今回ご紹介するオンライン英会話は、hanaso(はなそ)です。
レアジョブやDMM英会話などの最大手と比べると講師数や教材数は少なく中堅クラスのオンライン英会話ですが、講師検索や予約画面の使いやすさ、日本語対応の講師がいる点では定評があります。
目次
hanaso(はなそ)とは
hanasoはレアジョブと同じで格安オンライン英会話の部類に入る、オンライン英会話スクールです。
独自のhanasoメソッドや市販教材との連携も出来ます。また、2014年から子供向け英会話「hanasoキッズ」もスタートしています。
hanaso | |
---|---|
時間帯 | 6時~25時 |
支払い方法 | Paypal、銀行振込(ただし3ヶ月分) |
教師 | 自宅から |
テキストの種類 | 基礎英文法、英会話フレーズ、SIDE by SIDE(テキスト購入が必要)、one:oneのビジネス英会話(テキスト購入が必要) |
生徒が書けるコメント欄 | コメントはないが、生徒がチェックした5段階の個別評価があり、レッスン前に確認可能 |
講師検索項目 | 性別、年代、講師歴、日本語(3段階)、初心者、hanaso指定のテキストが使える講師、各部学科など |
講師数 | 379人(講師紹介ページでの掲載人数) |
国籍 | フィリピン人 |
日本語対応可の講師 | 13人(日常会話レベル) |
サイトがスマホ対応かどうか | 管理画面は未対応 |
退会方法 | 問い合わせページから可能 |
退会日 | 毎月の支払日の3営業日前 |
無料体験レッスン数 | 初回2回 |
予約可能時間 | 5分前 |
キャンセル時間 | 30分前 |
オンリーワンな特徴 | hanasoメソッドと呼ばれる勉強システムがある |
その他 | 初月半額キャンペーンをやっている時もある。 またWebカメラは必須ではない。 |
料金とコース
コース名 | 月額(税別) | 1回あたり | ポイント |
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■回数プラン | |||
月8回 | 4,000円 | 500円 | 予約可能数2コマ 翌月繰越可 |
月12回 | 5,700円 | 475円 | 予約可能数2コマ 翌月繰越可 |
月16回 | 7,200円 | 450円 | 予約可能数2コマ 翌月繰越可 |
■毎日プラン | |||
毎日25分 | 5,980円 | 199円 | 予約可能数1コマ |
毎日50分 | 10,980円 | 183円 | 予約可能数2コマ |
■週2日プラン | |||
週2日25分 | 3,800円 | 422円 | 予約可能数1コマ |
週2日50分 | 5,800円 | 322円 | 予約可能数2コマ |
hanasoでは8つの料金プランがあります。毎日1コマのプランは、月額5,980円で格安オンライン英会話では標準的な値段設定です。
毎日プラン以外に、回数プランや週2プランが充実しているのが特徴です。ただし、毎日25分プランと比べると、1回あたりの料金が倍以上で割高ですので、おすすめとは言いづらいです。回数プランのみ、余った授業を翌月に繰り越せます。
また追加チケットも販売しているので、集中的することも可能です。
・5枚:3,000円
・10枚:5,500円
・15枚:7,500円
※税抜き価格、購入から90日間使用できます。
hanasoのメリット
1. 分かりやすい管理画面
hanasoの管理画面はスマホ化こそ対応していないものの、使いやすく予約がしやすいです。
また、生徒が書き込めるコメントはありませんが講師の人気度、評価がわかるようにしていますので、講師を選びやすいでしょう。
レアジョブと違ってブックマーク数ではないので、悪い評価も入るため、必然的に悪い評価をとり続ける講師はやめるのではないか?っと勝手に推測しています。
2. 日本語対応可能な講師を見つけやすい
一言で「日本語可」といってもどの程度日本語を喋れるのかは、講師によってまちまち・・・。
hanasoでは日本語が使えるレベルを「カタコト」、「簡単な会話」、「日常会話」の3段階用意しています。気が利いていますね!日常会話レベルの講師も15人~20人ほどいますので、初心者の方は安心できるのではないでしょうか。
3. hanasoメソッド
