学のメリットについてご紹介しましたが、留学生活を充実したものにするためには、気をつけなければいけないこともあります。

本章では、私の個人的な経験も踏まえながら、海外留学で注意すべきことをご紹介していきたいと思います。

① 日本人のコミュニティで過ごす

留学に行くと、多くの場所にて日本人のコミュニティを見つけることができると思います。

全く知らない土地で異なった言語を使いながら生活をすることは、ストレスの溜まることでもあるので、現地で日本の人とコミュニケーションをとることは日々の生活の不満や悩みを解決するためにとても重要です。

しかし、日本人のコミュニティばかりで留学生活を送ってしまえばそれは実質「日本で英語を勉強している」状態と同じになってしまいます。

そのため、語学はもちろん、文化交流など様々な経験をするために留学にきていることを忘れずに、現地の人との交流の機会をたくさん作ると、充実した留学生活を送ることができると思います。

② 全て周りに合わせない

日本にいると同調圧力が強いので、周りに合わせることが美徳だと捉えられますが、海外(特に欧米諸国)では、自己主張や自分の意見を持っている人がとても多く、「周りに合わせるべき」という風潮はあまりありません

例えば、ホームステイをしているときは、ホストファミリーとなるべく多くの時間を過ごすべきですが、一日中ホストファミリーと一緒にいることはストレスになるかもしれません。そのような場合は、「少し自分の時間が欲しい」といった風に言ってみるとよいでしょう。

海外にいると余計に「No」と断ることが難しくなりがちですが、全て「Yes」という必要はなく、疲れていたら休息をとるようにしましょう。

夏休みの留学おすすめの国5選

ここまでは、中学生、高校生が短期留学に行くメリットやその際の注意点について、ご紹介しました。

しかし、留学のメリットは理解しているが、「実際にどの国に留学したら良いかわからない」という人も多いと思います。

本章では、私が留学をおすすめする英語圏の国々を5つご紹介したいと思います。

① フィリピン

フィリピンへの短期留学は中学生や高校生の留学にとても人気の国です。

その理由としては、フィリピンにおける日本人受け入れ校には多くの日本人が常駐しているため、中学生や高校生への生活面のサポートが充実していることが挙げられます。

また、親子で一緒に参加できる「親子留学」やジュニアキャンプなど、多種多様なプログラムから留学のプランを選択することができます。

発展途上国なので、行く場所によっては治安がよくないケースも考えられますが、現地の語学学校のセキュリティ面は強化されているとともに、生徒は基本的に夜の外出は控えることを推奨されているため、大きな心配はありません。

また、フィリピンならではの特徴ですが、フィリピンは海に囲まれた国ですので、週末に海でのアクティビティを体験できたり、他にもボランティア活動を行うこともできますので、語学能力向上に留まらないたくさんのメリットがあります。

② アメリカ

アメリカは日本人にとってファッションや音楽、食べ物など、とても馴染みのある国であり、中学生、高校生の短期留学先としても人気です。

中学校や高校で学ぶ英語はアメリカ英語が中心のため、アメリカへの短期留学は学校での英語学習の延長であるということもできます。

また、アメリカはアジア系、アフリカ系、ヒスパニック系など多様な人種が住む国なので、日本とは異なった環境・文化に触れることができるというメリットがあります。

さらに、アメリカには従来から多くの留学プログラムがあるため、語学留学のプログラムはもちろん、応募者のニーズに合わせたホームステイの体験もすることができます。

③ オーストラリア

オーストラリアは南半球に位置するので、日本の夏に出発する場合、現地は冬ですが、日本ほど冷え込むことはないので、快適に過ごすことができます。

また治安もとても良い国です。

オーストラリアの留学プログラムは、語学学習とホームステイが組み合わさっているものが多いです。

このような場合、現地の学校で英語を学習し、その後の滞在先は寮ではなくホームステイになります。

ホームステイ先はランダムに割り当てられることもありますが、全ての受け入れ先は厳しい基準を通過しておりますので、特に大きな心配はありません。

私は中学3年生の時、シドニーでホームステイを体験しましたが、私の拙い英語も真剣に聞いてくださるとても優しいホストファミリーでした。

留学先もシドニーだけでなく、メルボルンやアデレードなど幅広い都市から選択することができるので、その都市の気候や環境の特徴を踏まえて、決めてもらえればと思います。

④ カナダ

カナダでは一般的に半年や1年などの長期的な留学プログラムが提供されていますが、「サマープログラム」という世界中の留学生が参加する短期語学留学プログラムもあります。

多くの場合、平日は午前にレッスンを行い、午後はアクティビティやイベントに参加することが多く、英語学習を飽きずに継続できるプログラムが魅力的です。

一般的にカナダ人の英語はとても聞き取りやすく発音が綺麗であると言われており、リスニング能力が十分でない中学生、高校生にとっては英語学習のハードルを少し下げることができるのではないでしょうか。

