フィリピンセブ島語学学校「MBA」

2016年4月、社会人向け語学学校MBAは東京・渋谷に全員フィリピン人講師が在籍する英会話スクール「MBA SHIBUYA」(http://www.mba-shibuya.asia/)を開校しました。

拝啓 日本の英会話スクールの皆様 ~フィリピンからの挑戦状~
この挑戦には、同業者の皆さまにも驚きを与えたようで、多くの知り合い経営者から「なぜ日本に?」と聞かれました。

ご存知の通りフィリピン留学がメジャーになった理由はマンツーマン授業を安く受けられるからであり、そのサービスを日本で提供してしまうとコストメリットが出せなくなるので難しいのでは?という疑問からだったからだと思います。

フィリピンの語学学校として初となる単独日本進出。今回のエントリーではその経緯について書こうと思います。

毎年開催していた「日本ツアー」がきっかけに

当校は開校から3年以上が経ちますが、これまで計6回の日本ツアーを実施しています。この取り組みは、普段日本人に英語を教えているフィリピン人講師のトレーニングの一環として日本文化研修という意味合いで始めた取り組みです。

日本文化を体験することにより、日本人の生徒の特徴を知ること、そしてその経験を共有することで、より質の高い講師を育成していくことを一番の目的としています。

毎回3~4名の講師が選出されるのですが、選考方法は至ってシンプルで「生徒から高い評価を受けた講師」としており、このツアーに選出される事を目標に当校の講師陣はモチベーション高く日々の授業に臨む事が出来ているのです。

手前味噌ではありますが、この取り組みを含めた当校独自の講師育成プログラムにより、トップクラスのティーチングスキルを持った講師が在籍する学校として定評があるのです。(ご参考:講師のレベルの高さがPRESIDENT Onlineで取り上げられました。)

この日本ツアーでは毎回MBA卒業生のフォローアップを目的としてマンツーマン授業を提供しています(卒業生限定)。

留学後、日本に戻るとなかなか継続が難しい英語学習。

セブで教えてもらった講師がわざわざ日本に来て教えてくれる機会を作ることで、MBA生の継続的な語学学習をサポートしたいとの思いで始めたこの取り組みですが、驚くことに毎回満席で、しかも生徒様へご案内メールを送った数時間後には埋まってしまう程の盛況ぶりでした。

こういった事がきっかけで、ならば講師をMBA生のフォローアップを主目的として日本に常駐させもいいのでは?と思い始めたのが初めのきっかけでした。

ネイティブ講師 vs フィリピン人講師の戦い

正式に日本進出を決定したのは昨年10月頃。それから半年間は開校に向けて奔走する日々を過ごしました。一番大変だったのは講師のビザ取得でしたが、その苦労話は今後のエントリーで書くこととします。

日本市場を調べれば調べる程、大きな壁にぶち当たりました。

それはいわゆる「ネイティブ講師至上主義」と言われる日本人の英語学習に対する考え方でした。つまり、英語はアメリカ人やイギリス人その他英語を母国語とする講師から習うべきだという固定概念が強く蔓延っているのです。

この壁はもちろん今でも存在しますが、フィリピン人講師を活用した英会話スクールの大成功の条件としては、フィリピン人講師がいかに優れているのか?という啓蒙活動から行っていかなければ広がっていかない。この壁を打ち破れる可能性があるのか。ここが大きなポイントでした。

果たして、突破口はあるのだろうか?

そこで有名スクールと言われる日本の大手の体験レッスンを全て受けてみることにしました。フィリピン流のやり方になれている私が感じた率直な印象は以下の通りでした。

◎良かった点

・教材の質が高い。
・学校の雰囲気(内装)が良い。
・ネイティブと話している高揚感がある。
・発音が素晴らしい(当然ですが)。

×悪かった点

・細かい文法を理解していない講師が多かった。
・グループクラスが本職の講師が多くマンツーマンの進め方は不慣れ。
・「やる気ありますか?」って思うような先生も何名か…
・とんでもなく高い(40分マンツーマン授業で8,000円以上!!)。

スクールによってばらつきはありますが、総じて感じた印象としては、「え?こんな程度??」という拍子抜けに近いものでした。

大変失礼かもしれませんが、今回担当して頂いたネイティブ講師がMBAに面接を受けに来ても採用しません。フィリピンでがむしゃらにクオリティを追求してきた事で、日本でも戦えるかもしれない最強の武器を既に保持している事に気づいたのです。

それこそMBAが誇る高いティーチングスキル(を有した講師陣)だったのです。「安さのフィリピン留学から質のフィリピン留学へ」ここを一途に目指したMBAだからこそ日本市場の挑戦切符を得られた、そういった気持ちでした。

考えてみてください。ネイティブ先生は喋る事に関してはプロではありますが、教えるプロではありません。しっかりと専門の勉強をされているなら話しは別ですが、果たしてそのような講師は全体のどの程度いるのでしょうか?ワーキングホリデーなどで訪日した先生ではないですか?

