
セブでタクシーに乗る時に注意しなくてはならない事をまとめました。
私の大好きな街「セブ」なのですがどうしても気に入らない事があります。それはタクシーのマナーです。
なんとかセブ島を盛り上げていこうと頑張っているのですが、留学や観光に来てタクシーでボラレてしまうと一気に嫌になってしまうからです。
慣れない観光客がタクシーに乗るとチップを要求したり、メーターを使わないで高い料金を請求してくるのです。
そもそもの給料が安いので何とか稼ぎを上げたいと言う気持ちもわかりますが結果的に悪評判がたち観光客が減って給料が下がってしまうと分かって欲しいです。
今日はタクシーの上手な使い方をお話します。
タクシーの料金について
※2019年1月現在は、1ペソ2.1円です。
まずは距離あたりの大体の料金目安です。
・初乗り:40ペソ(約90円)
・追加料金:300mごとに3.5ペソ(約8円)
・追加料金:1kmごとにさらに13.5ペソ(約28円)
・時間加算(停止中):2ペソ/2分ごと
・10分位乗ると80ペソ(180円)位
・30分位乗ると200ペソ(420円)位
・45分位乗ると300ペソ(630円)位
・市内の移動ならだいたい100ペソ(210円)位。
・市内から空港だと200ペソ(420円)位。
・市内からマクタンのビーチリゾートまでだと300~400ペソ(630円~840円)位
※フィリピンでは基本チップは必要ありません。求められても断って大丈夫です。
基礎の基礎
・タクシーに乗ったらメーターを押したか確認する。
・メーターが40からスタートしたか確認する。
・小銭、すなわち100ペソ以下のお金を準備する。
・住所は使わないので目的地の名前と場所を調べておく。
基本編
ガイドブックによく書いてあるのですが「乗る前に料金を聞く」は嘘です。
降りる時のトラブル防止なのでしょうが「ここから◯◯ホテルまでいくら?」などと聞いたら直ぐに素人だとバレて高い料金を言ってきます。その後は何を言ってもメーターを使わなくなってしまうのです。
目的地を告げたらメーターを使えとだけ言ってください。「please use meter」で十分です。メーターさえ使っていれば降りる時のトラブルはまずありません。
※下記で料金の目安は早見表を作ったので参考にしてください。
遠出の場合
日本だと長距離は喜ばれるのですがセブでは逆です。
市内からマクタン(飛行場やリゾートがあるエリア)などへ行くと「帰りのお客が期待できないから多く払え」と言ってくる可能性があります。また渋滞が酷い時間帯でもメーターを使うのを抵抗してきます。
その時は「meter plus50ペソ」と言ってい下さい。少しチップを払いますが、タクシーの言い値より必ず安いです。
距離によるメーターの上がり具合が低いので、遠出や渋滞をする時間だと高い料金を吹っかけてくるのです。
空港・ショッピングセンター
空港についた時「タクシー」「タクシー」と言って来る呼び込みタクシーは高いです。あまりボラレルことは無いのですが、基本料金が高いのでお金に余裕がなければお勧めしません。
空港ではイエロータクシーが初乗り70ペソで高く、白色のタクシーが初乗り40ペソの普通のタクシーです。
セブの空港でタクシーを使うなら、国際線の場合にはゲートを出てまっすぐ行くと、タクシー乗り場があります。
国内線の場合にはゲートを出て右にまっすぐ行きます。いずれもすぐ見つかります。
そして乗る時に必ずチケットを貰うようにしましょう。
係員が紙に車のナンバーを書いて渡してくれるのです。
空港に限らずショッピングセンターのタクシー乗り場でも貰えます。何かあった時チケットに書いてある番号に電話するとタクシードライバーは出入り禁止になってしまうので効果があります。
注意:このチケットはドライバーに渡してはいけません。ドライバーに要求されても渡さないようにしてください。
ホテル
ホテルでタクシーを呼ぶ場合も注意が必要です。普通にタクシーを手配してもらうとホテル専用のタクシーになってしまいます。高級車で間違いはありませんが相場の3倍位かかります。
ホテルでタクシーを呼ぶ場合は必ずメータータクシーと言ってください。受付スタッフかガードマンが呼んでくれます。その時ホテルスタッフに行き先を言ってもらうと安心です。10~20ペソ位のチップをあげると喜ばれますが、必ず必要と言う訳ではありません。
私がお勧めする一番良いホテルでの乗り方はタクシーに乗ったお客が着いたときにそのまま乗ってしまう事です。大きなホテルなら待っていると直ぐに来るので試してみてください。
絶対ダメなのがホテルの外で待っているタクシーです。どう交渉してもメーターを使ってくれず言値になってしまいます。長い間待っているのでカモが来るまで絶対動きません。お行儀は最悪です。
貸し切り
タクシーを使って郊外にあるレストランや観光スポットに行く場合は、降りてしまうと次のタクシーが捕まえられないので時間貸しで使うしかありません。
乗る前に交渉するのですが難易度が高いです。夜景の綺麗な「トップス」や眺めのいいレストラン「ランタウ」なのに行く場合です。
だいたい3時間位貸し切って1000ペソ以下で交渉しできれば成功だと思ってください。上手に交渉したい人はQQイングリッシュがお勧めですがそれでも800ペソが限界です。あまりもめても仕方ないので程ほどにしましょう。
*行き帰りにメーターを使って、現地で待っててもらう費用を別料金にする方法もあります。1時間300ペソぐらいが相場です。
最悪の状態
私はマニラなどでどうしても騙されそうなときは、タクシーに乗る前にナンバープレートを写真に撮っておくようにしています。そこまでする必要がある場合は少ないですが、最後の手段で覚えておいてください。
またどうしてももめてしまった時は諦めましょう。
これが一番重要なアドバイスです。絶対に喧嘩をしないでください。きつい言葉もダメです。フィリピンでは私達は外人です。最後は必ずフィリピン人に有利になってしまいます。
警察も英語がわからない日本人の言う事は聞いてくれません。もめたらあきらめる事が肝心です。騙されたりボラレルと腹が立ちますが日本円で数百円です。
フィリピン人にとっては大きな金額ですが、私達日本人が命を懸ける金額ではありません。
らいこう方式
さあここからが究極のタクシー利用法です。
10年前フィリピンにきて沢山タクシーにボラレました。いくらメーターを使えと言ってもなんだかんだ言って降りる時にもめてしまうのです。。。。
しかし最近は何故かボラレません。
そう髪の毛を剃って坊主頭にすれば良いのです!
これならメーター通り行ってくれます。
ここまで読んでくれた女性の方には大変もうしわけありません。しかし男性の皆さま!吉報ですよ。ここは男らしくスパッと剃って坊主頭の仲間になりましょう~~
髪の毛に未練がない人は是非試してみてください。快適なセブ島ライフが待っています!
※100%保証するわけではありません。悪しからず(笑)
タクシー料金早見表
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当サイト内で詳しく解説
参照:QQEnglish ITパーク校(セブ)の詳細はこちら
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