hanasoには独自の学習スタイルがあります。
これはいわゆる復習を定期的に行う勉強スタイルです。教材はhanasoオリジナルテキストを使います。
hanasoのデメリット
1. テキストが弱い
上記でも書いていますが、テキスト数が少なく、各ボリュームも貧弱です。
中級者以降の方自分でテキストを用意する必要があります。レアジョブとDMM英会話と比較するとここは圧倒的な差があります。
ご自身でテキストを用意できる方は問題ないでしょうが、テキストの質を大事にするならhanasoは選ぶべきではありません。
2.決済システムにクレジットカードがない
確かにPaypalを使えばクレジット決済は可能ではありますが、ペイパルアカウントを持っていない方にとっては、登録が必要なのでやや不便です。
銀行振込は3ヶ月分であることや、手数料を支払わなければいけないこと、確認してもらうまで場合によって、数日待たなければいけない事などからこちらもやや不便。(これは他のオンライン英会話でも同じ)
3. カメラありなしと回線速度
これはレアジョブと全く同じポイントなのですが、ウェブカメラが必須ではありません。回線速度も講師によってかなり異なります。
余談:回線速度に対する基準の違い。
同じホームベーススタイルのオンライン英会話でも「DMM英会話」と「レアジョブ、hanaso」ではこの回線速度の点で、運営側が求めている厳しさが違います。
DMM英会話では回線に問題がある場合、直で講師のコメント欄に生徒からクレームが入ります。そのため、講師側がそれを恐れてオフィス内の良い回線を使う事はもちろん、運営側もクレームが生徒から入った場合すぐに講師に状況の確認を求めます。(コメント欄を巡回している専門スタッフがいるのではないか?っと思うぐらい反応が早い。)
なので、全体的に見ればウェブカメラを使っても問題なく相手がクリアに見れるレベルの先生が多いです。(そうでない先生もいますが)
対して、「レアジョブとhanaso」はそこまで厳しくないです。もしかしたら、コメント欄がないので直接講師に届くのではなく一旦会社経由になっている点も、甘くなっている理由かもしれません。今後は厳しくなることを期待したいですね。
というわけで現時点で言えることは、環境においては同じ格安英会話スクールでも、DMM英会話の方がワンランク上の基準で監視しています。(少なくともそう感じました。)
hanasoをおすすめする方
hanasoをオススメしたい方は・・・
1,hanasoを実際に使ってみて、良い講師に巡り会えた方。
2,初心者の方で日本語可の検索で講師を選び、レッスンを受講して続けやすいと思った方。
3,hanasoのオリジナルテキストが合う方
4,既にSIDE by SIDEのような市販テキストを持っている方(hanasoの講師はこれらのテキストに慣れている講師も多い)
といったところでしょうか。講師の質は(上記でも書きましたが)、他の同じ価格帯のオンライン英会話と変わらないと思いますので、受けてみた印象や相性で決めてもいいかもしれませんね。
hanaso VS DMM英会話 の比較
hanaso | DMM英会話 | |
---|---|---|
時間 | 6時~25時 | 24時間 |
料金プラン(税込・代表的なもの) | 毎日25分 月6,578円 毎日50分 月12,078円 | 毎日25分 月6,480円 毎日50分 月10,780円 |
在籍講師数 | 約380人 | 約6,500人 |
講師国籍 | フィリピン人中心 | 123カ国 |
講師紹介文 | ・日本語での紹介文 ・日本語対応講師在籍 | ・日本語で紹介文付きの講師もいる ・口コミが充実 |
教材数 | 不明 | 約7,000 |
ネイティブプラン | なし | あり |
予約可能時間 | レッスン開始5分前まで | レッスン開始15分前まで |
キャンセル可能時間 | レッスン開始30分前まで | レッスン開始30分前まで |
総合的にはDMM英会話の方がおすすめですが、あまり大きな違いはありません。hanasoは日本語対応講師がいる、DMM英会話は24時間対応や教材の豊富さといった点が大きな違いです。
一度無料体験で両方試してみて、続けやすい方を継続することをおすすめします。
関連:DMM英会話の口コミ評判「良い先生を見つける4つのコツ教えます!」