また、カナダの各都市(バンクーバーやトロント、オンタリオなど)はとても治安がよく、日本人も多いので、生活環境はとても良好だと思います。

⑤ イギリス

最後にご紹介するのは英語の本場、イギリスです。

英語発祥の地ということもあり、イギリスにおける英語教育はとても充実しています。

語学学校はもちろん、ボーディングスクールと呼ばれる寮生の私立学校などで英語を修学することができます。

特にロンドンやマンチェスターなどの国際的都市では、各国から集まる留学生と交流する機会が多く、異文化交流を体験することもできます。

滞在先はイギリス人の家庭にてホームステイで生活をすることが多いようですが、ボーディングスクールで学ぶ場合は、寮で生活をすることになります。

FAQ

前章では、夏休みの短期留学におすすめの国をご紹介しました。

ただ、特に留学が初めてという人にとっては、留学前の不安や疑問は尽きないと思います。

本章では、私が留学前に抱えていた不安とその対処法、留学経験を通して学んだことについてご紹介していきたいと思います。

大学生の方が時間があるから大学に入学してから留学してもいいのではないか。
確かに大学生の方が自分の時間を自由に確保することができますし、留学先や留学期間も多くの選択肢から選ぶことができます。そのため、中学生や高校生の時に留学に行けずに、大学生の長期休暇を活用して短期留学にいく人も少なくありません。

しかし、中学生の時に短期留学に行った経験を踏まえ申し上げると、中学生や高校生の時に留学に行き刺激的な体験をすると、海外に対する興味が湧き、その先の将来の選択肢や学習意欲にポジティブな影響をもたらします。

例えば、一度短期留学に行くと、将来的に長期留学や海外赴任・駐在をすることに対する抵抗感やプレッシャーが少なくなることが挙げられます。

また、上述しましたが、私自身も短期留学で体験したホームステイにて、ホストファミリーと上手く会話することができないもどかしさや悔しさが糧となり、その後英語に対する学習意欲が増しました。余談ですが、短期留学後もホストファミリーとは連絡をとっていたので、大学1年生の頃に、ホストファミリーのお家に再度訪問させていただきました。その際にはスムーズにコミュニケーションを取ることができ、中学3年生に訪問した時よりも成長した姿を見せることができました。

留学に興味はあるが、英語は苦手で成績も良くないので、行くことにとても不安がある。

そのような不安を持っている人はとても多いと思います。しかし、留学に興味があるということでしたら、留学に行ってみるべきだと思います。

上でもご紹介しましたが、英語は苦手でも、留学を通して英語学習のモチベーションを高めることができます。短期留学だけで英語ができるようになるわけではなく、短期留学は「きっかけづくり」として英語学習全般に対する考え方を変えてくれます。

また、語学学校では生活面、学習面において日本人のサポートを受けながら、英語学習に励むことができるので、英語が苦手な生徒さんでも精神的負担が少なく、留学生活を送ることができます。

留学先は都市部と地方部どちらを選ぶべきか。
私は、英語学習をするためには、都市部よりも地方を訪れた方が、より効果を得ることができると考えます。例えば、フィリピンでは日本企業がたくさん進出していることもあり、特に都市部で日本語を話すことができる人もいます。「日本語が通じる」という安心感はありますが、日本語が全く使うことができない環境で英語学習の効果を高めるためには地方部への留学をおすすめします。

一方、都市部では、多種多様なアクティビティやイベントが開催されており、一般的に公共交通機関や買い物などにとても便利であることはいうまでもありません。また、世界中から集結する多くの留学生は都市部に滞在しますし、都市部であれば多くの日本人も滞在していますので、留学生との交流や日本人のいる環境を重視するということでしたら、都市部を選択することをおすすめします。

留学に関して多くの人が忘れがちなことは何か。
留学をする目的を明確にしておくことです。

留学のプログラムに申し込んだにも関わらず、現地の学校から出される宿題を蔑ろにしたり、授業中に発言をしないなどの声をよく聞きます。また、現地での観光や旅行がメインになってしまい、語学学習に集中できずにそのまま帰国してしまうケースも少なくありません。

留学の目的が明確であるか否かでは、留学前後で自分の成長に大きな差が出ます。留学=英語ができるようになるというわけではなく、やはり留学中、留学後にどのような活動をするかということに尽きます。特に留学中の語学の学習やホームステイと行った経験はとても重要ですが、これらの経験が帰国後にどのように活かされるかという点はさらに重要であると考えます。

留学に行ったら終わりではなく、その後も語学学習は継続しなければ言語能力を維持することはできませんし、留学の経験を将来的にどのように活かしていきたいかを考えることではじめて「留学した甲斐があった」と言えるのではないでしょうか。

終わりに

ここまで、中学生、高校生が夏休みに留学するメリットや注意点、おすすめの国についてご紹介しました。

中学生、高校生の時に海外留学を経験することは言語学習のモチベーションアップだけでなく、その後の将来の選択肢を拡げることにも繋がります。

今回ご紹介したおすすめの国では多種多様な短期留学制度を提供していますので、ご自身の希望にあったプラン、期間で様々な体験への第一歩を踏み出してもらえればと思います。

また、ご存知の通り、日本ほど安全な国はありませんので、くれぐれも貴重品の管理には注意するようにしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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バビ / 元DMM英会話講師
バビ / 元DMM英会話講師
早稲田大学政治経済学部政治学科 卒業

【資格】
・英検1級
・IELTS7.5

【経歴】
学生時代に英国へ留学。帰国後DMM英会話講師として、英会話及び文法を含む英検対策も実施しておりました(約2年間)。

現在は翻訳業、通訳業、執筆、企業講師など行っております。
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