分かり易く例えると、私たち日本人が海外に行っていきなり日本語教師をやっているようなものです。

専門的に勉強していなければ教える事は難しいと理解出来るのではないでしょうか。こんなに英語を勉強する日本人が喋れない理由、その深い闇がこの辺りにあるのではないかと感じざるを得なかったのです。

上記のような理屈はあっても、フィリピン人先生がネイティブ先生に勝つ唯一の手段は、実際に体験した人達が圧倒的なティーチングスキルの差を感じる以外に道はないのだと思います。日本で僕らのようなスクールが立ち上がる事によって、少しずつではありますが風穴を空けて行く。そのような強い意志を持って今後日本市場の開拓を進めていきたいと決意を固めたのでした。

拝啓 日本の英会話スクールの皆様 ~フィリピンからの挑戦状~

日本進出によりフィリピン留学も大きく変わる!?

実はこの日本進出の取り組みは、フィリピン留学にも大きな変化を与えるのではないかと期待しています。それは「事前事後学習の充実」にあります。

私たちの学校は社会人を専門にしているため、比較的短期間(1~4週間程度)で留学される方が多くいらっしゃいます。前回のエントリー(参照:3ヶ月の時間と約100万円で人生の幅が大きく広がる選択肢を提供しています)で書いたように、初級者がセブ留学で一定の成果を出すためには3ヶ月(12週間)が理想ですが、その時間を捻出できる社会人は多くはありません。

社会人の皆さまに卒業時にアンケートを取ってみると「もっと事前に勉強してくればよかった。」と書かれる方が多くいらっしゃいます。同様に卒業後にお会いしてみると「日本でなかなか英語が継続出来ていない。」という悲しい声も多く聞かれます。

そのようなまとまった休暇が取れない社会人であっても、「日本で事前勉強(日本校)⇒セブ短期留学(セブ校)⇒事後学習(日本校)」を一貫したカリキュラムで行うことでセブ留学12週間分の効果を享受できる環境が作れるのです。

日本校、セブ校、そしてオンライン校の3校間の連携による学習サイクルこそ、私たちが提案する新たしいフィリピン留学の形なのです。

開校1ヵ月が過ぎて(現在の状況)

開校後1ヵ月が過ぎ、ようやく落ち着いてブログを書く事が出来ています。開校後すぐに大手メディアにも取り上げて頂いた効果もあり、既に3名の講師はフル回転している状況になって嬉しい悲鳴を上げています。

何よりも嬉しかったのは、受講を決めて頂いた生徒の多くは他のスクールに通った経験がある方々で、声を揃えて「質がいいので決めました」と言って頂けたことです。課題は山積みですが戦いのフィールドには立てる事は既に証明されたかなと感じているところです。

まだ始まったばかりで、これからが本当の勝負だとは思いますが、優秀なフィリピン人講師が日本中で活躍できる環境を作るために人生を懸けて取り組んでいきたいと思っています。

ぜひ読者の皆さまも一度、渋谷校の「無料体験レッスン」に来て頂けることを心よりお待ちしております。

数年後、“日本でのフィリピン人講師活躍の歴史はあの時始まった”と言われる未来を作っていきたいという夢を馳せ、大海へ船を漕ぎ始めたのです。

英会話スクール「MBA SHIBUYA」の詳細はこちら

MBA代表
渡辺 和喜

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表
オトナ留学「MBA」の代表 1984年福岡県生まれ 大学在学中にウエディングプロデュース会社を設立、代表取締役に就任。 2006年から地方特化型投資銀行にて投資ファンドの運営担当者として大型投資案件を担当。同社の経営戦略コンサルタントとして、数十社の経営支援、経営者育成、M&Aサービスに従事。支援先の取締役も数社歴任。 同社退職後、セブ島に渡り、3か月間韓国系の語学学校に通いながらフィリピンでの事業構想を立案。2012年11月にユナイテッド・リグロース社を設立し、取締役COOに就任。

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