hanasoの始め方ガイド
無料体験申し込み
hanasoは他の一般的なオンライン英会話とやり方はほぼ変わりません。まずはこちらのhanaso公式サイトで、体験レッスンを申し込みます。
「無料会員登録/無料会員申込」のところから流れにそって行えば登録ができます。登録後は、まず2回無料体験ができます。この無料体験の時点では、支払い情報の登録は不要です。
必要事項を入力します。
hanasoではレッスンにSkypeを使いますので、「Skype名」も入力します。
続いてレッスン予約
登録ができたら、すぐ無料体験レッスンを受けることができます。
hanasoのレッスン画面は非常に分かりやすいです。講師の空きスケジュールは一目瞭然ですし、検索機能も充実しています。
日本語が話せる講師を選べるのがhanasoの大きな強みです。反対に弱い点は、100%WEBカメラを使うかわからないことと、生徒からの口コミ機能はない点です。
生徒からの口コミ機能はないですが、授業後にレッスン評価を5段階でつけることができ、講師のプロフィール欄で確認できます。スマホからでも、PCと同じように検索・予約が可能です。
hanasoの講師について
hanasoの講師はほぼフィリピン人です。またはフィリピンに住んでいる外国人を雇っています。
つまり、欧米に過去滞在したことがある経験がある講師(国籍問わず)や、hanasoが特別に雇っている「フィリピンに住んでいるネイティブ講師」も一部います。ただし検索はできないため、プロフィールで一人ずつ確認していくしかありません。
講師の登録数はレアジョブやDMM英会話より少ない450人前後ですが、だからといって講師の質が悪いわけではありません。30人程度日本語ができる講師がおり、講師検索画面で絞り込み検索できます。
講師の質に関してはレアジョブもDMM英会話も、このhanasoもそこまで大きな違いはないと思います。(良い講師もいればそうでない講師もいる。)
・性別(男性・女性)
・年代(10・20・30・40代以上)
・講師歴(2年以上)
・日本語レベル(カタコト・簡単な会話・日常会話)
・レッスン内容(指定なし・英会話フレーズ・旅行英会話・おもてなし英会話・ビジネス英会話・発音トレーニング・基本英文法・Side by Side・トピックトーク・TOEICボキャブラリ・Building TOEIC Skills/Developing TOEIC Skills・英検2次対策試験)
・タイプ(指定しない・初心者向け・WEBカメラをよく使う・フリートークが得意)
・学科(全て表示・人文科学系・社会科学系・工学系・医薬系・芸術系・農学系・理学系・教育系・家政系・その他)
・オススメ講師(初心者にオススメな講師・今週のオススメ講師・新人講師)
hanasoのテキスト
hanasoの独自テキストは「基本英文法」、「英会話フレーズ(hanasoメソッド可)」の2つで、その他にも「有料の教材」を利用することも可能です。
初心者向けのテキストがメインになっており、レアジョブやDMM英会話のようにデイリーニュース、中級者用のテキスト等が充実していないのが痛いところ。
hanasoの有料会員になる場合
支払い方法は「Paypalを使ったクレジットカード」か「銀行振込」です。
クレジットカードで決済をしたい場合はPaypal(公式)で、アカウントを作っておく必要があります。ペイパルはオンライン決済サービスの一つ。元々アカウントを持っていない人にとってはそこを開通させるのはやや面倒かもしれません。(管理画面も見づらくてちょっと玄人向き。)
銀行振込の場合は3ヶ月最初に支払う必要があります。(途中キャンセルする場合は差額を返金してくれる。ただし振込手数料は差し引きされる。)
まとめ
hanasoは月額6,000円台の格安オンライン英会話の中では、日本語ができる講師の予約がとりやすく、また講師検索画面や予約画面が使いやすいです。そのため、初めてオンライン英会話を始める方や初心者レベルの方にはオススメできるオンライン英会話です。
無料体験レッスン時には支払い情報の登録は入りませんので、気軽に体験レッスンを受けることができます。ぜひ試してみてください。
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